NOBILES Days
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実はこの夏休み、俺は1年に1度取れる5日連続休み（フレックスバケーション）をつなげることで17連休としてしまった。
が、実は出かける予定らしきものは、今日の夕方から土曜まで行く嫁さん実家くらいで特にない。実は結構暇だ。というか、この数日実にアンクリエイティブな無為な日々を過ごしてしまった。まあ、休憩ということにしておこう。
さて、新カメラK-7をゲットしてから間もなく2ヶ月になろうとしている。
(PentaxK-7, PentaxDA21mmLimitedF3.2, ApertureValueMode, 1/60sec, F4.5, ISO100)
が、正直言ってまだがっつりとコイツで撮影を行えていない。いや、国際フォーラムのガラス棟がっつり撮ってるけど...というより、情けない話だが、まだ完全に扱いこなしきれていない。
言い訳がましくなるが、2年半に亘って常に手足のようであったK10Dから大きく操作性が変わったことは間違いなく原因の一つだ。
例えば、K10Dでは露出補正や感度の切り替えは、各ボタンを押したままダイヤルを回して行ったのだが、K-7ではそれがトグル操作になっており、ボタンを離してもダイヤルを回せば設定が変わる。つまり、これまでの「ボタンを離す」ではなく、「もう一度ボタンを押す」ことが設定完了を意味するわけで、端的に言えばロジックが変化したと言っても良く、どうにもこれに慣れることができない。
恐らくは、-10℃環境下での動作保証をしているくらいだから、手袋をした状態での操作性などを考えると、このトグルのロジックは便利なのだろうとは思う。だからこの変化は受け入れるべきなのかもしれない。
一方、絞りやシャッタースピードを変更していた場合に一瞬でプログラムラインを使った最適値に戻してくれるPentax独自の「グリーンボタン」と露出補正のボタンの位置がK10Dとは逆になったことも俺を大変混乱させている。露出補正がシャッターの直近という一等地に移ったのはいいが、つい癖で露出補正をしようとして必死にプログラムライン最適値に何度も戻しているという意味不明の状態に陥ってしまうのだ。
まあ、これは過渡状態ということで気にしない、と言いたいところだが、K10Dと併用するとなると、割と由々しき問題となるかもしれない。
(iPhone3GS, ProgramMode, 1/40sec, F2.8, ISO76)
一方で、まだ画質に関しては答えを出せずにいる。
もちろん、K-7が機能満載で、たとえば画像仕上げも何種類もあるし、シャープネスにしても普通のものとファインシャープネスと2種類＋それぞれ効き具合を9段階で調整できるなど、もう追い込もうと思えばどこまでも行けてしまう状態だというのもある。
だた、K10Dで感じていたスカッと抜けの良い「気持ちいいー！」という画にまだK-7では会えていない、というのは真実だ。これがCCDとCMOSという撮像素子の特性の違いということになってしまうとちょっと切ないが...。
いや、別にK-7の画質が悪いと言っているわけではない。かなり大人の雰囲気になってより色の深みも出せるようになったと思っている。ただ、割と低感度でも平気でノイズ乗るし（まさにCMOSの罠とも言えそうだが）、新しい測光素子がまだ熟成不足なのか、結構露出を外す頻度は高くなった気がする。というか、結構癖があってまだそれに馴染めない。
結構雑誌やらネットやらで評判だった「画像仕上げ」の「雅」を最初は結構好んで使っていたのだが、実は最近ほとんど「ナチュラル」に固定になっている。どうにも赤やマゼンタに変な色被りを起こす「雅」モードの、良く言えば「味」がどうも俺の好みには合わないらしい。どうも俺はちょっと黄かぶり気味の方が実は暖かみがあって好きらしい。そっち方向の画像仕上げモードもあってくれればいいのに。
また、日頃使う画像ブラウズソフトでは「雅」を使うと露出モードを表示しなくなってしまうのも気に入らない。
業界で最も遅れていると言われるフォーカス性能だが、やっぱりCやNに比べると厳しい面は否めない。それでも、K10Dに比べれば大分マシにはなっているのだが。こればっかりは割り切るしかない。
さて、文句が多かったが、なんだかんだ言っても、凝縮感のある小さなボディと、しっとりと馴染むグリップはK10Dにはなかったもので、触るごとに満足感が増していっているのも事実だ。縦位置グリップの肉厚もかなり広まったおかげで、とても握りやすい。
シャッター音が非常に小さくなったのは本当に大きい。振動も抑えられているので手振れも減った気がする。
高感度もなんだかんだ言って使える。これまでK10DでISO1600までしか行けなかったのが、最大で6400だ。多少画質が破綻してようが、「撮れること」が重要なシーンも多い。子供の変な寝相とか撮るのにも重宝している (^_^;。
「大きい」「重い」が当たり前だったミドル〜ハイエンドのディジタルカメラの世界に「小さい」を持ち込んだPentaxの勇気が詰まったK-7。とかく機能面をいろいろと言われるディジタル一眼だが、「ちょっと持ち出したくなる」「握っていたくなる」、そんな存在感のカメラってこれまでなかなかなかったんじゃないかと思う。
不満はまだまだ消えたわけじゃない。でも、ちょこちょこと持ち出しては、使いこなしをいろいろ試してみたくなる、そんなカメラだ。
