NOBILES Days
Jump to navigationWelcome to the animal planet
次女誕生とその後の多忙で既にタイムリーではなくなっているが、せっかく途中まで書いてたので、1月ほど前のことをアップしておこう。
基本的に、ブログの執筆は通勤の往復であることに今更自分で気づいた (^_^;。会社行かないとブログがあまり進まない。まあ、今回は余裕もなかったのだが。
ちなみに文中、「娘」はもちろん長女のことだ。
The Green Window
(PentaxK-7, PentaxDA*60-250mmF4(98.0mm), 1/30sec, F4.0, ISO250)
「夏を休んで電力削減」を掲げる会社の方針でたった3日となった俺のGW。
2日目の九十九里に続き、最終日は動物園に行くことにした。入場料半額券を嫁さんがもらってきたからだ。
まあ割引券がなくても、「こどもチャレンジ」のオモチャやDVDで、娘が動物にかなり興味を持っていることは分かっていたので、いずれは連れて行きたいと思っていた。渡りに船であった。
そんなわけで、某市営の動物園に行った。
コアラだの、今話題のパンダだの、珍しい生き物がいるわけではない。でも、キリンだの象だの、生物多様性を見せられればいいので、十分だ。あ、二本足立ちで一時期有名になったレッサーパンダの風太くんがいるらしい。
動物園にはいくつか入り口があるようだが、駐車場側から入ったらいきなり長い登り階段が立ちはだかった。が、後で園内を巡っていくうちに気づいたことには、ここは小高い丘に作られた動物園のようで、どこから入っても登り坂らしい。
しかし、さすがエネルギーが有り余ってる娘は、せっせと階段を登り始めた。臨月を迎えた嫁さんには酷と思ったが、緩やかなのでさほどでもない。園内は、咲き頃を迎えたツツジや新緑が豊かで気持ち良い。
坂を登りきると、いきなりレッサーパンダがいた。
さすがに「レッサーパンダ」という固有名詞は分からないようだが、生き物を見て娘のテンションも上がる。「あれ？なにこれー？ネコさん？」なんて言いながら指差したりしている。
噂の風太くんもいたが...2本足立ちどころか、爆睡していた (′Д`;。
娘は、人形やDVDの中でしか動物を知らない。そこでまずは生物の多様性があからさまに分かりやすい「大きい動物」を見せようと、キリンや象のいるコーナーへ向かった。
まず一番手前にいたダチョウの時点で、その大きさ、迫力に娘は若干怯み気味だ。
そして見えてきたのは、かなり遠くで木の葉を食べているキリンだ。
「あ、キリンさん！」
さすが、分かりやすい特徴があるキリンは一発で認識したようだ。
と、その手前のスペースで、岩かと見紛う物体がゆらーりと動いた。象の後ろ姿だった。
「ほらキーちゃん、あれは象さんだよ」
しゃがんで娘と同じ目線になって象を指差すが、想像よりも大きく迫力があるからか、娘は固まり気味だ。
と、象がゆらーりと振り向き、こちらに歩き始めた。
すると、娘はハッとして反対側に逃げ始めた。柵のこちらまで来てしまうと思ったのだろう。チャレンジャーのようで、意外と臆病で可愛らしく思った。
一方で娘は、かなり自我が出てきて、いじけるとか、親のことを試すような素振りも見せるようになってきた。
大きな動物コーナーを見終わって昼食に向かおうと歩いていると、突然娘が立ち止まって、これまで見せたことのない、拗ねたような、不機嫌なような顔をして、少し先まで歩いた俺たちをじっと見ていた。
戻って手を引こうとしても、横にずれて口をへの字に曲げるだけだ。仕方ないのでジリジリと視界から消えるくらいまで移動すると、俺達が見えるところまでは娘も移動する。そんな繰り返しでようやく食堂に辿り着いた。
食事の後も、お猿さんコーナーまでは一緒に順調に歩いてきたが、そのうち、横の土手みたいなところを登ったり降りたりという行為に没頭し始め、全く順路を進めなくなってしまった。
多分...単純に疲れたのかもしれないし、初めて見る動物達など、新しい情報が入って来過ぎて処理しきれないのかもしれない。
こりゃあもう帰るか、と駐車場へ向かおうとしたところ、「動物科学館」という、ちょっと綺麗な建物が現れた。せっかく来たんだし後生だから、と入ってみることにした。
中は、夜行性の猿の展示や、熱帯の鳥類がいる擬似ジャングルとなっている温室などがあった。ちなみに、トビラの写真はこの建物の中から撮った。
それまで散々足止めをしていた娘だけに、室内の展示なんぞ興味ないだろうと思いきや、身重でベンチに座った嫁さんを置いて、俺の手を引っ張ってズンズン歩いて行く。最終的には全てのフロアを探検してしまった。一体どこに興味スイッチがあるんだろうか。
展示の順路は、円柱状の建物をグルッと回って来る形式になっているのだが、いよいよ出口に近づくと、娘はどうやら入口に戻ってきたと勘違いしてしまうようで、「違（ちが）、違（ちが）」と言って順路を戻ってしまう。俺がいくら「こっちでいいんだよ」と言っても聞かない。
結局それで3往復くらいした。
何度も往復するうちに、特にハマっていたのがクロマキーコーナーだ。
緑一色の壁の前に立つと、目の前のモニターに、例えばライオンと一緒に写っている...要は、合成写真というわけだ。
自宅のMacでも暇さえあればモニター上のカメラで自分撮りをしたがる娘にとっては、さらに動物と一緒に写るとあって大興奮だった。
まあ、引率者としてはなかなか苦労したが、いろいろ感じるものがあったようで、来てよかったかな。
