NOBILES Days
Jump to navigationSki Tour to Hakuba - Vol.1
現地から携帯でも入れた通り、週末は毎年恒例のスキー旅行で白馬に行ってきた。
↑白馬47からの景色。天気は悪め。
(Pentax OptioX, プログラムモード, 1/320sec, F4.3, ISO100, 5.8mm(35mm相当))
メンツは大学時代の研究室の同窓生達で4人組だ。俺一人が大学四年で脱落し、残りは院に進んだが、彼らの卒業後からなぜかスキーに行き始めるようになり、一年に一度、新幹線ツアーの泊りがけでいくのが恒例になった。
白馬は昨年も行った。本当は今回竜王に行きたかったが、取れなかった。まあ、昨年雪質もまあまあだったし、なにより景色がとてもいいところだったので楽しみにしていた。
長野新幹線と長距離バスを乗り継ぎ、白馬47というスキー場に辿り着く。
いざ。
...ガリガリである。まーひどい。ほぼ前面アイスバーン状態だ。無駄にスピード出るくせに、全然エッジが切れずにコントロールできない。これは厳しい。しかも、ところどころ地面が露出して茶色くなっている。本当に雪がないようだ。
その惨状に萎えて速攻メシモードに突入する。酷い混雑だ。ってか、食堂小せぇよ。
で、今度は少しでもいい雪求めて上の方へ向かう。...ガスってる...。酷い視界だ。
↑まあ、こういう写真は綺麗なんだけど、滑る分にはとても困るのだ。
(Pentax OptioX, プログラムモード, 1/400sec, F4.8, ISO80, 17.4mm(107mm相当))
本当に数m先が見えない。何とか前を行く人の影を追って進むが、どの程度の斜度かすら良く分からなくなってくるほどだ。しかも、人が異様に多い。この視界の中で人の姿が見えるのは心強いが、激突の危険性も高くなる。
またしてもこの状況に萎えて今度はオヤツモードでまた食堂にしけ込む。
...全然リフトを使っていない...。嗚呼、ここでそんな貧乏根性が働いてしまったのだ。
オヤツから復帰後は、視界が悪くなく少しでも人が少ないゲレンデを求めて彷徨い始めることとなる。
そうして、割と端の方のリフトに辿り着く。登る。かなりの斜度だが、人は少ない。「これは...」と思ったら凄まじいアイスバーンだ (´Д｀;。
と、仲間のボビー（愛称：天然の巻き毛が外人の子供みたいなので）がいない。ボビーは懸賞でタダでもらった安っちいボードに数千円の最安ビンディングを使っている。これが本当に酷い代物で、ぐらぐら動く。ボーダーでない俺が見ても明らかにダメ道具だ。
そんなだから、もともとそんなにうまくないのに上達もしないし、とっても危険、しかも遅いという三重苦である。で、遅いからはぐれてしまう。
しばらくリフトのところで待っていたが、来ない。携帯もつながらない。いつまで待っていてもしょうがないので、まずはこのアイスバーンを降りる。
ひどい。コレは怖い。鬼のようにスピードが出てしまう。
板を回り込ませてブレーキをかける。止まらない。たまらず横に倒れて止まろうとする。止まらない！もう完全に巨大滑り台状態だ。
バタバタと暴れ続けて...数秒間は滑走しただろうか。ようやく、少し（氷でなく）雪のあるところに引っかかって止まったが、30mくらいは落ちたんじゃないだろうか。髪は氷まみれ、手袋やブーツの中にまで氷が入り込んできていた。でもこれで、もし視界悪くて気付かずにゲレンデの端にいたとしたら、と思うとゾッとする。
結局、ボビーは他のリフトに乗っていた。そろそろ帰ろうかと言っていたところだったので、一応帰ろうと試みたのだが、探しにうろうろしていた俺達の姿をみかけて戻ってきたのだった。ちなみに携帯は鞄の中で電源切っていたそうだ...意味ねーよ！
そんなことがあって、ホテル行き4時のバスには乗れず（ホテルへは1時間に一本しかバスがなかったのだ）。まあ、その分ゆっくり着替えて一息休憩することができた。
が、この5時のバスの運転手が最低だった。人の板を3つくらい重ねた上に、重い荷物を平気で置きやがった。「ちょっと板の上なんだけど！」と声を上げたが全く聞いていない。もう他の荷物の整理に精を出している。最悪な気分でホテルに到着したのだった。
ホテル着以降、2日目についてはまた明日...
