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NOBILES Days
2006-11-12
Meet Again
入社してから7年半ずっと同じ部署にいる俺にとっては、慣れた同僚に囲まれて安心して仕事をしている。それに比べて、中学や高校での友人達との時間はわずかに3年足らずの時間を共有したにすぎない。しかし、かけがえのない時間だった。
というわけで、土曜日は中学時代の友人の結婚式に参列してきた。
場所は、中学時代の地元に近い新横浜だ。天気はあいにくの雨模様。
↑ホテル前に生けられた花。うーん、かなり後ピンだな。
上の写真を撮っていたら「あれ？」と声をかけられた。中学時代、共に生徒会をやった友人だった（ああ、ちなみに俺は実は生徒会長をやったのだ。実体は美術担当だったが）。恐らく、中学卒業以来の再会だ。15年ぶりということになる。
式を挙げた友人は、俺と比べると結構多くの中学時代の地元の友人と会っていたようなので、こうして今回数人の同級生達と再会することとなったのだ。
式では、友人の笑顔が印象的だった。
↑プライバシー保護のため小さめで。
良い意味で力の抜けたというか、自然体と言うか、彼自身が式を楽しんでいるかのようだった。嫁さんも綺麗な人で驚いた。
中学時代の友人が余興のカラオケをやることになっていて、そこに俺は入っていなかったのだが、彼らは別に事前に流れとか決めてなかったようで、「そうだ、せっかく会長いるんだから、挨拶しなよ」などと、何故か俺が担ぎだされて挨拶することになった。で、思い出話を始めたら今度は長過ぎたようだ (′Д`;。
新郎の親父さんは、俺らのテーブルを回っては声をかけたり、とても面白い方だった。だが、和やかに進んだ披露宴の終盤の挨拶では、大きく一礼をした後、全く言葉がでなくなった。時間にして2〜3分だったろうか。途中に新郎である友人も横に来て肩を抱く。本当に嬉しくて幸せな瞬間の人の姿とはこういうものなんだろうか。どんな言葉を並べるよりも、心に響くものがあった。
その後、結局二次会、三次会と出席して、結婚した二人を祝ったのはもちろんだが、旧友たちとの久々の会話も楽しんだ。
15年経ってもそれぞれの基本的なキャラクターは変わらない。だから別に久々でもしばらく話せば違和感は消える。だが、15年間で選んだ道も違えば、置かれた環境も大きく変わった。三次会あたりになると、だんだんと人生論のような話になった。
ある友人の嫁の妹は大金持ちと結婚したらしい。彼らは食い物から何から全く違うと言う。納豆なんて木箱入りが基本らしい。俺らからすると至高の世界だが、彼らにとってはそれが当たり前で、別にそこに幸せを感じることはないわけだ。果たして金を持つことだけが幸せなんだろうか。
今俺は別に食うのに困っているわけではないし、大切と思った人と結婚して一緒に暮らしているし、バンドやカメラなど大切な趣味を満喫している。日頃は思わないけど、幸せな状況なのかもしれないと感じた。
それを守るためと思えば、仕事へのモチベーションも多少が上がるというものだろう。いい発見だった。
こうして日頃会わない人と話すのはとても刺激的だ。こういうつながりも大切にして行きたいものだ。
最後に、何より、結婚した二人に幸あれ。
というわけで、土曜日は中学時代の友人の結婚式に参列してきた。
場所は、中学時代の地元に近い新横浜だ。天気はあいにくの雨模様。
↑ホテル前に生けられた花。うーん、かなり後ピンだな。
上の写真を撮っていたら「あれ？」と声をかけられた。中学時代、共に生徒会をやった友人だった（ああ、ちなみに俺は実は生徒会長をやったのだ。実体は美術担当だったが）。恐らく、中学卒業以来の再会だ。15年ぶりということになる。
式を挙げた友人は、俺と比べると結構多くの中学時代の地元の友人と会っていたようなので、こうして今回数人の同級生達と再会することとなったのだ。
式では、友人の笑顔が印象的だった。
↑プライバシー保護のため小さめで。
良い意味で力の抜けたというか、自然体と言うか、彼自身が式を楽しんでいるかのようだった。嫁さんも綺麗な人で驚いた。
中学時代の友人が余興のカラオケをやることになっていて、そこに俺は入っていなかったのだが、彼らは別に事前に流れとか決めてなかったようで、「そうだ、せっかく会長いるんだから、挨拶しなよ」などと、何故か俺が担ぎだされて挨拶することになった。で、思い出話を始めたら今度は長過ぎたようだ (′Д`;。
新郎の親父さんは、俺らのテーブルを回っては声をかけたり、とても面白い方だった。だが、和やかに進んだ披露宴の終盤の挨拶では、大きく一礼をした後、全く言葉がでなくなった。時間にして2〜3分だったろうか。途中に新郎である友人も横に来て肩を抱く。本当に嬉しくて幸せな瞬間の人の姿とはこういうものなんだろうか。どんな言葉を並べるよりも、心に響くものがあった。
その後、結局二次会、三次会と出席して、結婚した二人を祝ったのはもちろんだが、旧友たちとの久々の会話も楽しんだ。
15年経ってもそれぞれの基本的なキャラクターは変わらない。だから別に久々でもしばらく話せば違和感は消える。だが、15年間で選んだ道も違えば、置かれた環境も大きく変わった。三次会あたりになると、だんだんと人生論のような話になった。
ある友人の嫁の妹は大金持ちと結婚したらしい。彼らは食い物から何から全く違うと言う。納豆なんて木箱入りが基本らしい。俺らからすると至高の世界だが、彼らにとってはそれが当たり前で、別にそこに幸せを感じることはないわけだ。果たして金を持つことだけが幸せなんだろうか。
今俺は別に食うのに困っているわけではないし、大切と思った人と結婚して一緒に暮らしているし、バンドやカメラなど大切な趣味を満喫している。日頃は思わないけど、幸せな状況なのかもしれないと感じた。
それを守るためと思えば、仕事へのモチベーションも多少が上がるというものだろう。いい発見だった。
こうして日頃会わない人と話すのはとても刺激的だ。こういうつながりも大切にして行きたいものだ。
最後に、何より、結婚した二人に幸あれ。
14:44:38 -
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