が、実は出かける予定らしきものは、今日の夕方から土曜まで行く嫁さん実家くらいで特にない。実は結構暇だ。というか、この数日実にアンクリエイティブな無為な日々を過ごしてしまった。まあ、休憩ということにしておこう。
さて、新カメラK-7をゲットしてから間もなく2ヶ月になろうとしている。
(PentaxK-7, PentaxDA21mmLimitedF3.2, ApertureValueMode, 1/60sec, F4.5, ISO100)
が、正直言ってまだがっつりとコイツで撮影を行えていない。いや、国際フォーラムのガラス棟がっつり撮ってるけど...というより、情けない話だが、まだ完全に扱いこなしきれていない。
言い訳がましくなるが、2年半に亘って常に手足のようであったK10Dから大きく操作性が変わったことは間違いなく原因の一つだ。
例えば、K10Dでは露出補正や感度の切り替えは、各ボタンを押したままダイヤルを回して行ったのだが、K-7ではそれがトグル操作になっており、ボタンを離してもダイヤルを回せば設定が変わる。つまり、これまでの「ボタンを離す」ではなく、「もう一度ボタンを押す」ことが設定完了を意味するわけで、端的に言えばロジックが変化したと言っても良く、どうにもこれに慣れることができない。
恐らくは、-10℃環境下での動作保証をしているくらいだから、手袋をした状態での操作性などを考えると、このトグルのロジックは便利なのだろうとは思う。だからこの変化は受け入れるべきなのかもしれない。
一方、絞りやシャッタースピードを変更していた場合に一瞬でプログラムラインを使った最適値に戻してくれるPentax独自の「グリーンボタン」と露出補正のボタンの位置がK10Dとは逆になったことも俺を大変混乱させている。露出補正がシャッターの直近という一等地に移ったのはいいが、つい癖で露出補正をしようとして必死にプログラムライン最適値に何度も戻しているという意味不明の状態に陥ってしまうのだ。
まあ、これは過渡状態ということで気にしない、と言いたいところだが、K10Dと併用するとなると、割と由々しき問題となるかもしれない。
(iPhone3GS, ProgramMode, 1/40sec, F2.8, ISO76)
一方で、まだ画質に関しては答えを出せずにいる。
もちろん、K-7が機能満載で、たとえば画像仕上げも何種類もあるし、シャープネスにしても普通のものとファインシャープネスと2種類＋それぞれ効き具合を9段階で調整できるなど、もう追い込もうと思えばどこまでも行けてしまう状態だというのもある。
だた、K10Dで感じていたスカッと抜けの良い「気持ちいいー！」という画にまだK-7では会えていない、というのは真実だ。これがCCDとCMOSという撮像素子の特性の違いということになってしまうとちょっと切ないが...。
いや、別にK-7の画質が悪いと言っているわけではない。かなり大人の雰囲気になってより色の深みも出せるようになったと思っている。ただ、割と低感度でも平気でノイズ乗るし（まさにCMOSの罠とも言えそうだが）、新しい測光素子がまだ熟成不足なのか、結構露出を外す頻度は高くなった気がする。というか、結構癖があってまだそれに馴染めない。
結構雑誌やらネットやらで評判だった「画像仕上げ」の「雅」を最初は結構好んで使っていたのだが、実は最近ほとんど「ナチュラル」に固定になっている。どうにも赤やマゼンタに変な色被りを起こす「雅」モードの、良く言えば「味」がどうも俺の好みには合わないらしい。どうも俺はちょっと黄かぶり気味の方が実は暖かみがあって好きらしい。そっち方向の画像仕上げモードもあってくれればいいのに。
また、日頃使う画像ブラウズソフトでは「雅」を使うと露出モードを表示しなくなってしまうのも気に入らない。
業界で最も遅れていると言われるフォーカス性能だが、やっぱりCやNに比べると厳しい面は否めない。それでも、K10Dに比べれば大分マシにはなっているのだが。こればっかりは割り切るしかない。
さて、文句が多かったが、なんだかんだ言っても、凝縮感のある小さなボディと、しっとりと馴染むグリップはK10Dにはなかったもので、触るごとに満足感が増していっているのも事実だ。縦位置グリップの肉厚もかなり広まったおかげで、とても握りやすい。
シャッター音が非常に小さくなったのは本当に大きい。振動も抑えられているので手振れも減った気がする。
高感度もなんだかんだ言って使える。これまでK10DでISO1600までしか行けなかったのが、最大で6400だ。多少画質が破綻してようが、「撮れること」が重要なシーンも多い。子供の変な寝相とか撮るのにも重宝している (^_^;。
「大きい」「重い」が当たり前だったミドル〜ハイエンドのディジタルカメラの世界に「小さい」を持ち込んだPentaxの勇気が詰まったK-7。とかく機能面をいろいろと言われるディジタル一眼だが、「ちょっと持ち出したくなる」「握っていたくなる」、そんな存在感のカメラってこれまでなかなかなかったんじゃないかと思う。
不満はまだまだ消えたわけじゃない。でも、ちょこちょこと持ち出しては、使いこなしをいろいろ試してみたくなる、そんなカメラだ。
nobilesの投稿(14:24:04-2009-08-13) -
カテゴリ: Photo
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