NOBILES Days
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他社も大差はないと思うけど、この連休は細切れでね。4連休〜3日勤務〜4連休という感じだ。
まあもともと、こういう混んでる時は出かけない主義だけど、嫁さんだけ出かけて暇過ぎたので、子ども達を連れてトマト摘みに行ってきた。何しろ、自宅から20分ほど走らせたところにビニールハウスがあるんでね。
ほとんど渋滞も無く農場について、ほとんど客もいないビニールハウスでまったりと、子ども達の大好きなミニトマトを摘んだ。農薬使ってるそうなので、その場では食べられないんだけどね。5歳になった長女は自分で「赤くて大きいやつ」を選んで自分で切れるようになった。間もなく3歳になる次女は完全に俺がガイドしてやらなくてはならなかったが、まあ二人ともそれなりに楽しんだようだ。
660gで1070円。別に安いわけじゃないんだろうけど、自分で摘めるイベント感味わえるし、摘みたての新鮮なのをすぐ家で食えるし、イベント代としては安すぎる (^_^;。
Tomatos
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/125sec, F2.5, ISO200)
連休前は仕事でかなりヤラれていた。明日からの平日もそれが続くので若干ブルーではあるのだが...
で、毎度のことだがね。仕事の方が炸裂してくると、俺、どうも逃げ込む癖があるんだよ。
物欲に (^_^;。
今回だってね、バンドのアルバムのレコーディングに「モニターヘッドフォンいるよねー」って話になって、オーバーヘッドタイプのヘッドフォンが買いたくなってしまったんだよ。スタジオに持ち運ぶのにもともと持ってたSONY MDR-CD3000じゃでかすぎだろ、という口実からなんだが...結局ライン接続のシンセの場合スタジオじゃなくて自宅録音することになったので、既に前提が崩れていた (^_^;。
まあまあ、でも名機CD3000も既に20年センシュに近い。音は未だに文句がほとんどないんだが、もともと耐久性ないって言われていたコラーゲンイヤーパッドやヘッドバンドが大分傷んできていた。「まあ、頃合いだろ」という猛烈な思い込みが物欲を加速させた（こらこら）。
加えて、ちょうど楽天のポイントが30000点以上貯まっていた。しかも、そのうち10000点以上が期限付きポイントで3週間以内に使わなければならなかった。
うむ。楽天ポイントの一度に使える上限である30000点突っ込むか！
そんなわけで、一気にオーバーヘッドタイプのヘッドフォンの選定モードに入った。
話が逸れるけど、以前も述べたように、俺がヘッドフォンへこだわりを持ったのは中1の頃だったと記憶している。
父が会社の宴会の景品だかなんだかでポータブルカセットプレイヤーをもらってきて、俺にくれた。そのプレイヤーの操作は電子スイッチではなく、ガチャリンコと押し込むメカニカルなものだった。オートリバースなんてついてるわけがない。それでも、俺は嬉しくて嬉しくて、たしかドラクエのサントラのオーケストラとか（今でも同じじゃん！）、チェッカーズの”Seven Heaven”とかを聴いていた。だが、所詮景品なので、付属のインナーイヤーヘッドフォンは、申し訳程度のもので、糸のように細いコードはあっというまに断線した。
自分が与えた手前、オヤジは俺を連れて近くの量販店（今はなき「ダイオー」というお店だ）に行き、別売りのインナーイヤーヘッドフォンを買ってくれた。それがSONYのMDR-E555というモデルだった。
My first headphone : SONY MDR-E555
