NOBILES Days
Jump to navigationMeet Again 2013
去年まで俺のリーダーだった奴とは未だに同じ仕事で関わらなくてはならない。
奴はメールひとつとっても、誰をccに入れて、どのくらいの頻度とボリュームの文面を送るべきか正確な判断ができない（なんでそんな奴がリーダーに居座ってんだよ！！！）。じゃあどうなるかというと、およそ関係ない人までccに入れて、とんでもなく長く、ほとんど情報量のないメールをバンバン投げることになる。今のプロジェクトで俺が受け取ったメールは1300通だが、そのうち450通が奴のメールだった。1/3以上って、おかしいだろ！
それだけじゃない。お客さんや、社外パートナーに彼が送った、「日本語のプロ」を自認する彼の素晴らしいメール文面を抜粋して紹介したい。
・お疲れ様です。
書き出しからNG。上から目線の言葉。目上の人やお客様に言ってはいけない。
・了解です／了解しました。
ハイ、これもダメ。「了解」は本来上司が部下に対して使う言葉。後ろに丁寧語付ければいいというものではない。だいぶ一般化しちゃってるけど、プロを自認するなら使っちゃダメ。
・的を得た表現かと思います。
またまた恥ずかしい誤用！的は得るものではなく「射るもの」だ。「要領を得ない」とか、いろいろごちゃ混ぜになってない？
・〜でおられる。
またまた定番の誤用。「おる」は謙譲語。そこに「られる」と尊敬語をつけるなんてあべこべもいいとこ。
・今後の参考にご教授ください。
たった13文字で神クラスのダブルアウト！
まず、「参考」程度にしかしないのにわざわざ客の手を煩わせるのか？これも上から目線の言葉。そして恥ずかしすぎる「ご教授」。「ご教示」の誤用。
え？本人にちゃんと指摘しなさいって？指摘したって直るわけないよー、バカだもん。
ちょっと前の写真だが、次女にそっくりだと思ってプーさんの絵本買ってやったら、ちょうどパジャマもプーさんだった罠
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/8sec, F2.5, ISO100)
さてと。
前職で社内バンドを何度かご一緒させていただいたドラマーさんがいる。とてもパワフルなドラムを叩く方で、会社の夏祭りの野外ステージで古き良きハードロックをやったことは、今でも前職時代の良き思い出のトップランクに入る。
最初にご一緒したのがもう10年前、最後に一緒に演奏したのがリンク先の時だからもう7年前だ。
その方は、俺より一足先（ちょうど4年前だ）に前職を辞めて、研修会社の講師になった。セッションなどにも積極的に参加している関係で、今では俺よりも、俺のバンドの他のメンバーの方が顔を合わせる機会が多いという、不思議な状態になっている。
ある日、そのドラマーさんが某SNSでこう呟いていた。
「○○線の罠にハマって××駅まで来ちゃった！△△まで戻らなきゃ」。
あれ？△△は俺の勤務先の駅だ。
俺の勤務先も一応それなりにデカい会社だし、俺も以前、その方のいる会社の別の講師の研修を受けたことがあった。
「ひょっとして、弊社にお越しですか？」
ビンゴだった。
しかも、俺のデスクが3階にある建物の1階で、新人集合研修をするとのことだった。
「待合室か何かでコーヒー1杯でもいかがですか？」
メッセージを送ったが、講義に入ってしまったのか返事がなかったので、帰りの時間帯に「またいらした時にでも」と送った。
そうしたらしばらくして返信があった。
「ははは、いや、実はしばらくあそこなんです。昼休みはいつもラウンジで弁当食べてるよ」
なんとまあ。2週間ばかり、前職時代より近いくらいの距離で仕事をしてるなんて、巡り合わせとは面白い。
それが先週の出来事。
今週の頭から毎日、今日こそ伺おう、と思いながらも、45分と短めの昼休みではなかなか行けなかった。だが、昨日やっと実行できた。研修フロアに入って行くと、前職時代よりシュッとしたその方がラウンジの椅子に座って、ちょうど弁当を食べ終わったところのようだった。
Loopのライブには何度か来ていただいて顔も合わせていたが、ちゃんとお話ししたのは、本当に前職時代以来ではなかろうか。
どうしても話題は、厳しい状態の前職の話になってしまう。先日行った希望退職募集の際は、「従業員に優しい」とは真逆のことが行われたと聞く。
一緒にバンドをやった頃の、あの大らかで元気な会社のメンバーが、こうして離散し、残った場所（そもそも移転しているのだが）の雰囲気も悪くなっているというのは、なんとも寂しさを感じてやまない。一方で、それぞれの道でこうして歩みを進め、一瞬ではあるがまた巡り合わせでその道が交差したことに、また喜びも感じた。だって間違いなく、あの時の思い出は糧になってるはずだから。
その方がしみじみと言った。「ドラムをやってたから無職状態もなんとか耐えられたんだよ」。
まさにそうだ。俺も、Loopという素敵なバンドに参加してなかったら、脚に大怪我しながらの転職活動なんて耐えられなかっただろうし、新しい道に踏み出すこともなかったかもしれない。
