NOBILES Days
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あーあ。
今年もモナコGPが終わってしまった。まだ自分のモナコ観戦記が半分も終わってないのに、あれからもう5年経っちまったのか！
いかんいかん。少しは進めないと。
野菜盛り沢山のほうとう
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/13sec, F2.5, ISO800)
さて、連休が終わってもう10日経つというのに、よりにもよって、その前半の日記を今さら、である。
いや、もともとはこのイベントは連休前の土日に予約をしていたのだが、娘が熱を出してしまった。
キャンセルの電話を入れると、4月中であれば振り替えが可能だというので、29〜30日に変更したというわけである。
そんなわけで今回は、前の会社の共済会が法人会員となっているリゾートホテルへ行った。
もう辞めて1ヶ月近く経つくせに何様だ、という話だろう。だが「応募資格は抽選時に正社員であること」とあった。抽選は4ヶ月も前の12月だったのである。もう辞めることは決まっていたが正社員には違いない。最後の好機だと思って申し込んだら当たってしまった。
これがすごい。食事なしとはいえ、一人一泊2000円である。もともと自然豊かな立地な上、ホテル自体の中に瀟洒なショッピングモールやプール、レストラン、託児所まで揃っている充実ぶりである。
後輩は以前からちょくちょく利用していて、素晴らしいと聞いていたのだが、何しろ予約が早過ぎてなかなか実行に移せていなかったのだ。
それがようやく実行に移せたのに、保育園デビュー間もない娘がダウンした。恐れていたことが起きた。
それでもなんとか滑り込みで日を振り替えて行くことができたのは幸運だった。しかし、家族全員新しい環境で前日まで駆け抜けた余裕のなさは後で回ってくるのである...。
中央道を使うため、1ヶ月前のトラウマがあり、一体何時間かかることやら、と危惧していた。
ところがそれに反して往路の行程は極めて順調だった。1時間半程度で都心を横断し、前月の目的地もあっという間に通過し、トイレ/おしめ休憩に、八王子を超えたところにあるサービスエリアへ入った。
が、ここで娘のおしめを換えながら、俺は衝撃の事実を思い出す。当選者に渡される法人会員のチケットを入れ忘れた！綺麗なパンフの間に挟んで持っで行こうと思って、バッチリそのまま棚の上に置いたままだ。あーーーー、前日まで全然準備できなかったツケだ。
一縷の望みをつなぐため、嫁さんに訊ねる。
「パ、パンフって持って来た？」
「ああ、棚の上に置いてあったやつ？」
おー、さすがマイワイフ！
「そうそう！それそれ。持って来た？」
「ううん。車内で見ようかと思ったけど、酔っちゃいそうだから止めた。」
...オー、ジーザス。
最後の望みも絶たれたので、すぐに「ザ・平謝りモード」へと移行である。
ホテルへと電話し、忘れた旨を告げると、身分証明書を提示し、後日チケットを郵送すればいいと言う。
助かった。さすがにここから戻ってとってくるなんてあり得ない。胸をなでおろしてまた先へと進むことにした。
途中、高速でものすごい豪雨に見舞われ、一体どうなることかと思うが、幸い通り雨に近いものだったらしく、最初の目的地に着く頃にはほぼ上がっていた。
さてその最初の目的地は、山梨ならコレ、昼飯にほうとうを食うことにしていた。以前、山梨にいた同期を訪ねた際、先輩に教えていただいて行った店だ。
品切れになったら店をさっさと閉めてしまうらしいので、道の混み具合によっては間に合わないかとも思ったが、最後まで順調に行ったので開店の30分近く前に着き、3番乗りだった。
食通の先輩が教えて下さっただけあって、本当に美味くて、しかも野菜が盛り盛りで栄養たっぷりだ。とてもいいダシで、娘も美味そうにモリモリ俺と嫁さんの皿から何分の一かずつたいらげてしまった。
この店はほうとうが美味いだけではない。店舗として古民家を使っていて庭もしっかり手入れが行き届いていて綺麗だ。店の中に飾られているものもいちいち趣がある。正直、娘がいじって壊さないか心配だった。
腹が満たされたところで、今度は、山梨といえばコレ、もう一つ。ワインだ。
実はさっきのほうとう屋は勝沼市にあった。勝沼といえば国産ワインの一大ブランドだ。以前言った時も、とてもフルーティで美味しいワインを飲めたので、またワイナリーへ行ってみることにした。
今回行ったのは、この時行ったワイナリーだ。試飲が豊富で、土産物もたくさん置いてあるからだ。
もちろん、運転手の俺は試飲できないので嫁さんに任せ、俺は娘の相手をしながらお土産を選別した。
この旅行から帰ったらすぐに俺の実家に行く予定だったのもあり、ほうとうセットと、酒に弱いうちの親でも飲めそうなワインを買った。自宅用としても、嫁さんが試飲の末、赤白を一本ずつ購入した。
それにしても、連休の初日のはずだが、人が少ない。俺らが買い物してる間は、俺らだけしかおらず、帰り際に数組とすれ違った程度だ。翌日30日が出勤日という会社が多かったのかもしれない。
さて、まだてっぺんをうっすらと雪化粧した山々を眺めながら再び先を目指す。まだ昼過ぎだが、早めにホテルに入って中で楽しもうというわけだ。
...ところが、チケットを忘れたことで支払ったと思った、家族全員4月をいっぱいいっぱいで駆け抜けてきたツケというものが、まだ完済ではなかったことが判明するのである。
つづく。
今年もモナコGPが終わってしまった。まだ自分のモナコ観戦記が半分も終わってないのに、あれからもう5年経っちまったのか！
いかんいかん。少しは進めないと。
野菜盛り沢山のほうとう
