NOBILES Days
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今日の尻拭い。
これまでの尻拭いは、いくら「シロート仕事」とは言っても、一応はプロを名乗る人が作ったものだった。
今回は、本当にプロじゃない人が「任せてくださいよ。僕も結構出来るんですよ」的な軽さで作ったものの改訂だ。
...超疲れる (′Д`;。
今回は、新規のものを追加するだけで、その人が作った元のものはいじらない、という話にはなっている。しかし、俺が追加した分が周囲から浮くわけにはいかないから、なんとか馴染ませようと努力する。しかし、そうそう簡単なものではない。だって、ぐちゃぐちゃなんだもん。
もうね、頼むから最初からプロに任せてくれよお。後から直す方が倍近く労力使うんだよ。
でも、先日の「プロを名乗る人のシロート仕事」と、今回の「リアル素人仕事」のレベルが大して変わらんのは、これいかに！？
娘のオシメ外して尻拭いならナンボでもやるけどさ、こういう尻拭いはもうお腹いっぱい。
長女がピアノを習い始めた。
First Piano Lesson
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO250)
生まれた時から、3〜4歳で始めさせたいと漠然と考えていた。
某脳外科医も以前言っていたが、ピアノには多くの要素が必要だ。指先の繊細な制御を正確に行う集中力、先を読む洞察力、譜面を覚える記憶力、音楽的な完成度を上げる表現力。理性も感性も磨くことができる理想的な習い事だと言える。
まあゴタクはともかく、何よりも、自宅にある義妹が使っていた古いエレキピアノを楽しそうに弾いているし（テキトーだけど）、俺に何か曲を弾かせては、それを嬉しそうに見ているので、絶対に本人も習わせるべきだという確信はあった。
が、どこに通わせるべきか。
ヤマハなんかの教室だと月謝1万オーバーが当たり前だ。まだまだ半分遊びにしかならないであろう3歳児の習い事に、それはボッタくり過ぎだろと、なかなか踏み込めなかった。
それに、駅近くに通わせるとなると、送迎もハードルだ。保育園の送迎に加えてピアノまで義父母にお願いするわけにはいかない。近くに都合良くいい個人教室でもないか、と思っていた。
素晴らしきはご近所ネットワークである。
義妹が習っていた個人の先生が、まだご近所で教室を続けていることを、お義母さんが聞きつけてきたのだ。
早速連絡をとってみると、なんと土曜午前早くの枠が空いているという。普段はウダウダと朝食を食っているような時間だ。これなら俺か嫁さんが確実に連れて行ける。場所も徒歩10分そこそこだ。
月謝も、30分間を3コマで5000円だという。このユルユル感とお手頃感、最高だぜ！ほぼ即決で通わせることを決めた。
そんなわけで初日。
次女も含む家族4人でぞろぞろと先生宅を伺う。細身で上品そうな髪の短いご婦人が出迎えてくださった。
子どもの扱いにも慣れていて、最初から「キーちゃん、いらっしゃい！靴一人で脱げるかな〜？」という感じで話しかけてきたので、慎重な長女も構えることなく玄関を上がった。
さすが先生、玄関を入った最初の部屋が防音室になっていて、グランドピアノとアップライトピアノが1台ずつ鎮座していた。
確か保育園にもなく、初めて見るグランドピアノを前にして、長女のテンションも上がる。既に蓋が開かれて露わになっていた鍵盤を早速（勝手に）弾き始めた。我が家の古いエレピとは比較にならない軽やかなキータッチと、粒の立った生ピアノの音に、また笑顔がほころぶ。
先生も、「鍵盤押すのは結構力がいるのに、最初からスゴイね」、なんておっしゃっていた。いやー、ウチのエレピのタッチが酷いんで、とは言いづらかった (^_^;。
初日、一緒に横でレッスンを聞いていると、まずは実際の鍵盤の位置と、音名、譜面での音符の位置という三者の同定を進めようとしているように感じられた。
