NOBILES Days
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昨日、副部長が俺のところに来た。
副部長は、ジャングルポケットの斎藤に似ている。読者諸兄には是非、斎藤の映像を脳内で思い浮かべながら以下の文を読んでいただくのが良い。ちなみに、いつもセーターをギョーカイ巻きにしてるからねっ。
最近、俺は先輩たちと一緒に、業務改善に取り組んでいる。副部長の要件は、その動きを本格的にプロジェクト化する（つまり、公式に工数をかけてやろう、ということだ）にあたり、来週のアタマにキックオフをやろう、という話だった。
「じゃあ、案内をメール送りますんで。ハハ、ハー（←最後だけ引き笑い）」
いつもの引き笑いを残して去って行った。
しばらくしてメールが来た。冒頭から「転送します」と書いてある。
...転送？？？俺、主参加者の一人のはずなのに、「転送」って意味がわからない。そう思って宛先を見て愕然とした。他部署所属の、俺と同じ苗字の人が入っていたのだ。
本文とは関係ございません
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/320sec, F5.0, ISO200)
まあ、ミスは誰にでもある。しかし、いきなり「転送します」では意味不明だ。
間違えて送った他部署の人に謝罪メールを送ったかどうかは知らない。だが、俺への転送メールの宛先に依然としてその人が入っている意味が分からない。だから俺は、個別の謝罪メールも送っていないと判断している。転送メールすれば「同苗字の他の人宛だった」と理解してくれる、とタカを括っているんじゃないか。そうだとしたら失礼戦万だ。だいたい、事情も説明せずに転送メールすれば、誰かがそのメールに全員返信で、ウチの部署だけがもつ機密情報を含むメールを出す危険性だってあることくらい、想像がつかないのか。
あ、ちなみに、ここで散々取り上げているドモリのアホ元上司は、同じミスをして、あろうことか他社にメールを送ったことがある。超重い、機密情報であるスケジュール満載の添付書類付きで。おいおい、大丈夫か、この部署。さっき「誤メールが誤メールを生む」と心配したのは、このアホも宛先に入っていたからだ。あいつならなぜ副部長が転送したかも全く気にすることなく全員返信をやりかねない。
ま、そのドモリアホに比べれば、さすが副部長、人の話を聞き入れる度量はある。しかしその判断力は低いようだ。機密に関わるから詳しく書かないけど、「うわ、この人、表面だけ見てて、本質が分かってないわ」と思ったことがあったのだ。
やれやれ。
さて、話題変わって。
何度かここには書いてるけど、俺は、尾崎豊のファンだった。いや、今でも十分好きだけど、かつてはファンクラブにまで加入していた。本人が亡くなったのに、ファンクラブはずっと続いていたのだ。ちょっとすごいよね。
ファンクラブでは、季刊で会報誌が届けられた。毎回、かっこ良くデザインされた冊子に、歌詞の一部だとか、ライブで話した言葉だとか、まあそんな内容だったかな。
会報誌は創刊号の「0℃」から順次番号が上がっていった。尾崎は「人の体温くらいまで続けられたらいいな」と言っていたそうだ。
ところが、確か30℃前後のことだったと思うが、会報誌がカラーの冊子からモノクロのペーパー形態に変わった。
また、妙に「限定グッズ」とやらのチラシが増えた。例えばF-1チームのグッズなんかは、世界中にファンもいるし、意外としっかりしていたりする。だが、所詮1アーティスト、しかも本人が亡くなっているファンクラブが作るグッズは、結構安っぽかった。
そして、尾崎が言っていた「人の体温」に到達した会報誌36℃が送られてきた。別にその記念というわけではなかったと記憶しているが、そこに入っていたチラシに俺は言葉を失った。
「Ozakiのブロンズ胸像100体限定製作決定！」
6万円である。対して、メインであるはずの会報誌はペラペラである。俺は潮時を悟り、会員の更新を行わないことを決めた。
その後ファンクラブがどうなったのか知らない。
生前から、取り巻きには恵まれなかった人だ。亡くなった時だって、若乃花のパーティだかなんだかの帰りと聞いた。怪しいよね？だからと言って、彼が楽曲に込めた輝きに変わりはないと思う。何度も言うが、彼の楽曲は「反骨精神の歌」ではなく、もっと本質的なものを歌ったものであることは、ある程度人生経験のある人がしっかり歌詞を読めば気づくことだ。
さて、今日は尾崎の生誕48周年の日だった。生きていたら、48歳になる彼は何を歌っていたのだろう。この時代に、何を訴えていただろう。
