NOBILES Days
Jump to navigationThe evil love made her blind
仕事が忙しくなってくると、ついつい甘いものをバカ食いする傾向があった。4月に席替えしたのを機に、これを止めた。口寂しいのと眠気覚ましのために、ノンシュガーのガムは残したが。とりあえずこれで3週間。まずは、転職前くらいの体重までは落ちた。もう少し落ちないかな。
ここに書いちゃったから、やっぱり誘惑に負けて飴買っちゃいました、なんてかっこ悪くてできないね！
本題とはまったく関係ありません
(PentaxK-7, PentaxFA77mmLimitedF1.8, 1/1600sec, F3.2, ISO100)
さて、前のエントリーで書いた件だが。彼女はもう黒確定どころか、大バカ認定しなければならない。
4月から彼女の隣の席になってから俺は、彼女が割と頻繁に居眠りしているのは気づいていた。いやまあ、長距離通勤者どうし、分からんではない。俺だって意識が飛ぶ瞬間はある。が、これがかなり筋金入りのようだ。
今、彼女の正面には、低いパーティションを隔てて、女性のベテラン派遣社員さんが座っている（ちなみにこの人は仕事できる）。普段、滅多に人の事を悪く言わないこの人が、彼女に関してこう言っていたそうだ。
「あの子、あんなに寝てて大丈夫なの？」
...確かに。午前、午後イチ、夕方問わずこっくりこっくりやっている。
それだけじゃない。
彼女がキーボードに向かっているのに打鍵音がしないので、あれ？と思ってふと見たら、キーボードの真横に置いたスマートフォンを打っていた。ヤツもしょっちゅう、こそこそとiPhoneをいじってるのを見ると、仕事中にチャット状態であると推察される。おいおい、どこまで... (′Д`;。
こうした話を聞いて、今仕事を一緒にしている先輩が動いた。
実は先輩は今の会社に来る前、その子と同じ会社にいた。だから彼女が新社会人の頃から彼女のことを知っていたのだ。その会社は去年の今頃、残念ながら業務を停止して解散してしまった。だが、そこにはウチの会社もぜひ手に入れたいノウハウの塊があった。そこで先輩が、解雇となった元同僚達に「ウチに来てくれないか」と声をかけ、最終的には彼女が入社してくれたのだった。
彼女の教育係のような存在だった人（この人も新たな勤務先で今も仕事上の付き合いがある）からも、「あの子の事をよろしくお願いします」と言われたそうだ。だから余計に、あのクズ野郎のことが許せないようだ。居眠りだって、毎日のように一緒に帰ってる（一応ズラしてるようだけど、バレバレ）のを見ると「おいおい夕べ...(ry」って思っちゃうよね。
そんなわけで、改めて（もう何度目かだ）先輩は部長のところへ話をしに行った。その話の後、俺は先輩に引っ張られて、周囲に話が漏れない会議スペースに連れて行かれた。そこで俺は耳を疑う事実を聞かされる。
「Tちゃん（部長のこと。先輩の方が年上だ）さ、彼女には既に、あのヤローの過去の悪事は伝えたんだって」
...！？
マジか！！
それはアカーーーン！
会社においてコンプライアンス委員会に引っかかり、1年間島流しにあったこと。入社してまだ5年も経っていないのに、既に何人もの女性をストーキングまがいのことをしていたこと。俺たちは、これらをいつ、どうやって伝えるべきか思案してきた。
ところが彼女は全部知った上で、まだヤツとああやって仲睦まじくしていたというわけだ。またしても、俺たちは完全に出遅れていたのだ。
恋は盲目と言う。
しかし、このレベルに至っては「大バカ」以外の何モノでもない。俺は一気に彼女に対して軽蔑の心が芽生えた。
まあ、あのウジ虫のように汚いヤツのことだ。仕事上の失敗でも良くやっているように、こんな言い訳でもしてるんだろう。
「ああ、それは違うんダヨ。実は相手のその女性こそがボクのことをストーキングしていて、逆恨みしてボクを陥れたんデス」
...あいつはそういうヤツだ。KONISHIKIを縦長にして隙っ歯にさせたような、あの顔で！
そして彼女も信じちゃうんだろうなあ。「嗚呼、この人は私が守ってあげないとダメなんだ」。
かつてあんな情けないメールを管理職群に送ってるヤツのことだ。「ボクは今はこんなにダメなヤツだけど、大きな夢があるんダ。キミには是非、力を貸して欲しいのデス」
おえっ。
...妄想はともかく。
先輩は真面目な顔をしてこう言った。
「もうさ、彼女もあんなにバカじゃどうしようもない。何言ったって通じないよ。それより、彼女が持ってるノウハウを聞きだせるだけ聞き出して習得してほしいんだ。最悪の場合、彼女が辞めることも十分あり得る。それも想定に入れて考えなきゃ。やり方さえ分かれば何とでもなるんだよ」。
それにしても、ヤツはどこまで足を引っ張るのか。仕事でも無駄な工数をかける、ミスが多い、できる人の手を止めさせる、挙げ句に立場もなにも顧みずに職場に恋愛感情を持ち込み周囲を不愉快にさせる。
...疫病神だね。
