NOBILES Days
Jump to navigationThe music are focused on the focal (2)
さささ、この3日間は出勤ですよ。なのに雨って、ますますブルーになるね。んなこと言ってる間に5月か！
The Spirit
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(45.0mm), 1.6sec, F9.0, ISO100)
ヘッドフォン購入記後半。
所属バンドのレコーディング用のモニターヘッドフォンという口実で (^_^;、新しいオーバーヘッドタイプヘッドフォンを購入しようと考えた俺。いろいろ試聴したが、しっくり来ない。その時、思い浮かんだメーカーがあった。
それは、FOCALだ。
FOCALはスピーカーを中心としたプロ向けの音響機器メーカーとして定評のあるフランスの企業だ。実は、前職の同期が転職した会社だ。彼は今リヨンに住んでいる。
そのFOCALがSpirit Oneというモデルをもってヘッドフォンに参入したのはたった2年前だ。友人もいる会社だから、と興味を持って試聴してみたら、これが非常に完成度が高かった。音の味付けがないわけではないのだが、それがわざとらしくなく、力強さを感じさせるものだった。ただ、音がかなり近めで、それはそれでライブハウスの最前列にいるような感じではあったのだが、モニター的とは言えないよなー、と思えた。
FOCAL Spirit One
だが、そのFOCALがProfessionalモデルを出したのを思い出した。その名も”FOCAL Spirit Professional”だ。よし、試聴してみよう。
ワオ！音場もSpirit Oneよりも広くなっている。解像度も申し分ない。それでいて、ライブハウスのような音の熱さのようなものも失っていない。でも、定位はいいし、分析的に聴くこともできそうだ。モニターとしても十分使えそうだ。全体的に、端的に言って音の出方がCD3000に近い！これは超好みだ、と思えた。
しかも、ハウジングが一回り大きくなり、余裕を持って耳をすっぽり覆うようになった。遮音性もかなり低く、電車などで使うにも良さそうだ。
もう、これで決まりだな。
というわけで、その店では発注せず、その次の楽天セールで予定通り30000ポイント突っ込んで買った (^_^;。
楽天で発注したFOCAL Spirit Professionalだが、「入荷次第発送」というステータスだった。それでも10日もすれば入ってくるだろうとタカを括っていたら、これがまあ来ない来ない (′Д`;。しびれを切らしてメールしたら、どうやらFOCALじゃなくて、一緒に発注したBD-Rディスクの方が入ってきていなかったらしい。分納できるというので、速攻送ってもらうことにした。
発注から3週間でようやく対面したFOCAL Spirit Professional。箱は、保存用としても使えるように、緩衝剤をしっかり貼付けた高級感のあるものだった。
FOCAL Spirit Professional
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5 ISO1600)
そこから本体を取り出す。おお、ハウジング表面の水滴状の塗装がかっこいい。重さは250gほどと、思ったより全然軽いのだが、質感が良いので全然安っぽく感じない。
アレ？ハ、ハウジングが横向かないぞ？Spirit Oneはできたのに、Professionalではできなくなってるの？横向かせて平たくなればカバンに収まりやすくなるぜ、シメシメ、って思ってたのに！
説明書には結構でかい絵で、ハウジングを振動板の方向と垂直に圧迫しないように注意書きが書いてある。さては横向かせて垂直方向に潰されたら振動板がダメージを受ける事故が結構あったんだろう。まあ、しかたがないな。
付属の簡易マニュアルの絵でもフラットになってるんだけどなー。Spirit Oneの画像を使い回したな。
はやる気持ちを抑え本体にコードを接続する。Spirit Proはコードが本体から着脱式になっている。端子は通常のステレオミニのようだ。
コードは2種付いていて、片方が1.4mで1ボタンリモコン付き、片方が4mのカールコードだ。4mと言っても昔の黒電話よろしくカールしているので、縮んでいる状態では1m程度になる。どうせポータブルアンプにつないで意味なくなるリモコンなんていらないので、カールコードを選択した。
