NOBILES Days
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ある朝、嫁さんと、くっだらないことで言い争いした。お互いムダにヒートアップした。
だが、しばらくして子ども達が起きてきたら、急に空気がホンワカして、なんでデカい声を出していたのかよく分からなくなった。
それで、なんだか急に我に返った。
嫁さんとの言い争いのことだけじゃない。ここ最近俺、ギスギスしてたんだ、と思ったのだ。
以前から書いている通り、今、仕事の負荷がかなり上がっている。自分を追い込まないように早く帰るのを心がけていたので、残業時間はさほどでもない。だが、手前味噌かもしれんが、その時間に叩き込む集中力はかなり高いものと自負している。それで、気づかないうちに張り詰めていたんだろう。自分ではそうではないと思いながら、細かいことにイライラしていたんだな。
2歳児でもなんとなく使えちゃうiPhoneってすげぇな
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO400)
で、その少し前のことだ。
その時は久々に、ささくれだった気持ちを抑えるのが難しかった。
例の女に関してだ（←既にそういう扱い）。
ある日の昼過ぎのグループミーティングで、「彼女は6月から○○の案件にかかりきりになるので、××（俺たちがメインでやってる案件）の業務は全くできなくなります」とリーダーが言った。そっか、もう俺たちだけでなんとかするしかないのか、と覚悟を決めた（言っておくが、ヤツと違って、本来彼女は業務上大きな戦力だ）。
そのミーティングの直後だ。彼女、大居眠りこいてやがった。
一応、仕事をするという意思は残っているのか、物音がしたりすると急にマウスをカチカチやって復帰する。が、1分もするとまた眠りの淵に戻っていく。
それを何度か繰り返した後、ふと立ち上がったので眠気覚ましでもしに行くのかと思いきや、一目散にヤツのところへ向かった。で、教育という名のイチャイチャが始まるのだ。教育がちゃんと成果に結びつきゃいいよ。大半は的外れなヤツの質問にいちいち懇切丁寧に答える（本来「それは今必要ない」と言うのもまた教育だろう）か、ヤツが彼女を盲目的に「Sサン、スゴイですね〜」と褒め、彼女がいちいち「何言ってるんですかぁ、うふふふ」とムダに嬉しそうにするか、というものだ。
その日の午後3時から5時頃までの2時間、ずっとこの調子だ。居眠り5割、イチャイチャ3割で、実稼働は2割程度じゃないか。さすがに他の日もずっとそのペースというわけではないが、まあなめしても稼働率は7割前後だと思える。
お前さあ、月40時間くらい残業してるけど、全然定時でこなせるんじゃないの？俺たちのことを手伝うことも全然可能なんじゃないの？その日は俺の業務の締め切りで、時間に追われるように必死にやっていた。その横でそんな調子なので、心からアタマに来た。
でも、トビラで述べた日に、この件についても少し考えた。まあ、これも俺をギスギスさせる大きな要因ではあったんだろうけど (^_^;、また少し違った考え方も芽生えてきた。
以前述べたように、彼女は中途採用で昨年の7月に入社した。それから間もなく、ヤツのロックオンにあったものと思われる。
入社して3ヶ月ほどというのは、知らん場所で周囲に知らない人だらけ、というストレスが溜まる状況だ。そこでチヤホヤされれば、そいつに気持ちが傾くのは分からんではない。
しかし、だんだんヤツとのイチャイチャが表に出てくるようになって、呆れた周囲に総スカンを食らうようになった。それで、ますますチヤホヤしてくれるヤツのもとに埋もれていった。
...こんな悪循環にハマってるんじゃないか？
そんな中、俺が彼女の隣に座らされた意味はなんだろう？単純にヤツとの間に物理的に入り込むだけではなく、もっと何かを期待されているんじゃないか？いや、ヤツから寝とるとか、そういうじゃなくて (^_^;。つまり、この会社における、ヤツ以外の逃げ道的なものを作ってやるとでも言えばいいのか。
正直それまでは、彼女とはほとんど話していなかった。ムカついていたのもあるし、話していていることでヤツに「彼もライバルなのデス」なんて思われるのは御免だと思っていたからだ。でも、それで彼女が孤立してますますどツボにハマるのは良くない。まずは、もう少し世間話の一つでもしてやるべきなのかなと感じた。
話が少し逸れる。
自慢じゃないが、俺は次のリーダー候補として目をつけられているらしい。前職での俺のテキトー具合を知っている人からすると「ハァ？？」という感じだろうが (^_^;、まあ、俺も転職することで腹を括ったんでね。仕事に対する意識は大きく変わったのだ。それはともかく、うちの部には職人的と言うか自分の仕事しか目にない人ばっかなので、多少は周囲が見れてバランス感覚のある俺はリーダーとしての素養があると思われているようだ。いや、俺だって職人やっていたいのは山々だけど、いないならやるしかないわな、とまた腹を括りつつある。
だからこそ今回の件は、感情に任せるのではなく、戦力である彼女をいかに浮かせず、生かしていくか、試金石なのかもしれない。
そんなわけで、今週からは適度に話題を振っている。それで少しでも眠気を覚まし、ヤツに逃げ込まなくて済む状況になればいい。
ひょっとしたら「何？何の風の吹き回し？」と思ってるかもしれないが、まあ、しばらく様子を見よう。
だが、しばらくして子ども達が起きてきたら、急に空気がホンワカして、なんでデカい声を出していたのかよく分からなくなった。