断線した付属ヘッドフォンからこのMDR-E555に換えた瞬間、俺は耳を疑った。音域も音場も段違いに広くなったのだ。E555は定価3300円で、当時のSONYの中ではミドルクラスかハイエントリーと言ったレベルだったが、それでも「いいヘッドフォンを買えばこんなに音って良くなるんだ！」と俺に思わせるには十分すぎるくらい、付属のものとの性能差は歴然だった。ひとりのヘッドフォンジャンキーが誕生した瞬間でもあった。
その後、ヘッドフォン単体として買ったモデルとしてはMDR-E565（定価4400円）、MDR-E484（定価8000円…これは実はまだ現存しているが、あいにく短命に終ったマイクロプラグのため、接続できる再生機がない！）、MDR-E888（定価8000円）とSONYが続いた。この頃既に、金のない高校生の分際で「定価で5000円切るようなヘッドフォンなんぞオモチャだ」などという生意気すぎるヘッドフォン観を確立していたのだ (^_^;。最初に買ったオーバーヘッドが定価30000円のMDR-CD1000という時点で完全に廃人である。で、その次がMDR-CD3000（定価50000円…ヤフオクで28500円だったけど）だからねぇ。その後、CD3000は10年以上ご活躍いただいているわけだが。
でも、ヘッドフォンと言えば長らくSONYだったんだな、俺。
ま、思い出話はともかく、新オーバーヘッドタイプのヘッドフォン選定の話に戻ろう。
一応、口実が「モニターヘッドフォン」なので、あまり華美な演出をするヘッドフォンはそぐわない。「次買うならUltrasone Edition8でしょ！」なんて妄想していたが、モニターという条件を考えるとEdition8はどちらかというとリスニングの楽しさに振ったものだと言えた。まあそもそもEditionシリーズ買うには先立つモノがないけど (^_^;。
そうだ、Shureはどうだろう。インナーイヤータイプにバランスドアーマチュアドライバーを搭載して「イヤーモニター」という市場を開拓したと言っても良いShureはこの数年でオーバーヘッドタイプのモニターヘッドフォンにも参入していた。その筋のサイトでは廉価で高性能、「価格破壊だ！」とまで書かれていた。俺も以前は、E4cとSE530というバランスドアーマチュア型のインナーイヤータイプを使っていた。
よしっ、オーバーヘッドタイプを店で試聴しよう。
Shure SRH1540
まずはハイエンドのSRH-1540だ。実売で5万ほどするので結構高いが、ハウジングにカーボンファイバーが奢られ、振動板にも新素材を使った意欲作だ。コードが最近流行のMMCXコネクターで脱着できるので、高品位のケーブルにグレードアップさせたり、バランス出力のヘッドフォンアンプにも対応できるというのもメリットだ。
聴いてみる。高い解像度にフラットな音質、広大な音場などに風格を感じる。だが、ライブハウスの2Fにいるような、一歩引いた感じもする。モニターとしては正しいのかもしれないけど、なるほど、友人が「つまらない音」と評していたのはこのことか、と納得する。
かなり軽いし、パッドはウワサ通りサラッとしてとても良い。でも、折り畳みできないし、持ち歩くにはやっぱりデカすぎる感じがする。
Shure SRH940
ミドルクラスのSRH940に換えてみる。うわっ。1540と比べると惨憺といえるほどザラザラとした音で解像度が落ちる。ワイドレンジではあるが、出来の悪いハイブリッドイヤホンのように低音と高音に違和感を感じてしまう。AV情報サイトで「フラット」って評価されてたけど、ホント？ひどいドンシャリじゃない？1540の直後に聴いたのが運の尽きか？いずれにしても、所詮3万未満のヘッドフォンの音だと思えた。うーん、やっぱりMDR-CD3000に慣れていると、このクラスは厳しいのかな？
