NOBILES Days
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俺と音楽の出会いは...小学校1年の時にピアノを習い始めたところに遡れば良いのだろうか。
本当は両親は妹だけを習わせたかったようなのだが、それを聞いた俺が「なんでこいつだけ。ずるい、ぼくも！」と言って聞かないものだからしょうがなく入れたらしい。まあ、俺ってば、きっと主人公でいたかったわけだ。
でも、おかげで普通の人よりかは多少音感はあるし、こうしてバンドという大事な趣味を持てている。今では音楽は俺にとってなくてはならない存在となった。
そんな俺にとってマストアイテムとなったのがご存知iPodである。
iPod Photo 60GBと、メインヘッドフォンShureE4C
(PanasonicDMC-FZ10(7.9mm=equiv97mm), ProgramMode, 1/30sec, F2.8, ISO200)
生粋のMacユーザーである俺は、2001年のiPod発売と同時に購入した。Appleだからというのもあったが、なにより惹かれたのは、5GBのハードディスクに1000曲を取り込める、というところだ。カセットアダプターで車につなげば、CDチェンジャーも真っ青な素晴らしいカーステレオシステムになる！そう思ったからだ。
だが、買ったばかりの頃は鼻で笑われる勢いだった。Macの勢いはiMacフィーバーが去って下降線だったし、そのMacユーザーがまた物好きなものを買ってる、と。
それが、今ではどうだ。接続ソフトであるiTunesもWin対応となり、ほぼ同じ使い勝手を得られるようになった（認識速度はMacの方が依然早いらしいが）。USB2.0での接続も可能になった（現行機種ではFirewireで接続することすらできない）iTunes Music Storeも日本上陸。
電車に乗れば、猫も杓子もiPodである。じいちゃんもばあちゃんも一緒にiPodである。視界にいる何人が白いヘッドフォンのコードを垂らしていることか。
あー！忌々しい！お前らどーせWindowsでiPod使ってんだろ！！
すまない。この感情、一緒に泥んこになって遊んでいた幼なじみの女の子が綺麗になっちゃって他の男と付き合っちゃった、みたいな気持ちと思ってもらっていいだろう。それくらい、MacユーザーですらiPodの成長ぶりには驚いているのだ。
でも、他社の製品を見ると、iPodが売れる理由が良く分かる。デザインやイメージ戦略の良さはもちろんのことながら、オープンな規格の採用や直感的な操作性、iTunes Music Storeの緩めの著作権保護など、徹底して「音楽を楽しむユーザー」側の視点に立った設計がなされていることだ。自社独自規格に固執し、未だにグループレコード会社をiTMSに参画させない某社とは、「PC時代のポータブルオーディオ」に取り組む最初のスタンスからして勝負が決まっていたのかもしれない。
初代5GB、そう、ホイールが本当に回転していた初代iPod（二代目以降はタッチセンサーホイール）を3年にわたって使い続けた俺だが、5GBではビットレート192kbpsで800曲程度が限界で、ライブラリ数千曲を超えていた俺にとってはその日iPodに入れていく曲を選ぶのに苦慮していた状態だった。
そんな2004年、救世主のごとく登場したのが、トビラ写真のiPod Photo 60GBである。これまでの12倍もの記憶容量。iPodシリーズ初のカラー液晶画面。そこに、画像データを写すことも可能。さらには、外部出力でテレビにスライドショーを投影することまで可能だというのだ！写真にハマり始めた頃の俺にとって、願ったり叶ったりの機能追加だ！
まだ結婚して間もない頃でお金も不安定な状態だったが、迷わずAppleStoreでポチしてしまったのである。
それ以来どこへ行くにも一緒である。楽曲に加え、これまで撮影したほぼすべてのデジカメ画像も転送し、何か思い出話になればすぐその画像を提供するという行為に興じている。
モナコGP旅行でもこのiPodが大活躍した。
俺はデジカメのメモリをたった1GBしか持っていない（いや、一般の人にとっては十分なんだろうが）。ところが、F1レースを大興奮で撮りまくれば一日で1GBなんて一杯になってしまう。かと言って、新婚旅行にノートPCなんて持っていってがさごそやっていた日にゃ、さすがの嫁もブチぎれモナコ離婚ってもんである。
しかしそんなモナコGPに行く直前に発売されたのが"iPod Camera Connector"だ。iPodのコネクターに接続されるこのアイテムの反対側にはUSB端子。そう、このUSB端子でメモリの画像をiPodのハードディスクに取り込めるのだ。
こうして当時10GB以上余裕のあったこのiPodに転送することで、残りメモリを気にすることなく7日間で2400枚、3GBを撮影してしまったわけである。
