NOBILES Days
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おとなしい、いい子だと、嫁さんや嫁さんのご両親にも評判だった次女は、伝い歩きを覚えてからというもの、急激にいたずらっ子へと変貌を遂げた。
立ち上がって、手当たり次第のものを掴んで引き落とす。その対象は、お姉ちゃんのオモチャなどにも及ぶので、長女としても面白くない。で、突っぱねたりして、次女がギャーンと泣く。ところが最近では次女も反撃で叩こうとするなど、パワーバランス？の変化が見られる。
鍛えられたからか、最近手放しで2、3歩程度歩くようにすらなった。
来月でいよいよ1歳だ。ますます姉妹喧嘩が激化、するのかなぁ。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO800)
勝手にネタにして申し訳ないが、印象深かったのでとりあげる。某SNSで、旧知の友人と原発についてバトルトークした。彼は物理の人だ。
俺「大枠のビジョン決めないで大飯だけ再開なんて、古い安全基準のままズルズル他も再稼働させる前例作るだけじゃん」
彼「え？原発、今でも十分安全じゃん」
まあまずこの辺からして我々一般人＝パンピーはビックリするよね。
彼は「人が作るものは壊れるもの」という考え方をする。例えば車だったら、トラブルによってもたらされる被害と、必要なコストを天秤にかければ、日本車は深刻度の低い品質問題にコストをかけ過ぎ、と言う。
だからこうも言う。
彼「隕石が落ちたらどんな対策してたって壊れるだろ。リスクゼロなんてあり得ない」
つまり、彼は1000年に1度の津波を防ぐ対策のコストは割に合わないと言いたいのだろう。
あえて彼の思想に合わせて、俺はこう返す。
俺「隕石が原発にピンポイントで落ちる確率と、こないだの大津波が来る確率は桁が違うだろ。今起きてる被害考えたら、対策のコストは割に合うんじゃないの？」
で、俺ら凡人からは驚きのセリフが飛び出す。
彼「50mSv/年くらい、普通に受け入れようよ。500くらいになったら、さすがに生態系とかにあからさまに影響出てくるだろうけど。」
お、お前、そこに子どもは絶対含めてないだろ？？？？
それより何より、汚染マップを見たら双葉町や浪江町は300mSv/年を超えている。500を超えるところは相当にあるはずだ。
俺「500超えてそうな地域、結構ありそうだけど」
彼「それは思ったより厳しいな」
厳しいんじゃねーか！
彼「でもさ、（よくヤバイと言われる）50μSv/hくらい、俺なんかしょっちゅう実験環境であるぜ？四六時中浴びるんでなきゃ大丈夫だよ」
俺「じゃあ暮らせないじゃん！」
彼「うーん、確かに50の家には住みたくないな」
俺「そもそも、被曝云々置いといて、1Wも電気を発生できなくなったガラクタに、何億、何兆ってかかる事故が起きる時点で、今の安全基準ダメでしょ」
彼「うむ、なかなか金にならないって点では風力発電もやめた方がいいよな」
話すり替えんなっ！！
ちょっと端折ったところはあるけど、まあノンフィクションってことでヨロシク。
何が言いたいってね、俺らよりはるかに専門家である彼の、我々パンピーと乖離した認識だ。
とは言え彼は企業で研究をする身だ。いずれ原子レベルの研究を社会に還元する立場だ。原子力が与える影響が市民レベルでどうなるかを、彼は考える立場にはないと理解している。
しかし、政府や報道が放射能について語る時、専門家の意見を聞く。その専門家が同じような考え方をする人だったらどうだろうか？
「直ちに影響を及ぼすものではない」
なんか、何度も繰り返されたこの発表も頷ける気がする。
でも専門家たちは嘘を言っているわけではない。それをどう解釈し、政策に反映したり、報道するかは、政治家や報道機関の役割だ。今の彼らは、「市民レベルでどうかなんてあまり興味のない」専門家の意見を丸呑み、もしくは都合良く解釈してる状態のような気がしてならない。
ん？俺？
俺は、少なくとも今の基準で再稼働しちゃダメだと思ってるけど、福島第一の4号機で明らかになったように、原発は止めてても電源が落ちればあんな状態になる。だからとっとと対策をとる予算をとらなきゃならないと思っている。結局、稼働しようが稼働しまいが、危険度は大して変わらない。あとは使用済み核燃料をどうするのかということを明確にしないといけない。
そして今日、使用済み燃料に関する発表があった。2020年に全ての原発を停止した場合が一番コストが低いと言う。っていうかさ、全廃の試算はこれが初めてってどういうこったよ。
新聞には明記されていないが、恐らくここに原子炉の廃炉費用は含まれていないだろう。でも結局、いずれはその時はやってくる。使用済み燃料を処理できるメドが立たないなら、今は辞める決断をできる時だとも思っている。
