NOBILES Days
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新生活が始まって数日が過ぎた。
夜の授乳（母親だけで完結できるものではないのだ。二人を包むように布団をかけてあげたり、楽な姿勢で授乳できるよう第三者が調整してあげるとグッと楽になる）にもだんだん慣れてきたが、今日は大量の便をした結果おしめから横漏れしてしまった。ドタバタである。
だが音楽を流し、目の前でリズムに乗って動いてやると、それを楽しそうな顔をして目で追ったり、腕を動かしたりしている。だんだん目も見えるようになってきて、音にも反応するようになってきた証拠だろう。毎日が発見だ。
その毎日の発見を父親ながら体験できるのは本当に貴重だと思う。もっと男の育休が世間で認知されれば良いのに、と思う。
Disney Sea
(PentaxK10D, TamronA14(48.0mm), ProgramMode, 1.0sec, F4.5, ISO800)
いや、別にディズニーシーに行ったわけではない。昼の番組で特集やっていたので去年の写真を見て思い出していた。
この頃はまだ娘は影も形もなかった。実に不思議だ。
まだ詳細は捜査中であろうが...あんな事件が起きると言うのは、やっぱり何か世の中に鬱積したものがあるからだろうか。件の被害者夫妻は、嫁さんの同僚の義理のご両親だと言う。容疑者の住まいは友人のマンションから1kmばかりのところだし、妙に身近に大事件の断片が転がっていることに軽い恐怖もおぼえる。
理解不能な事件が相次ぐのは、いささか使い古された言葉で言えば、世の中の閉塞感やら鬱積した不満というヤツなんだろうか。
何と言ったって、長たる者のリーダーシップがなければ、その地域なり組織なりがうまく回るわけがない。これだけ社会不安が広がっているのに、この社会をリードしなければならない立場の人間が密室談合みたいなことをやって、そこでの言葉を言った言わないの子どもの喧嘩をしていてはお話にならない。
ちょっと前に触れた話題だって根本は同じだ。
命を賭けて国を護るべき組織が、公的には未だに中途半端な立場しか与えられていない。それは、その総指揮官である立場の者が過去の過ちに対して態度をはっきりさせていないからだ。いつまでも、眉毛のおじいちゃんの談話を踏襲するでは、当時被害を受けた人々の気持ちが和らぐはずもない。いろいろ議論はあるが、国際貢献として一定の評価を得ている活動は毎年毎年政争の具とされる。不満が鬱積してもおかしくない。だからあんなおかしな方向へ行くのだ。
彼らの役割を明確にして、より建設的な活動ができるような環境を整備する。それが、命をかける彼らにとってモティベーションとなるし、総指揮官である者の役目のはずだ。
この国の、特に若者の愛国心の無さは問題だと思う。別に国がどうなろうと俺が良ければいいなんて連中は、いかに国に護られているかということに想像が及んでいない。これは教育が間違っていたと言われても致し方ない面もあろう。
でも一方で、最近ではその反動か分からないが、かつての戦争を美化しようなどという自己中心的な愛国心も蔓延しつつあるように思える。
数年前になるが、お隣の国の抗日運動の報道を見て、まだ中高生くらいだった従兄弟が漏らしたセリフが忘れられない。
「なんでそんな昔のことを」。
昔のことかもしれない。でも、我々は過去の過ちをしっかり清算できていない。いつまで経ってもリーダーが「談話を踏襲」から踏み込まないからだ。それどころか、かの戦争を美化するような行為と受け取られても仕方のないような行動すらとってみせた。
確かに、お隣の国の抗日教育というのもいかがなものかと思う。でも、それは今一部の政治家達が言っている「自虐的歴史観からの脱却」も同じだと俺は思う。我が国は全てが正しいなどという認識で他の国の人たちと尊重しあった関係を築けるものか。
たとえ仮に戦勝国によって脚色を加えられたものであったとしても、国際的にも広く認知された歴史というのを学ぶのがまず第一だ。少なくとも、なぜ今我々が世界的に見ても豊潤すぎるほどの生活を送れるようになったのか理解できるはずだ。今朝鮮半島が南北に分かれていることと、我々の繁栄は無関係ではない。
正直言って、土器に縄の模様があっただのなんだのということなんて...一般常識として知っておいても良いとは思うが、今の我々に繋がることは少ない。もっとなぜ今我々が命の危険に晒されることもなく、先進国として幸せを享受しているかを理解させることがいわゆる愛国心へと繋がるのではないかと思う。
って言うか...。テレビの雑学クイズ問題見ていると、自分が如何に歴史の知識が少ないかと痛感させられる。何しろ、大学を受験していない上に、付属高校だからという理由で、特殊な授業を受けた。日本史は戦国時代まで、世界史はイスラム中心の授業だった。それはそれで一般的な歴史の授業とは違う視点が広がったが、いささか偏りのある知識であったし、正直今はあまり覚えていない。
この育休を利用して、娘をあやしながら歴史の本でも読んでみようかとすら思っている。
...って、あれ？何のハナシだったっけ？
