NOBILES Days
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嫁さんの誕生日に続いて、結婚記念日（入籍じゃなくて式挙げた日）を迎えた。
どこかに出かけたい気分だが、例によって足がそれを許さない。それでも、気晴らしにと久々に家族3人で自宅近くを散歩した。3km近くを歩いてかなりいい汗をかいた（ちなみに外を歩く時はまだ片方の松葉杖を使っている）。その後、夕飯は甲府ヌーボーとやらのワインを買ってきて、嫁さん手作りのハンバーグで少しばかりご馳走気分を味わったというわけだ。甲府ヌーボーは日本のワインらしく、どこか日本酒のような香りもして不思議だった。味そのものはヌーボーらしい瑞々しさが溢れていた。
軒先に、ペアのカマキリが並んでいた
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/800sec, F5.6, ISO100)
昨日、右足の病院へ行った。手術からちょうど6週間が経ったので、靭帯もくっつく時期になる。ついに、右膝を曲げるリハビリを開始する時が来たのだ。
前回の診察は電車とバスを乗り継いで行ってみたが、今回はお義父さんの車で送ってもらう。10分もしないで到着する。あの1時間かかった行程はなんだったのだ。
病院は相変わらず空いていて、到着して診察券を出して1分も立たずに呼ばれた。この病院に来て初めてレントゲンを撮る。初めて！？という感じだが、最初の2回くらいは労災の書類が届いてなくて120％の自費だったし、どうせこの日まで固定するしかないから撮らなかったんだろう。
さすが最新の病院、レントゲンは良くドラマとかでも出てくるフィルムのようなものに写されるのではなく、画像データがそのまま先生のコンピュータに転送される仕組みらしい。前の病院は旧来のレントゲンだったので、余計に新鮮に感じる。
と、言ってもレントゲンを撮っても筋肉である靭帯は写らない。だが、膝のお皿の骨の位置が正常なので大丈夫だろうということだった。膝のお皿は、太ももの筋肉と、患部である靭帯とで力が均衡することで正しい位置にいられるというわけだ。
そんなわけで、2階のリハビリ室に移り、いよいよ右膝曲げを始める。
例の脇知弘似の理学療法士が、膝の裏を左手で支え、かかとを右手で持ち、少しずつ膝を曲げて行く。
！！！！
「あーーーーとととととと」
思わず声を挙げる。
まだほんのわずか曲げただけなのに、関節にもの凄い違和感が走る。膝の裏の二本の筋の特に内側の方に、割り箸のようなものが詰まっているかのように感じられる。
俺の声を聞いて療法士も驚いたようだ。念入りにマッサージを施していく。そして再び曲げにチャレンジするが...やはり20度も曲げると、まさに油の切れた蝶番（ちょうつがい）のようにギシギシという感覚が伝わってくるのだ。
結局今回はそれ以上深く曲げることはできなかった。話によると、膝の皿の動きが悪いらしい。確かに、横方向にはそこそこ動くが、縦方向は凝り固まってほとんど動かない。これを家でもほぐしてくるように言われた。
では、曲げる方のリハビリはと言うと...まだ自分で無理矢理曲げると、変に負担がかかる可能性があるので、普段はまだニーブレス（装具）を付けておくように言われた。...つまり、依然として病院でのリハビリの時間以外は膝を曲げることができないということだ。これにはガッカリした。
正直言うと、今回の通院で膝がある程度曲がるようになれば、相当歩くのも楽になり、うまく行けば車の運転もできるかな、などと考えていた。来週には仕事にも復帰できるかもしれないと思っていたのだが...膝が曲がらなければ椅子に長時間座るのも辛いし、歩くのが遅いので通勤も厳しい。復帰ももう少し延ばすことにした。
だが、いずれにしてもこれからがリハビリ本番だ。
今回の怪我で、俺は多くの人から「痛くて辛そう」と言葉をもらってきた。だが実は、怪我をした直後と手術直後以外、悩まされるほどの痛みというのはなかった。それよりも、右足をつけないのと右膝を曲げられないという不便さにこそずっと悩まされてきたのだ。
しかし、今曲げ始めるに至って、いよいよまた痛みに堪えなければならないフェーズに入ったのかもしれない。そう、これが最後の難関なのかもしれない。
これからはリハビリ通院の間隔も狭めることになった。まあ、気負いしすぎぬよう、やれる範囲で頑張りたいと思う。