立ち上がって、手当たり次第のものを掴んで引き落とす。その対象は、お姉ちゃんのオモチャなどにも及ぶので、長女としても面白くない。で、突っぱねたりして、次女がギャーンと泣く。ところが最近では次女も反撃で叩こうとするなど、パワーバランス？の変化が見られる。
鍛えられたからか、最近手放しで2、3歩程度歩くようにすらなった。
来月でいよいよ1歳だ。ますます姉妹喧嘩が激化、するのかなぁ。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO800)
勝手にネタにして申し訳ないが、印象深かったのでとりあげる。某SNSで、旧知の友人と原発についてバトルトークした。彼は物理の人だ。
俺「大枠のビジョン決めないで大飯だけ再開なんて、古い安全基準のままズルズル他も再稼働させる前例作るだけじゃん」
彼「え？原発、今でも十分安全じゃん」
まあまずこの辺からして我々一般人＝パンピーはビックリするよね。
彼は「人が作るものは壊れるもの」という考え方をする。例えば車だったら、トラブルによってもたらされる被害と、必要なコストを天秤にかければ、日本車は深刻度の低い品質問題にコストをかけ過ぎ、と言う。
だからこうも言う。
彼「隕石が落ちたらどんな対策してたって壊れるだろ。リスクゼロなんてあり得ない」
つまり、彼は1000年に1度の津波を防ぐ対策のコストは割に合わないと言いたいのだろう。
あえて彼の思想に合わせて、俺はこう返す。
俺「隕石が原発にピンポイントで落ちる確率と、こないだの大津波が来る確率は桁が違うだろ。今起きてる被害考えたら、対策のコストは割に合うんじゃないの？」
で、俺ら凡人からは驚きのセリフが飛び出す。
彼「50mSv/年くらい、普通に受け入れようよ。500くらいになったら、さすがに生態系とかにあからさまに影響出てくるだろうけど。」
お、お前、そこに子どもは絶対含めてないだろ？？？？
それより何より、汚染マップを見たら双葉町や浪江町は300mSv/年を超えている。500を超えるところは相当にあるはずだ。
俺「500超えてそうな地域、結構ありそうだけど」
彼「それは思ったより厳しいな」
厳しいんじゃねーか！
彼「でもさ、（よくヤバイと言われる）50μSv/hくらい、俺なんかしょっちゅう実験環境であるぜ？四六時中浴びるんでなきゃ大丈夫だよ」
俺「じゃあ暮らせないじゃん！」
彼「うーん、確かに50の家には住みたくないな」
俺「そもそも、被曝云々置いといて、1Wも電気を発生できなくなったガラクタに、何億、何兆ってかかる事故が起きる時点で、今の安全基準ダメでしょ」
彼「うむ、なかなか金にならないって点では風力発電もやめた方がいいよな」
話すり替えんなっ！！
ちょっと端折ったところはあるけど、まあノンフィクションってことでヨロシク。
何が言いたいってね、俺らよりはるかに専門家である彼の、我々パンピーと乖離した認識だ。
とは言え彼は企業で研究をする身だ。いずれ原子レベルの研究を社会に還元する立場だ。原子力が与える影響が市民レベルでどうなるかを、彼は考える立場にはないと理解している。
しかし、政府や報道が放射能について語る時、専門家の意見を聞く。その専門家が同じような考え方をする人だったらどうだろうか？
「直ちに影響を及ぼすものではない」
なんか、何度も繰り返されたこの発表も頷ける気がする。
でも専門家たちは嘘を言っているわけではない。それをどう解釈し、政策に反映したり、報道するかは、政治家や報道機関の役割だ。今の彼らは、「市民レベルでどうかなんてあまり興味のない」専門家の意見を丸呑み、もしくは都合良く解釈してる状態のような気がしてならない。
ん？俺？
俺は、少なくとも今の基準で再稼働しちゃダメだと思ってるけど、福島第一の4号機で明らかになったように、原発は止めてても電源が落ちればあんな状態になる。だからとっとと対策をとる予算をとらなきゃならないと思っている。結局、稼働しようが稼働しまいが、危険度は大して変わらない。あとは使用済み核燃料をどうするのかということを明確にしないといけない。
そして今日、使用済み燃料に関する発表があった。2020年に全ての原発を停止した場合が一番コストが低いと言う。っていうかさ、全廃の試算はこれが初めてってどういうこったよ。
新聞には明記されていないが、恐らくここに原子炉の廃炉費用は含まれていないだろう。でも結局、いずれはその時はやってくる。使用済み燃料を処理できるメドが立たないなら、今は辞める決断をできる時だとも思っている。
nobilesの投稿(23:54:19-2012-04-19) -
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