そう思いながらも、さらに下のSRH840を付けてみる。バランスは940よりも良いように感じる。逆を言えば、こじんまりとまとまっている感じだ。これならいつも使ってるイヤフォンCKW1000ANVの
方が繊細な表現をしている気がするな。
940も840もハウジングがコンパクトで、ヘッドバンドの側にスライドさせてコンパクトに収納できる。ただ、パッドが耳を潰す「オンイヤータイプ」なので自分としてはちょっと苦手だと感じた。
うーん、全般的にShureのオーバーヘッドは、なんだか一歩ひいた感じ…それは分析的、と言えるのかもしれないが、ちょっと冷たすぎてモニター寄りすぎる感じがした。一応、モニターというのが今回のテーマだが、やっぱり普段のリスニングでも楽しみたいというのが貧乏根性というものだ。ついでに、940以下では音自体のレベルが満足いかないものに感じた。
うーん。じゃあMDR-CD3000の系譜を求めてSONYを改めて聴いてみよう。
SONY MDR-1Rmk2
新世代SONYヘッドフォンの代名詞MDR-1R。ケーブルが変わったMk.IIを聴く。…うああ、つまらない。
ハイレゾ対応とやらで、可聴帯域の倍くらいまでフラットな特性を実現したという触れ込みのこのヘッドフォンだが、それと引き換えに、なんだか主張の無い音になっているように感じる。それは、特性がフラットとかとは別の次元のような気がする。そもそも、ハイレゾ対応とは、高周波までフラットにすることなのか？という疑問も湧いてくる。
プロダクトとしての作りも、一見すると超定番モニターヘッドフォンMDR-CD900STに似せつつ近代的にした感じがするが、結構チャチに思えた。うーん。まあこれも2万円前後だからなぁ。
あ？MDR-1のBluetoothモデル？論外だ、んなもん。
SONY MDR-Z1000
じゃあ、と思ってモニターヘッドフォンとして結構古参となったMDR-Z1000を聴いてみる。今でも実売で4万を超えるだけあって装着感は抜群にいい。マグネシウム製のハウジングもカメラの上級モデルのような高級感に溢れている。音は…さすがに値段だけあって広大な音場だ。…ただ、設計が15年以上前のMDR-CD3000と比べてレベルが高い音とは思えなかった。モニターに振っているからだろうが、音が冷たい気がした。ちょっと浮ついた音のようにも感じられた。…うーん。
オーテクには持ち運びしやすいモニター向けヘッドフォンは、狙っている額にはなさそうだし…。beatsはなぁ、いかにも「俺、音楽好きですから」って主張が強すぎるし、音もメリハリありすぎてちょっと好きになれないんだよなぁ。
...その時、俺はふとあるメーカーを思い出した。
つづく。
まあもともと、こういう混んでる時は出かけない主義だけど、嫁さんだけ出かけて暇過ぎたので、子ども達を連れてトマト摘みに行ってきた。何しろ、自宅から20分ほど走らせたところにビニールハウスがあるんでね。
ほとんど渋滞も無く農場について、ほとんど客もいないビニールハウスでまったりと、子ども達の大好きなミニトマトを摘んだ。農薬使ってるそうなので、その場では食べられないんだけどね。5歳になった長女は自分で「赤くて大きいやつ」を選んで自分で切れるようになった。間もなく3歳になる次女は完全に俺がガイドしてやらなくてはならなかったが、まあ二人ともそれなりに楽しんだようだ。
660gで1070円。別に安いわけじゃないんだろうけど、自分で摘めるイベント感味わえるし、摘みたての新鮮なのをすぐ家で食えるし、イベント代としては安すぎる (^_^;。
Tomatos
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/125sec, F2.5, ISO200)
連休前は仕事でかなりヤラれていた。明日からの平日もそれが続くので若干ブルーではあるのだが...