どこかに出かけたい気分だが、例によって足がそれを許さない。それでも、気晴らしにと久々に家族3人で自宅近くを散歩した。3km近くを歩いてかなりいい汗をかいた（ちなみに外を歩く時はまだ片方の松葉杖を使っている）。その後、夕飯は甲府ヌーボーとやらのワインを買ってきて、嫁さん手作りのハンバーグで少しばかりご馳走気分を味わったというわけだ。甲府ヌーボーは日本のワインらしく、どこか日本酒のような香りもして不思議だった。味そのものはヌーボーらしい瑞々しさが溢れていた。
軒先に、ペアのカマキリが並んでいた
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/800sec, F5.6, ISO100)
昨日、右足の病院へ行った。手術からちょうど6週間が経ったので、靭帯もくっつく時期になる。ついに、右膝を曲げるリハビリを開始する時が来たのだ。
前回の診察は電車とバスを乗り継いで行ってみたが、今回はお義父さんの車で送ってもらう。10分もしないで到着する。あの1時間かかった行程はなんだったのだ。
病院は相変わらず空いていて、到着して診察券を出して1分も立たずに呼ばれた。この病院に来て初めてレントゲンを撮る。初めて！？という感じだが、最初の2回くらいは労災の書類が届いてなくて120％の自費だったし、どうせこの日まで固定するしかないから撮らなかったんだろう。
さすが最新の病院、レントゲンは良くドラマとかでも出てくるフィルムのようなものに写されるのではなく、画像データがそのまま先生のコンピュータに転送される仕組みらしい。前の病院は旧来のレントゲンだったので、余計に新鮮に感じる。
と、言ってもレントゲンを撮っても筋肉である靭帯は写らない。だが、膝のお皿の骨の位置が正常なので大丈夫だろうということだった。膝のお皿は、太ももの筋肉と、患部である靭帯とで力が均衡することで正しい位置にいられるというわけだ。
そんなわけで、2階のリハビリ室に移り、いよいよ右膝曲げを始める。
例の脇知弘似の理学療法士が、膝の裏を左手で支え、かかとを右手で持ち、少しずつ膝を曲げて行く。
！！！！
「あーーーーとととととと」
思わず声を挙げる。
まだほんのわずか曲げただけなのに、関節にもの凄い違和感が走る。膝の裏の二本の筋の特に内側の方に、割り箸のようなものが詰まっているかのように感じられる。
俺の声を聞いて療法士も驚いたようだ。念入りにマッサージを施していく。そして再び曲げにチャレンジするが...やはり20度も曲げると、まさに油の切れた蝶番（ちょうつがい）のようにギシギシという感覚が伝わってくるのだ。
結局今回はそれ以上深く曲げることはできなかった。話によると、膝の皿の動きが悪いらしい。確かに、横方向にはそこそこ動くが、縦方向は凝り固まってほとんど動かない。これを家でもほぐしてくるように言われた。
では、曲げる方のリハビリはと言うと...まだ自分で無理矢理曲げると、変に負担がかかる可能性があるので、普段はまだニーブレス（装具）を付けておくように言われた。...つまり、依然として病院でのリハビリの時間以外は膝を曲げることができないということだ。これにはガッカリした。
正直言うと、今回の通院で膝がある程度曲がるようになれば、相当歩くのも楽になり、うまく行けば車の運転もできるかな、などと考えていた。来週には仕事にも復帰できるかもしれないと思っていたのだが...膝が曲がらなければ椅子に長時間座るのも辛いし、歩くのが遅いので通勤も厳しい。復帰ももう少し延ばすことにした。
だが、いずれにしてもこれからがリハビリ本番だ。
今回の怪我で、俺は多くの人から「痛くて辛そう」と言葉をもらってきた。だが実は、怪我をした直後と手術直後以外、悩まされるほどの痛みというのはなかった。それよりも、右足をつけないのと右膝を曲げられないという不便さにこそずっと悩まされてきたのだ。
しかし、今曲げ始めるに至って、いよいよまた痛みに堪えなければならないフェーズに入ったのかもしれない。そう、これが最後の難関なのかもしれない。
これからはリハビリ通院の間隔も狭めることになった。まあ、気負いしすぎぬよう、やれる範囲で頑張りたいと思う。
nobilesの投稿(22:56:44-2009-11-06) -
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コメント
ぱれお wrote:
2009-11-14 23:27:48
nobiles wrote:
40度までは来ました。装具がとれる目安が90度らしいんで、そうしたら復帰かなと。
来年ってのは延ばし過ぎかなあ。なんとか来月中には戻りたいです。
来年ってのは延ばし過ぎかなあ。なんとか来月中には戻りたいです。
2009-11-15 13:44:41
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