NOBILES Days
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既に後半戦に入っているが、昨年の数倍以上飛ぶと言われた花粉シーズンである。ある日には、昨年1シーズンで飛んだのと同じ量が1日で飛んだと聞いた。
そんな大飛散で今シーズンから発症した人も結構多いようだ。
アレルギー検査で杉花粉☆3つの俺だが、1月中から薬を欠かさず飲んできたのが奏功し、ひどいクシャミや鼻詰まりを起こしていない。
だが、油断は禁物だ。そろそろ始まっていると思われるヒノキ花粉については、俺は☆1つだが、さらに後にくるカモガヤ花粉に☆3つついている。これが6月ごろまで続く。例年、杉が大したことなくて油断してカモガヤが炸裂するという歴史を繰り返しているので、地道に対策を続けたい。
もう一つ。
まだ発症していない子どももちゃんと対策しないといけない。幸いにして、長女はディズニープリンセスに、次女はアンパンマンに首ったけで、それぞれのキャラクターが印刷されたマスクなら喜んで装着する。少しでも花粉を入れないようにして発症を遅らせてやりたいところだ。
さてさて、春の物欲第2弾。それはMacProの高速化計画だ！
MacPro
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 2.5sec, F2.8, ISO100)
具体的には、起動ディスクをSSDに換装した。128GBなら1万そこそこで買えたからだ。それまでシステムはだいたい50GB程度だったので、今後のある程度の肥大化にも耐えられよう。だが、この換装の際には幾つもの出来事が起きた。
現在市場に流通するSSDは基本的に2.5インチHDDのフォームファクターだ。だが、我がMacProにある4つのベイは当然3.5インチサイズだ。だが、調べてみると、同じようにデスクトップPCに2.5インチのSSDを、と考えている人は多いのか、3.5インチベイに2.5インチのストレージを搭載するためのブラケットはいくらでも売っているようだった。
そうこうしているうちに、利用店舗数分ポイント倍付けとなる楽天のスーパーセールがやってきた。購入のチャンスだ。
128GBで、そこそこスピードも信頼できて安いヤツということで、ADATAのものを購入することにした。当初は、同じ店でブラケットも買おうと考えていたが、その最安店ではブラケットの取り扱いがないようだった。他の店でブラケットだけ購入すると送料の方が高くつくし、少額すぎてポイント倍付けの対象にもならない。ブラケットは近くのヨドバシ実店舗で買うことにして、SSDだけを発注した。
これが正解だった。
SSDが届く日に、ちょうど時間があったのでヨドバシへ行き、ブラケットを物色した。他のサイズより2.5→3.5だけが妙に高い。おいおい、SSD需要が高いからって、ぼったくりなんじゃないか？
その中でも最安のものを握った瞬間、ハタと気がついた。あれっ？ブラケットつけたらSATA端子の位置どうなっちゃうんだ？
我がMacProの3.5インチベイは、ケーブルレスの素晴らしい設計だ。3.5インチHDDをMacProに付属するアタッチメントにねじ止めして、アタッチメントごとレールに沿わせて挿入すれば、きっちりSATAの端子がHDDに刺さるようなカセットイン状態になっている。サーバー的な運用も考えられているのだろう。
ところが、2.5インチにブラケットをつけただけでは、この端子の位置が変わってしまう。つまり、ベイには刺さってもSATAがSSDに刺さらないのだ！しまった、これは誤算だぞ。
MacPro
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/15sec, F2.5, ISO800)
少しうろたえて店内を見渡す。延長ケーブルか？しかしせっかくのカセットインなMacProにケーブルなんてダサいぞ。
そう思った俺の目の前に、ナイスな製品があった。3.5インチの外形に、2.5インチの筐体をすっぽりと収めるケースだ。そして「コネクターの位置が3.5インチHDDと同じ」という記載があった。2.5インチのコネクターから短い変換基板を介して3.5インチの位置のコネクターにつながっているようだ。変換ケーブルより断然スマートだ。おお、これしかないぜ！
かくして3.5インチHDD型変換ケースを買って帰ると、SSDも届いていた。