で、毎度のことだがね。仕事の方が炸裂してくると、俺、どうも逃げ込む癖があるんだよ。
物欲に (^_^;。
今回だってね、バンドのアルバムのレコーディングに「モニターヘッドフォンいるよねー」って話になって、オーバーヘッドタイプのヘッドフォンが買いたくなってしまったんだよ。スタジオに持ち運ぶのにもともと持ってたSONY MDR-CD3000じゃでかすぎだろ、という口実からなんだが...結局ライン接続のシンセの場合スタジオじゃなくて自宅録音することになったので、既に前提が崩れていた (^_^;。
まあまあ、でも名機CD3000も既に20年センシュに近い。音は未だに文句がほとんどないんだが、もともと耐久性ないって言われていたコラーゲンイヤーパッドやヘッドバンドが大分傷んできていた。「まあ、頃合いだろ」という猛烈な思い込みが物欲を加速させた（こらこら）。
加えて、ちょうど楽天のポイントが30000点以上貯まっていた。しかも、そのうち10000点以上が期限付きポイントで3週間以内に使わなければならなかった。
うむ。楽天ポイントの一度に使える上限である30000点突っ込むか！
そんなわけで、一気にオーバーヘッドタイプのヘッドフォンの選定モードに入った。
話が逸れるけど、以前も述べたように、俺がヘッドフォンへこだわりを持ったのは中1の頃だったと記憶している。
父が会社の宴会の景品だかなんだかでポータブルカセットプレイヤーをもらってきて、俺にくれた。そのプレイヤーの操作は電子スイッチではなく、ガチャリンコと押し込むメカニカルなものだった。オートリバースなんてついてるわけがない。それでも、俺は嬉しくて嬉しくて、たしかドラクエのサントラのオーケストラとか（今でも同じじゃん！）、チェッカーズの”Seven Heaven”とかを聴いていた。だが、所詮景品なので、付属のインナーイヤーヘッドフォンは、申し訳程度のもので、糸のように細いコードはあっというまに断線した。
自分が与えた手前、オヤジは俺を連れて近くの量販店（今はなき「ダイオー」というお店だ）に行き、別売りのインナーイヤーヘッドフォンを買ってくれた。それがSONYのMDR-E555というモデルだった。
My first headphone : SONY MDR-E555
断線した付属ヘッドフォンからこのMDR-E555に換えた瞬間、俺は耳を疑った。音域も音場も段違いに広くなったのだ。E555は定価3300円で、当時のSONYの中ではミドルクラスかハイエントリーと言ったレベルだったが、それでも「いいヘッドフォンを買えばこんなに音って良くなるんだ！」と俺に思わせるには十分すぎるくらい、付属のものとの性能差は歴然だった。ひとりのヘッドフォンジャンキーが誕生した瞬間でもあった。
その後、ヘッドフォン単体として買ったモデルとしてはMDR-E565（定価4400円）、MDR-E484（定価8000円…これは実はまだ現存しているが、あいにく短命に終ったマイクロプラグのため、接続できる再生機がない！）、MDR-E888（定価8000円）とSONYが続いた。この頃既に、金のない高校生の分際で「定価で5000円切るようなヘッドフォンなんぞオモチャだ」などという生意気すぎるヘッドフォン観を確立していたのだ (^_^;。最初に買ったオーバーヘッドが定価30000円のMDR-CD1000という時点で完全に廃人である。で、その次がMDR-CD3000（定価50000円…ヤフオクで28500円だったけど）だからねぇ。その後、CD3000は10年以上ご活躍いただいているわけだが。
でも、ヘッドフォンと言えば長らくSONYだったんだな、俺。
ま、思い出話はともかく、新オーバーヘッドタイプのヘッドフォン選定の話に戻ろう。
一応、口実が「モニターヘッドフォン」なので、あまり華美な演出をするヘッドフォンはそぐわない。「次買うならUltrasone Edition8でしょ！」なんて妄想していたが、モニターという条件を考えるとEdition8はどちらかというとリスニングの楽しさに振ったものだと言えた。まあそもそもEditionシリーズ買うには先立つモノがないけど (^_^;。
そうだ、Shureはどうだろう。インナーイヤータイプにバランスドアーマチュアドライバーを搭載して「イヤーモニター」という市場を開拓したと言っても良いShureはこの数年でオーバーヘッドタイプのモニターヘッドフォンにも参入していた。その筋のサイトでは廉価で高性能、「価格破壊だ！」とまで書かれていた。俺も以前は、E4cとSE530というバランスドアーマチュア型のインナーイヤータイプを使っていた。
