NOBILES Days
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いわゆる盆休みというやつだが、人ごみが嫌いなので、基本的に地元周辺で活動している。
一応、初日に子どもの自由研究イベントに行ったが、それも人が少ないゆるーい美術館だし、渋滞とは無縁で行けるところだ。
明日は義妹家族とプールに遠出する予定だが、今から人ごみが怖くてガクブルである（自信満々にガクブルである）。
花火にしたって人ごみに紛れるくらいなら電線が写り込んだ方がマシである
(PentaxK-3, PentaxDA☆60-250mmF4(98.0mm), 28.5sec, F7.1, ISO200)
さて最近、某SNSでよく呟いてる通り、ジョギングなるものを始めた。
もともとは「なんで苦しい思いして長い距離走らにゃならんのだ？」と思っていたクチだ。そんな俺がなぜ走ることを始めるに至ったのか。
きっかけは、ここでも何度か触れた自転車操業プロジェクトだ。
と言っても、このプロジェクトの自転車操業っぷりは2015年度になって構築された新体制下でかなり収まった。俺と歳が近い頭の良いリーダーと、若手中心のメンバーがちゃんと機能しはじめたからだ。2014年度の旧体制下では、やる人がいなくて門外漢の俺にムチャ振りされていた仕事も、だんだんと建設的な、本来俺がやるべき範囲に収斂し、動きやすくなった。
そして、1年の時を経てプロジェクトは（ツッコミどころは多かれど）無事に成果物を残して完了した。気がつくと、チームはとても団結力の強い仲間になっていた。
そんなプロジェクトも大詰めという頃、メンバーの中から発生してきたのが、「このチームでマラソン大会でも出ませんか？」なんて話だ。
半ば冗談だと思っていたが、本当に、5km×4人の皇居周回リレーマラソン大会に3チームで応募したのでビックリした。つまり、12人参加だ。派遣さん含め15人前後のプロジェクトメンバーの大半が参加したことになる。その中には、50代の部長さんまで含まれていた。もっとも、もともとその方は先日サッカーで骨にヒビ入れちゃうくらいアクティブな人なのだが。
その大会には、俺は撮影隊として参加した。
だが、メンバーみんな結構ガチで準備して臨んでいたことに驚き、また、前日に急遽参加の決まった100kg超えの巨漢くんが、歩く程度のペースながら完走したことに、ちょっと感動さえ覚えた。大会の後は、みんなで肉の美味い店でしこたま飲んだ。なんかメチャクチャ楽しかった。
そうしたら、なんだか「俺が走ったらどうなるんだろう？」「俺もできるんじゃないか？」と思い至ってしまった。
何しろ、通勤で月に200kmはチャリで走っているし、7Fに席のある会社でもエレベーターは使わない。平均的な同年代よりは身体を動かしている自信はある。反射神経は鈍いけど、足は速い方だ。高校時代は3年連続でハードル走の学年トップをとった。
メンバー達が使っているのを見て、Nikeのランニングアプリを入れて友達登録した。
そしてその週末から、少しずつ走ることを始めた。
少しやってみて分かったことは...
・俺、思ってたより速いぞ
先述のマラソン大会における、メンバー内でのひとつの目安が、5kmを30分切れるかどうか、というところだった。
ところが、俺はあっさり30分を切れた。1km5分を切るくらいが俺の定常タイムのようだ。
チャリ通で鍛えた大腿筋は伊達ではなかったようだ。
・まだ10kmはムリ
5kmは意外と簡単にいけたが、それを超える距離にはなかなか踏み出せない。
こないだ7kmを初めて走って、意外とペースも保てた。
だが、暑くなってきたのもあるので、しばらく10kmへのチャレンジは封印かな。というか、この文章しばらく寝かせてる間に、走るの自体危険な季節になっちゃったね。
そんなこんなで、毎週末ジョギングに励んでいるうちに、ウェアまで揃えてしまった。形から入るタイプじゃけえ。
Running Wear
(iPhone6, 1/17sec, F2.2, ISO250)
で…「走る」ということにちょっとのめり込んだところで、ふと思い出したことがあった。もう20ン年前の記憶だ。
当時好きだった女の子がいる。まあ、当時より恋愛下手だった俺は、何かアプローチをしていたわけではない。遠くから眺めていただけだ。気持ち悪っ。
ある時、その子に彼氏ができた。
足がめっぽう速いヤツだった。
結構ショックだった。まー一応ガリ勉系に分類されていた（実際のところ勉強なんか全然やってなかったけど）俺は、彼に勉強で負けることはなかったが、足の速さでは絶対勝てなかった。今思えば、手の速さでも負けてたんだな。「そうか、女子なんてそういうもんか」と変な悟りも覚えた（←そうじゃないんだけどなぁ (^_^;）。当時つけていた日記に、呪詛の言葉を並べ立てたもんだ。気持ち悪っ。
暗黒であることで有名な（どこで？）、俺の恋愛歴史の初期を飾る1ページである。
で、今である。
俺はこの歳になって、体育の授業以外では生まれて初めてと言っていい、「走ることを目的に走る」ことを始めた。どうやら同年代でもまあまあ速い方だ。
そこで、実現することはないであろう妄想が浮かんだ。
「今、彼と5km走で勝負したら、勝てるのかな？」
…いや、あれは多分鍛錬だけでなく才能だろうから、多分さっくり負ける。そして絶望感だけが残るからやめとこう（ヘタれ）。
