NOBILES Days
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この年末年始は、参詣づいている。
12/30は戌の日だったので、ターミナル駅近くの大きめの神社に安産願いに行った。
以前にも初詣だかで訪れているが、割と近年色を塗り直したらしく、とても綺麗な朱色が印象的だった。
Shrine Cinnabar
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/200sec, F1.8, ISO100)
新年明けてからは、娘の保育園の近くのお寺へ初詣に行った。こちらも以前写真を撮りに行ったことがあったが、本堂の方まで入ったのは初めてだった。
事前の想像に反してかなり立派なお寺で、家族でゆっくり今年の祈願をした。...俺のひいたおみくじは、半吉などという微妙〜なものだった。
でも、書いてあったことはそう悪いことでもなかったので、前向きに行こう。
暮れの時期に、チャリでまたこけた。暗闇にあった杭に気づかずペダルが引っかかった。
どこをどう回転したのか知らないが、ハンドルの真ん中辺りに装着していたライトがぶっ潰れて壊れていた。これで身体は軽い打撲で済んだのが不思議だ。全部ライトが受け止めてくれたということか。
とは言え、チャリにライトは必需品だ。近くのホームセンターに代替品を買いに行った。が...あまり数を置いていない。
前に使っていた壊れたライトが、LED3本を単3電池4本で駆動するというもので、なかなか明るく、照射範囲もそこそこ広いものだった。なので、また同等以上の明るいLEDライトが欲しいのだが、なかなかちょうどいいものがない。
前のものと同じ国産メーカーは、何モデルか置いてあって、どれもかなり小型化されて洗練されているが、唯一置いてあった3LEDのものはチープな質感の銀色のものしかなくて、それが我慢ならずやめた。
国産超大手メーカーのものは1LEDながら、前照灯として使える旨謳うほど明るいらしく、デザインもなかなかスマートだ。だが、値段がかなり高い。海外CDなら2枚、LoopのCDなら余裕で4枚買える値段だ (^_^;。それに、単4電池が3本というのも微妙な仕様に思えた。
それと比べると、以下にも華の国、いや、かの国のメーカーと思しき製品は、値段は1/3でそこそこスタイルもいい。盛んに明るさを強調している。ただ、スペックをボディに無駄に文字で書き並べているのが野暮ったいし、裏の説明書きはいかにも「かの国」らしい胡散臭さで溢れていた。
うーーーん。
悩んだ末、そんなに値段かけてもまた壊すかもしれないし、単なるライトだからと、後者の安いライトにした。
...結論。
やはり安物買いは銭失いにしかならん、ということだ。
いやね、もともと俺はやっぱりちゃんとしたメーカーのもの、値段が張るものには基本的に何らかの理由がある、逆に言えば、安物にはそれなりの価値しかない、という考え方の持ち主だ。
でもね、単なるライトだよ？...いや、それは俺の見立てが甘かったということだろう。ライトとて、意外に奥が深かったということだ。
ライトを買ってまず、取り付けから躓いてしまった。
壊れた前のものも今度のものもハンドルに固定するタイプのもので、固定するための部品の形状も似ていた。プラスチックのベルトのようなものをハンドルに巻き、ベルトの一方の腕から伸びた凹状の部品に、もう一方の腕から伸びた直径3mmほどのパイプを差し込む。パイプの先端にはレバーのような部品がついていて、それを回転させると、凹凸で絡み合った両方の腕が締まっていく。最後に先端のレバーをパタンと倒せば、とどめのようにギュッときつく締まってハンドルに固定されるという仕組みだ。
が、似たように見えた2者のこの固定具だが、実際に取り付ける段階になると、全然別物だということに気づく。新しく買った「かの国」のものは明らかに華奢で貧弱なのだ。
それでも、固定できさえすればいいや、とハンドルに巻き上げていく。最後にレバーを倒して...アレ？
...既にレバーがバカになっている。倒してガッチリ締まるところで固定できず、戻ってしまうのだ。んなアホな。