ああなった以上、もしも彼女が辞めても仕方がないという思いに至った我々だが、ヤツさえいなかったら、という忸怩たる思いはなかなか断ち切れない。辞めるんならヤツも一網打尽にしてもらいたい。
ここに書いちゃったから、やっぱり誘惑に負けて飴買っちゃいました、なんてかっこ悪くてできないね！
本題とはまったく関係ありません
(PentaxK-7, PentaxFA77mmLimitedF1.8, 1/1600sec, F3.2, ISO100)
さて、前のエントリーで書いた件だが。彼女はもう黒確定どころか、大バカ認定しなければならない。
4月から彼女の隣の席になってから俺は、彼女が割と頻繁に居眠りしているのは気づいていた。いやまあ、長距離通勤者どうし、分からんではない。俺だって意識が飛ぶ瞬間はある。が、これがかなり筋金入りのようだ。
今、彼女の正面には、低いパーティションを隔てて、女性のベテラン派遣社員さんが座っている（ちなみにこの人は仕事できる）。普段、滅多に人の事を悪く言わないこの人が、彼女に関してこう言っていたそうだ。
「あの子、あんなに寝てて大丈夫なの？」
...確かに。午前、午後イチ、夕方問わずこっくりこっくりやっている。
それだけじゃない。
彼女がキーボードに向かっているのに打鍵音がしないので、あれ？と思ってふと見たら、キーボードの真横に置いたスマートフォンを打っていた。ヤツもしょっちゅう、こそこそとiPhoneをいじってるのを見ると、仕事中にチャット状態であると推察される。おいおい、どこまで... (′Д`;。
こうした話を聞いて、今仕事を一緒にしている先輩が動いた。
実は先輩は今の会社に来る前、その子と同じ会社にいた。だから彼女が新社会人の頃から彼女のことを知っていたのだ。その会社は去年の今頃、残念ながら業務を停止して解散してしまった。だが、そこにはウチの会社もぜひ手に入れたいノウハウの塊があった。そこで先輩が、解雇となった元同僚達に「ウチに来てくれないか」と声をかけ、最終的には彼女が入社してくれたのだった。
彼女の教育係のような存在だった人（この人も新たな勤務先で今も仕事上の付き合いがある）からも、「あの子の事をよろしくお願いします」と言われたそうだ。だから余計に、あのクズ野郎のことが許せないようだ。居眠りだって、毎日のように一緒に帰ってる（一応ズラしてるようだけど、バレバレ）のを見ると「おいおい夕べ...(ry」って思っちゃうよね。
そんなわけで、改めて（もう何度目かだ）先輩は部長のところへ話をしに行った。その話の後、俺は先輩に引っ張られて、周囲に話が漏れない会議スペースに連れて行かれた。そこで俺は耳を疑う事実を聞かされる。
「Tちゃん（部長のこと。先輩の方が年上だ）さ、彼女には既に、あのヤローの過去の悪事は伝えたんだって」
...！？
マジか！！
それはアカーーーン！
会社においてコンプライアンス委員会に引っかかり、1年間島流しにあったこと。入社してまだ5年も経っていないのに、既に何人もの女性をストーキングまがいのことをしていたこと。俺たちは、これらをいつ、どうやって伝えるべきか思案してきた。
ところが彼女は全部知った上で、まだヤツとああやって仲睦まじくしていたというわけだ。またしても、俺たちは完全に出遅れていたのだ。
恋は盲目と言う。
しかし、このレベルに至っては「大バカ」以外の何モノでもない。俺は一気に彼女に対して軽蔑の心が芽生えた。
まあ、あのウジ虫のように汚いヤツのことだ。仕事上の失敗でも良くやっているように、こんな言い訳でもしてるんだろう。
「ああ、それは違うんダヨ。実は相手のその女性こそがボクのことをストーキングしていて、逆恨みしてボクを陥れたんデス」
...あいつはそういうヤツだ。KONISHIKIを縦長にして隙っ歯にさせたような、あの顔で！
そして彼女も信じちゃうんだろうなあ。「嗚呼、この人は私が守ってあげないとダメなんだ」。
かつてあんな情けないメールを管理職群に送ってるヤツのことだ。「ボクは今はこんなにダメなヤツだけど、大きな夢があるんダ。キミには是非、力を貸して欲しいのデス」
おえっ。
...妄想はともかく。
先輩は真面目な顔をしてこう言った。
「もうさ、彼女もあんなにバカじゃどうしようもない。何言ったって通じないよ。それより、彼女が持ってるノウハウを聞きだせるだけ聞き出して習得してほしいんだ。最悪の場合、彼女が辞めることも十分あり得る。それも想定に入れて考えなきゃ。やり方さえ分かれば何とでもなるんだよ」。
それにしても、ヤツはどこまで足を引っ張るのか。仕事でも無駄な工数をかける、ミスが多い、できる人の手を止めさせる、挙げ句に立場もなにも顧みずに職場に恋愛感情を持ち込み周囲を不愉快にさせる。
...疫病神だね。
ああなった以上、もしも彼女が辞めても仕方がないという思いに至った我々だが、ヤツさえいなかったら、という忸怩たる思いはなかなか断ち切れない。辞めるんならヤツも一網打尽にしてもらいたい。
nobilesの投稿(23:43:46-2013-04-20) -
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