一応、初日に子どもの自由研究イベントに行ったが、それも人が少ないゆるーい美術館だし、渋滞とは無縁で行けるところだ。
明日は義妹家族とプールに遠出する予定だが、今から人ごみが怖くてガクブルである（自信満々にガクブルである）。
花火にしたって人ごみに紛れるくらいなら電線が写り込んだ方がマシである
(PentaxK-3, PentaxDA☆60-250mmF4(98.0mm), 28.5sec, F7.1, ISO200)
さて最近、某SNSでよく呟いてる通り、ジョギングなるものを始めた。
もともとは「なんで苦しい思いして長い距離走らにゃならんのだ？」と思っていたクチだ。そんな俺がなぜ走ることを始めるに至ったのか。
きっかけは、ここでも何度か触れた自転車操業プロジェクトだ。
と言っても、このプロジェクトの自転車操業っぷりは2015年度になって構築された新体制下でかなり収まった。俺と歳が近い頭の良いリーダーと、若手中心のメンバーがちゃんと機能しはじめたからだ。2014年度の旧体制下では、やる人がいなくて門外漢の俺にムチャ振りされていた仕事も、だんだんと建設的な、本来俺がやるべき範囲に収斂し、動きやすくなった。
そして、1年の時を経てプロジェクトは（ツッコミどころは多かれど）無事に成果物を残して完了した。気がつくと、チームはとても団結力の強い仲間になっていた。
そんなプロジェクトも大詰めという頃、メンバーの中から発生してきたのが、「このチームでマラソン大会でも出ませんか？」なんて話だ。
半ば冗談だと思っていたが、本当に、5km×4人の皇居周回リレーマラソン大会に3チームで応募したのでビックリした。つまり、12人参加だ。派遣さん含め15人前後のプロジェクトメンバーの大半が参加したことになる。その中には、50代の部長さんまで含まれていた。もっとも、もともとその方は先日サッカーで骨にヒビ入れちゃうくらいアクティブな人なのだが。
その大会には、俺は撮影隊として参加した。
だが、メンバーみんな結構ガチで準備して臨んでいたことに驚き、また、前日に急遽参加の決まった100kg超えの巨漢くんが、歩く程度のペースながら完走したことに、ちょっと感動さえ覚えた。大会の後は、みんなで肉の美味い店でしこたま飲んだ。なんかメチャクチャ楽しかった。
そうしたら、なんだか「俺が走ったらどうなるんだろう？」「俺もできるんじゃないか？」と思い至ってしまった。
何しろ、通勤で月に200kmはチャリで走っているし、7Fに席のある会社でもエレベーターは使わない。平均的な同年代よりは身体を動かしている自信はある。反射神経は鈍いけど、足は速い方だ。高校時代は3年連続でハードル走の学年トップをとった。
メンバー達が使っているのを見て、Nikeのランニングアプリを入れて友達登録した。
そしてその週末から、少しずつ走ることを始めた。
少しやってみて分かったことは...
・俺、思ってたより速いぞ
先述のマラソン大会における、メンバー内でのひとつの目安が、5kmを30分切れるかどうか、というところだった。
ところが、俺はあっさり30分を切れた。1km5分を切るくらいが俺の定常タイムのようだ。
チャリ通で鍛えた大腿筋は伊達ではなかったようだ。
・まだ10kmはムリ
5kmは意外と簡単にいけたが、それを超える距離にはなかなか踏み出せない。
こないだ7kmを初めて走って、意外とペースも保てた。
だが、暑くなってきたのもあるので、しばらく10kmへのチャレンジは封印かな。というか、この文章しばらく寝かせてる間に、走るの自体危険な季節になっちゃったね。
そんなこんなで、毎週末ジョギングに励んでいるうちに、ウェアまで揃えてしまった。形から入るタイプじゃけえ。
Running Wear
(iPhone6, 1/17sec, F2.2, ISO250)
で…「走る」ということにちょっとのめり込んだところで、ふと思い出したことがあった。もう20ン年前の記憶だ。
当時好きだった女の子がいる。まあ、当時より恋愛下手だった俺は、何かアプローチをしていたわけではない。遠くから眺めていただけだ。気持ち悪っ。
ある時、その子に彼氏ができた。
足がめっぽう速いヤツだった。
結構ショックだった。まー一応ガリ勉系に分類されていた（実際のところ勉強なんか全然やってなかったけど）俺は、彼に勉強で負けることはなかったが、足の速さでは絶対勝てなかった。今思えば、手の速さでも負けてたんだな。「そうか、女子なんてそういうもんか」と変な悟りも覚えた（←そうじゃないんだけどなぁ (^_^;）。当時つけていた日記に、呪詛の言葉を並べ立てたもんだ。気持ち悪っ。
暗黒であることで有名な（どこで？）、俺の恋愛歴史の初期を飾る1ページである。
で、今である。
俺はこの歳になって、体育の授業以外では生まれて初めてと言っていい、「走ることを目的に走る」ことを始めた。どうやら同年代でもまあまあ速い方だ。
そこで、実現することはないであろう妄想が浮かんだ。
「今、彼と5km走で勝負したら、勝てるのかな？」
…いや、あれは多分鍛錬だけでなく才能だろうから、多分さっくり負ける。そして絶望感だけが残るからやめとこう（ヘタれ）。
nobilesの投稿(23:57:38-2016-08-14) -
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