それで、なんだか急に我に返った。
嫁さんとの言い争いのことだけじゃない。ここ最近俺、ギスギスしてたんだ、と思ったのだ。
以前から書いている通り、今、仕事の負荷がかなり上がっている。自分を追い込まないように早く帰るのを心がけていたので、残業時間はさほどでもない。だが、手前味噌かもしれんが、その時間に叩き込む集中力はかなり高いものと自負している。それで、気づかないうちに張り詰めていたんだろう。自分ではそうではないと思いながら、細かいことにイライラしていたんだな。
2歳児でもなんとなく使えちゃうiPhoneってすげぇな
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO400)
で、その少し前のことだ。
その時は久々に、ささくれだった気持ちを抑えるのが難しかった。
例の女に関してだ（←既にそういう扱い）。
ある日の昼過ぎのグループミーティングで、「彼女は6月から○○の案件にかかりきりになるので、××（俺たちがメインでやってる案件）の業務は全くできなくなります」とリーダーが言った。そっか、もう俺たちだけでなんとかするしかないのか、と覚悟を決めた（言っておくが、ヤツと違って、本来彼女は業務上大きな戦力だ）。
そのミーティングの直後だ。彼女、大居眠りこいてやがった。
一応、仕事をするという意思は残っているのか、物音がしたりすると急にマウスをカチカチやって復帰する。が、1分もするとまた眠りの淵に戻っていく。
それを何度か繰り返した後、ふと立ち上がったので眠気覚ましでもしに行くのかと思いきや、一目散にヤツのところへ向かった。で、教育という名のイチャイチャが始まるのだ。教育がちゃんと成果に結びつきゃいいよ。大半は的外れなヤツの質問にいちいち懇切丁寧に答える（本来「それは今必要ない」と言うのもまた教育だろう）か、ヤツが彼女を盲目的に「Sサン、スゴイですね〜」と褒め、彼女がいちいち「何言ってるんですかぁ、うふふふ」とムダに嬉しそうにするか、というものだ。
その日の午後3時から5時頃までの2時間、ずっとこの調子だ。居眠り5割、イチャイチャ3割で、実稼働は2割程度じゃないか。さすがに他の日もずっとそのペースというわけではないが、まあなめしても稼働率は7割前後だと思える。
お前さあ、月40時間くらい残業してるけど、全然定時でこなせるんじゃないの？俺たちのことを手伝うことも全然可能なんじゃないの？その日は俺の業務の締め切りで、時間に追われるように必死にやっていた。その横でそんな調子なので、心からアタマに来た。
でも、トビラで述べた日に、この件についても少し考えた。まあ、これも俺をギスギスさせる大きな要因ではあったんだろうけど (^_^;、また少し違った考え方も芽生えてきた。
以前述べたように、彼女は中途採用で昨年の7月に入社した。それから間もなく、ヤツのロックオンにあったものと思われる。
入社して3ヶ月ほどというのは、知らん場所で周囲に知らない人だらけ、というストレスが溜まる状況だ。そこでチヤホヤされれば、そいつに気持ちが傾くのは分からんではない。
しかし、だんだんヤツとのイチャイチャが表に出てくるようになって、呆れた周囲に総スカンを食らうようになった。それで、ますますチヤホヤしてくれるヤツのもとに埋もれていった。
...こんな悪循環にハマってるんじゃないか？
そんな中、俺が彼女の隣に座らされた意味はなんだろう？単純にヤツとの間に物理的に入り込むだけではなく、もっと何かを期待されているんじゃないか？いや、ヤツから寝とるとか、そういうじゃなくて (^_^;。つまり、この会社における、ヤツ以外の逃げ道的なものを作ってやるとでも言えばいいのか。
正直それまでは、彼女とはほとんど話していなかった。ムカついていたのもあるし、話していていることでヤツに「彼もライバルなのデス」なんて思われるのは御免だと思っていたからだ。でも、それで彼女が孤立してますますどツボにハマるのは良くない。まずは、もう少し世間話の一つでもしてやるべきなのかなと感じた。
話が少し逸れる。
自慢じゃないが、俺は次のリーダー候補として目をつけられているらしい。前職での俺のテキトー具合を知っている人からすると「ハァ？？」という感じだろうが (^_^;、まあ、俺も転職することで腹を括ったんでね。仕事に対する意識は大きく変わったのだ。それはともかく、うちの部には職人的と言うか自分の仕事しか目にない人ばっかなので、多少は周囲が見れてバランス感覚のある俺はリーダーとしての素養があると思われているようだ。いや、俺だって職人やっていたいのは山々だけど、いないならやるしかないわな、とまた腹を括りつつある。
だからこそ今回の件は、感情に任せるのではなく、戦力である彼女をいかに浮かせず、生かしていくか、試金石なのかもしれない。
そんなわけで、今週からは適度に話題を振っている。それで少しでも眠気を覚まし、ヤツに逃げ込まなくて済む状況になればいい。
ひょっとしたら「何？何の風の吹き回し？」と思ってるかもしれないが、まあ、しばらく様子を見よう。
nobilesの投稿(23:49:57-2013-05-28) -
カテゴリ: Main
コメント
なおいけ wrote:
10月に飲もうぜ！
2013-05-29 19:56:43
nobiles wrote:
いきなりだな (^_^;。おうよ！
2013-05-30 22:50:26
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