NOBILES Days
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先日、1夜にして楽天ポイントが8000ポイントくらい加算された。半分は9月ごろのスーパーセールで10倍付けした分、残りは他のキャンペーンでついたものだ。我ながら楽天にどっぷりだな。なんかあの三木谷の手下になったみたいでちょっとイヤだけど、しょうがない。
楽天ポイントの優位なところは、ポイントを使って買った金額分にもポイントがつくところだ。早速F-1の総集編ムックを全額ポイントで買ったが、この買い物にもちゃんとポイントがつく。他の、例えば電器店のポイントカードだと、ポイント使用分は引かれた金額にしかつかないから、実質の還元率はかなり低くなっているのだ。
ま、ポイントに目が眩んで、送料考えたら実店舗で買った方が得になるものまで買ってしまわないよう気をつけている。
この寒さの中でも、既に芽吹きは始まっている
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F6.3, ISO400)
楽天での買い物つながりで。
出来心で、フィルムスキャナーを買ってみた。全然気をつけてないじゃん！
これまで、フィルムカメラのLXで撮影した写真は、プリントをフラットヘッドスキャナーで取り込んでいたが、率直に言って面倒くさかった。フィルムスキャナーなら、ネガをカートリッジにセットするので、位置合わせがはるかに楽になる。気軽にちょいちょいスキャンできればいいな、と思っていた。そうしたら、激安な製品の宣伝を見かけてクラッと来てしまった。
まあ実際のところその製品は最新のMac（MountainLion）に対応していないことに気づき、購入は思い留まった。
だが、調べてみると、ディスプレイも備え、PCレスでSDカードに画像を保存できる製品もあった。そういう形態なら、現像上がってきた時点で、テレビとか見ながらでもホイホイスキャンできるな、と考えた。
ただ、その製品は某国のブランド名を冠していた。数年前ウェブサイトで、そこのディジタルカメラのレビューを見たが、散々な評価だった。やっぱり光学機器は日本製だな、とその時思った。
だが、その企業はその後、F-1の某トップチームをスポンサードしていた（今年は止めたみたいだけど）。かなり目立つところに大きくロゴが描かれていたので、相当な金額を積んでいたはずだ。それだけの金を出せるなら、それなりの裏付けがあるはずだ。過大な期待はしないが、当ブログのトビラ写真に使える程度でスキャンできればいい、そうも考えた。
で、ポチッと。
...。
...なぜか、2個届いた。ハア？？
焦って発注履歴を確認するが間違いなく発注数量は1だし、カードの支払い速報メールでも1個分しか引かれていない。単に、店のポカミスだったようだが、どうやったらそんなミスが発生するのか意味が分からない。
店にその事態の問い合わせメールを送りつつも、片方の箱を開けてみる。いや、実際には内容が同じかどうか、その前に2つとも一回開けてるけど。っていうか箱の上にフィルム包装もなく自由に開けることができた。ええんか、それでええんか？
その化粧箱自体は結構マトモだ。満面の笑みの家族の写真がディスプレイに映し出された製品のカラフルな写真でデザインされていて、多少の胡散臭さは残れど、まあ清潔に感じられた。なにより、まともな日本語がちゃんと書かれている。某国製品にありがちな怪しいものではなく、ちゃんとローカライズされているようだ。説明書までまともに読める日本語だったのには正直驚いた。
この辺りまでは、F-1トップチームを大々的にスポンサードするだけのことはある、と褒めておこう。
さあ、肝心の製品を取り出す。
...。
溜息が出るような品質である。無論、Apple製品とは逆の意味で、である。
表面処理を考慮した跡すらまったくないペラッペラなプラスチックの筐体。ディスプレイはいかにも画質の悪そうな、数世代は前じゃないかという液晶だし、その下に並んだ4つのボタンとボタンの隙間はそれぞれバラバラだ。背面のUSB端子も、雑に開けられた窓から、少し傾いて顔を出している。
だがまあ、価格が価格だ。この際、造りはどうでもいい。現像済みネガを早速スキャンしてみる。
...