開けてみると、プラスチックの3.5インチ搭載用のブラケットが付属している。ああん？そんなこと買う時に記載されてなかったぞ？端子の位置さえ問題なければこれで済んだわけだ。
一応その付属プラブラケットにもつけてみたが、やはり端子は刺さらない。フフンそうだろうそうだろう、とおもむろに買ってきた3.5インチ型ブラケットに装着する。
ADATA SSD
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/3sec, F2.5, ISO800)
そしてMacProのアタッチメントを取り付け...あれ？
また誤算だ。MacProのアタッチメントは、3.5インチHDDの底側のネジ穴にネジ止めする。ところが、この3.5インチ型ブラケットは、側面のネジ穴はあるが、底面のそれはなかったのだ。
もうダサいとかそんな次元でなくなってきた。アタッチメントと3.5インチ型ブラケットをガムテで固定した (′Д`;。とりあえず問題なく接続して固定できた。
ダサダサながらSSDの装着なったところでMacOSXのシステムを従来のHDDからSSDに切り替える作業に入った。
これがビックリするほど簡単だった。従来から保持しているTimeMachineバックアップを念のためもう一度実行して最新状態にする。
次に、SSDを装着した状態で、従来のシステムのリカバリーエリアから起動し、SSDに対しTimeMachineから「システムを復元」する。
ものの30分程度で、従来と全く同じ環境のシステムがSSDに再現されてしまった。
アプリの起動が速い！スリープからの復帰ももちろん同様だ。
これに気を良くして、システムが空いた分、データHDDのパーティションの切り直しを行うことにした。
これが迂闊だった。
SSD換装に先立ち、書類系、画像系のデータはTimeMachineにもバックアップがある状態でボリューム間の移動を行った。
しかし、システム換装時のTimeMachineの鮮やかさに感覚が麻痺したのか、音楽系、映像系のデータディスクは、データがTimeMachineにしか残らない状態で、内容を消去してパーティションを切り直してしまった。
そして、TimeMachineから音楽系と映像系のデータを新ボリュームへコピーさせようとして異変に気づく。ファイルのコピーができない旨のエラーが表示されて、まったく進まないまま停止してしまう。
権限の問題かなにかだろうと思ったのだが、どうもそうではない。1MB程度までの小さなファイルならコピーできるようだし、TimeMachineのデータを直接見る分には音楽も再生できる。
おかしいと思い、ディスクユーティリティを走らせたら、「このエラーを修復できません」などとぬかして諦めやがる。マジかよ！これはマズイぞ。
音楽系の大半は160GBのiPodの中にあって復旧できるだろうが、それでもLoopのライブの24bit96kHzハイレゾ録音のオリジナルファイルなどは失うことになる。これまでのiTunesの視聴履歴なども同様だ。
映像系については、友人の結婚式のために作ったスライドショーなどだ。これも、DVDを引っ張り出してくれば一応復旧できないことはないが、はたしてどこまでか。いずれにしても、復旧させた方がいいに決まっている。
だが、何度かディスクユーティリティをかけているうちに、ボリュームを認識すらしなくなってしまった。終わった...。
が、そこからHDDに対してディスクユーティリティをかけたら、成功した上、TimeMachineボリュームも認識した。
全身で祈りながらファイルのコピーを行う。問題なくできるようだ！
コピーしたファイルは、今度こそ権限の問題で閲覧のみになっているので、Ownerを自分のアカウントに変更することで元どおりとなった。
TimeMachineは、ほとんど存在を意識することなく随時バックアップをとってくれて、実に簡単に復旧できるナイスなヤツだが、それだけに、アクセスも多くて、カタログ構造などがダメージを受けやすいのだろう。たまには診断し、修復しておいた方が良いと学んだ。
猛烈に冷や汗かいたりもしたが、快速システムを得て、データディスクにもかなりの余裕ができた。しばらくはこの体制で落ち着けそうだな。
そんな大飛散で今シーズンから発症した人も結構多いようだ。
アレルギー検査で杉花粉☆3つの俺だが、1月中から薬を欠かさず飲んできたのが奏功し、ひどいクシャミや鼻詰まりを起こしていない。