奴はメールひとつとっても、誰をccに入れて、どのくらいの頻度とボリュームの文面を送るべきか正確な判断ができない（なんでそんな奴がリーダーに居座ってんだよ！！！）。じゃあどうなるかというと、およそ関係ない人までccに入れて、とんでもなく長く、ほとんど情報量のないメールをバンバン投げることになる。今のプロジェクトで俺が受け取ったメールは1300通だが、そのうち450通が奴のメールだった。1/3以上って、おかしいだろ！
それだけじゃない。お客さんや、社外パートナーに彼が送った、「日本語のプロ」を自認する彼の素晴らしいメール文面を抜粋して紹介したい。
・お疲れ様です。
書き出しからNG。上から目線の言葉。目上の人やお客様に言ってはいけない。
・了解です／了解しました。
ハイ、これもダメ。「了解」は本来上司が部下に対して使う言葉。後ろに丁寧語付ければいいというものではない。だいぶ一般化しちゃってるけど、プロを自認するなら使っちゃダメ。
・的を得た表現かと思います。
またまた恥ずかしい誤用！的は得るものではなく「射るもの」だ。「要領を得ない」とか、いろいろごちゃ混ぜになってない？
・〜でおられる。
またまた定番の誤用。「おる」は謙譲語。そこに「られる」と尊敬語をつけるなんてあべこべもいいとこ。
・今後の参考にご教授ください。
たった13文字で神クラスのダブルアウト！
まず、「参考」程度にしかしないのにわざわざ客の手を煩わせるのか？これも上から目線の言葉。そして恥ずかしすぎる「ご教授」。「ご教示」の誤用。
え？本人にちゃんと指摘しなさいって？指摘したって直るわけないよー、バカだもん。
ちょっと前の写真だが、次女にそっくりだと思ってプーさんの絵本買ってやったら、ちょうどパジャマもプーさんだった罠
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/8sec, F2.5, ISO100)
さてと。
前職で社内バンドを何度かご一緒させていただいたドラマーさんがいる。とてもパワフルなドラムを叩く方で、会社の夏祭りの野外ステージで古き良きハードロックをやったことは、今でも前職時代の良き思い出のトップランクに入る。
最初にご一緒したのがもう10年前、最後に一緒に演奏したのがリンク先の時だからもう7年前だ。
その方は、俺より一足先（ちょうど4年前だ）に前職を辞めて、研修会社の講師になった。セッションなどにも積極的に参加している関係で、今では俺よりも、俺のバンドの他のメンバーの方が顔を合わせる機会が多いという、不思議な状態になっている。
ある日、そのドラマーさんが某SNSでこう呟いていた。
「○○線の罠にハマって××駅まで来ちゃった！△△まで戻らなきゃ」。
あれ？△△は俺の勤務先の駅だ。
俺の勤務先も一応それなりにデカい会社だし、俺も以前、その方のいる会社の別の講師の研修を受けたことがあった。
「ひょっとして、弊社にお越しですか？」
ビンゴだった。
しかも、俺のデスクが3階にある建物の1階で、新人集合研修をするとのことだった。
「待合室か何かでコーヒー1杯でもいかがですか？」
メッセージを送ったが、講義に入ってしまったのか返事がなかったので、帰りの時間帯に「またいらした時にでも」と送った。
そうしたらしばらくして返信があった。
「ははは、いや、実はしばらくあそこなんです。昼休みはいつもラウンジで弁当食べてるよ」
なんとまあ。2週間ばかり、前職時代より近いくらいの距離で仕事をしてるなんて、巡り合わせとは面白い。
それが先週の出来事。
今週の頭から毎日、今日こそ伺おう、と思いながらも、45分と短めの昼休みではなかなか行けなかった。だが、昨日やっと実行できた。研修フロアに入って行くと、前職時代よりシュッとしたその方がラウンジの椅子に座って、ちょうど弁当を食べ終わったところのようだった。
Loopのライブには何度か来ていただいて顔も合わせていたが、ちゃんとお話ししたのは、本当に前職時代以来ではなかろうか。
どうしても話題は、厳しい状態の前職の話になってしまう。先日行った希望退職募集の際は、「従業員に優しい」とは真逆のことが行われたと聞く。
一緒にバンドをやった頃の、あの大らかで元気な会社のメンバーが、こうして離散し、残った場所（そもそも移転しているのだが）の雰囲気も悪くなっているというのは、なんとも寂しさを感じてやまない。一方で、それぞれの道でこうして歩みを進め、一瞬ではあるがまた巡り合わせでその道が交差したことに、また喜びも感じた。だって間違いなく、あの時の思い出は糧になってるはずだから。
その方がしみじみと言った。「ドラムをやってたから無職状態もなんとか耐えられたんだよ」。
まさにそうだ。俺も、Loopという素敵なバンドに参加してなかったら、脚に大怪我しながらの転職活動なんて耐えられなかっただろうし、新しい道に踏み出すこともなかったかもしれない。
nobilesの投稿(23:43:46-2013-07-12) -
カテゴリ: Main
コメント
果汁3% wrote:
2013-07-13 07:33:45
nobiles wrote:
俺が上がることで奴を引きずり下ろせるなら管理職目指そうかと、この俺が本気で思うほどボンクラだよ。
2013-07-13 23:34:38
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