NOBILES Days
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次女が川崎病になり、慣れない柵付きベッドに入れられて点滴まで付けられて、もちろん本人は大変なストレスを抱えている。しかしながら、それによって変則的な生活となっている長女も、かなりストレスを持っているようだ。俺や嫁さんには普段より甘え、嫁さんのご両親（じいじばあば）にはワガママで手を焼かすという感じだ。
何と言っても、次女が早く退院さえしてくれれば、かなり状況は変わる。もうちょっとの辛抱だと信じよう。
さて、次女の闘病記は別途続けるとして、久々にカメラの話題でも行こう。
Canon EOS-M
あまたいらっしゃるであろう、当該メーカーのユーザーの皆さんに恨みもなければ、その選択を蔑むつもりもない。一部を除けば、その社員個人ひとりひとりを攻撃する意図もない。しかし、あまりにアタマに来たのでここに放言させていただこう。気を悪くしたらゴメンね。
Canonの新規格EF-Mマウントを採用したEOS-Mが発表された。写真などを見る限り、出来上がった製品はなかなかに完成度が高い。
当然だ。ディジタル一眼レフでシェア1位のカメラメーカーが作ってんだから。某家電メーカーみたいに、三脚穴周辺の、三脚への固定に必要な底面さえ削って見栄えを良くしようなどという愚行はしない。
だが、その発表会の記事を見て愕然とした。
「ディジタル一眼レフへのステップアップ時にEFレンズの資産を生かせる」なんて言ってる。ああ？？？？
それでいて、このEOS-Mはレンズ交換式カメラの裾野を広げるカメラだと言う。
何 考 え て ん だ ！！
初めてレンズ交換式カメラを触った人がマウントアダプターを介してEFレンズを使うか？こんなもん、EF-Mレンズを2本しか用意できなかったことを覆い隠すための詭弁に過ぎない。それを逆手に取ってEFレンズも使えるからレンズの本数すごいぜ！的な話にどこからすり替えちゃったわけ？EF-Mレンズもどんどん開発していくんじゃないの？
たしかに、Nikon1なんかと違って、同じAPS-Cサイズだから画角が変わらないのはメリットかもしれない。しかし、マウントアダプターなどという妥協の産物をかまして（だいたい、このアダプター1万2000円もするんだぞ）EFレンズをわざわざ使うことを初心者に推奨するなど、メーカーとして極めて不誠実な対応と言わざるを得ない。
新たに制定したEF-Mというマウントは一体なんのためだ？EFマウントへの呼び水？実に後ろ向きで消極的で反吐が出る。だから嫌いなんだよ、この会社。
さらに目を疑ったのは、300mmとか500mmとかの大砲レンズにEOS-Mの小さなボディを装着している写真だ。悪ノリにもほどがある。まさか、「こういう超望遠をお使いのハイエンドユーザーも、ボディが軽くなるから機材全体の重量を軽減できます。サブ機としてどうですか？」なんて言うんじゃねえだろうな？
もし俺が仮にこの会社のトップだったら、このディスプレイを企画したヤツを首にしてやる。そのくらい消費者をなめてる。
いいか、EOS-MにはEVFのオプションすらないんだぞ。たとえ一脚に載せたとしても、腕2本で大砲を振り回しながら、背面モニターを見ながらフレーミングしろって言うのか？しかもフォーカス遅いんだぞ（位相差センサー積んでても、最後のツメはコントラストAFに切り替わるハイブリッドAFだ）。
「だからこそ、そんな皆さんに光学ファインダーを搭載した一眼レフの良さに気づいていただけるのです」
いい加減にしろ！順番逆だろ！そんな姿勢ならノンフレックスカメラに参入なんかすんな！！！本当に呆れ果てた。
出来上がった製品の是非はともかくとして (^_^;、Nikon1なんかは、徹底的にディジタル一眼レフカメラではやらなかったことをやろうとした。一応同社一眼レフの規格Fマウント向けのマウントアダプターも用意はしているが、それを積極的に訴求はしていない。SONY NEXはなんだか開発方針がフラフラしていて、αマウント向けマウントアダプターにトランスルーセントミラーまでつけて位相差AFできるぜ！などという愚行を犯している。でも、彼らなりに、α一眼レフとは違う何かをやろうという意図は感じられて、それなりに評価に値すると俺は感じている。売り上げに甘えず、もっとしっかりしろ！って言ってやりたいけど。
一方、OlympusやPanasonicらマイクロ・フォーサーズ勢は、（まあOlympusなんかは結果的にそうなっただけだけど）「これがディジタル時代のカメラの進む道だ！」という気概が感じられるので、やっぱりノンフレックスの王者だなと思える。
あ？PentaxQ？いや、俺は嫌いじゃないけど、まあ方向は間違っただろうね (^_^;。
何が言いたいかって、「ノンフレックス」は間違いなくディジタルカメラの王道となるべきカメラである。フィルム時代を引きずって設計されてきたディジタル一眼レフをぶっ壊し、新たな価値をイノベートしてくれるもの、という期待がある。これまでノンフレックスをリリースしてきた各社は、なんらか少しでもそういう価値を提供してくれてきたように思う。
ところがEOS-Mはどうだ。
決して製品として悪いものとは思わない。ところが自分たち自身で「いや、本命は一眼レフで、これは呼び水です」なんて完全に腰が引けてることを言っている。一体どうしたいんだよ。そんなにこの製品に対して愛を注いでないわけ？単なる客寄せパンダとして作ってるわけ？
がっかりなんだよ。
こんな主義の会社は、ソツがないものは作れても、ワクワクするような飛び抜けた製品は未来永劫作れないだろう。俺とは根本的に思想が違う。ここの製品は買わない。