ところが、だ。
↑俺のiPod Photoの現在のアバウト画面
楽曲数6748、写真数20618、残り1.0GB。60GBがもう火の車である。調子に乗ってガンガン曲も写真も取り込みすぎた...。
いや、実は既に破綻を来している。俺のG5Towerの楽曲ライブラリは本当は9212曲に達しているのだ。間引いて間引いてなんとか7000曲弱にして入れているが、写真だってイベントがあるごとにどんどん増えている（だいたい一枚増えると500KB前後らしい）。
もちろん、今入っている7000曲弱だって、ランダム再生にすれば22日以上同じ曲がかからないという、凡そ一般人にとっては「アホか！」と言いたくなるような状況であることは良く分かっている。
でも、ダメなのだ。ある瞬間キラリーンと降ってきたメロディ。すぐに手のひらの上でクルクル検索してすぐに再生できなければ気が済まないのだ。
Appleさん、なんとか早く100GB版を出してくれませんかね？
本当は両親は妹だけを習わせたかったようなのだが、それを聞いた俺が「なんでこいつだけ。ずるい、ぼくも！」と言って聞かないものだからしょうがなく入れたらしい。まあ、俺ってば、きっと主人公でいたかったわけだ。
でも、おかげで普通の人よりかは多少音感はあるし、こうしてバンドという大事な趣味を持てている。今では音楽は俺にとってなくてはならない存在となった。
そんな俺にとってマストアイテムとなったのがご存知iPodである。
iPod Photo 60GBと、メインヘッドフォンShureE4C
(PanasonicDMC-FZ10(7.9mm=equiv97mm), ProgramMode, 1/30sec, F2.8, ISO200)
生粋のMacユーザーである俺は、2001年のiPod発売と同時に購入した。Appleだからというのもあったが、なにより惹かれたのは、5GBのハードディスクに1000曲を取り込める、というところだ。カセットアダプターで車につなげば、CDチェンジャーも真っ青な素晴らしいカーステレオシステムになる！そう思ったからだ。
だが、買ったばかりの頃は鼻で笑われる勢いだった。Macの勢いはiMacフィーバーが去って下降線だったし、そのMacユーザーがまた物好きなものを買ってる、と。
それが、今ではどうだ。接続ソフトであるiTunesもWin対応となり、ほぼ同じ使い勝手を得られるようになった（認識速度はMacの方が依然早いらしいが）。USB2.0での接続も可能になった（現行機種ではFirewireで接続することすらできない）iTunes Music Storeも日本上陸。
電車に乗れば、猫も杓子もiPodである。じいちゃんもばあちゃんも一緒にiPodである。視界にいる何人が白いヘッドフォンのコードを垂らしていることか。
あー！忌々しい！お前らどーせWindowsでiPod使ってんだろ！！
すまない。この感情、一緒に泥んこになって遊んでいた幼なじみの女の子が綺麗になっちゃって他の男と付き合っちゃった、みたいな気持ちと思ってもらっていいだろう。それくらい、MacユーザーですらiPodの成長ぶりには驚いているのだ。
でも、他社の製品を見ると、iPodが売れる理由が良く分かる。デザインやイメージ戦略の良さはもちろんのことながら、オープンな規格の採用や直感的な操作性、iTunes Music Storeの緩めの著作権保護など、徹底して「音楽を楽しむユーザー」側の視点に立った設計がなされていることだ。自社独自規格に固執し、未だにグループレコード会社をiTMSに参画させない某社とは、「PC時代のポータブルオーディオ」に取り組む最初のスタンスからして勝負が決まっていたのかもしれない。
初代5GB、そう、ホイールが本当に回転していた初代iPod（二代目以降はタッチセンサーホイール）を3年にわたって使い続けた俺だが、5GBではビットレート192kbpsで800曲程度が限界で、ライブラリ数千曲を超えていた俺にとってはその日iPodに入れていく曲を選ぶのに苦慮していた状態だった。
そんな2004年、救世主のごとく登場したのが、トビラ写真のiPod Photo 60GBである。これまでの12倍もの記憶容量。iPodシリーズ初のカラー液晶画面。そこに、画像データを写すことも可能。さらには、外部出力でテレビにスライドショーを投影することまで可能だというのだ！写真にハマり始めた頃の俺にとって、願ったり叶ったりの機能追加だ！
まだ結婚して間もない頃でお金も不安定な状態だったが、迷わずAppleStoreでポチしてしまったのである。
それ以来どこへ行くにも一緒である。楽曲に加え、これまで撮影したほぼすべてのデジカメ画像も転送し、何か思い出話になればすぐその画像を提供するという行為に興じている。
モナコGP旅行でもこのiPodが大活躍した。
