NOBILES Days
Jump to navigationHike in the green - Part.2
いわゆる父の日ながら、ほとんど家族へのご奉仕に終止していた。
でも、嫁さんや子どもがもう寝ようというタイミングで、長女が包みを持ってやってきた。会社に着ていけるおしゃれなシャツだった。覚えてくれてたんだね (^_^;。
「ハッピバースデー、パーパー♪」
あれっ？？
さて、ハイキング記の続き。もう2週間以上過ぎちまったじゃないか！！
北向地蔵
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/1000sec, F2.5, ISO100)
五常の滝以降の、斜度のきつい登り道に、子どもよりむしろ、大人の方がだんだん弱音を吐くようになってきた。名前の一部に「亀」の字を持つ奴が一番弱音をはいていた。こらこら、逆だよー (^_^;。
ふと、また舗装路に合流して、わずかに林が切れた。舗装路を渡った側に社のようなものが立っている。ハイキングコースのチェックポイントのひとつである北向地蔵である。
ほんとに、地蔵が社の中に3体立っているだけなのだが、散々歩いてたどり着いた場所だけにご利益がありそうな気がして、賽銭を入れて恭しくお参りする。
地蔵の前にはいくつかベンチも並んでいたので、しばらく座り込んで休憩とした。その間、ハイキングコースの地図を見て、全行程のまだ1/3程度しか来ていないことに気づいて若干打ちのめされた。ただ、標高的にはかなり登ったので、ここから先は長く続く登りは無いようだ。
意を決して次のチェックポイントを目指す。次は、物見山の山頂だ。
確かに、地蔵の後のけもの道はどちらかと言うと下りの方が多いように感じられる。山頂に向かうのになんで下るんだ？なんて素朴な疑問も浮かぶ。足の根元の関節が痛くなってくるのを感じながらも、多少はさっきより気分的な余裕を持って歩いた。
また舗装路が、けもの道を横切っている。んあ！？それを合図にするかのようにその先のけもの道がまた登りになっている。なるほど、いよいよ山頂とやらに向かうというわけだ。
あと少しだろう、という高揚感が、重くなってきた足を無理やり動かし、俺たちはズンズンと登っていった。
さあ、ついに頂上だ。一気に視界が開けて...アレ？
物見山の頂上という場所は、確かにちょっとしたスペースになっていて、ベンチなんかも置かれていて、山頂の碑のようなものもある。だが、全体的には微妙に林の中という雰囲気で、全然視界は開けていなかった。「物見山」なのに (^_^;。
まあ、眺望的には残念な感じだったが、もう昼過ぎだったので、平らな土のスペースを見つけ、同期の1人が持って来てくれた巨大なシートを敷いて腰を下ろした。各自持参した昼食を摂る。
みんなでお弁当（拡大はなし）
(PentaxK-7, PentaxDAFisheye10-17mmF3.5-4.5(10.0mm), 1/50sec, F5.0, ISO100)
北向地蔵と同じプラシーボで、単なるコンビニ弁当が抜群に美味い。眺望はないが、緑に包まれた静かな場所で食事をするのも気持ち良い。
昨年結婚して最近子どもが生まれたばかりの幹事クンだが、嫁さんがいくらかおかずを作ってくれたらしく、つつかせてもらった。なかなか手がこんでいて、美味かった。さらに、最近こうした山歩きに凝っている彼は携帯ボンベも持って来ていて、湯を沸かして（粉末とはいえ）暖かいスープまで分けてくれた。
こうして、物見山山頂でかなりゆっくりできて体力もだいぶ回復した。さあ、次の目標、日和田山の山頂に向かおう。
物見山の山頂からは、ますます下りが多くなる。休養十分で足取りも軽い。小学生男児も、無駄な脇道の斜面駆け降りに果敢にトライしている。ちっちゃい頃はやったよなあ。
ふと、前を歩いていたメンバーが素っ頓狂な声で驚いて身を返した。
「ヘビだ！」
結構でかい。
カサカサと草の上を流れるように、直径数cm、長さは1mくらいあろうかというヘビが俺たちの歩くけもの道の脇を移動し、笹の下か何かに消えて行った。野生のあんな大きなヘビ、初めて見たかもしれない。
ヘビ騒動がありつつも、割と平和に歩いてきたが、急に登りがきつくなる。ゴツゴツした岩肌となり、コースを選びながら慎重に登らなくてはならない。いよいよ、日和田山の山頂が近づいてきたというわけだ。
つづく。