だが、油断は禁物だ。そろそろ始まっていると思われるヒノキ花粉については、俺は☆1つだが、さらに後にくるカモガヤ花粉に☆3つついている。これが6月ごろまで続く。例年、杉が大したことなくて油断してカモガヤが炸裂するという歴史を繰り返しているので、地道に対策を続けたい。
もう一つ。
まだ発症していない子どももちゃんと対策しないといけない。幸いにして、長女はディズニープリンセスに、次女はアンパンマンに首ったけで、それぞれのキャラクターが印刷されたマスクなら喜んで装着する。少しでも花粉を入れないようにして発症を遅らせてやりたいところだ。
さてさて、春の物欲第2弾。それはMacProの高速化計画だ！
MacPro
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 2.5sec, F2.8, ISO100)
具体的には、起動ディスクをSSDに換装した。128GBなら1万そこそこで買えたからだ。それまでシステムはだいたい50GB程度だったので、今後のある程度の肥大化にも耐えられよう。だが、この換装の際には幾つもの出来事が起きた。
現在市場に流通するSSDは基本的に2.5インチHDDのフォームファクターだ。だが、我がMacProにある4つのベイは当然3.5インチサイズだ。だが、調べてみると、同じようにデスクトップPCに2.5インチのSSDを、と考えている人は多いのか、3.5インチベイに2.5インチのストレージを搭載するためのブラケットはいくらでも売っているようだった。
そうこうしているうちに、利用店舗数分ポイント倍付けとなる楽天のスーパーセールがやってきた。購入のチャンスだ。
128GBで、そこそこスピードも信頼できて安いヤツということで、ADATAのものを購入することにした。当初は、同じ店でブラケットも買おうと考えていたが、その最安店ではブラケットの取り扱いがないようだった。他の店でブラケットだけ購入すると送料の方が高くつくし、少額すぎてポイント倍付けの対象にもならない。ブラケットは近くのヨドバシ実店舗で買うことにして、SSDだけを発注した。
これが正解だった。
SSDが届く日に、ちょうど時間があったのでヨドバシへ行き、ブラケットを物色した。他のサイズより2.5→3.5だけが妙に高い。おいおい、SSD需要が高いからって、ぼったくりなんじゃないか？
その中でも最安のものを握った瞬間、ハタと気がついた。あれっ？ブラケットつけたらSATA端子の位置どうなっちゃうんだ？
我がMacProの3.5インチベイは、ケーブルレスの素晴らしい設計だ。3.5インチHDDをMacProに付属するアタッチメントにねじ止めして、アタッチメントごとレールに沿わせて挿入すれば、きっちりSATAの端子がHDDに刺さるようなカセットイン状態になっている。サーバー的な運用も考えられているのだろう。
ところが、2.5インチにブラケットをつけただけでは、この端子の位置が変わってしまう。つまり、ベイには刺さってもSATAがSSDに刺さらないのだ！しまった、これは誤算だぞ。
MacPro
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/15sec, F2.5, ISO800)
少しうろたえて店内を見渡す。延長ケーブルか？しかしせっかくのカセットインなMacProにケーブルなんてダサいぞ。
そう思った俺の目の前に、ナイスな製品があった。3.5インチの外形に、2.5インチの筐体をすっぽりと収めるケースだ。そして「コネクターの位置が3.5インチHDDと同じ」という記載があった。2.5インチのコネクターから短い変換基板を介して3.5インチの位置のコネクターにつながっているようだ。変換ケーブルより断然スマートだ。おお、これしかないぜ！
かくして3.5インチHDD型変換ケースを買って帰ると、SSDも届いていた。
開けてみると、プラスチックの3.5インチ搭載用のブラケットが付属している。ああん？そんなこと買う時に記載されてなかったぞ？端子の位置さえ問題なければこれで済んだわけだ。
一応その付属プラブラケットにもつけてみたが、やはり端子は刺さらない。フフンそうだろうそうだろう、とおもむろに買ってきた3.5インチ型ブラケットに装着する。
ADATA SSD