よしっ、オーバーヘッドタイプを店で試聴しよう。
Shure SRH1540
まずはハイエンドのSRH-1540だ。実売で5万ほどするので結構高いが、ハウジングにカーボンファイバーが奢られ、振動板にも新素材を使った意欲作だ。コードが最近流行のMMCXコネクターで脱着できるので、高品位のケーブルにグレードアップさせたり、バランス出力のヘッドフォンアンプにも対応できるというのもメリットだ。
聴いてみる。高い解像度にフラットな音質、広大な音場などに風格を感じる。だが、ライブハウスの2Fにいるような、一歩引いた感じもする。モニターとしては正しいのかもしれないけど、なるほど、友人が「つまらない音」と評していたのはこのことか、と納得する。
かなり軽いし、パッドはウワサ通りサラッとしてとても良い。でも、折り畳みできないし、持ち歩くにはやっぱりデカすぎる感じがする。
Shure SRH940
ミドルクラスのSRH940に換えてみる。うわっ。1540と比べると惨憺といえるほどザラザラとした音で解像度が落ちる。ワイドレンジではあるが、出来の悪いハイブリッドイヤホンのように低音と高音に違和感を感じてしまう。AV情報サイトで「フラット」って評価されてたけど、ホント？ひどいドンシャリじゃない？1540の直後に聴いたのが運の尽きか？いずれにしても、所詮3万未満のヘッドフォンの音だと思えた。うーん、やっぱりMDR-CD3000に慣れていると、このクラスは厳しいのかな？
そう思いながらも、さらに下のSRH840を付けてみる。バランスは940よりも良いように感じる。逆を言えば、こじんまりとまとまっている感じだ。これならいつも使ってるイヤフォンCKW1000ANVの
方が繊細な表現をしている気がするな。
940も840もハウジングがコンパクトで、ヘッドバンドの側にスライドさせてコンパクトに収納できる。ただ、パッドが耳を潰す「オンイヤータイプ」なので自分としてはちょっと苦手だと感じた。
うーん、全般的にShureのオーバーヘッドは、なんだか一歩ひいた感じ…それは分析的、と言えるのかもしれないが、ちょっと冷たすぎてモニター寄りすぎる感じがした。一応、モニターというのが今回のテーマだが、やっぱり普段のリスニングでも楽しみたいというのが貧乏根性というものだ。ついでに、940以下では音自体のレベルが満足いかないものに感じた。
うーん。じゃあMDR-CD3000の系譜を求めてSONYを改めて聴いてみよう。
SONY MDR-1Rmk2
新世代SONYヘッドフォンの代名詞MDR-1R。ケーブルが変わったMk.IIを聴く。…うああ、つまらない。
ハイレゾ対応とやらで、可聴帯域の倍くらいまでフラットな特性を実現したという触れ込みのこのヘッドフォンだが、それと引き換えに、なんだか主張の無い音になっているように感じる。それは、特性がフラットとかとは別の次元のような気がする。そもそも、ハイレゾ対応とは、高周波までフラットにすることなのか？という疑問も湧いてくる。
プロダクトとしての作りも、一見すると超定番モニターヘッドフォンMDR-CD900STに似せつつ近代的にした感じがするが、結構チャチに思えた。うーん。まあこれも2万円前後だからなぁ。
あ？MDR-1のBluetoothモデル？論外だ、んなもん。
SONY MDR-Z1000
じゃあ、と思ってモニターヘッドフォンとして結構古参となったMDR-Z1000を聴いてみる。今でも実売で4万を超えるだけあって装着感は抜群にいい。マグネシウム製のハウジングもカメラの上級モデルのような高級感に溢れている。音は…さすがに値段だけあって広大な音場だ。…ただ、設計が15年以上前のMDR-CD3000と比べてレベルが高い音とは思えなかった。モニターに振っているからだろうが、音が冷たい気がした。ちょっと浮ついた音のようにも感じられた。…うーん。
オーテクには持ち運びしやすいモニター向けヘッドフォンは、狙っている額にはなさそうだし…。beatsはなぁ、いかにも「俺、音楽好きですから」って主張が強すぎるし、音もメリハリありすぎてちょっと好きになれないんだよなぁ。
...その時、俺はふとあるメーカーを思い出した。
つづく。
nobilesの投稿(23:57:00-2014-04-28) -
カテゴリ: Music
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