俺はデジカメのメモリをたった1GBしか持っていない（いや、一般の人にとっては十分なんだろうが）。ところが、F1レースを大興奮で撮りまくれば一日で1GBなんて一杯になってしまう。かと言って、新婚旅行にノートPCなんて持っていってがさごそやっていた日にゃ、さすがの嫁もブチぎれモナコ離婚ってもんである。
しかしそんなモナコGPに行く直前に発売されたのが"iPod Camera Connector"だ。iPodのコネクターに接続されるこのアイテムの反対側にはUSB端子。そう、このUSB端子でメモリの画像をiPodのハードディスクに取り込めるのだ。
こうして当時10GB以上余裕のあったこのiPodに転送することで、残りメモリを気にすることなく7日間で2400枚、3GBを撮影してしまったわけである。
ところが、だ。
↑俺のiPod Photoの現在のアバウト画面
楽曲数6748、写真数20618、残り1.0GB。60GBがもう火の車である。調子に乗ってガンガン曲も写真も取り込みすぎた...。
いや、実は既に破綻を来している。俺のG5Towerの楽曲ライブラリは本当は9212曲に達しているのだ。間引いて間引いてなんとか7000曲弱にして入れているが、写真だってイベントがあるごとにどんどん増えている（だいたい一枚増えると500KB前後らしい）。
もちろん、今入っている7000曲弱だって、ランダム再生にすれば22日以上同じ曲がかからないという、凡そ一般人にとっては「アホか！」と言いたくなるような状況であることは良く分かっている。
でも、ダメなのだ。ある瞬間キラリーンと降ってきたメロディ。すぐに手のひらの上でクルクル検索してすぐに再生できなければ気が済まないのだ。
Appleさん、なんとか早く100GB版を出してくれませんかね？
nobilesの投稿(00:36:19-2006-09-02) -
カテゴリ: Music
コメント
あやや wrote:
2006-09-03 02:41:02
nobiles wrote:
キチガイみたいでしょ。他には住所録とスケジュール表とここ最近のF-1の結果と全プロ野球選手のデータまで入ってます (^_^;。
白黒画面でも使いやすさの面では完成されていたから、カラー画面になったからってそんなに変わらなかったよ。
でも、カラーになって何がいいかって、ジャケット表示が嬉しいんだな。
あ、あやちゃん俺のmixi1000人目キリ番ゲットだ (^_^;。
白黒画面でも使いやすさの面では完成されていたから、カラー画面になったからってそんなに変わらなかったよ。
でも、カラーになって何がいいかって、ジャケット表示が嬉しいんだな。
あ、あやちゃん俺のmixi1000人目キリ番ゲットだ (^_^;。
2006-09-03 13:14:43
ａｓｕ wrote:
むむむ･･･写真画像取り込みに活用とは、かなりよい。持ち歩き音楽にはさほど問題はないあたしだけど、デジカメの記憶媒体には悩みます･･･。旅行なんかいっちゃった日にはどうにもこうにも･･･
結局手持ちＳＤ+２ＧＢＳＤカードを友人に2枚借りて借りて旅に出ました（-_-)
ipod自体にもまるで興味なかったけど、なんだかいいかも〜〜。
世の中携帯並みに利用者が多い訳も分かる気がしてきた・・・
結局手持ちＳＤ+２ＧＢＳＤカードを友人に2枚借りて借りて旅に出ました（-_-)
ipod自体にもまるで興味なかったけど、なんだかいいかも〜〜。
世の中携帯並みに利用者が多い訳も分かる気がしてきた・・・
2006-09-05 09:13:27
nobiles wrote:
そうそう、積極的に周辺機器の充実を図ってきたのもiPodの魅力だよね。
でも、世の中携帯並みに普及していても、わざわざオプションのコネクター買ってまでデジカメ画像取り込みしてるのは1%にも満たないような気も... (^_^;。
あと、一つ弱点なのは、それなりにiPodとしては無理しているようで、取り込みさせるとその後ハングすることが多いかも。
と言っても写真が消えたことはないんだけど、撮った時間の情報がずれます（細かいけど (^_^;）。
でも、世の中携帯並みに普及していても、わざわざオプションのコネクター買ってまでデジカメ画像取り込みしてるのは1%にも満たないような気も... (^_^;。
あと、一つ弱点なのは、それなりにiPodとしては無理しているようで、取り込みさせるとその後ハングすることが多いかも。
と言っても写真が消えたことはないんだけど、撮った時間の情報がずれます（細かいけど (^_^;）。
2006-09-06 00:56:31
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私はWinからMacに転向しようか迷っていたとき、iPodの普及を受けて即Macユーザーとなった一人です。流行り始めた初期のモデルなので、画面は白黒・・・。カラーいいなぁ。。