基本的に、ブログの執筆は通勤の往復であることに今更自分で気づいた (^_^;。会社行かないとブログがあまり進まない。まあ、今回は余裕もなかったのだが。
ちなみに文中、「娘」はもちろん長女のことだ。
The Green Window
(PentaxK-7, PentaxDA*60-250mmF4(98.0mm), 1/30sec, F4.0, ISO250)
「夏を休んで電力削減」を掲げる会社の方針でたった3日となった俺のGW。
2日目の九十九里に続き、最終日は動物園に行くことにした。入場料半額券を嫁さんがもらってきたからだ。
まあ割引券がなくても、「こどもチャレンジ」のオモチャやDVDで、娘が動物にかなり興味を持っていることは分かっていたので、いずれは連れて行きたいと思っていた。渡りに船であった。
そんなわけで、某市営の動物園に行った。
コアラだの、今話題のパンダだの、珍しい生き物がいるわけではない。でも、キリンだの象だの、生物多様性を見せられればいいので、十分だ。あ、二本足立ちで一時期有名になったレッサーパンダの風太くんがいるらしい。
動物園にはいくつか入り口があるようだが、駐車場側から入ったらいきなり長い登り階段が立ちはだかった。が、後で園内を巡っていくうちに気づいたことには、ここは小高い丘に作られた動物園のようで、どこから入っても登り坂らしい。
しかし、さすがエネルギーが有り余ってる娘は、せっせと階段を登り始めた。臨月を迎えた嫁さんには酷と思ったが、緩やかなのでさほどでもない。園内は、咲き頃を迎えたツツジや新緑が豊かで気持ち良い。
坂を登りきると、いきなりレッサーパンダがいた。
さすがに「レッサーパンダ」という固有名詞は分からないようだが、生き物を見て娘のテンションも上がる。「あれ？なにこれー？ネコさん？」なんて言いながら指差したりしている。
噂の風太くんもいたが...2本足立ちどころか、爆睡していた (′Д`;。
娘は、人形やDVDの中でしか動物を知らない。そこでまずは生物の多様性があからさまに分かりやすい「大きい動物」を見せようと、キリンや象のいるコーナーへ向かった。
まず一番手前にいたダチョウの時点で、その大きさ、迫力に娘は若干怯み気味だ。
そして見えてきたのは、かなり遠くで木の葉を食べているキリンだ。
「あ、キリンさん！」
さすが、分かりやすい特徴があるキリンは一発で認識したようだ。
と、その手前のスペースで、岩かと見紛う物体がゆらーりと動いた。象の後ろ姿だった。
「ほらキーちゃん、あれは象さんだよ」
しゃがんで娘と同じ目線になって象を指差すが、想像よりも大きく迫力があるからか、娘は固まり気味だ。
と、象がゆらーりと振り向き、こちらに歩き始めた。
すると、娘はハッとして反対側に逃げ始めた。柵のこちらまで来てしまうと思ったのだろう。チャレンジャーのようで、意外と臆病で可愛らしく思った。
一方で娘は、かなり自我が出てきて、いじけるとか、親のことを試すような素振りも見せるようになってきた。
大きな動物コーナーを見終わって昼食に向かおうと歩いていると、突然娘が立ち止まって、これまで見せたことのない、拗ねたような、不機嫌なような顔をして、少し先まで歩いた俺たちをじっと見ていた。
戻って手を引こうとしても、横にずれて口をへの字に曲げるだけだ。仕方ないのでジリジリと視界から消えるくらいまで移動すると、俺達が見えるところまでは娘も移動する。そんな繰り返しでようやく食堂に辿り着いた。
食事の後も、お猿さんコーナーまでは一緒に順調に歩いてきたが、そのうち、横の土手みたいなところを登ったり降りたりという行為に没頭し始め、全く順路を進めなくなってしまった。
多分...単純に疲れたのかもしれないし、初めて見る動物達など、新しい情報が入って来過ぎて処理しきれないのかもしれない。
こりゃあもう帰るか、と駐車場へ向かおうとしたところ、「動物科学館」という、ちょっと綺麗な建物が現れた。せっかく来たんだし後生だから、と入ってみることにした。
中は、夜行性の猿の展示や、熱帯の鳥類がいる擬似ジャングルとなっている温室などがあった。ちなみに、トビラの写真はこの建物の中から撮った。
それまで散々足止めをしていた娘だけに、室内の展示なんぞ興味ないだろうと思いきや、身重でベンチに座った嫁さんを置いて、俺の手を引っ張ってズンズン歩いて行く。最終的には全てのフロアを探検してしまった。一体どこに興味スイッチがあるんだろうか。
展示の順路は、円柱状の建物をグルッと回って来る形式になっているのだが、いよいよ出口に近づくと、娘はどうやら入口に戻ってきたと勘違いしてしまうようで、「違（ちが）、違（ちが）」と言って順路を戻ってしまう。俺がいくら「こっちでいいんだよ」と言っても聞かない。
結局それで3往復くらいした。
何度も往復するうちに、特にハマっていたのがクロマキーコーナーだ。
緑一色の壁の前に立つと、目の前のモニターに、例えばライオンと一緒に写っている...要は、合成写真というわけだ。
自宅のMacでも暇さえあればモニター上のカメラで自分撮りをしたがる娘にとっては、さらに動物と一緒に写るとあって大興奮だった。
まあ、引率者としてはなかなか苦労したが、いろいろ感じるものがあったようで、来てよかったかな。
nobilesの投稿(23:53:00-2011-05-17) -
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