NOBILES Days
Jump to navigationGreen, Red and Yellow Colored Tunnel Vol.1
先日のライブについてだが、ついに観客数は3桁に到達！過去最高記録の111人だったそうだ。その場でのCDの販売数も88枚だったそうだ。メンバーが直接売っている分もあり、300枚のプレスも残り100枚を切ったらしい。
ありがたいことだ。本当に、恵まれた環境で趣味をやらせてもらえてるんだと思う。
Falling
(PentaxK-7, PentaxFA77mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/500sec, F3.5, ISO100)
子どもができてからは、さすがに以前ほど自由な時間が少ないので（あんだけバンドやっといて？？）、撮影を目的とした行楽がかなり減っている。
でも、せっかくの紅葉くらい抑えておきたかった。嫁さんに聞くと、千葉の養老渓谷が紅葉で有名らしい。
バンドも一段落したことだし、...というかライブ以前からこの日と決めていたのだが (^_^;、養老渓谷へ行ってきた。
有名スポットだけに、シーズンには道が大混雑するというので、車はやめて列車で行くことにした。だが前日、紅葉情報を見てみると、養老渓谷の紅葉具合が「見ごろ」から「色褪せ始め」に変わっていた。
他の場所ならまだ「見ごろ」もあったが、もう遊歩道の地図も印刷して、乗る電車も決め打ちしていたこともあり、予定通り養老渓谷に向かった。
養老渓谷は、本州から飛び出した房総半島のちょうど真ん中辺りに位置している。千葉駅から行くと、JR内房線で5,6駅行った五井駅で小湊鉄道というローカル私鉄に乗り換えとなる。
この五井駅の乗り換えがトラップだらけだ。階段を上がって小湊鉄道への乗り換え通路に向かうと、今時、乗り換えの改札がない。
さすがローカル線と思い、さっさと階段を降りると、すでに列車がホームにいた。その前に臨時窓口ができていて、制服を着た女性駅員が切符を売っていた。養老渓谷の往復だと言うと、フリーパスにすると安いと言うので、さっくりそれにする。
が、続けて駅員がこう言った。
「あの、この駅までの切符は...」
え？いや、Suicaなんだけど。
「上でタッチされました？」
は？？
確かに改札がない連絡通路だが、その両脇には門のようにSuicaの機械が置いてあったのだ。
とりあえずダッシュをかましてSuicaのタッチをしに行く。すると、さっき通る時は気にも留めなかったが、その狭めの通路にはお弁当の出店があって、じじぃばばぁども、...もとい、シルバー世代の紳士淑女達が群がって買い求めてごった返していた。げっ！
人混みを避けてなんとかSuicaをタッチした。
しかしこの弁当目的の人混み、つまりはこの先売店らしきものがあまりないということか。前日のうちにパンを買っておいて持って来て正解だったかな、などと思いつつ、再びダッシュで列車まで戻った。シーズンにはかなり混むと聞いていたからだ。
幸い、1本余裕をもって20分近く前の内房線で来たので、問題なく座れた。
なぜ座るのにここまで固執するかというと、養老渓谷までは1時間以上かかるからだ。紅葉シーズンでもたった4両、しかも、もちろん電化なんざしてないからディーゼルカーだ。やけにクッションの柔らかいベンチシートが懐かしさすら感じさせる。
発車してしばらくすると、車掌が見回りにやって来た。...あら？さっきホームで臨時券売所をしていた駅員だ。どうやら兼務らしい。涙ぐましい経営努力...とも思ったが、この4両の列車に、俺が把握しただけで男性1人、臨時券売兼務の女性2人と、3人も車掌が乗っていたので、なんだかよくわからない。
そうそうこの小湊鉄道、今IntelのCMで井川遥演じる女流作家が隠居生活を送っている設定の場所で、駅も実在する。本当にのどかなところだ。俺は確認しなかったが、その駅には近所の農家が干し柿をぶら下げているらしい。車内も、でかい身体の外国人が周囲のじいさん、ばあさん達とコミュニケートしたり、とにかく穏やかな雰囲気だった。
さて、長い小湊鉄道の旅は、終着駅の一つ手前の養老渓谷駅で終わる。
やはりここでほとんどの客が降りる。狭い狭い改札にたくさんの行楽客が殺到している。
なんとか改札を出ると、滝巡りのバスが待っていて、またそこに人が殺到していた。
俺は今回は滝ではなく、駅から徒歩で行けるハイキングコースに行くつもりだったので早速歩き始めた。
駅の近くは割と農家が多く、観光客目当ての野菜販売もやっていたりしてまたまったりしている。
ハイキングコースはいくつかあって、それぞれに分かれて行くので、だんだん一緒に歩く人たちが減っていく。
写真を撮りながら歩いていると、ついに周りには人がいなくなってしまった。
でも俺にはiPhoneがあるから現在地を確認...って！圏外じゃん！！GPSだけ利いても意味ねーし！
