NOBILES Days
Jump to navigation2005 F-1 Monaco Tour (4) - Day2(5/18) To Vence
というわけで、大したネタのない時の2005モナコGPツアー旅行記 (^_^;。
バックナンバーはこちら。
1.Prologue
2.To Nice
3.Musee Matisse
南仏には「鷲の巣村」と言われる村がたくさん点在している。狭い丘の上に民家が寄り添うように建っている。
↑バスの窓越しだが、鷲の巣村のとても分かりやすい例
なぜわざわざこんな風にしたかというと、アラブ人やトルコ人（総称してサラセン人というらしい）の攻撃から逃れるためなのだという。なるほど、言われてみるとちょっと日本のお城（犬山城とか岐阜城とか...って生まれ故郷近くの城ばかりだ (^_^;）にも雰囲気が似ている。
そんなわけで、モナコGP旅行2日目午後は、こうした鷲の巣村の一つ、ヴァンスというところへ向かう。
ヴァンスはニースから車で1時間半ほどのところにある。前回美術館を観に行ったマティスゆかりの街で、嫁のたっての希望だ。
別にタクシーでも行けるのだが、路線バスの方が当然はるかに安い。多分英語ですら通じないだろうが、トライしてみることにした。
まず、乗り場を探す段階から一苦労だ。一応、ニースの旧市街近くにバスターミナルがあることは分かったのだが、どの乗り場なのか、何時に出るのか、金はどうやって払うのか、もうガイドブックなど見ても分からんし、ターミナルのおばちゃんともなんともコミュニケーションが取れない。
まあ「ヴァンス！ヴァンス！」と連呼し、何とかかんとかチケットを買い、必死で電光掲示板を見て乗り場も分かった。
↑これか！
乗り込もうとすると、運転手のおっさんがフランス語で何やら捲し立てる。さっぱり分からん。
なので、またしても「ヴァンス！ヴァンス！」連発する。頷くおっさん。きっと、訳分からん日本人が乗ってきたので、一応降りる場所を確認したかったんだろう。
バスはまずニース市内を通り地中海に出ると、昨日とは打って変わっての快晴で美しく輝く海を左に見ながら西へと進む。
途中通る街並は数多くの花に彩られてとても可愛らしく見える。
しかし、ニースを離れて30分ほどすると山道に差し掛かる。
日本では普通、山道となればチンタラ走るバスやトラックがボトルネックとなって、渋滞となるものだが、こちらは違う。バスがその巨体を揺すってギンギンに飛ばすのだ。むしろ一般車を追いかけ回すくらいの勢いだ。
当然、車内はガンガンに揺れる。しかし、老婦人なんかも手すりに掴まって平然としている。文化の違いだなぁ。
そんなこんなでバスに揺られて1時間半弱。ヴァンスにたどりついた。着いた時におっさんが、乗る時に俺がしたのと同じように「ヴァンス！ヴァンス！」とわざわざ連発してくれた (^_^;。ってか、さすがに分かるよ！終着なんだし。
↑真ん中に見えるのがヴィルヌーブ城。中は美術館になっていたらしい。入らなかったけど。
ガイドブックで見ていた限りだとバスは旧市街に着く、と書いてあったし、あまり大きくない街と聞いていたので、もっと閑散とした雰囲気を想像していた。しかし、着いてみたら緑も豊かで人々の活気を感じる素敵な街だった。
というわけで、次回はヴァンスでの出来事を書くことにする。
バックナンバーはこちら。
1.Prologue
2.To Nice
3.Musee Matisse
南仏には「鷲の巣村」と言われる村がたくさん点在している。狭い丘の上に民家が寄り添うように建っている。
↑バスの窓越しだが、鷲の巣村のとても分かりやすい例
なぜわざわざこんな風にしたかというと、アラブ人やトルコ人（総称してサラセン人というらしい）の攻撃から逃れるためなのだという。なるほど、言われてみるとちょっと日本のお城（犬山城とか岐阜城とか...って生まれ故郷近くの城ばかりだ (^_^;）にも雰囲気が似ている。
そんなわけで、モナコGP旅行2日目午後は、こうした鷲の巣村の一つ、ヴァンスというところへ向かう。
ヴァンスはニースから車で1時間半ほどのところにある。前回美術館を観に行ったマティスゆかりの街で、嫁のたっての希望だ。
別にタクシーでも行けるのだが、路線バスの方が当然はるかに安い。多分英語ですら通じないだろうが、トライしてみることにした。
まず、乗り場を探す段階から一苦労だ。一応、ニースの旧市街近くにバスターミナルがあることは分かったのだが、どの乗り場なのか、何時に出るのか、金はどうやって払うのか、もうガイドブックなど見ても分からんし、ターミナルのおばちゃんともなんともコミュニケーションが取れない。
まあ「ヴァンス！ヴァンス！」と連呼し、何とかかんとかチケットを買い、必死で電光掲示板を見て乗り場も分かった。
↑これか！
乗り込もうとすると、運転手のおっさんがフランス語で何やら捲し立てる。さっぱり分からん。
なので、またしても「ヴァンス！ヴァンス！」連発する。頷くおっさん。きっと、訳分からん日本人が乗ってきたので、一応降りる場所を確認したかったんだろう。
バスはまずニース市内を通り地中海に出ると、昨日とは打って変わっての快晴で美しく輝く海を左に見ながら西へと進む。
途中通る街並は数多くの花に彩られてとても可愛らしく見える。
しかし、ニースを離れて30分ほどすると山道に差し掛かる。
日本では普通、山道となればチンタラ走るバスやトラックがボトルネックとなって、渋滞となるものだが、こちらは違う。バスがその巨体を揺すってギンギンに飛ばすのだ。むしろ一般車を追いかけ回すくらいの勢いだ。
当然、車内はガンガンに揺れる。しかし、老婦人なんかも手すりに掴まって平然としている。文化の違いだなぁ。
そんなこんなでバスに揺られて1時間半弱。ヴァンスにたどりついた。着いた時におっさんが、乗る時に俺がしたのと同じように「ヴァンス！ヴァンス！」とわざわざ連発してくれた (^_^;。ってか、さすがに分かるよ！終着なんだし。
↑真ん中に見えるのがヴィルヌーブ城。中は美術館になっていたらしい。入らなかったけど。
ガイドブックで見ていた限りだとバスは旧市街に着く、と書いてあったし、あまり大きくない街と聞いていたので、もっと閑散とした雰囲気を想像していた。しかし、着いてみたら緑も豊かで人々の活気を感じる素敵な街だった。
というわけで、次回はヴァンスでの出来事を書くことにする。
nobilesの投稿(01:58:39-2006-11-08) -
カテゴリ: Monaco
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