まず指をチョキにさせてC#とD#の2つの黒鍵を押さえさせる。次に手をグーにさせ、F#、G#、A#の3つの黒鍵を押さえさせる。
「ほら、チョキとグーね。そしたら、チョキの横、ここがドーナツのドだよ」
そう言ってドーナツのカードを見せる。裏返すと、ト音記号にC3が鎮座した譜面になっている。
確かに鍵盤を弾く時は俺も、Cって黒鍵の間隔で識別している。よく考えられてるな。
「お隣はレモン、次がミカン、ファイトで、ソフトクリーム...」。
なるほどなるほど、お隣お隣、と言えばどんどん自分で弾いていく。そこで、レモンやらソフトクリームやらの絵と譜面をセットで覚えさせちゃうわけだな。
「じゃあ、覚えたところにシール貼っちゃおうか」
この遊び心をくすぐる感じも絶妙だ。長女に限らず、子どもはシール大好きだもんね。
また、運指にも今から慣れさせておこうという意思も感じられた。
「こどものバイエル」なる、俺の使っていたバイエルとは似ても似つかないカラフルなバイエルの最初のページには、手形が書いてあって、親指から小指まで順に1から5の番号が振ってある。
ピアノの譜面には、場所によって推奨となる運指がこの番号で振ってあるわけだ。
先生は、長女の小さな右手をこの手形に当てると、「数字読める？」と聞く。
すると長女は左手の人差し指で、右手の親指から小指まで順に差しながら、手形に書かれた数字を読み上げた。
「スゴイね、キーちゃん、全部分かったね！」
「うん。やった！やった！」
素晴らしい。褒められて伸びる長女にベストマッチな教え方だ。
そんなわけで最初のレッスンは、25分ほどで終わった。しかし、内容はずっと感心しっぱなしだった。
ちなみに、連れてきた次女も、ピアノに興味があるんだか、お姉ちゃんがハイテンションだから一緒に喜んでるだけか知らないが、ずっと長女の座った椅子の足下で楽しそうに踊っていた。
とにかく、このペースでやっていくなら楽しく続けてくれそうだ。そのうち、次女も習うことになるのかな。
そしていつか、姉妹で連弾してくれたら俺は感無量だろうな。
これまでの尻拭いは、いくら「シロート仕事」とは言っても、一応はプロを名乗る人が作ったものだった。
今回は、本当にプロじゃない人が「任せてくださいよ。僕も結構出来るんですよ」的な軽さで作ったものの改訂だ。
...超疲れる (′Д`;。
今回は、新規のものを追加するだけで、その人が作った元のものはいじらない、という話にはなっている。しかし、俺が追加した分が周囲から浮くわけにはいかないから、なんとか馴染ませようと努力する。しかし、そうそう簡単なものではない。だって、ぐちゃぐちゃなんだもん。
もうね、頼むから最初からプロに任せてくれよお。後から直す方が倍近く労力使うんだよ。
でも、先日の「プロを名乗る人のシロート仕事」と、今回の「リアル素人仕事」のレベルが大して変わらんのは、これいかに！？
娘のオシメ外して尻拭いならナンボでもやるけどさ、こういう尻拭いはもうお腹いっぱい。
長女がピアノを習い始めた。
First Piano Lesson
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO250)
生まれた時から、3〜4歳で始めさせたいと漠然と考えていた。
某脳外科医も以前言っていたが、ピアノには多くの要素が必要だ。指先の繊細な制御を正確に行う集中力、先を読む洞察力、譜面を覚える記憶力、音楽的な完成度を上げる表現力。理性も感性も磨くことができる理想的な習い事だと言える。
まあゴタクはともかく、何よりも、自宅にある義妹が使っていた古いエレキピアノを楽しそうに弾いているし（テキトーだけど）、俺に何か曲を弾かせては、それを嬉しそうに見ているので、絶対に本人も習わせるべきだという確信はあった。
が、どこに通わせるべきか。
ヤマハなんかの教室だと月謝1万オーバーが当たり前だ。まだまだ半分遊びにしかならないであろう3歳児の習い事に、それはボッタくり過ぎだろと、なかなか踏み込めなかった。