何度か試した挙句、レバーは諦めて、ギリギリまで巻き上げて無理やり固定することにした。が、当然少し甘く、手で強めに押すと動いてしまう。まあでも走ってる間に風圧で動くことはなさそうだし、これで妥協することにした。
さあ、本体のライトに電池を入れて固定具に付けよう。...アレ？
これは俺の方がチェック不足の謗りは免れないが、電池は単3型を2本だけ入れるタイプだった。前のものは4本だったのに、2本？嫌な予感が漂う。
いやいや、パッケージであれだけ明るさを謳ってる製品だもん、大丈夫さ！
...すっげー暗い。
しかも、照射範囲がかなり狭く、もはや前照灯としての役割はあまり果たせそうにない。
LEDの光はもともと照射範囲が狭いので、それを拡散させるには前面のレンズや楕円境などの光学的な設計が結構重要だったりするようだ。
それでも、せっかく買ったものだし、パッケージとか捨てちゃって返品できるかも微妙なので、とりあえず実戦投入した。無灯火チャリではなくなるという役割だけは果たしてくれそうなので、我慢して使ってみることにした。
...が。その翌日のことだ。
心許ないそのライトを点けて帰っていた時のことだ。ふと気づくと、ライトが切れている！
自転車を止めて軽く叩く。点かない。
一度電池を入れるための蓋を開け閉めする。...点いた。
...おーーーーーーい。接触部分の設計の精度どうなっとんだー？？？こんな、いつ消えているか分からんようなライトでは、怖くて夜道も走れない。
結局、クリスマスプレゼントとして、もっといいライトを嫁さんに買ってもらうことにした。今度は、壊れてしまった前のもののメーカーの一番いいモデルにした。クリスマスプレゼントながら、まだ発注してから届いていないのだが (^_^;。
今回の一件で、やっぱりいいものを見る目は、どんなものに対しても養っていかなければならんな、と再確認した。安物は安物。高いものにはそれなりに理由がある。そこを見極めて自分の身の丈に一番合うものをしっかり選ばなくてはならないのだ。
12/30は戌の日だったので、ターミナル駅近くの大きめの神社に安産願いに行った。
以前にも初詣だかで訪れているが、割と近年色を塗り直したらしく、とても綺麗な朱色が印象的だった。
Shrine Cinnabar
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/200sec, F1.8, ISO100)
新年明けてからは、娘の保育園の近くのお寺へ初詣に行った。こちらも以前写真を撮りに行ったことがあったが、本堂の方まで入ったのは初めてだった。
事前の想像に反してかなり立派なお寺で、家族でゆっくり今年の祈願をした。...俺のひいたおみくじは、半吉などという微妙〜なものだった。
でも、書いてあったことはそう悪いことでもなかったので、前向きに行こう。
暮れの時期に、チャリでまたこけた。暗闇にあった杭に気づかずペダルが引っかかった。
どこをどう回転したのか知らないが、ハンドルの真ん中辺りに装着していたライトがぶっ潰れて壊れていた。これで身体は軽い打撲で済んだのが不思議だ。全部ライトが受け止めてくれたということか。
とは言え、チャリにライトは必需品だ。近くのホームセンターに代替品を買いに行った。が...あまり数を置いていない。
前に使っていた壊れたライトが、LED3本を単3電池4本で駆動するというもので、なかなか明るく、照射範囲もそこそこ広いものだった。なので、また同等以上の明るいLEDライトが欲しいのだが、なかなかちょうどいいものがない。
前のものと同じ国産メーカーは、何モデルか置いてあって、どれもかなり小型化されて洗練されているが、唯一置いてあった3LEDのものはチープな質感の銀色のものしかなくて、それが我慢ならずやめた。
国産超大手メーカーのものは1LEDながら、前照灯として使える旨謳うほど明るいらしく、デザインもなかなかスマートだ。だが、値段がかなり高い。海外CDなら2枚、LoopのCDなら余裕で4枚買える値段だ (^_^;。それに、単4電池が3本というのも微妙な仕様に思えた。
それと比べると、以下にも華の国、いや、かの国のメーカーと思しき製品は、値段は1/3でそこそこスタイルもいい。盛んに明るさを強調している。ただ、スペックをボディに無駄に文字で書き並べているのが野暮ったいし、裏の説明書きはいかにも「かの国」らしい胡散臭さで溢れていた。