夜の授乳（母親だけで完結できるものではないのだ。二人を包むように布団をかけてあげたり、楽な姿勢で授乳できるよう第三者が調整してあげるとグッと楽になる）にもだんだん慣れてきたが、今日は大量の便をした結果おしめから横漏れしてしまった。ドタバタである。
だが音楽を流し、目の前でリズムに乗って動いてやると、それを楽しそうな顔をして目で追ったり、腕を動かしたりしている。だんだん目も見えるようになってきて、音にも反応するようになってきた証拠だろう。毎日が発見だ。
その毎日の発見を父親ながら体験できるのは本当に貴重だと思う。もっと男の育休が世間で認知されれば良いのに、と思う。
Disney Sea
(PentaxK10D, TamronA14(48.0mm), ProgramMode, 1.0sec, F4.5, ISO800)
いや、別にディズニーシーに行ったわけではない。昼の番組で特集やっていたので去年の写真を見て思い出していた。
この頃はまだ娘は影も形もなかった。実に不思議だ。
まだ詳細は捜査中であろうが...あんな事件が起きると言うのは、やっぱり何か世の中に鬱積したものがあるからだろうか。件の被害者夫妻は、嫁さんの同僚の義理のご両親だと言う。容疑者の住まいは友人のマンションから1kmばかりのところだし、妙に身近に大事件の断片が転がっていることに軽い恐怖もおぼえる。
理解不能な事件が相次ぐのは、いささか使い古された言葉で言えば、世の中の閉塞感やら鬱積した不満というヤツなんだろうか。
何と言ったって、長たる者のリーダーシップがなければ、その地域なり組織なりがうまく回るわけがない。これだけ社会不安が広がっているのに、この社会をリードしなければならない立場の人間が密室談合みたいなことをやって、そこでの言葉を言った言わないの子どもの喧嘩をしていてはお話にならない。
ちょっと前に触れた話題だって根本は同じだ。
命を賭けて国を護るべき組織が、公的には未だに中途半端な立場しか与えられていない。それは、その総指揮官である立場の者が過去の過ちに対して態度をはっきりさせていないからだ。いつまでも、眉毛のおじいちゃんの談話を踏襲するでは、当時被害を受けた人々の気持ちが和らぐはずもない。いろいろ議論はあるが、国際貢献として一定の評価を得ている活動は毎年毎年政争の具とされる。不満が鬱積してもおかしくない。だからあんなおかしな方向へ行くのだ。
彼らの役割を明確にして、より建設的な活動ができるような環境を整備する。それが、命をかける彼らにとってモティベーションとなるし、総指揮官である者の役目のはずだ。
この国の、特に若者の愛国心の無さは問題だと思う。別に国がどうなろうと俺が良ければいいなんて連中は、いかに国に護られているかということに想像が及んでいない。これは教育が間違っていたと言われても致し方ない面もあろう。
でも一方で、最近ではその反動か分からないが、かつての戦争を美化しようなどという自己中心的な愛国心も蔓延しつつあるように思える。
数年前になるが、お隣の国の抗日運動の報道を見て、まだ中高生くらいだった従兄弟が漏らしたセリフが忘れられない。
「なんでそんな昔のことを」。
昔のことかもしれない。でも、我々は過去の過ちをしっかり清算できていない。いつまで経ってもリーダーが「談話を踏襲」から踏み込まないからだ。それどころか、かの戦争を美化するような行為と受け取られても仕方のないような行動すらとってみせた。
確かに、お隣の国の抗日教育というのもいかがなものかと思う。でも、それは今一部の政治家達が言っている「自虐的歴史観からの脱却」も同じだと俺は思う。我が国は全てが正しいなどという認識で他の国の人たちと尊重しあった関係を築けるものか。
たとえ仮に戦勝国によって脚色を加えられたものであったとしても、国際的にも広く認知された歴史というのを学ぶのがまず第一だ。少なくとも、なぜ今我々が世界的に見ても豊潤すぎるほどの生活を送れるようになったのか理解できるはずだ。今朝鮮半島が南北に分かれていることと、我々の繁栄は無関係ではない。
正直言って、土器に縄の模様があっただのなんだのということなんて...一般常識として知っておいても良いとは思うが、今の我々に繋がることは少ない。もっとなぜ今我々が命の危険に晒されることもなく、先進国として幸せを享受しているかを理解させることがいわゆる愛国心へと繋がるのではないかと思う。
って言うか...。テレビの雑学クイズ問題見ていると、自分が如何に歴史の知識が少ないかと痛感させられる。何しろ、大学を受験していない上に、付属高校だからという理由で、特殊な授業を受けた。日本史は戦国時代まで、世界史はイスラム中心の授業だった。それはそれで一般的な歴史の授業とは違う視点が広がったが、いささか偏りのある知識であったし、正直今はあまり覚えていない。
この育休を利用して、娘をあやしながら歴史の本でも読んでみようかとすら思っている。
...って、あれ？何のハナシだったっけ？
nobilesの投稿(22:19:40-2008-11-24) -
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