な、
ななな、
なんじゃこりゃーー！！！
ホワイトバランスがメチャクチャだし、500万画素を謳っているのが信じられないようなシャギーがかった画像が現れた。こんなんじゃ、10年前に買ったRicohの300万画素デジカメで撮った画像の方が100倍マシだ。一番厄介なのは、全く同じセッティングのまま連続でスキャンしても、露出もホワイトバランスも一定でないことだ。
一応、ン十年に亘って積み重ねたこの俺様のPhotoshopテクで補正を試みるが、まったくお話にならない。シアンに転びまくった画像は、いくらスライダーをレッド側に振ってもビクともしない。アンダーの画像のトーンカーブをいじっても、まったく中域が立ち上がってこない。そもそもが、ラティチュードが狭すぎで、まともに取り込めていないのだ。
コンピューター直結なら取り込みソフトに何らかの設定があったかもしれないが、悪いことにこの製品はスタンドアローンだし、露出補正くらいしか設定項目がない。
これがこのフィルムスキャナーでスキャンしたもの。ガンガンに補正してこのレベル（この画像はかなりまともに補正できた方だ）
こちらがフラットヘッドスキャナーでスキャンしたもの。断然色が豊富だ。
こらアカン。
今製品を袋に戻して箱詰めしたら、多分二度と使わない。この製品があっても、これからも俺は、フラットヘッドスキャナーでプリントをせっせとスキャンするのは目に見えている。
...キャンセルした。
商品を2つ送りつけるという信じられない大ポカをやった手前、ショップもあっさり応じた。
大ポカやる割には、メールの反応は早いし、お詫びの電話もちゃんと留守電に残っているなど、意外にちゃんとしてるじゃないか、と思ったのもつかの間だった。翌日、そのショップからの、料金が80円不足した郵便物の不在通知がポストに入っていた。
どうやら返送用の伝票だったようだが、その郵便の受け取りは拒否して、新たに速達で送る方を受け取ってくれ、と言われた。どんだけポカすんねん。
そんなわけで、やっぱり某国製品はまだまだ全然ダメだなと、改めて実感した出来事だった。
楽天ポイントの優位なところは、ポイントを使って買った金額分にもポイントがつくところだ。早速F-1の総集編ムックを全額ポイントで買ったが、この買い物にもちゃんとポイントがつく。他の、例えば電器店のポイントカードだと、ポイント使用分は引かれた金額にしかつかないから、実質の還元率はかなり低くなっているのだ。
ま、ポイントに目が眩んで、送料考えたら実店舗で買った方が得になるものまで買ってしまわないよう気をつけている。
この寒さの中でも、既に芽吹きは始まっている
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F6.3, ISO400)
楽天での買い物つながりで。
出来心で、フィルムスキャナーを買ってみた。全然気をつけてないじゃん！
これまで、フィルムカメラのLXで撮影した写真は、プリントをフラットヘッドスキャナーで取り込んでいたが、率直に言って面倒くさかった。フィルムスキャナーなら、ネガをカートリッジにセットするので、位置合わせがはるかに楽になる。気軽にちょいちょいスキャンできればいいな、と思っていた。そうしたら、激安な製品の宣伝を見かけてクラッと来てしまった。
まあ実際のところその製品は最新のMac（MountainLion）に対応していないことに気づき、購入は思い留まった。
だが、調べてみると、ディスプレイも備え、PCレスでSDカードに画像を保存できる製品もあった。そういう形態なら、現像上がってきた時点で、テレビとか見ながらでもホイホイスキャンできるな、と考えた。
ただ、その製品は某国のブランド名を冠していた。数年前ウェブサイトで、そこのディジタルカメラのレビューを見たが、散々な評価だった。やっぱり光学機器は日本製だな、とその時思った。
だが、その企業はその後、F-1の某トップチームをスポンサードしていた（今年は止めたみたいだけど）。かなり目立つところに大きくロゴが描かれていたので、相当な金額を積んでいたはずだ。それだけの金を出せるなら、それなりの裏付けがあるはずだ。過大な期待はしないが、当ブログのトビラ写真に使える程度でスキャンできればいい、そうも考えた。
で、ポチッと。
...。
...なぜか、2個届いた。ハア？？
焦って発注履歴を確認するが間違いなく発注数量は1だし、カードの支払い速報メールでも1個分しか引かれていない。単に、店のポカミスだったようだが、どうやったらそんなミスが発生するのか意味が分からない。
