NOBILES Days
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今週の盆は、会社自体は後半だけ休みだが、まあ仕事も落ち着いてきたので、有休を連ねて9連休にすることにした。でも多分この盆休みは暑すぎてあまり活動しないそうだな。
そんなわけで、先々週の「7月の9連休」の方のバカンス日記をやっとくか。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/160sec, F6.3, ISO100)
9連休の半ば、4日目となる火曜からは、もっとレジャーらしく過ごした。子ども達を連れてブルーベリー狩りだ。
2年前にもブルーベリー狩りに行っている。この時は、いわゆるクーポンサイトが流行り始めの頃で、そこに出ていた入場料相当で摘み取り500g分もサービスとなる（半額相当になる）クーポンを買って行った。今年はまた別の農園がほぼ同様のクーポンを出していた。だが、嫁さんと日程合わせをした半日のうちにあっさりクーポンが売り切れてしまった。
でも、ブルーベリーが大好きな子ども達のためにも、やっぱり連れて行ってやりたい。俺たちも完全にそのつもりになっていた。2年前に行った農園は、山道を15分ほど歩いて登って行ったところにあり、プチハイキングもできる。何より、味なども間違いないことが分かっている。クーポンない分倍額かかってでも、摘み取りした方がいい、と判断できる。
よし、2年前と同じところに行こう！あの時は次女はまだ2ヶ月ちょいとかで、嫁さんが抱っこして行かなくてはならなくて大変だったが、今なら1人でも歩けるはずだ。ブルーベリーだってガンガン食べるぞ。
平日火曜日の、しかも朝イチなら空いてるだろう。会社行くのと変わらんような時間に起き、嫁さんや、保育園を休ませた子ども達を車に乗せ、ブルーベリー農園に向かった。
ブルーベリー農園は、最近圏央道が繋がった木更津東インターから車で10分ほどの場所にある。まー田舎風景で、アクアラインで東京から1時間もかからないで来れる場所というのが信じられないほどだ。
目的地の農園に向かう道すがらにも、結構ブルーベリー狩りのノボリが出ている。だが「木更津ならブルーベリー栽培に最適だ」という信念で畑を切り拓いたのは、俺らが向かう農園だという。
小学校の運動会なんかで見られる入場門みたいなものが見えてきた。これが目的の農園への入口だ。その手前の砂利の駐車場に車を停める。駐車場には、わざわざガードマンもついていて、車のナンバーをチェックしている。儲かってないとできないよね。
ここで、家族全員長袖に着替え、虫除けスプレーを吹き付ける。何しろ山道を行くので、やぶ蚊の攻撃が凄いのだ。全く知らないで行って、全員刺されまくった2年前の教訓だ。
そこから畑まではプチハイキングだ。期待していた通り、長女だけでなく、次女ももりもり自分で歩いて登っていく。
ただ、「道を逸れて落ちる」ということに対する警戒がまるでないのでかなり怖い。結局序盤のうちに、気が短い嫁さんが長女と先に行き、俺が次女の面倒を見ながら登ることになった。
ガミガミ言っても癇癪起こすだけなので、さりげなく崖側に立ってケアする。それにしても、こんな山道でもたくましく登る姿は感慨深いものがあった。かなり気温は高かったが、森の緑の中は日差しが遮られて、まあ楽しく登れたかな。
嫁さんと長女に遅れて、ブルーベリー狩り受付の小屋にたどり着いた。長女はなんとブルーベリーを既にモリモリ食っていた。どうやら、スタッフのおじさんが、「お疲れさま！」という感じで、冷蔵庫に冷やしてあったものを出してくれたようだ。
受付のところの、切り株椅子で一息ついてから、いざブルーベリーの摘み取りを始める。
この農園は、時間無制限の入場料に100g持ち帰りパックの持ち帰りがついて1000円、さらに500gのパックの追加で1000円だ。前回それで俺と嫁さん合わせて計1200g分を持ち帰りしても、あっという間になくなったので、今回も迷わず500gパックをつけた。
この農園はオーナー夫妻が、斜面を切り拓いて作ったという。なるほど、斜面にみっちり綺麗にブルーベリーの木が並んでいる。しかも、鳥避けの網もなく、地面にしっかり植えてある。どうやって鳥被害防いでるんだろうか。摘み取って直接食えるってことは、農薬も使ってないということになる。
スタッフのおじさんが「この辺、大玉でいいよー」と斜面中ほどの列に連れて行ってくれた。本当だ、モノによっては2cm近いくらいの巨大ブルーベリーもある。
でも大味なんだろ、なんて思って口に入れてみると、ものすごく甘い！ことブルーベリーにおいては、デカいからといって味が薄くなることはない。むしろしっかり甘い味であるようだ。