副部長は、ジャングルポケットの斎藤に似ている。読者諸兄には是非、斎藤の映像を脳内で思い浮かべながら以下の文を読んでいただくのが良い。ちなみに、いつもセーターをギョーカイ巻きにしてるからねっ。
最近、俺は先輩たちと一緒に、業務改善に取り組んでいる。副部長の要件は、その動きを本格的にプロジェクト化する（つまり、公式に工数をかけてやろう、ということだ）にあたり、来週のアタマにキックオフをやろう、という話だった。
「じゃあ、案内をメール送りますんで。ハハ、ハー（←最後だけ引き笑い）」
いつもの引き笑いを残して去って行った。
しばらくしてメールが来た。冒頭から「転送します」と書いてある。
...転送？？？俺、主参加者の一人のはずなのに、「転送」って意味がわからない。そう思って宛先を見て愕然とした。他部署所属の、俺と同じ苗字の人が入っていたのだ。
本文とは関係ございません
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/320sec, F5.0, ISO200)
まあ、ミスは誰にでもある。しかし、いきなり「転送します」では意味不明だ。
間違えて送った他部署の人に謝罪メールを送ったかどうかは知らない。だが、俺への転送メールの宛先に依然としてその人が入っている意味が分からない。だから俺は、個別の謝罪メールも送っていないと判断している。転送メールすれば「同苗字の他の人宛だった」と理解してくれる、とタカを括っているんじゃないか。そうだとしたら失礼戦万だ。だいたい、事情も説明せずに転送メールすれば、誰かがそのメールに全員返信で、ウチの部署だけがもつ機密情報を含むメールを出す危険性だってあることくらい、想像がつかないのか。
あ、ちなみに、ここで散々取り上げているドモリのアホ元上司は、同じミスをして、あろうことか他社にメールを送ったことがある。超重い、機密情報であるスケジュール満載の添付書類付きで。おいおい、大丈夫か、この部署。さっき「誤メールが誤メールを生む」と心配したのは、このアホも宛先に入っていたからだ。あいつならなぜ副部長が転送したかも全く気にすることなく全員返信をやりかねない。
ま、そのドモリアホに比べれば、さすが副部長、人の話を聞き入れる度量はある。しかしその判断力は低いようだ。機密に関わるから詳しく書かないけど、「うわ、この人、表面だけ見てて、本質が分かってないわ」と思ったことがあったのだ。
やれやれ。
さて、話題変わって。
何度かここには書いてるけど、俺は、尾崎豊のファンだった。いや、今でも十分好きだけど、かつてはファンクラブにまで加入していた。本人が亡くなったのに、ファンクラブはずっと続いていたのだ。ちょっとすごいよね。
ファンクラブでは、季刊で会報誌が届けられた。毎回、かっこ良くデザインされた冊子に、歌詞の一部だとか、ライブで話した言葉だとか、まあそんな内容だったかな。
会報誌は創刊号の「0℃」から順次番号が上がっていった。尾崎は「人の体温くらいまで続けられたらいいな」と言っていたそうだ。
ところが、確か30℃前後のことだったと思うが、会報誌がカラーの冊子からモノクロのペーパー形態に変わった。
また、妙に「限定グッズ」とやらのチラシが増えた。例えばF-1チームのグッズなんかは、世界中にファンもいるし、意外としっかりしていたりする。だが、所詮1アーティスト、しかも本人が亡くなっているファンクラブが作るグッズは、結構安っぽかった。
そして、尾崎が言っていた「人の体温」に到達した会報誌36℃が送られてきた。別にその記念というわけではなかったと記憶しているが、そこに入っていたチラシに俺は言葉を失った。
「Ozakiのブロンズ胸像100体限定製作決定！」
6万円である。対して、メインであるはずの会報誌はペラペラである。俺は潮時を悟り、会員の更新を行わないことを決めた。
その後ファンクラブがどうなったのか知らない。
生前から、取り巻きには恵まれなかった人だ。亡くなった時だって、若乃花のパーティだかなんだかの帰りと聞いた。怪しいよね？だからと言って、彼が楽曲に込めた輝きに変わりはないと思う。何度も言うが、彼の楽曲は「反骨精神の歌」ではなく、もっと本質的なものを歌ったものであることは、ある程度人生経験のある人がしっかり歌詞を読めば気づくことだ。
さて、今日は尾崎の生誕48周年の日だった。生きていたら、48歳になる彼は何を歌っていたのだろう。この時代に、何を訴えていただろう。
nobilesの投稿(23:56:04-2013-11-29) -
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