店にその事態の問い合わせメールを送りつつも、片方の箱を開けてみる。いや、実際には内容が同じかどうか、その前に2つとも一回開けてるけど。っていうか箱の上にフィルム包装もなく自由に開けることができた。ええんか、それでええんか？
その化粧箱自体は結構マトモだ。満面の笑みの家族の写真がディスプレイに映し出された製品のカラフルな写真でデザインされていて、多少の胡散臭さは残れど、まあ清潔に感じられた。なにより、まともな日本語がちゃんと書かれている。某国製品にありがちな怪しいものではなく、ちゃんとローカライズされているようだ。説明書までまともに読める日本語だったのには正直驚いた。
この辺りまでは、F-1トップチームを大々的にスポンサードするだけのことはある、と褒めておこう。
さあ、肝心の製品を取り出す。
...。
溜息が出るような品質である。無論、Apple製品とは逆の意味で、である。
表面処理を考慮した跡すらまったくないペラッペラなプラスチックの筐体。ディスプレイはいかにも画質の悪そうな、数世代は前じゃないかという液晶だし、その下に並んだ4つのボタンとボタンの隙間はそれぞれバラバラだ。背面のUSB端子も、雑に開けられた窓から、少し傾いて顔を出している。
だがまあ、価格が価格だ。この際、造りはどうでもいい。現像済みネガを早速スキャンしてみる。
...
な、
ななな、
なんじゃこりゃーー！！！
ホワイトバランスがメチャクチャだし、500万画素を謳っているのが信じられないようなシャギーがかった画像が現れた。こんなんじゃ、10年前に買ったRicohの300万画素デジカメで撮った画像の方が100倍マシだ。一番厄介なのは、全く同じセッティングのまま連続でスキャンしても、露出もホワイトバランスも一定でないことだ。
一応、ン十年に亘って積み重ねたこの俺様のPhotoshopテクで補正を試みるが、まったくお話にならない。シアンに転びまくった画像は、いくらスライダーをレッド側に振ってもビクともしない。アンダーの画像のトーンカーブをいじっても、まったく中域が立ち上がってこない。そもそもが、ラティチュードが狭すぎで、まともに取り込めていないのだ。
コンピューター直結なら取り込みソフトに何らかの設定があったかもしれないが、悪いことにこの製品はスタンドアローンだし、露出補正くらいしか設定項目がない。
これがこのフィルムスキャナーでスキャンしたもの。ガンガンに補正してこのレベル（この画像はかなりまともに補正できた方だ）
こちらがフラットヘッドスキャナーでスキャンしたもの。断然色が豊富だ。
こらアカン。
今製品を袋に戻して箱詰めしたら、多分二度と使わない。この製品があっても、これからも俺は、フラットヘッドスキャナーでプリントをせっせとスキャンするのは目に見えている。
...キャンセルした。
商品を2つ送りつけるという信じられない大ポカをやった手前、ショップもあっさり応じた。
大ポカやる割には、メールの反応は早いし、お詫びの電話もちゃんと留守電に残っているなど、意外にちゃんとしてるじゃないか、と思ったのもつかの間だった。翌日、そのショップからの、料金が80円不足した郵便物の不在通知がポストに入っていた。
どうやら返送用の伝票だったようだが、その郵便の受け取りは拒否して、新たに速達で送る方を受け取ってくれ、と言われた。どんだけポカすんねん。
そんなわけで、やっぱり某国製品はまだまだ全然ダメだなと、改めて実感した出来事だった。
nobilesの投稿(23:56:57-2013-01-05) -
カテゴリ: Photo
コメント
ぱれお wrote:
2013-01-09 23:37:59
nobiles wrote:
俺としてはデジカメが入ってる形態でも別にいいんですよ、位置決めのめんどくささがなくなれば。でも、画質が日本製の10年前のデジカメに遠く及ばないんじゃねぇ。
plustekかぁ。値段5倍くらいっすね (^_^;。
plustekかぁ。値段5倍くらいっすね (^_^;。
2013-01-10 00:44:33
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plustekはまあ、良いぞ。
使い勝手は微妙だけど、出てくる絵はまずまず。
マルチスキャンもあるし。
とはいえ、露出はなんだか固定に出来ないので最初にプレスキャンをした方が上がりが良いか。