それに、駅近くに通わせるとなると、送迎もハードルだ。保育園の送迎に加えてピアノまで義父母にお願いするわけにはいかない。近くに都合良くいい個人教室でもないか、と思っていた。
素晴らしきはご近所ネットワークである。
義妹が習っていた個人の先生が、まだご近所で教室を続けていることを、お義母さんが聞きつけてきたのだ。
早速連絡をとってみると、なんと土曜午前早くの枠が空いているという。普段はウダウダと朝食を食っているような時間だ。これなら俺か嫁さんが確実に連れて行ける。場所も徒歩10分そこそこだ。
月謝も、30分間を3コマで5000円だという。このユルユル感とお手頃感、最高だぜ！ほぼ即決で通わせることを決めた。
そんなわけで初日。
次女も含む家族4人でぞろぞろと先生宅を伺う。細身で上品そうな髪の短いご婦人が出迎えてくださった。
子どもの扱いにも慣れていて、最初から「キーちゃん、いらっしゃい！靴一人で脱げるかな〜？」という感じで話しかけてきたので、慎重な長女も構えることなく玄関を上がった。
さすが先生、玄関を入った最初の部屋が防音室になっていて、グランドピアノとアップライトピアノが1台ずつ鎮座していた。
確か保育園にもなく、初めて見るグランドピアノを前にして、長女のテンションも上がる。既に蓋が開かれて露わになっていた鍵盤を早速（勝手に）弾き始めた。我が家の古いエレピとは比較にならない軽やかなキータッチと、粒の立った生ピアノの音に、また笑顔がほころぶ。
先生も、「鍵盤押すのは結構力がいるのに、最初からスゴイね」、なんておっしゃっていた。いやー、ウチのエレピのタッチが酷いんで、とは言いづらかった (^_^;。
初日、一緒に横でレッスンを聞いていると、まずは実際の鍵盤の位置と、音名、譜面での音符の位置という三者の同定を進めようとしているように感じられた。
まず指をチョキにさせてC#とD#の2つの黒鍵を押さえさせる。次に手をグーにさせ、F#、G#、A#の3つの黒鍵を押さえさせる。
「ほら、チョキとグーね。そしたら、チョキの横、ここがドーナツのドだよ」
そう言ってドーナツのカードを見せる。裏返すと、ト音記号にC3が鎮座した譜面になっている。
確かに鍵盤を弾く時は俺も、Cって黒鍵の間隔で識別している。よく考えられてるな。
「お隣はレモン、次がミカン、ファイトで、ソフトクリーム...」。
なるほどなるほど、お隣お隣、と言えばどんどん自分で弾いていく。そこで、レモンやらソフトクリームやらの絵と譜面をセットで覚えさせちゃうわけだな。
「じゃあ、覚えたところにシール貼っちゃおうか」
この遊び心をくすぐる感じも絶妙だ。長女に限らず、子どもはシール大好きだもんね。
また、運指にも今から慣れさせておこうという意思も感じられた。
「こどものバイエル」なる、俺の使っていたバイエルとは似ても似つかないカラフルなバイエルの最初のページには、手形が書いてあって、親指から小指まで順に1から5の番号が振ってある。
ピアノの譜面には、場所によって推奨となる運指がこの番号で振ってあるわけだ。
先生は、長女の小さな右手をこの手形に当てると、「数字読める？」と聞く。
すると長女は左手の人差し指で、右手の親指から小指まで順に差しながら、手形に書かれた数字を読み上げた。
「スゴイね、キーちゃん、全部分かったね！」
「うん。やった！やった！」
素晴らしい。褒められて伸びる長女にベストマッチな教え方だ。
そんなわけで最初のレッスンは、25分ほどで終わった。しかし、内容はずっと感心しっぱなしだった。
ちなみに、連れてきた次女も、ピアノに興味があるんだか、お姉ちゃんがハイテンションだから一緒に喜んでるだけか知らないが、ずっと長女の座った椅子の足下で楽しそうに踊っていた。
とにかく、このペースでやっていくなら楽しく続けてくれそうだ。そのうち、次女も習うことになるのかな。
そしていつか、姉妹で連弾してくれたら俺は感無量だろうな。
nobilesの投稿(23:51:42-2012-05-14) -
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