NOBILES Days
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この1日をもって、娘は誕生2ヶ月を迎えた。あっという間の2ヶ月だった。
昨日は雲が多いどんよりした天気で、かなり気温が低かったため、家族一同ほぼ家から出なかった。
あまりにも暗いので午後3時には雨戸も閉めてしまったら...その頃から娘がひどく泣きぐずり始めた。
それからはもう止まらない。電動ゆりかご椅子に座らせてもダメ。おっぱいあげてもダメ。大好きな立て抱っこもダメ。さらには、いつもは気持ち良さそうにプカプカするお風呂でさえずっとぐずっていた。結局寝る時もずっと立て抱っこであやした末、嫁さんが添い乳してようやく寝た。
今日はとてもよい天気だったので、午前と午後にそれぞれお散歩した。午後は初ベビーカー出動だ。午後の帰りに急激に寒くなって少しぐずったが、以降はとても良い子で、布団に入れてからも10分もしないうちにコトンと寝た。
やはり新生児でも外の空気を吸うのと吸わないのでは気分が全然違うらしい。またひとつ娘について新しい発見をした。
嫁さんの妹が手作りしたよだれかけをしてご満悦
こうした写真を撮りたくて、最近は常に外部フラッシュをスタンバイしている
(PentaxK10D, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/50sec, F2.8, ISO200, Flashfired)
さて...ちょっと過ぎてしまったが、11/29は俺にとっては少し特別な日だ。
実は、尾崎豊の誕生日である。今年で41回目ということになる。
娘の誕生の時に歌詞を引用したことから分かる通り、俺にとって尾崎豊はヒーローの一人だ。
尾崎豊と言えば、反骨精神の象徴だの、青臭い十代の葛藤を描いただの、はたまた教祖だのと、良からぬものも含めて世間的にはいろんなイメージがあるように思う。
俺も確かに20代になってから音楽の趣味は変化していったので、熱を上げていた10代の頃ほど頻繁に彼の音楽を聴くわけではない。それに正直言えば、この年になって「尾崎がヒーロー」というのは若干の恥ずかしさを伴うことは否定できない。
だがその実、彼が歌ったのは大人への反発とか鬱憤とかではなくて、人間が生きる上での本質的なものだったと思う。盗んだバイクで走り出した少年は結局行き場所がなかったし、窓ガラスを壊して回った学生は結局それが何の意味も成さないことを悟っていた。むしろ、今この歳になってからたまに彼の曲を聴くと、ああ、尾崎よあなたが言っていたのはこのことだったのか、と心が洗われる瞬間も多い。
尾崎豊は26歳で夭折した。その頃には既に彼は結婚し、子どもももうけていた。
俺もその歳を超えてしばらく経つが、ようやく娘が誕生し、そして彼の誕生日を迎えたことが感慨深く思った。やっと一つ彼に追いつけたのかと。
でも俺は大人の都合で道具のように扱われて、たった一人で海外に幽閉されるような経験はしていないし、その結果として自分を破壊するような過ちを犯してもいないし、まして鉄格子の向こうへ入るなんて体験もない。信念を貫くために自らが社長となって独立なんてできようもないし、結果負担をかけてしまった母親を失う哀しみを味わったこともない。
...って、まあ、別に俺がそんな体験をしなければならないわけでもないが、その圧倒的なエネルギーの前に、だからこそ彼の歌には魂がこもっていたのだと思う。漫然と生きる自分が恥ずかしくなるくらいに。せめて、自分の家族をどうしたら護れるかということくらいは、まっすぐ見つめていかなければと思っている。
一方で、金の亡者のような連中にたかられ、死後もその死が陰謀説などが乱舞するなど、スキャンダラスな話題にまみれてしまったのが残念だ。俺は死後もしばらくはファンクラブに加入していたが、しばらくすると「ブロンズ製の胸像限定＊＊体販売」などとどんどんおかしな方向へ向かっていったので、脱退した。今はどうなっているんだろうか？
昨日は雲が多いどんよりした天気で、かなり気温が低かったため、家族一同ほぼ家から出なかった。