「ほら、こうやって採って食べるんだよ」。長女と次女に教えると取って食べ始めた。ところが、5分もしないうちに2人とも飽きてしまったようだ。日差しがかなり強く、体中汗かいて気持ち悪いようだ。挙げ句、長女はこんなことを言い出した。
「おじさんのところで冷たいブルーベリー食べたい」。
... (′Д`;。どうやら、ここについて食べた冷えたブルーベリーがよほど美味かったのだろう。そりゃそうだ、品質はここのだから同じように美味しい上に冷えてるんだったらもう最強だ。自分で取らなくてもどんどん食べられる。何度かはぐらかして自分でとって食わせようとするが、結局2人とも受付のところで預かってもらうような形になってしまった。まあ、平日で客が少ないから可能だったようなものだ。
で、俺と嫁さんは一人600g収穫するミッションがあるので、モリモリと取る。もはやスポーツだ。それなりに口に運んで味は楽しんだが。それもしばらくすると次女が「ママーーー」と騒ぎ出したので、嫁さんはお相手をするために戻り、俺がひとり収穫を続けた。
すると、近くで声が聞こえた。別の家族が来たようだ。小学生くらいの男の子と、その両親のようだ。
「すごいかゆいよー」「長袖着てくれば良かったねー」
ふふふ。なんか2年前のウチの会話のようだ (^_^;。
途中給水に戻ったりしながら、1時間半ほどかけてようやく1.2kg収穫が済んだ。暑くてかなりキツかったが、自然の中、ブルーベリーを頬張りながらだから楽しかった。ちなみに長女は椅子に座って冷蔵ブルーベリーを独り占めしモリモリ食い続けていた (′Д`;。
おじさんは「今度は弁当もってきて、1日中遊んで行けばいいよー。時間制限ないんだし、ここは」なんて言っていた。確かに、午前中で済まそうとしたので「スポーツ」になってしまったが、何時間もかけてゆっくり収穫していれば、もっと余裕を持って楽しめるかもしれない。子ども達が遊べる何か（バトミントンとか？）持ってくれば、結構いいかもしれない。っていうか、午後の方が風が出てきて楽だったかもしれないな。
ま、今回は昼飯の場所を調べていたので、ブルーベリーの山を後にする。「また来たいね！」冷やしブルーベリーにご満悦の長女が言った (^_^;。で、この帰りの道の方が大変だった。次女が自分で下りると言い張るものの、崖の側を歩こうとするので、見るに見かねて抱っこで下りることになってしまった。
昼飯は、前日ネットで見つけたフランス料理屋に向かうことにした。結構な人気だと聞いたので、正午前に入りたかった。
着くと、小さな小洒落た建物の前に、赤土が敷き詰められている。ここが駐車場だ。多分、フランスのイメージを出すために、わざわざ赤土にしたんだろう。これはなかなかいい感じだ。フランス車であるプジョーと実に相性がいい。店の中も、大きい窓の外は自然の緑に溢れていて、何とも涼しげな風景だ。
Rond○Rond
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/160sec, F11.0, ISO160)
ここのお店のメインは「ガレット」だという。クレープ生地に具を乗せて焼く、まあピザのようなものだ。俺達のオーダーしたランチセットで1500円強と、お値段は安くはないが、本格的なフレンチと比べればまあリーズナブルだと思えた。子ども達にも、2人で1枚頼んだ。
セットについているサラダとスープが来た。この彩りが素晴らしい。
ランチセットのサラダと冷製スープ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO250)
大人用のガレットに先立ち、子ども達向けのハムとチーズのガレットが来るなり、子ども達は我先にとがっつき始めた。もちろん山登りで腹が減っていたにしても、ガレット自体も相当気に入ったようだ。
で、大人用のオリーブとトマトのガレットも来た。
メインのガレット
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO400)
クレープの甘みと、焦げの苦味が絶妙だ。そこに、オリーブやトマト、チーズの味が絡むと、もう素晴らしいハーモニーとかいう陳腐な表現しかできないくらい、上品でありながら、舌を見事に蹂躙する美味さだった。
昼食が済んだところで、大満足でとっとと帰路に着く。このバカンスのメインは翌日からだからだ。さっくり14時前には家に着いていた。プチリゾートはこんなもんでいいんだよ、疲れないくらいが。
ちなみに、1.2kg分の入れ物に、2年前おばちゃんに教えてもらったテクで詰め込みまくった結果、1665g入っていた。