でも、嫁さんや子どもがもう寝ようというタイミングで、長女が包みを持ってやってきた。会社に着ていけるおしゃれなシャツだった。覚えてくれてたんだね (^_^;。
「ハッピバースデー、パーパー♪」
あれっ？？
さて、ハイキング記の続き。もう2週間以上過ぎちまったじゃないか！！
北向地蔵
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/1000sec, F2.5, ISO100)
五常の滝以降の、斜度のきつい登り道に、子どもよりむしろ、大人の方がだんだん弱音を吐くようになってきた。名前の一部に「亀」の字を持つ奴が一番弱音をはいていた。こらこら、逆だよー (^_^;。
ふと、また舗装路に合流して、わずかに林が切れた。舗装路を渡った側に社のようなものが立っている。ハイキングコースのチェックポイントのひとつである北向地蔵である。
ほんとに、地蔵が社の中に3体立っているだけなのだが、散々歩いてたどり着いた場所だけにご利益がありそうな気がして、賽銭を入れて恭しくお参りする。
地蔵の前にはいくつかベンチも並んでいたので、しばらく座り込んで休憩とした。その間、ハイキングコースの地図を見て、全行程のまだ1/3程度しか来ていないことに気づいて若干打ちのめされた。ただ、標高的にはかなり登ったので、ここから先は長く続く登りは無いようだ。
意を決して次のチェックポイントを目指す。次は、物見山の山頂だ。
確かに、地蔵の後のけもの道はどちらかと言うと下りの方が多いように感じられる。山頂に向かうのになんで下るんだ？なんて素朴な疑問も浮かぶ。足の根元の関節が痛くなってくるのを感じながらも、多少はさっきより気分的な余裕を持って歩いた。
また舗装路が、けもの道を横切っている。んあ！？それを合図にするかのようにその先のけもの道がまた登りになっている。なるほど、いよいよ山頂とやらに向かうというわけだ。
あと少しだろう、という高揚感が、重くなってきた足を無理やり動かし、俺たちはズンズンと登っていった。
さあ、ついに頂上だ。一気に視界が開けて...アレ？
物見山の頂上という場所は、確かにちょっとしたスペースになっていて、ベンチなんかも置かれていて、山頂の碑のようなものもある。だが、全体的には微妙に林の中という雰囲気で、全然視界は開けていなかった。「物見山」なのに (^_^;。
まあ、眺望的には残念な感じだったが、もう昼過ぎだったので、平らな土のスペースを見つけ、同期の1人が持って来てくれた巨大なシートを敷いて腰を下ろした。各自持参した昼食を摂る。
みんなでお弁当（拡大はなし）
(PentaxK-7, PentaxDAFisheye10-17mmF3.5-4.5(10.0mm), 1/50sec, F5.0, ISO100)
北向地蔵と同じプラシーボで、単なるコンビニ弁当が抜群に美味い。眺望はないが、緑に包まれた静かな場所で食事をするのも気持ち良い。
昨年結婚して最近子どもが生まれたばかりの幹事クンだが、嫁さんがいくらかおかずを作ってくれたらしく、つつかせてもらった。なかなか手がこんでいて、美味かった。さらに、最近こうした山歩きに凝っている彼は携帯ボンベも持って来ていて、湯を沸かして（粉末とはいえ）暖かいスープまで分けてくれた。
こうして、物見山山頂でかなりゆっくりできて体力もだいぶ回復した。さあ、次の目標、日和田山の山頂に向かおう。
物見山の山頂からは、ますます下りが多くなる。休養十分で足取りも軽い。小学生男児も、無駄な脇道の斜面駆け降りに果敢にトライしている。ちっちゃい頃はやったよなあ。
ふと、前を歩いていたメンバーが素っ頓狂な声で驚いて身を返した。
「ヘビだ！」
結構でかい。
カサカサと草の上を流れるように、直径数cm、長さは1mくらいあろうかというヘビが俺たちの歩くけもの道の脇を移動し、笹の下か何かに消えて行った。野生のあんな大きなヘビ、初めて見たかもしれない。
ヘビ騒動がありつつも、割と平和に歩いてきたが、急に登りがきつくなる。ゴツゴツした岩肌となり、コースを選びながら慎重に登らなくてはならない。いよいよ、日和田山の山頂が近づいてきたというわけだ。
つづく。
nobilesの投稿(23:52:09-2012-06-17) -
カテゴリ: Travel
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