...げっ、FAX電話がCanonだった (′Д`;。
何と言っても、次女が早く退院さえしてくれれば、かなり状況は変わる。もうちょっとの辛抱だと信じよう。
さて、次女の闘病記は別途続けるとして、久々にカメラの話題でも行こう。
Canon EOS-M
あまたいらっしゃるであろう、当該メーカーのユーザーの皆さんに恨みもなければ、その選択を蔑むつもりもない。一部を除けば、その社員個人ひとりひとりを攻撃する意図もない。しかし、あまりにアタマに来たのでここに放言させていただこう。気を悪くしたらゴメンね。
Canonの新規格EF-Mマウントを採用したEOS-Mが発表された。写真などを見る限り、出来上がった製品はなかなかに完成度が高い。
当然だ。ディジタル一眼レフでシェア1位のカメラメーカーが作ってんだから。某家電メーカーみたいに、三脚穴周辺の、三脚への固定に必要な底面さえ削って見栄えを良くしようなどという愚行はしない。
だが、その発表会の記事を見て愕然とした。
「ディジタル一眼レフへのステップアップ時にEFレンズの資産を生かせる」なんて言ってる。ああ？？？？
それでいて、このEOS-Mはレンズ交換式カメラの裾野を広げるカメラだと言う。
何 考 え て ん だ ！！
初めてレンズ交換式カメラを触った人がマウントアダプターを介してEFレンズを使うか？こんなもん、EF-Mレンズを2本しか用意できなかったことを覆い隠すための詭弁に過ぎない。それを逆手に取ってEFレンズも使えるからレンズの本数すごいぜ！的な話にどこからすり替えちゃったわけ？EF-Mレンズもどんどん開発していくんじゃないの？
たしかに、Nikon1なんかと違って、同じAPS-Cサイズだから画角が変わらないのはメリットかもしれない。しかし、マウントアダプターなどという妥協の産物をかまして（だいたい、このアダプター1万2000円もするんだぞ）EFレンズをわざわざ使うことを初心者に推奨するなど、メーカーとして極めて不誠実な対応と言わざるを得ない。
新たに制定したEF-Mというマウントは一体なんのためだ？EFマウントへの呼び水？実に後ろ向きで消極的で反吐が出る。だから嫌いなんだよ、この会社。
さらに目を疑ったのは、300mmとか500mmとかの大砲レンズにEOS-Mの小さなボディを装着している写真だ。悪ノリにもほどがある。まさか、「こういう超望遠をお使いのハイエンドユーザーも、ボディが軽くなるから機材全体の重量を軽減できます。サブ機としてどうですか？」なんて言うんじゃねえだろうな？
もし俺が仮にこの会社のトップだったら、このディスプレイを企画したヤツを首にしてやる。そのくらい消費者をなめてる。
いいか、EOS-MにはEVFのオプションすらないんだぞ。たとえ一脚に載せたとしても、腕2本で大砲を振り回しながら、背面モニターを見ながらフレーミングしろって言うのか？しかもフォーカス遅いんだぞ（位相差センサー積んでても、最後のツメはコントラストAFに切り替わるハイブリッドAFだ）。
「だからこそ、そんな皆さんに光学ファインダーを搭載した一眼レフの良さに気づいていただけるのです」
いい加減にしろ！順番逆だろ！そんな姿勢ならノンフレックスカメラに参入なんかすんな！！！本当に呆れ果てた。
出来上がった製品の是非はともかくとして (^_^;、Nikon1なんかは、徹底的にディジタル一眼レフカメラではやらなかったことをやろうとした。一応同社一眼レフの規格Fマウント向けのマウントアダプターも用意はしているが、それを積極的に訴求はしていない。SONY NEXはなんだか開発方針がフラフラしていて、αマウント向けマウントアダプターにトランスルーセントミラーまでつけて位相差AFできるぜ！などという愚行を犯している。でも、彼らなりに、α一眼レフとは違う何かをやろうという意図は感じられて、それなりに評価に値すると俺は感じている。売り上げに甘えず、もっとしっかりしろ！って言ってやりたいけど。
一方、OlympusやPanasonicらマイクロ・フォーサーズ勢は、（まあOlympusなんかは結果的にそうなっただけだけど）「これがディジタル時代のカメラの進む道だ！」という気概が感じられるので、やっぱりノンフレックスの王者だなと思える。
あ？PentaxQ？いや、俺は嫌いじゃないけど、まあ方向は間違っただろうね (^_^;。
何が言いたいかって、「ノンフレックス」は間違いなくディジタルカメラの王道となるべきカメラである。フィルム時代を引きずって設計されてきたディジタル一眼レフをぶっ壊し、新たな価値をイノベートしてくれるもの、という期待がある。これまでノンフレックスをリリースしてきた各社は、なんらか少しでもそういう価値を提供してくれてきたように思う。
ところがEOS-Mはどうだ。
決して製品として悪いものとは思わない。ところが自分たち自身で「いや、本命は一眼レフで、これは呼び水です」なんて完全に腰が引けてることを言っている。一体どうしたいんだよ。そんなにこの製品に対して愛を注いでないわけ？単なる客寄せパンダとして作ってるわけ？
がっかりなんだよ。
こんな主義の会社は、ソツがないものは作れても、ワクワクするような飛び抜けた製品は未来永劫作れないだろう。俺とは根本的に思想が違う。ここの製品は買わない。
...げっ、FAX電話がCanonだった (′Д`;。
nobilesの投稿(15:48:16-2012-07-26) -
カテゴリ: Photo
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