NOBILES Days
Jump to navigationOpen My Mind by Three Degrees
今日は自治体の行っている両親学級のようなものに行ってきた。
これからこれだけ子供が産まれる夫婦がいるのに少子化が叫ばれているとは、なんとも矛盾しているように思えた。役所所属の保育士さん達も、自分達の出来る範囲で精一杯新しく親となる我々を支えようとしているのだと思って、頼もしくも思った。
でも、もっと上の政治を司る人間が、力を持った人間が大きく動かさなければ、彼らの努力だけではきっと子育ての地域格差やら、産科の崩壊などを解決することはできない。お願いだから、しっかり国民のことを思って働いてはもらえんだろうか。
近所に咲いていた真っ白いタチアオイ
(PentaxK10D, PentaxFA43mmLimited, ApertureValueMode, 1/4000sec, F1.9, ISO100)
さて、もう2週間近く前になってしまったが、前回の日記の続き。
しばし母校での時間を過ごした俺は、東急東横線に乗り、MotionBlueというライブハウスに向かった。
MotionBlueは以前にも一度行っているが、良く行くBluenoteの系列店で、みなとみらい21地区と大さん橋の間にある赤レンガ倉庫というところにある。
以前の日記にも書いたが、この赤レンガ倉庫、みなとみらいの美しい夜景が見れるのもあっていいデートスポットではあるが、かつては桜木町や関内あたりから20分近く歩かねばならず、陸の孤島のような場所だった。だが、数年前のみなとみらい線の開通で一気に状況が変わった。東横線から直通、日本大通り駅からなら徒歩5分足らずで行けるようになったのだ。まあ、それを言い始めたら、本丸Bluenoteだって、表参道の駅から10分くらい歩かねばならないわけだが。
今回のアクトは"Three Degrees"。女性ヴォーカル3人組のグループである。実は'70年代前半、筒美京平らの楽曲提供による「にがい涙」など、日本語詞の歌で日本でも大ブレークしたので、実は俺なんかよりも俺の両親世代の方がずっと馴染みがあるかもしれない。そのせいか、観客の年齢層もかなり高めに感じる。
で、今回はLoopメンバーの勤務先の特典で、ミュージックチャージでディナーも付いてくるというプランだった。こうした類いのライブハウスに行く時には、美味そうだと思いながらも、かなりの値段なので入場する前に安い店で腹ごしらえをしている始末の貧乏性だ。こんなオイシいプランに飛びつかないはずがないのである。
というわけで、料理の写真連発で。かなり暗いので写真的には結構厳しい (′Д`;。
さて、Three Degrees。何しろ全盛期が30年以上前だ。それからメンバーも交代になっているようではあるが、どんだけおばあちゃんが出てくるのかと思っていた。割としっとり行くのかな、とも。
ところが、入場からハイテンションなMCとともに入場すると、3人して周囲の観客に大いに愛想を振りまく余裕。歌い始めれば実に張りのある艶やかなボーカル。ハモれば大迫力のコーラスワークだ。3人とも粒が揃っていて実に気持ちがよい。それでいて、各人に個性があるのが面白い。
また、振り付けが実に良い。3人ともしっかり揃っているし、いろいろな動きがあって見ているだけでも全く飽きることがない。これぞ円熟の極みである。
演奏隊が楽しそうなのもとても良い。特にベーシストはかなり演出したがりのようで、メンバー紹介の時にはサングラスをかけて登場。その容姿が若きスティーヴィー・ワンダーに似ていることから、Three Degreesに煽られて"You're The Sunshine On My Mind"を1コーラス、しっかりバックバンド付きで歌い上げてしまった。しかも、メチャクチャ上手い。
で、ライブが進むにつれ、どんどん会場を盛り上げて行く。これがまた円熟技だ。アンコールのBoogie Wonderlandではついに会場全体を立ち上がらせ、振り付けを伝授して踊らせる始末だ。しかもそれが10分くらい延々と続いた。これが苦痛どころか、実に楽しかった。
大幅に時間押して終演したが、最後には退場するメンバーと抱擁までしてしまった。
会場から出ると、Three Degreesはいなかったが、バックバンドのメンバーがいて、一緒に写真を撮ったり、ハイテンションで感想を言ったり、ひととき触れ合ってしまった。
実に高揚感を感じながら終わったライブだった。これまで生涯で昨年のTower of Powerのライブが一番素晴らしかったと思っているが、それとはベクトルは違うかもしれないが、満足感では同等と言って良いくらい素晴らしいライブであった。
ただ、一つだけ苦言を呈すなら、MotionBlueってBluenoteよりも会場が若干ばかり小規模であるため、Bluenoteでは天井からぶら下がっているメインスピーカーがステージ横に置いてある。今回は割とこのスピーカーに近かったため、ラインを通したキーボードの音が少し耳にやかましかった。やはりこのあたりはBluenoteの方がレベルが高いと感じた。