うーーーん。
悩んだ末、そんなに値段かけてもまた壊すかもしれないし、単なるライトだからと、後者の安いライトにした。
...結論。
やはり安物買いは銭失いにしかならん、ということだ。
いやね、もともと俺はやっぱりちゃんとしたメーカーのもの、値段が張るものには基本的に何らかの理由がある、逆に言えば、安物にはそれなりの価値しかない、という考え方の持ち主だ。
でもね、単なるライトだよ？...いや、それは俺の見立てが甘かったということだろう。ライトとて、意外に奥が深かったということだ。
ライトを買ってまず、取り付けから躓いてしまった。
壊れた前のものも今度のものもハンドルに固定するタイプのもので、固定するための部品の形状も似ていた。プラスチックのベルトのようなものをハンドルに巻き、ベルトの一方の腕から伸びた凹状の部品に、もう一方の腕から伸びた直径3mmほどのパイプを差し込む。パイプの先端にはレバーのような部品がついていて、それを回転させると、凹凸で絡み合った両方の腕が締まっていく。最後に先端のレバーをパタンと倒せば、とどめのようにギュッときつく締まってハンドルに固定されるという仕組みだ。
が、似たように見えた2者のこの固定具だが、実際に取り付ける段階になると、全然別物だということに気づく。新しく買った「かの国」のものは明らかに華奢で貧弱なのだ。
それでも、固定できさえすればいいや、とハンドルに巻き上げていく。最後にレバーを倒して...アレ？
...既にレバーがバカになっている。倒してガッチリ締まるところで固定できず、戻ってしまうのだ。んなアホな。
何度か試した挙句、レバーは諦めて、ギリギリまで巻き上げて無理やり固定することにした。が、当然少し甘く、手で強めに押すと動いてしまう。まあでも走ってる間に風圧で動くことはなさそうだし、これで妥協することにした。
さあ、本体のライトに電池を入れて固定具に付けよう。...アレ？
これは俺の方がチェック不足の謗りは免れないが、電池は単3型を2本だけ入れるタイプだった。前のものは4本だったのに、2本？嫌な予感が漂う。
いやいや、パッケージであれだけ明るさを謳ってる製品だもん、大丈夫さ！
...すっげー暗い。
しかも、照射範囲がかなり狭く、もはや前照灯としての役割はあまり果たせそうにない。
LEDの光はもともと照射範囲が狭いので、それを拡散させるには前面のレンズや楕円境などの光学的な設計が結構重要だったりするようだ。
それでも、せっかく買ったものだし、パッケージとか捨てちゃって返品できるかも微妙なので、とりあえず実戦投入した。無灯火チャリではなくなるという役割だけは果たしてくれそうなので、我慢して使ってみることにした。
...が。その翌日のことだ。
心許ないそのライトを点けて帰っていた時のことだ。ふと気づくと、ライトが切れている！
自転車を止めて軽く叩く。点かない。
一度電池を入れるための蓋を開け閉めする。...点いた。
...おーーーーーーい。接触部分の設計の精度どうなっとんだー？？？こんな、いつ消えているか分からんようなライトでは、怖くて夜道も走れない。
結局、クリスマスプレゼントとして、もっといいライトを嫁さんに買ってもらうことにした。今度は、壊れてしまった前のもののメーカーの一番いいモデルにした。クリスマスプレゼントながら、まだ発注してから届いていないのだが (^_^;。
今回の一件で、やっぱりいいものを見る目は、どんなものに対しても養っていかなければならんな、と再確認した。安物は安物。高いものにはそれなりに理由がある。そこを見極めて自分の身の丈に一番合うものをしっかり選ばなくてはならないのだ。
nobilesの投稿(23:18:00-2011-01-03) -
カテゴリ: Main
コメント
end wrote:
2011-01-04 17:12:35
nobiles wrote:
やっぱ、ケチっちゃダメなんですなぁ (^_^;。
2011-01-04 20:20:12
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