さ、7月のバカンス日記はまだつづく。
そんなわけで、先々週の「7月の9連休」の方のバカンス日記をやっとくか。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/160sec, F6.3, ISO100)
9連休の半ば、4日目となる火曜からは、もっとレジャーらしく過ごした。子ども達を連れてブルーベリー狩りだ。
2年前にもブルーベリー狩りに行っている。この時は、いわゆるクーポンサイトが流行り始めの頃で、そこに出ていた入場料相当で摘み取り500g分もサービスとなる（半額相当になる）クーポンを買って行った。今年はまた別の農園がほぼ同様のクーポンを出していた。だが、嫁さんと日程合わせをした半日のうちにあっさりクーポンが売り切れてしまった。
でも、ブルーベリーが大好きな子ども達のためにも、やっぱり連れて行ってやりたい。俺たちも完全にそのつもりになっていた。2年前に行った農園は、山道を15分ほど歩いて登って行ったところにあり、プチハイキングもできる。何より、味なども間違いないことが分かっている。クーポンない分倍額かかってでも、摘み取りした方がいい、と判断できる。
よし、2年前と同じところに行こう！あの時は次女はまだ2ヶ月ちょいとかで、嫁さんが抱っこして行かなくてはならなくて大変だったが、今なら1人でも歩けるはずだ。ブルーベリーだってガンガン食べるぞ。
平日火曜日の、しかも朝イチなら空いてるだろう。会社行くのと変わらんような時間に起き、嫁さんや、保育園を休ませた子ども達を車に乗せ、ブルーベリー農園に向かった。
ブルーベリー農園は、最近圏央道が繋がった木更津東インターから車で10分ほどの場所にある。まー田舎風景で、アクアラインで東京から1時間もかからないで来れる場所というのが信じられないほどだ。
目的地の農園に向かう道すがらにも、結構ブルーベリー狩りのノボリが出ている。だが「木更津ならブルーベリー栽培に最適だ」という信念で畑を切り拓いたのは、俺らが向かう農園だという。
小学校の運動会なんかで見られる入場門みたいなものが見えてきた。これが目的の農園への入口だ。その手前の砂利の駐車場に車を停める。駐車場には、わざわざガードマンもついていて、車のナンバーをチェックしている。儲かってないとできないよね。
ここで、家族全員長袖に着替え、虫除けスプレーを吹き付ける。何しろ山道を行くので、やぶ蚊の攻撃が凄いのだ。全く知らないで行って、全員刺されまくった2年前の教訓だ。
そこから畑まではプチハイキングだ。期待していた通り、長女だけでなく、次女ももりもり自分で歩いて登っていく。
ただ、「道を逸れて落ちる」ということに対する警戒がまるでないのでかなり怖い。結局序盤のうちに、気が短い嫁さんが長女と先に行き、俺が次女の面倒を見ながら登ることになった。
ガミガミ言っても癇癪起こすだけなので、さりげなく崖側に立ってケアする。それにしても、こんな山道でもたくましく登る姿は感慨深いものがあった。かなり気温は高かったが、森の緑の中は日差しが遮られて、まあ楽しく登れたかな。
嫁さんと長女に遅れて、ブルーベリー狩り受付の小屋にたどり着いた。長女はなんとブルーベリーを既にモリモリ食っていた。どうやら、スタッフのおじさんが、「お疲れさま！」という感じで、冷蔵庫に冷やしてあったものを出してくれたようだ。
受付のところの、切り株椅子で一息ついてから、いざブルーベリーの摘み取りを始める。
この農園は、時間無制限の入場料に100g持ち帰りパックの持ち帰りがついて1000円、さらに500gのパックの追加で1000円だ。前回それで俺と嫁さん合わせて計1200g分を持ち帰りしても、あっという間になくなったので、今回も迷わず500gパックをつけた。
この農園はオーナー夫妻が、斜面を切り拓いて作ったという。なるほど、斜面にみっちり綺麗にブルーベリーの木が並んでいる。しかも、鳥避けの網もなく、地面にしっかり植えてある。どうやって鳥被害防いでるんだろうか。摘み取って直接食えるってことは、農薬も使ってないということになる。
スタッフのおじさんが「この辺、大玉でいいよー」と斜面中ほどの列に連れて行ってくれた。本当だ、モノによっては2cm近いくらいの巨大ブルーベリーもある。
でも大味なんだろ、なんて思って口に入れてみると、ものすごく甘い！ことブルーベリーにおいては、デカいからといって味が薄くなることはない。むしろしっかり甘い味であるようだ。
「ほら、こうやって採って食べるんだよ」。長女と次女に教えると取って食べ始めた。ところが、5分もしないうちに2人とも飽きてしまったようだ。日差しがかなり強く、体中汗かいて気持ち悪いようだ。挙げ句、長女はこんなことを言い出した。