あまりにも暗いので午後3時には雨戸も閉めてしまったら...その頃から娘がひどく泣きぐずり始めた。
それからはもう止まらない。電動ゆりかご椅子に座らせてもダメ。おっぱいあげてもダメ。大好きな立て抱っこもダメ。さらには、いつもは気持ち良さそうにプカプカするお風呂でさえずっとぐずっていた。結局寝る時もずっと立て抱っこであやした末、嫁さんが添い乳してようやく寝た。
今日はとてもよい天気だったので、午前と午後にそれぞれお散歩した。午後は初ベビーカー出動だ。午後の帰りに急激に寒くなって少しぐずったが、以降はとても良い子で、布団に入れてからも10分もしないうちにコトンと寝た。
やはり新生児でも外の空気を吸うのと吸わないのでは気分が全然違うらしい。またひとつ娘について新しい発見をした。
嫁さんの妹が手作りしたよだれかけをしてご満悦
こうした写真を撮りたくて、最近は常に外部フラッシュをスタンバイしている
(PentaxK10D, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/50sec, F2.8, ISO200, Flashfired)
さて...ちょっと過ぎてしまったが、11/29は俺にとっては少し特別な日だ。
実は、尾崎豊の誕生日である。今年で41回目ということになる。
娘の誕生の時に歌詞を引用したことから分かる通り、俺にとって尾崎豊はヒーローの一人だ。
尾崎豊と言えば、反骨精神の象徴だの、青臭い十代の葛藤を描いただの、はたまた教祖だのと、良からぬものも含めて世間的にはいろんなイメージがあるように思う。
俺も確かに20代になってから音楽の趣味は変化していったので、熱を上げていた10代の頃ほど頻繁に彼の音楽を聴くわけではない。それに正直言えば、この年になって「尾崎がヒーロー」というのは若干の恥ずかしさを伴うことは否定できない。
だがその実、彼が歌ったのは大人への反発とか鬱憤とかではなくて、人間が生きる上での本質的なものだったと思う。盗んだバイクで走り出した少年は結局行き場所がなかったし、窓ガラスを壊して回った学生は結局それが何の意味も成さないことを悟っていた。むしろ、今この歳になってからたまに彼の曲を聴くと、ああ、尾崎よあなたが言っていたのはこのことだったのか、と心が洗われる瞬間も多い。
尾崎豊は26歳で夭折した。その頃には既に彼は結婚し、子どもももうけていた。
俺もその歳を超えてしばらく経つが、ようやく娘が誕生し、そして彼の誕生日を迎えたことが感慨深く思った。やっと一つ彼に追いつけたのかと。
でも俺は大人の都合で道具のように扱われて、たった一人で海外に幽閉されるような経験はしていないし、その結果として自分を破壊するような過ちを犯してもいないし、まして鉄格子の向こうへ入るなんて体験もない。信念を貫くために自らが社長となって独立なんてできようもないし、結果負担をかけてしまった母親を失う哀しみを味わったこともない。
...って、まあ、別に俺がそんな体験をしなければならないわけでもないが、その圧倒的なエネルギーの前に、だからこそ彼の歌には魂がこもっていたのだと思う。漫然と生きる自分が恥ずかしくなるくらいに。せめて、自分の家族をどうしたら護れるかということくらいは、まっすぐ見つめていかなければと思っている。
一方で、金の亡者のような連中にたかられ、死後もその死が陰謀説などが乱舞するなど、スキャンダラスな話題にまみれてしまったのが残念だ。俺は死後もしばらくはファンクラブに加入していたが、しばらくすると「ブロンズ製の胸像限定＊＊体販売」などとどんどんおかしな方向へ向かっていったので、脱退した。今はどうなっているんだろうか？
nobilesの投稿(23:48:25-2008-12-03) -
カテゴリ: Music
コメント
果汁３％ wrote:
2008-12-04 22:05:15
nobiles wrote:
1プニ500円な！
2008-12-06 23:19:59
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