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/3sec, F2.5, ISO800)
そしてMacProのアタッチメントを取り付け...あれ？
また誤算だ。MacProのアタッチメントは、3.5インチHDDの底側のネジ穴にネジ止めする。ところが、この3.5インチ型ブラケットは、側面のネジ穴はあるが、底面のそれはなかったのだ。
もうダサいとかそんな次元でなくなってきた。アタッチメントと3.5インチ型ブラケットをガムテで固定した (′Д`;。とりあえず問題なく接続して固定できた。
ダサダサながらSSDの装着なったところでMacOSXのシステムを従来のHDDからSSDに切り替える作業に入った。
これがビックリするほど簡単だった。従来から保持しているTimeMachineバックアップを念のためもう一度実行して最新状態にする。
次に、SSDを装着した状態で、従来のシステムのリカバリーエリアから起動し、SSDに対しTimeMachineから「システムを復元」する。
ものの30分程度で、従来と全く同じ環境のシステムがSSDに再現されてしまった。
アプリの起動が速い！スリープからの復帰ももちろん同様だ。
これに気を良くして、システムが空いた分、データHDDのパーティションの切り直しを行うことにした。
これが迂闊だった。
SSD換装に先立ち、書類系、画像系のデータはTimeMachineにもバックアップがある状態でボリューム間の移動を行った。
しかし、システム換装時のTimeMachineの鮮やかさに感覚が麻痺したのか、音楽系、映像系のデータディスクは、データがTimeMachineにしか残らない状態で、内容を消去してパーティションを切り直してしまった。
そして、TimeMachineから音楽系と映像系のデータを新ボリュームへコピーさせようとして異変に気づく。ファイルのコピーができない旨のエラーが表示されて、まったく進まないまま停止してしまう。
権限の問題かなにかだろうと思ったのだが、どうもそうではない。1MB程度までの小さなファイルならコピーできるようだし、TimeMachineのデータを直接見る分には音楽も再生できる。
おかしいと思い、ディスクユーティリティを走らせたら、「このエラーを修復できません」などとぬかして諦めやがる。マジかよ！これはマズイぞ。
音楽系の大半は160GBのiPodの中にあって復旧できるだろうが、それでもLoopのライブの24bit96kHzハイレゾ録音のオリジナルファイルなどは失うことになる。これまでのiTunesの視聴履歴なども同様だ。
映像系については、友人の結婚式のために作ったスライドショーなどだ。これも、DVDを引っ張り出してくれば一応復旧できないことはないが、はたしてどこまでか。いずれにしても、復旧させた方がいいに決まっている。
だが、何度かディスクユーティリティをかけているうちに、ボリュームを認識すらしなくなってしまった。終わった...。
が、そこからHDDに対してディスクユーティリティをかけたら、成功した上、TimeMachineボリュームも認識した。
全身で祈りながらファイルのコピーを行う。問題なくできるようだ！
コピーしたファイルは、今度こそ権限の問題で閲覧のみになっているので、Ownerを自分のアカウントに変更することで元どおりとなった。
TimeMachineは、ほとんど存在を意識することなく随時バックアップをとってくれて、実に簡単に復旧できるナイスなヤツだが、それだけに、アクセスも多くて、カタログ構造などがダメージを受けやすいのだろう。たまには診断し、修復しておいた方が良いと学んだ。
猛烈に冷や汗かいたりもしたが、快速システムを得て、データディスクにもかなりの余裕ができた。しばらくはこの体制で落ち着けそうだな。
nobilesの投稿(23:53:13-2013-03-21) -
カテゴリ: Mac
コメント
end wrote:
2013-03-22 06:53:38
nobiles_mobile wrote:
そうなん？まあ確かにおととし鼻焼いた時、途中から薬でも効果あったけど。
いずれにしても☆3つな俺は1月から反応してたのよ (′Д`;。
いずれにしても☆3つな俺は1月から反応してたのよ (′Д`;。
2013-03-22 12:05:26
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