ストレートコードに比べればちょっと重いけど、伸び縮みしてくれるのは便利だ。それに、いかにもプロっぽくって見栄っ張りには見かけもいいぜ (^_^;。プラグ部分は、Spirit Oneは銀色で高級感があったが、Proでは黒になって一見地味だ。ところが、これがかなりがっちりしていて、いかにも丈夫そうだ。ヘアライン処理までされていて、よくよく見ると高級感でも負けていない。
さささ、頭に装着する。むむ、意外と側圧強いなー。
あ、ようやく音ね (^_^;。
おーー。やっぱり音場が広い。定位が立体的に感じられる。解像度も高い。でも、気持ちよい。音が冷たくないんだな。
ここで我が家のレファレンスとも言えるSONY MDR-CD3000にご登場いただき、聴き比べる。やっぱり側圧はCD3000の方が弱く、それでいてコラーゲン配合のイヤーパッドが吸い付くようなので装着感は相当CD3000の方が上だ。ただ、このパッドがすぐ劣化するんだけどね。
それから、CD3000の方が中高域に艶やかな色気がある。これは本当にCD3000でしか味わったことの無い独特の味だ。その点ではSpirit Proの方が淡白だとは言える。でもそこはモニターと考えればまあ理にかなっている気もする。
FOCAL Spirit Professinal and SONY MDR-CD3000
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(29.0mm), 2.5sec, F10.0, ISO100)
CD3000でっけーなー。
そういうわけで、まだエージングもほとんどやってないような段階でこれだけの音を鳴らしてくれるSpirit Proにはかなり満足している。ただ、ちょっと側圧が強すぎて、アルバム1枚聴くと、ちょっと頬骨のあたりがジンジンしてくるのが難点だ。
一方、発売から20年経っても、未だに色褪せない音を叩き出すMDR-CD3000の凄まじさもまた痛感させられたなー。FOCALの投入によって多少出番は減っても、やっぱりたまには引っ張り出して聴きたい音だね。
ま、ちょいと連休明けの通勤でも使ってみよう。でか過ぎて「宇宙人？」と言われること請け合いのCD3000には出来ない芸当だからね (^_^;。
The Spirit
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(45.0mm), 1.6sec, F9.0, ISO100)
ヘッドフォン購入記後半。
所属バンドのレコーディング用のモニターヘッドフォンという口実で (^_^;、新しいオーバーヘッドタイプヘッドフォンを購入しようと考えた俺。いろいろ試聴したが、しっくり来ない。その時、思い浮かんだメーカーがあった。
それは、FOCALだ。
FOCALはスピーカーを中心としたプロ向けの音響機器メーカーとして定評のあるフランスの企業だ。実は、前職の同期が転職した会社だ。彼は今リヨンに住んでいる。
そのFOCALがSpirit Oneというモデルをもってヘッドフォンに参入したのはたった2年前だ。友人もいる会社だから、と興味を持って試聴してみたら、これが非常に完成度が高かった。音の味付けがないわけではないのだが、それがわざとらしくなく、力強さを感じさせるものだった。ただ、音がかなり近めで、それはそれでライブハウスの最前列にいるような感じではあったのだが、モニター的とは言えないよなー、と思えた。
FOCAL Spirit One
だが、そのFOCALがProfessionalモデルを出したのを思い出した。その名も”FOCAL Spirit Professional”だ。よし、試聴してみよう。
ワオ！音場もSpirit Oneよりも広くなっている。解像度も申し分ない。それでいて、ライブハウスのような音の熱さのようなものも失っていない。でも、定位はいいし、分析的に聴くこともできそうだ。モニターとしても十分使えそうだ。全体的に、端的に言って音の出方がCD3000に近い！これは超好みだ、と思えた。
しかも、ハウジングが一回り大きくなり、余裕を持って耳をすっぽり覆うようになった。遮音性もかなり低く、電車などで使うにも良さそうだ。
もう、これで決まりだな。
というわけで、その店では発注せず、その次の楽天セールで予定通り30000ポイント突っ込んで買った (^_^;。