「おじさんのところで冷たいブルーベリー食べたい」。
... (′Д`;。どうやら、ここについて食べた冷えたブルーベリーがよほど美味かったのだろう。そりゃそうだ、品質はここのだから同じように美味しい上に冷えてるんだったらもう最強だ。自分で取らなくてもどんどん食べられる。何度かはぐらかして自分でとって食わせようとするが、結局2人とも受付のところで預かってもらうような形になってしまった。まあ、平日で客が少ないから可能だったようなものだ。
で、俺と嫁さんは一人600g収穫するミッションがあるので、モリモリと取る。もはやスポーツだ。それなりに口に運んで味は楽しんだが。それもしばらくすると次女が「ママーーー」と騒ぎ出したので、嫁さんはお相手をするために戻り、俺がひとり収穫を続けた。
すると、近くで声が聞こえた。別の家族が来たようだ。小学生くらいの男の子と、その両親のようだ。
「すごいかゆいよー」「長袖着てくれば良かったねー」
ふふふ。なんか2年前のウチの会話のようだ (^_^;。
途中給水に戻ったりしながら、1時間半ほどかけてようやく1.2kg収穫が済んだ。暑くてかなりキツかったが、自然の中、ブルーベリーを頬張りながらだから楽しかった。ちなみに長女は椅子に座って冷蔵ブルーベリーを独り占めしモリモリ食い続けていた (′Д`;。
おじさんは「今度は弁当もってきて、1日中遊んで行けばいいよー。時間制限ないんだし、ここは」なんて言っていた。確かに、午前中で済まそうとしたので「スポーツ」になってしまったが、何時間もかけてゆっくり収穫していれば、もっと余裕を持って楽しめるかもしれない。子ども達が遊べる何か（バトミントンとか？）持ってくれば、結構いいかもしれない。っていうか、午後の方が風が出てきて楽だったかもしれないな。
ま、今回は昼飯の場所を調べていたので、ブルーベリーの山を後にする。「また来たいね！」冷やしブルーベリーにご満悦の長女が言った (^_^;。で、この帰りの道の方が大変だった。次女が自分で下りると言い張るものの、崖の側を歩こうとするので、見るに見かねて抱っこで下りることになってしまった。
昼飯は、前日ネットで見つけたフランス料理屋に向かうことにした。結構な人気だと聞いたので、正午前に入りたかった。
着くと、小さな小洒落た建物の前に、赤土が敷き詰められている。ここが駐車場だ。多分、フランスのイメージを出すために、わざわざ赤土にしたんだろう。これはなかなかいい感じだ。フランス車であるプジョーと実に相性がいい。店の中も、大きい窓の外は自然の緑に溢れていて、何とも涼しげな風景だ。
Rond○Rond
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/160sec, F11.0, ISO160)
ここのお店のメインは「ガレット」だという。クレープ生地に具を乗せて焼く、まあピザのようなものだ。俺達のオーダーしたランチセットで1500円強と、お値段は安くはないが、本格的なフレンチと比べればまあリーズナブルだと思えた。子ども達にも、2人で1枚頼んだ。
セットについているサラダとスープが来た。この彩りが素晴らしい。
ランチセットのサラダと冷製スープ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO250)
大人用のガレットに先立ち、子ども達向けのハムとチーズのガレットが来るなり、子ども達は我先にとがっつき始めた。もちろん山登りで腹が減っていたにしても、ガレット自体も相当気に入ったようだ。
で、大人用のオリーブとトマトのガレットも来た。
メインのガレット
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO400)
クレープの甘みと、焦げの苦味が絶妙だ。そこに、オリーブやトマト、チーズの味が絡むと、もう素晴らしいハーモニーとかいう陳腐な表現しかできないくらい、上品でありながら、舌を見事に蹂躙する美味さだった。
昼食が済んだところで、大満足でとっとと帰路に着く。このバカンスのメインは翌日からだからだ。さっくり14時前には家に着いていた。プチリゾートはこんなもんでいいんだよ、疲れないくらいが。
ちなみに、1.2kg分の入れ物に、2年前おばちゃんに教えてもらったテクで詰め込みまくった結果、1665g入っていた。
さ、7月のバカンス日記はまだつづく。
nobilesの投稿(23:29:12-2013-08-11) -
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