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/13sec, F2.5, ISO800)
さて、連休が終わってもう10日経つというのに、よりにもよって、その前半の日記を今さら、である。
いや、もともとはこのイベントは連休前の土日に予約をしていたのだが、娘が熱を出してしまった。
キャンセルの電話を入れると、4月中であれば振り替えが可能だというので、29〜30日に変更したというわけである。
そんなわけで今回は、前の会社の共済会が法人会員となっているリゾートホテルへ行った。
もう辞めて1ヶ月近く経つくせに何様だ、という話だろう。だが「応募資格は抽選時に正社員であること」とあった。抽選は4ヶ月も前の12月だったのである。もう辞めることは決まっていたが正社員には違いない。最後の好機だと思って申し込んだら当たってしまった。
これがすごい。食事なしとはいえ、一人一泊2000円である。もともと自然豊かな立地な上、ホテル自体の中に瀟洒なショッピングモールやプール、レストラン、託児所まで揃っている充実ぶりである。
後輩は以前からちょくちょく利用していて、素晴らしいと聞いていたのだが、何しろ予約が早過ぎてなかなか実行に移せていなかったのだ。
それがようやく実行に移せたのに、保育園デビュー間もない娘がダウンした。恐れていたことが起きた。
それでもなんとか滑り込みで日を振り替えて行くことができたのは幸運だった。しかし、家族全員新しい環境で前日まで駆け抜けた余裕のなさは後で回ってくるのである...。
中央道を使うため、1ヶ月前のトラウマがあり、一体何時間かかることやら、と危惧していた。
ところがそれに反して往路の行程は極めて順調だった。1時間半程度で都心を横断し、前月の目的地もあっという間に通過し、トイレ/おしめ休憩に、八王子を超えたところにあるサービスエリアへ入った。
が、ここで娘のおしめを換えながら、俺は衝撃の事実を思い出す。当選者に渡される法人会員のチケットを入れ忘れた！綺麗なパンフの間に挟んで持っで行こうと思って、バッチリそのまま棚の上に置いたままだ。あーーーー、前日まで全然準備できなかったツケだ。
一縷の望みをつなぐため、嫁さんに訊ねる。
「パ、パンフって持って来た？」
「ああ、棚の上に置いてあったやつ？」
おー、さすがマイワイフ！
「そうそう！それそれ。持って来た？」
「ううん。車内で見ようかと思ったけど、酔っちゃいそうだから止めた。」
...オー、ジーザス。
最後の望みも絶たれたので、すぐに「ザ・平謝りモード」へと移行である。
ホテルへと電話し、忘れた旨を告げると、身分証明書を提示し、後日チケットを郵送すればいいと言う。
助かった。さすがにここから戻ってとってくるなんてあり得ない。胸をなでおろしてまた先へと進むことにした。
途中、高速でものすごい豪雨に見舞われ、一体どうなることかと思うが、幸い通り雨に近いものだったらしく、最初の目的地に着く頃にはほぼ上がっていた。
さてその最初の目的地は、山梨ならコレ、昼飯にほうとうを食うことにしていた。以前、山梨にいた同期を訪ねた際、先輩に教えていただいて行った店だ。
品切れになったら店をさっさと閉めてしまうらしいので、道の混み具合によっては間に合わないかとも思ったが、最後まで順調に行ったので開店の30分近く前に着き、3番乗りだった。
食通の先輩が教えて下さっただけあって、本当に美味くて、しかも野菜が盛り盛りで栄養たっぷりだ。とてもいいダシで、娘も美味そうにモリモリ俺と嫁さんの皿から何分の一かずつたいらげてしまった。
この店はほうとうが美味いだけではない。店舗として古民家を使っていて庭もしっかり手入れが行き届いていて綺麗だ。店の中に飾られているものもいちいち趣がある。正直、娘がいじって壊さないか心配だった。
腹が満たされたところで、今度は、山梨といえばコレ、もう一つ。ワインだ。
実はさっきのほうとう屋は勝沼市にあった。勝沼といえば国産ワインの一大ブランドだ。以前言った時も、とてもフルーティで美味しいワインを飲めたので、またワイナリーへ行ってみることにした。
今回行ったのは、この時行ったワイナリーだ。試飲が豊富で、土産物もたくさん置いてあるからだ。
もちろん、運転手の俺は試飲できないので嫁さんに任せ、俺は娘の相手をしながらお土産を選別した。
この旅行から帰ったらすぐに俺の実家に行く予定だったのもあり、ほうとうセットと、酒に弱いうちの親でも飲めそうなワインを買った。自宅用としても、嫁さんが試飲の末、赤白を一本ずつ購入した。
それにしても、連休の初日のはずだが、人が少ない。俺らが買い物してる間は、俺らだけしかおらず、帰り際に数組とすれ違った程度だ。翌日30日が出勤日という会社が多かったのかもしれない。
さて、まだてっぺんをうっすらと雪化粧した山々を眺めながら再び先を目指す。まだ昼過ぎだが、早めにホテルに入って中で楽しもうというわけだ。
...ところが、チケットを忘れたことで支払ったと思った、家族全員4月をいっぱいいっぱいで駆け抜けてきたツケというものが、まだ完済ではなかったことが判明するのである。
つづく。
nobilesの投稿(22:45:51-2010-05-18) -
カテゴリ: Travel
コメント
ａｓｕ wrote:
2010-05-19 11:56:24
nobiles wrote:
おひさしぶりです！
臨場感...ははは (^_^;。褒め言葉？として受け取っておきます。
旅先、ご名答です。やっぱり建築家としては気になる建物なんでしょうか？
臨場感...ははは (^_^;。褒め言葉？として受け取っておきます。
旅先、ご名答です。やっぱり建築家としては気になる建物なんでしょうか？
2010-05-20 22:48:35
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