楽天で発注したFOCAL Spirit Professionalだが、「入荷次第発送」というステータスだった。それでも10日もすれば入ってくるだろうとタカを括っていたら、これがまあ来ない来ない (′Д`;。しびれを切らしてメールしたら、どうやらFOCALじゃなくて、一緒に発注したBD-Rディスクの方が入ってきていなかったらしい。分納できるというので、速攻送ってもらうことにした。
発注から3週間でようやく対面したFOCAL Spirit Professional。箱は、保存用としても使えるように、緩衝剤をしっかり貼付けた高級感のあるものだった。
FOCAL Spirit Professional
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5 ISO1600)
そこから本体を取り出す。おお、ハウジング表面の水滴状の塗装がかっこいい。重さは250gほどと、思ったより全然軽いのだが、質感が良いので全然安っぽく感じない。
アレ？ハ、ハウジングが横向かないぞ？Spirit Oneはできたのに、Professionalではできなくなってるの？横向かせて平たくなればカバンに収まりやすくなるぜ、シメシメ、って思ってたのに！
説明書には結構でかい絵で、ハウジングを振動板の方向と垂直に圧迫しないように注意書きが書いてある。さては横向かせて垂直方向に潰されたら振動板がダメージを受ける事故が結構あったんだろう。まあ、しかたがないな。
付属の簡易マニュアルの絵でもフラットになってるんだけどなー。Spirit Oneの画像を使い回したな。
はやる気持ちを抑え本体にコードを接続する。Spirit Proはコードが本体から着脱式になっている。端子は通常のステレオミニのようだ。
コードは2種付いていて、片方が1.4mで1ボタンリモコン付き、片方が4mのカールコードだ。4mと言っても昔の黒電話よろしくカールしているので、縮んでいる状態では1m程度になる。どうせポータブルアンプにつないで意味なくなるリモコンなんていらないので、カールコードを選択した。
ストレートコードに比べればちょっと重いけど、伸び縮みしてくれるのは便利だ。それに、いかにもプロっぽくって見栄っ張りには見かけもいいぜ (^_^;。プラグ部分は、Spirit Oneは銀色で高級感があったが、Proでは黒になって一見地味だ。ところが、これがかなりがっちりしていて、いかにも丈夫そうだ。ヘアライン処理までされていて、よくよく見ると高級感でも負けていない。
さささ、頭に装着する。むむ、意外と側圧強いなー。
あ、ようやく音ね (^_^;。
おーー。やっぱり音場が広い。定位が立体的に感じられる。解像度も高い。でも、気持ちよい。音が冷たくないんだな。
ここで我が家のレファレンスとも言えるSONY MDR-CD3000にご登場いただき、聴き比べる。やっぱり側圧はCD3000の方が弱く、それでいてコラーゲン配合のイヤーパッドが吸い付くようなので装着感は相当CD3000の方が上だ。ただ、このパッドがすぐ劣化するんだけどね。
それから、CD3000の方が中高域に艶やかな色気がある。これは本当にCD3000でしか味わったことの無い独特の味だ。その点ではSpirit Proの方が淡白だとは言える。でもそこはモニターと考えればまあ理にかなっている気もする。
FOCAL Spirit Professinal and SONY MDR-CD3000
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(29.0mm), 2.5sec, F10.0, ISO100)
CD3000でっけーなー。
そういうわけで、まだエージングもほとんどやってないような段階でこれだけの音を鳴らしてくれるSpirit Proにはかなり満足している。ただ、ちょっと側圧が強すぎて、アルバム1枚聴くと、ちょっと頬骨のあたりがジンジンしてくるのが難点だ。
一方、発売から20年経っても、未だに色褪せない音を叩き出すMDR-CD3000の凄まじさもまた痛感させられたなー。FOCALの投入によって多少出番は減っても、やっぱりたまには引っ張り出して聴きたい音だね。
ま、ちょいと連休明けの通勤でも使ってみよう。でか過ぎて「宇宙人？」と言われること請け合いのCD3000には出来ない芸当だからね (^_^;。
nobilesの投稿(23:08:00-2014-04-29) -
カテゴリ: Music
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