急に俺は不安に襲われてきた。
...つづく。
ありがたいことだ。本当に、恵まれた環境で趣味をやらせてもらえてるんだと思う。
Falling
(PentaxK-7, PentaxFA77mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/500sec, F3.5, ISO100)
子どもができてからは、さすがに以前ほど自由な時間が少ないので（あんだけバンドやっといて？？）、撮影を目的とした行楽がかなり減っている。
でも、せっかくの紅葉くらい抑えておきたかった。嫁さんに聞くと、千葉の養老渓谷が紅葉で有名らしい。
バンドも一段落したことだし、...というかライブ以前からこの日と決めていたのだが (^_^;、養老渓谷へ行ってきた。
有名スポットだけに、シーズンには道が大混雑するというので、車はやめて列車で行くことにした。だが前日、紅葉情報を見てみると、養老渓谷の紅葉具合が「見ごろ」から「色褪せ始め」に変わっていた。
他の場所ならまだ「見ごろ」もあったが、もう遊歩道の地図も印刷して、乗る電車も決め打ちしていたこともあり、予定通り養老渓谷に向かった。
養老渓谷は、本州から飛び出した房総半島のちょうど真ん中辺りに位置している。千葉駅から行くと、JR内房線で5,6駅行った五井駅で小湊鉄道というローカル私鉄に乗り換えとなる。
この五井駅の乗り換えがトラップだらけだ。階段を上がって小湊鉄道への乗り換え通路に向かうと、今時、乗り換えの改札がない。
さすがローカル線と思い、さっさと階段を降りると、すでに列車がホームにいた。その前に臨時窓口ができていて、制服を着た女性駅員が切符を売っていた。養老渓谷の往復だと言うと、フリーパスにすると安いと言うので、さっくりそれにする。
が、続けて駅員がこう言った。
「あの、この駅までの切符は...」
え？いや、Suicaなんだけど。
「上でタッチされました？」
は？？
確かに改札がない連絡通路だが、その両脇には門のようにSuicaの機械が置いてあったのだ。
とりあえずダッシュをかましてSuicaのタッチをしに行く。すると、さっき通る時は気にも留めなかったが、その狭めの通路にはお弁当の出店があって、じじぃばばぁども、...もとい、シルバー世代の紳士淑女達が群がって買い求めてごった返していた。げっ！
人混みを避けてなんとかSuicaをタッチした。
しかしこの弁当目的の人混み、つまりはこの先売店らしきものがあまりないということか。前日のうちにパンを買っておいて持って来て正解だったかな、などと思いつつ、再びダッシュで列車まで戻った。シーズンにはかなり混むと聞いていたからだ。
幸い、1本余裕をもって20分近く前の内房線で来たので、問題なく座れた。
なぜ座るのにここまで固執するかというと、養老渓谷までは1時間以上かかるからだ。紅葉シーズンでもたった4両、しかも、もちろん電化なんざしてないからディーゼルカーだ。やけにクッションの柔らかいベンチシートが懐かしさすら感じさせる。
発車してしばらくすると、車掌が見回りにやって来た。...あら？さっきホームで臨時券売所をしていた駅員だ。どうやら兼務らしい。涙ぐましい経営努力...とも思ったが、この4両の列車に、俺が把握しただけで男性1人、臨時券売兼務の女性2人と、3人も車掌が乗っていたので、なんだかよくわからない。
そうそうこの小湊鉄道、今IntelのCMで井川遥演じる女流作家が隠居生活を送っている設定の場所で、駅も実在する。本当にのどかなところだ。俺は確認しなかったが、その駅には近所の農家が干し柿をぶら下げているらしい。車内も、でかい身体の外国人が周囲のじいさん、ばあさん達とコミュニケートしたり、とにかく穏やかな雰囲気だった。
さて、長い小湊鉄道の旅は、終着駅の一つ手前の養老渓谷駅で終わる。
やはりここでほとんどの客が降りる。狭い狭い改札にたくさんの行楽客が殺到している。
なんとか改札を出ると、滝巡りのバスが待っていて、またそこに人が殺到していた。
俺は今回は滝ではなく、駅から徒歩で行けるハイキングコースに行くつもりだったので早速歩き始めた。
駅の近くは割と農家が多く、観光客目当ての野菜販売もやっていたりしてまたまったりしている。
ハイキングコースはいくつかあって、それぞれに分かれて行くので、だんだん一緒に歩く人たちが減っていく。
写真を撮りながら歩いていると、ついに周りには人がいなくなってしまった。
でも俺にはiPhoneがあるから現在地を確認...って！圏外じゃん！！GPSだけ利いても意味ねーし！
急に俺は不安に襲われてきた。
...つづく。
nobilesの投稿(23:36:30-2010-12-12) -
カテゴリ: Travel
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