↑白馬47からの景色。天気は悪め。
(Pentax OptioX, プログラムモード, 1/320sec, F4.3, ISO100, 5.8mm(35mm相当))
メンツは大学時代の研究室の同窓生達で4人組だ。俺一人が大学四年で脱落し、残りは院に進んだが、彼らの卒業後からなぜかスキーに行き始めるようになり、一年に一度、新幹線ツアーの泊りがけでいくのが恒例になった。
白馬は昨年も行った。本当は今回竜王に行きたかったが、取れなかった。まあ、昨年雪質もまあまあだったし、なにより景色がとてもいいところだったので楽しみにしていた。
長野新幹線と長距離バスを乗り継ぎ、白馬47というスキー場に辿り着く。
いざ。
...ガリガリである。まーひどい。ほぼ前面アイスバーン状態だ。無駄にスピード出るくせに、全然エッジが切れずにコントロールできない。これは厳しい。しかも、ところどころ地面が露出して茶色くなっている。本当に雪がないようだ。
その惨状に萎えて速攻メシモードに突入する。酷い混雑だ。ってか、食堂小せぇよ。
で、今度は少しでもいい雪求めて上の方へ向かう。...ガスってる...。酷い視界だ。
↑まあ、こういう写真は綺麗なんだけど、滑る分にはとても困るのだ。
(Pentax OptioX, プログラムモード, 1/400sec, F4.8, ISO80, 17.4mm(107mm相当))
本当に数m先が見えない。何とか前を行く人の影を追って進むが、どの程度の斜度かすら良く分からなくなってくるほどだ。しかも、人が異様に多い。この視界の中で人の姿が見えるのは心強いが、激突の危険性も高くなる。
またしてもこの状況に萎えて今度はオヤツモードでまた食堂にしけ込む。
...全然リフトを使っていない...。嗚呼、ここでそんな貧乏根性が働いてしまったのだ。
オヤツから復帰後は、視界が悪くなく少しでも人が少ないゲレンデを求めて彷徨い始めることとなる。
そうして、割と端の方のリフトに辿り着く。登る。かなりの斜度だが、人は少ない。「これは...」と思ったら凄まじいアイスバーンだ (´Д｀;。
と、仲間のボビー（愛称：天然の巻き毛が外人の子供みたいなので）がいない。ボビーは懸賞でタダでもらった安っちいボードに数千円の最安ビンディングを使っている。これが本当に酷い代物で、ぐらぐら動く。ボーダーでない俺が見ても明らかにダメ道具だ。
そんなだから、もともとそんなにうまくないのに上達もしないし、とっても危険、しかも遅いという三重苦である。で、遅いからはぐれてしまう。
しばらくリフトのところで待っていたが、来ない。携帯もつながらない。いつまで待っていてもしょうがないので、まずはこのアイスバーンを降りる。
ひどい。コレは怖い。鬼のようにスピードが出てしまう。
板を回り込ませてブレーキをかける。止まらない。たまらず横に倒れて止まろうとする。止まらない！もう完全に巨大滑り台状態だ。
バタバタと暴れ続けて...数秒間は滑走しただろうか。ようやく、少し（氷でなく）雪のあるところに引っかかって止まったが、30mくらいは落ちたんじゃないだろうか。髪は氷まみれ、手袋やブーツの中にまで氷が入り込んできていた。でもこれで、もし視界悪くて気付かずにゲレンデの端にいたとしたら、と思うとゾッとする。
結局、ボビーは他のリフトに乗っていた。そろそろ帰ろうかと言っていたところだったので、一応帰ろうと試みたのだが、探しにうろうろしていた俺達の姿をみかけて戻ってきたのだった。ちなみに携帯は鞄の中で電源切っていたそうだ...意味ねーよ！
そんなことがあって、ホテル行き4時のバスには乗れず（ホテルへは1時間に一本しかバスがなかったのだ）。まあ、その分ゆっくり着替えて一息休憩することができた。
が、この5時のバスの運転手が最低だった。人の板を3つくらい重ねた上に、重い荷物を平気で置きやがった。「ちょっと板の上なんだけど！」と声を上げたが全く聞いていない。もう他の荷物の整理に精を出している。最悪な気分でホテルに到着したのだった。
ホテル着以降、2日目についてはまた明日...
nobilesの投稿(11:57:00-2007-02-26) -
カテゴリ: Travel
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