NOBILES Days
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2日間、悔しさと寂しさで触れたくもなかったが、中日はあっさり日ハムに敗れ去った。あれだけヒット打って点が取れないんじゃそりゃ勝てない。一丸となった日ハムは効率よく点とったし、守りも鉄壁だった。今回はしょうがない。
っていうかいつになったら日本一の感動を味あわせてくれるんだ。
有力進学校が大学受験を重視するあまり、教えるべき科目を教えていなかった。それどころか、単位の付け替えまでしてたという。やってることホリエモンライブドアだ。良い大学に入るだけが全てなんだろうか。なんか大切なこと忘れてないか？
世界史は受験に使わんからいらない？アホか。なぜに世界が大戦に突き進んだかを知らずに、このぬるま湯平和の日本でノウノウと良い大学入ってノウノウと暮らす気か。...まあ、俺もノウノウと暮らしてるけど。
幸いなことに俺はテストを解くという能力に長けていたので（頭が良い、とは違う能力だと思う）、それなりに名のある大学の付属高校に入った。高校を卒業さえできれば大学のどっかの学部には入れる仕組みだ。
まあ、国語の成績が抜群で付属高校入ったくせに理工学部に行ってしまう時点で破綻しているわけだが、そもそも元来がぐうたらな人間だ。受験で勝って入ったものの、すぐに遊び惚けて半年としないうちに中学からのエスカレーター組と似たような成績まで落ちた。
だけど、付属高校は受験を意識しなくて良い分、特に社会系や理科系は先生によって一風変わった授業も多かった。世界史は西洋をほぼ無視し、中国やイスラムを中心としたものを習ったし、日本史は戦国時代までをすごくマニアックに教わった。個人的には、近代こそしっかり教えるべきだと思うんだが、まあそれらはそれらで興味深かった。
何より、時間は腐るほどあったから、音楽に打ち込んだり、友達と過ごしたりした。部活をともにした10人などは未だに1年に最低1度は顔を合わす大切な友人だ。自己正当化かもしれないが、十代後半のいわゆる青春時代というヤツを穏やかな時間の中で過ごさせてもらったことは幸せであったと、心から親に感謝している。
それにしても、入るのが難しくて出るのが楽だと、出るまでに人間は堕落しがちだ。大学に入るために高校時代を受験に捧げるより、大学を出るために大学で教わることをしっかり勉強した方がいい。高校では高校の勉強を一生懸命すればいい。
堕落しちゃった人間が言うことではないかもしれないが、自分の興味外の大学の勉強もしっかりやっておけば良かったと後悔している。そんな自分と同じような人間が無駄に増えたら日本はヤバいとも思う。
教育基本法の改正も議論されているところだが、愛国心だの学力の数値目標だの言っている。そんなの、果たしてどこまで重要なんだろうか。受験だの数値目標だのの強迫観念で勉強させるのではなく、子供達の好奇心を引き出し、伸ばしてあげるような教育。そういう道筋をつけることが大切なんじゃないか？国がどのような道を歩んで、どうして今こうして穏やかに暮らせているかを知れば、愛国心なんて自ずと湧いてくるものじゃないのか？
っていうかいつになったら日本一の感動を味あわせてくれるんだ。
有力進学校が大学受験を重視するあまり、教えるべき科目を教えていなかった。それどころか、単位の付け替えまでしてたという。やってることホリエモンライブドアだ。良い大学に入るだけが全てなんだろうか。なんか大切なこと忘れてないか？
世界史は受験に使わんからいらない？アホか。なぜに世界が大戦に突き進んだかを知らずに、このぬるま湯平和の日本でノウノウと良い大学入ってノウノウと暮らす気か。...まあ、俺もノウノウと暮らしてるけど。
幸いなことに俺はテストを解くという能力に長けていたので（頭が良い、とは違う能力だと思う）、それなりに名のある大学の付属高校に入った。高校を卒業さえできれば大学のどっかの学部には入れる仕組みだ。
まあ、国語の成績が抜群で付属高校入ったくせに理工学部に行ってしまう時点で破綻しているわけだが、そもそも元来がぐうたらな人間だ。受験で勝って入ったものの、すぐに遊び惚けて半年としないうちに中学からのエスカレーター組と似たような成績まで落ちた。
だけど、付属高校は受験を意識しなくて良い分、特に社会系や理科系は先生によって一風変わった授業も多かった。世界史は西洋をほぼ無視し、中国やイスラムを中心としたものを習ったし、日本史は戦国時代までをすごくマニアックに教わった。個人的には、近代こそしっかり教えるべきだと思うんだが、まあそれらはそれらで興味深かった。
何より、時間は腐るほどあったから、音楽に打ち込んだり、友達と過ごしたりした。部活をともにした10人などは未だに1年に最低1度は顔を合わす大切な友人だ。自己正当化かもしれないが、十代後半のいわゆる青春時代というヤツを穏やかな時間の中で過ごさせてもらったことは幸せであったと、心から親に感謝している。
それにしても、入るのが難しくて出るのが楽だと、出るまでに人間は堕落しがちだ。大学に入るために高校時代を受験に捧げるより、大学を出るために大学で教わることをしっかり勉強した方がいい。高校では高校の勉強を一生懸命すればいい。
堕落しちゃった人間が言うことではないかもしれないが、自分の興味外の大学の勉強もしっかりやっておけば良かったと後悔している。そんな自分と同じような人間が無駄に増えたら日本はヤバいとも思う。
教育基本法の改正も議論されているところだが、愛国心だの学力の数値目標だの言っている。そんなの、果たしてどこまで重要なんだろうか。受験だの数値目標だのの強迫観念で勉強させるのではなく、子供達の好奇心を引き出し、伸ばしてあげるような教育。そういう道筋をつけることが大切なんじゃないか？国がどのような道を歩んで、どうして今こうして穏やかに暮らせているかを知れば、愛国心なんて自ずと湧いてくるものじゃないのか？
nobilesの投稿(10:50:14-2006-10-28) -
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