NOBILES Days
Jump to navigationThe Launch of Renault R27
さて、スキー行ったりしている間に、だいぶ新車がローンチされてしまった。さっさと行こう。
まずはチャンピオンチーム、ルノーのR27だ。
タバコ広告規制で12年続いたメインスポンサー、マイルドセブンが撤退。オランダの金融会社INGのカラーリングとなった。
...オ、オレンジ？？
なんか全然力強くないカラーリングだな。この感じ、'93年のスクーデリア・イタリアのチェスターフィールドカラーにも似たものを感じるな。
まあ、強ければこのカラーリングもかっこ良く見えるんだろうが（ちなみにスクーデリア・イタリアはその年をもってミナルディと合併し撤退している）、チャンピオン、アロンソが抜けた穴は大きい。
フィジケラはテクニシャンだが、チャンピオンになれる厳しさ、冷静さに欠ける。テストドライバーから昇格したコバライネンは既にフィジケラよりもチーム内の評価も高いらしいが、新人がF-1のチャンピオンシップ争いを冷静にこなせるかというと、そんな前例は近年ではジャック・ヴィルヌーブのみ。未知数だ。
だが、マシンはなかなかに面白い。
フロントサスを見ると、フェラーリにレッドブルもほぼゼロキールに移行し、恐らくは唯一となるVキールを継続。ただ、ノーズ自体は少し細く、低くなったように見える。どちらかというとサス性能重視でありながら、若干ながら空力性能追求にシフトしたように思える。
だが、サイドポンツーンは面白い。昨年のR26も大分絞り込まれたものだったが、さらに過激だったマクラーレンMP4-21調に攻め込まれたものになった。さらに、昨年後半から投入されたポットフィンは後ろに延ばされてリヤタイヤ前のフェンスまでつながり、ポンツーンの上下で完全に隔壁を形成するに至った。
考え方としてはマクラーレンMP4-22の、前方に延長されたチムニーと同じで、流速が速いポンツーン側面の空気と、遅くなった上面の空気を完全に分離し、流速の速い方の空気を有効活用しようというものだと思われる。
さらに、ポットフィンの上には、なんと、サイドミラーが直接装着されている。昨年フェラーリが採用した位置であるが、これをポットフィンと一体化してくるとは全く予想していなかった。
ミラーは結構空力的に細かい改良の余地が残されている部品であると言われるが、なかなか面白い処理だ。チムニーやラジエターの排気までを空力に積極利用してきたルノーならではだと思う。
ポンツーン後端もさらに低められた。昨年一本だったリヤウィングステーは（実走テストでは）二本になったようだ。
全体的には間違いなく昨年型の正常進化であるのは間違いないが、ポンツーンの特徴的なデザインは面白い。完成度は高いように思えた。
やっぱり、ドライバーラインナップがちょっと不安かな、正直。
まずはチャンピオンチーム、ルノーのR27だ。
タバコ広告規制で12年続いたメインスポンサー、マイルドセブンが撤退。オランダの金融会社INGのカラーリングとなった。
...オ、オレンジ？？
なんか全然力強くないカラーリングだな。この感じ、'93年のスクーデリア・イタリアのチェスターフィールドカラーにも似たものを感じるな。
まあ、強ければこのカラーリングもかっこ良く見えるんだろうが（ちなみにスクーデリア・イタリアはその年をもってミナルディと合併し撤退している）、チャンピオン、アロンソが抜けた穴は大きい。
フィジケラはテクニシャンだが、チャンピオンになれる厳しさ、冷静さに欠ける。テストドライバーから昇格したコバライネンは既にフィジケラよりもチーム内の評価も高いらしいが、新人がF-1のチャンピオンシップ争いを冷静にこなせるかというと、そんな前例は近年ではジャック・ヴィルヌーブのみ。未知数だ。
だが、マシンはなかなかに面白い。
フロントサスを見ると、フェラーリにレッドブルもほぼゼロキールに移行し、恐らくは唯一となるVキールを継続。ただ、ノーズ自体は少し細く、低くなったように見える。どちらかというとサス性能重視でありながら、若干ながら空力性能追求にシフトしたように思える。
だが、サイドポンツーンは面白い。昨年のR26も大分絞り込まれたものだったが、さらに過激だったマクラーレンMP4-21調に攻め込まれたものになった。さらに、昨年後半から投入されたポットフィンは後ろに延ばされてリヤタイヤ前のフェンスまでつながり、ポンツーンの上下で完全に隔壁を形成するに至った。
考え方としてはマクラーレンMP4-22の、前方に延長されたチムニーと同じで、流速が速いポンツーン側面の空気と、遅くなった上面の空気を完全に分離し、流速の速い方の空気を有効活用しようというものだと思われる。
さらに、ポットフィンの上には、なんと、サイドミラーが直接装着されている。昨年フェラーリが採用した位置であるが、これをポットフィンと一体化してくるとは全く予想していなかった。
ミラーは結構空力的に細かい改良の余地が残されている部品であると言われるが、なかなか面白い処理だ。チムニーやラジエターの排気までを空力に積極利用してきたルノーならではだと思う。
ポンツーン後端もさらに低められた。昨年一本だったリヤウィングステーは（実走テストでは）二本になったようだ。
全体的には間違いなく昨年型の正常進化であるのは間違いないが、ポンツーンの特徴的なデザインは面白い。完成度は高いように思えた。
やっぱり、ドライバーラインナップがちょっと不安かな、正直。
nobilesの投稿(00:44:00-2007-01-31) -
カテゴリ: Formula-One
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