NOBILES Days
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最近ブログをサボりがちだが、世間では新型コロナウイルスの流行で騒がしい。
これをきっかけに、俺自身は前から利用していた在宅勤務がより広まりそうだ。コロナウイルス自体は（自分たちよりもむしろ親達の身の方が）心配だが、馬鹿げた満員電車での通勤や、画一的な働き方などを見直すきっかけになってほしいと思う。
また、くだらないデマや、およそ科学的でない噂なども蔓延している。これらを見抜く科学リテラシーも浸透すればいいのだが。
Afterglow
(Panasonic DMC-GM5, Lumix G Vario 12-32mmF3.5-5.6(25.0mm), 1/125sec, F5.1, ISO200)
さて、もう先々週のことになるが、前職時代の上司の方が亡くなった。
まだ50代半ばだ。しかも、前日の夜にはテニスまでしていたそうだ。それが、背中が痛いと言って自分でチャリで出かけて倒れて、そのまま亡くなったそうだ。大動脈解離だった。
健康診断で高血圧で引っかかって味噌汁を抜くようにしていたそうだが、もともとテニスやバスケなど運動が好きで、筋肉隆々で。若くして亡くなるなんて全く想像もできない方だった。メッセンジャーで知らせが来たのに、2度聞きしてしまうくらい、信じられないことだった。
かつて前職の事業所があった場所からほど近くの斎場で営まれた通夜に参列してきた。皮肉にも、こういうときでないと会えないような懐かしい面々と再会できた。ちなみに扉の夕焼け写真も、このときに、かつての自分の生活圏で撮ったものだ。
ご本人は、愛用されていたであろうテニスウェアとキャップとともに、静かに眠っていた。対面しても、まだ信じられない思いだった。
実はこの方は、かつて小欄で連載していた前職時代の回顧日記（もうリンクは載せない。感情に任せて書いたネガティブな内容が多すぎた）で、俺の「ボス」と度々衝突していた方だ。建前や原則論を大事にする上司と、実利や成果を追い求めるボスという構図で書いた記憶がある。つまり、水と油だった。
つまり、この方は本当に生真面目な人だった。ボスとも仕事上ではバチバチでも、それと感情は分けていたと思う。天敵のようなボスの下にいた俺に対してもフェアな態度で、俺が辞めるときには温かい言葉をいただいた。そもそも、俺たちの結婚式にも来ていただいた方だ。
一方ボスはこの方を完全に憎しみの対象にしていたけど。まあ、ボスはそれをエネルギーにするタイプの人なので。今回の件で久々にボスに連絡したら「奴の葬式なんぞ行かん」と言って鬼畜なメールが来て、「ああそうだった、忘れてた」という感じでむしろ安心したw。ボスはこうでなきゃ。
俺が辞めてから、つまり10年くらいは会う機会はなかったが、かつて長く深く関わった方が、あんな小さな棺桶の中で静かになっている。実際に対面しても信じがたかったし、心が裂かれるようなしんどい思いだった。
ご家族にとっても、あまりに突然で受け止めきれない、悲しみきれない思いだったろう。まだまだ、娘さん達は学生さん。これから先を見れなかったことは、ご本人にとって何よりの心残りであろう。
心から、ご冥福をお祈りしたい。
これをきっかけに、俺自身は前から利用していた在宅勤務がより広まりそうだ。コロナウイルス自体は（自分たちよりもむしろ親達の身の方が）心配だが、馬鹿げた満員電車での通勤や、画一的な働き方などを見直すきっかけになってほしいと思う。
また、くだらないデマや、およそ科学的でない噂なども蔓延している。これらを見抜く科学リテラシーも浸透すればいいのだが。
Afterglow
(Panasonic DMC-GM5, Lumix G Vario 12-32mmF3.5-5.6(25.0mm), 1/125sec, F5.1, ISO200)
さて、もう先々週のことになるが、前職時代の上司の方が亡くなった。
まだ50代半ばだ。しかも、前日の夜にはテニスまでしていたそうだ。それが、背中が痛いと言って自分でチャリで出かけて倒れて、そのまま亡くなったそうだ。大動脈解離だった。
健康診断で高血圧で引っかかって味噌汁を抜くようにしていたそうだが、もともとテニスやバスケなど運動が好きで、筋肉隆々で。若くして亡くなるなんて全く想像もできない方だった。メッセンジャーで知らせが来たのに、2度聞きしてしまうくらい、信じられないことだった。
かつて前職の事業所があった場所からほど近くの斎場で営まれた通夜に参列してきた。皮肉にも、こういうときでないと会えないような懐かしい面々と再会できた。ちなみに扉の夕焼け写真も、このときに、かつての自分の生活圏で撮ったものだ。
ご本人は、愛用されていたであろうテニスウェアとキャップとともに、静かに眠っていた。対面しても、まだ信じられない思いだった。
実はこの方は、かつて小欄で連載していた前職時代の回顧日記（もうリンクは載せない。感情に任せて書いたネガティブな内容が多すぎた）で、俺の「ボス」と度々衝突していた方だ。建前や原則論を大事にする上司と、実利や成果を追い求めるボスという構図で書いた記憶がある。つまり、水と油だった。
つまり、この方は本当に生真面目な人だった。ボスとも仕事上ではバチバチでも、それと感情は分けていたと思う。天敵のようなボスの下にいた俺に対してもフェアな態度で、俺が辞めるときには温かい言葉をいただいた。そもそも、俺たちの結婚式にも来ていただいた方だ。
一方ボスはこの方を完全に憎しみの対象にしていたけど。まあ、ボスはそれをエネルギーにするタイプの人なので。今回の件で久々にボスに連絡したら「奴の葬式なんぞ行かん」と言って鬼畜なメールが来て、「ああそうだった、忘れてた」という感じでむしろ安心したw。ボスはこうでなきゃ。
俺が辞めてから、つまり10年くらいは会う機会はなかったが、かつて長く深く関わった方が、あんな小さな棺桶の中で静かになっている。実際に対面しても信じがたかったし、心が裂かれるようなしんどい思いだった。
ご家族にとっても、あまりに突然で受け止めきれない、悲しみきれない思いだったろう。まだまだ、娘さん達は学生さん。これから先を見れなかったことは、ご本人にとって何よりの心残りであろう。
心から、ご冥福をお祈りしたい。
nobilesの投稿(23:41:57-2020-03-02) -
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