これからこれだけ子供が産まれる夫婦がいるのに少子化が叫ばれているとは、なんとも矛盾しているように思えた。役所所属の保育士さん達も、自分達の出来る範囲で精一杯新しく親となる我々を支えようとしているのだと思って、頼もしくも思った。
でも、もっと上の政治を司る人間が、力を持った人間が大きく動かさなければ、彼らの努力だけではきっと子育ての地域格差やら、産科の崩壊などを解決することはできない。お願いだから、しっかり国民のことを思って働いてはもらえんだろうか。
近所に咲いていた真っ白いタチアオイ
(PentaxK10D, PentaxFA43mmLimited, ApertureValueMode, 1/4000sec, F1.9, ISO100)
さて、もう2週間近く前になってしまったが、前回の日記の続き。
しばし母校での時間を過ごした俺は、東急東横線に乗り、MotionBlueというライブハウスに向かった。
MotionBlueは以前にも一度行っているが、良く行くBluenoteの系列店で、みなとみらい21地区と大さん橋の間にある赤レンガ倉庫というところにある。
以前の日記にも書いたが、この赤レンガ倉庫、みなとみらいの美しい夜景が見れるのもあっていいデートスポットではあるが、かつては桜木町や関内あたりから20分近く歩かねばならず、陸の孤島のような場所だった。だが、数年前のみなとみらい線の開通で一気に状況が変わった。東横線から直通、日本大通り駅からなら徒歩5分足らずで行けるようになったのだ。まあ、それを言い始めたら、本丸Bluenoteだって、表参道の駅から10分くらい歩かねばならないわけだが。
今回のアクトは"Three Degrees"。女性ヴォーカル3人組のグループである。実は'70年代前半、筒美京平らの楽曲提供による「にがい涙」など、日本語詞の歌で日本でも大ブレークしたので、実は俺なんかよりも俺の両親世代の方がずっと馴染みがあるかもしれない。そのせいか、観客の年齢層もかなり高めに感じる。
で、今回はLoopメンバーの勤務先の特典で、ミュージックチャージでディナーも付いてくるというプランだった。こうした類いのライブハウスに行く時には、美味そうだと思いながらも、かなりの値段なので入場する前に安い店で腹ごしらえをしている始末の貧乏性だ。こんなオイシいプランに飛びつかないはずがないのである。
というわけで、料理の写真連発で。かなり暗いので写真的には結構厳しい (′Д`;。
さて、Three Degrees。何しろ全盛期が30年以上前だ。それからメンバーも交代になっているようではあるが、どんだけおばあちゃんが出てくるのかと思っていた。割としっとり行くのかな、とも。
ところが、入場からハイテンションなMCとともに入場すると、3人して周囲の観客に大いに愛想を振りまく余裕。歌い始めれば実に張りのある艶やかなボーカル。ハモれば大迫力のコーラスワークだ。3人とも粒が揃っていて実に気持ちがよい。それでいて、各人に個性があるのが面白い。
また、振り付けが実に良い。3人ともしっかり揃っているし、いろいろな動きがあって見ているだけでも全く飽きることがない。これぞ円熟の極みである。
演奏隊が楽しそうなのもとても良い。特にベーシストはかなり演出したがりのようで、メンバー紹介の時にはサングラスをかけて登場。その容姿が若きスティーヴィー・ワンダーに似ていることから、Three Degreesに煽られて"You're The Sunshine On My Mind"を1コーラス、しっかりバックバンド付きで歌い上げてしまった。しかも、メチャクチャ上手い。
で、ライブが進むにつれ、どんどん会場を盛り上げて行く。これがまた円熟技だ。アンコールのBoogie Wonderlandではついに会場全体を立ち上がらせ、振り付けを伝授して踊らせる始末だ。しかもそれが10分くらい延々と続いた。これが苦痛どころか、実に楽しかった。
大幅に時間押して終演したが、最後には退場するメンバーと抱擁までしてしまった。
会場から出ると、Three Degreesはいなかったが、バックバンドのメンバーがいて、一緒に写真を撮ったり、ハイテンションで感想を言ったり、ひととき触れ合ってしまった。
実に高揚感を感じながら終わったライブだった。これまで生涯で昨年のTower of Powerのライブが一番素晴らしかったと思っているが、それとはベクトルは違うかもしれないが、満足感では同等と言って良いくらい素晴らしいライブであった。
ただ、一つだけ苦言を呈すなら、MotionBlueってBluenoteよりも会場が若干ばかり小規模であるため、Bluenoteでは天井からぶら下がっているメインスピーカーがステージ横に置いてある。今回は割とこのスピーカーに近かったため、ラインを通したキーボードの音が少し耳にやかましかった。やはりこのあたりはBluenoteの方がレベルが高いと感じた。
nobilesの投稿(23:49:00-2008-07-16) -
カテゴリ: Music
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