NOBILES Days
Jump to navigation2005 F-1 Monaco Tour (2) - Day1(5/17) To Nice
昨日独り言のように書いたら、鈴鹿への足が確保できそうな気配だ。感謝感謝である。今年は10数年ぶりのチケット売れ行きとのことで、何やら恐ろしいことになりそうだ。
というわけで、ネタも少ないのでモナコツアー旅行記の第二弾である。
ニース旧市街
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/8sec, F2.8, ISO200)
2005年5月。まだゴールデンウィークも明けて間もないというのに、おれは14日の土曜から25日水曜までの大型連休をとった（俺の会社は一年に一度、5日連続の休みをとれる制度だ。それをちょいと延長した (^_^;）。
そう、5/19〜22のモナコGPツアーのためだ。
出発日であるこの17日の集合は成田に午前7時半。幸い、嫁の実家は千葉なので、前日のうちに千葉に入っておいたが、もっと遠い地域からの人はさらに旅行が一日延びてしまう勢いだ。
集合場所に集まると...だいたい50人くらいの集団だ。半分は俺達と同じような新婚旅行組、4割がちょっと年配なセレブ夫婦、残り1割が女性一人旅、そして男性一人旅が1名だけ、といった具合だった。セレブ組は文字通り、いかにもお金持ってそうで、我々とは人種が違う雰囲気だった。
この日はニースまで移動する。14時間かかるので、完全に一日がかりだ。俺は過去の海外経験でもアジア圏内から出たことがないのだが、エコノミー症候群は大丈夫だろうか？？
航空会社はドイツのルフトハンザ
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/350sec, F2.8, ISO50)
これまで、海外の飛行機はスチュワーデスが怖い印象だったが(NWとか...)、ルフトハンザは日本と同じく綺麗で物腰の柔らかい人が多かった。
途中、シベリアの凍土地帯を超えていく
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/350sec, F7.5, ISO50)
経由空港であるドイツのフランクフルトまでは11時間半。本当に長い時間だが、こうして外の風景を見たり、音楽を聴いたりしていると、まあそんなに辛いものでもなかった。窓側だったのも幸運かもしれない。
それでも、一旦眠って大分時間が経ったという感覚だったのに、目を覚ましてみたらまだ半分も行っていなかったのは驚いた。
ところで実は俺は機内食が結構好きだ。非日常感というか、新幹線と同じように座っているだけなのに暖かい料理が出てくるというのが妙に嬉しく感じるのだ。
さあ、ようやくフランクフルトに到着だ。
ハブ空港というだけあって、かなり広い空港だ。乗り換えは、着いたターミナルとは反対側らしく、結構な距離を移動することになる（成田で言えば第一から第二に移るようなものか？）。
フランクフルト空港の2つのターミナルをつなぐ通路
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/15sec, F2.8, ISO125)
この通路はイルミネーションの色がどんどん変わっていく不思議なものだった。割と乗り換えの時間が少なく、添乗員さんが焦っていた。
それでも、わずかな時間ながら立ち寄った本屋で、現地のF-1の雑誌などを買ってみた。
ここからニースまでは小さめの飛行機（150〜200人クラス？）に乗り換えて向かう。これがだいたい1時間半といったところだ。成田→フランクフルトと比べればなんてことはない。先ほど買った雑誌などを見ながら過ごす。’82年のジル・ヴィルニューブとディディエ・ピローニの逸話の漫画が載っていたりして、ドイツ語なんか全然分からないはずなのに、妙に熱くなってみたりした。
さあ、ニースに近づくが、空はかなりの荒れ模様だ。真っ黒な雲を抜けて高度を下げると、凄い雨が降っていた。
ようやく着いたニースは酷い雨模様（ブレ過ぎなので拡大なし）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/45sec, F2.8, ISO100)
ニース空港は思ったよりもかなり小さいところだった。まあ、日本の地方空港と同じような感覚だ。
ここから、バスで20分ほどのニース中心街に宿がある。
あちらのバスはなんだかアヒルのような風貌。ちょっと可愛い（拡大なし）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/45sec, F2.8, ISO100)
バスの中から見るニースの街は、地中海沿いだけあって、大雨でもなにか開放的な雰囲気を感じる。ああ、ヨーロッパにやってきたのだという感慨が満ちてくる。
ん？
なんだ、この顔みたいなビルは...？（拡大なし）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/15sec, F2.8, ISO160)
こんな摩訶不思議なビルや、ニース旧市街などを通り過ぎ、いよいよ宿に到着する。
オテル・アクロポール
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/40sec, F2.8, ISO200)
ああ、そうそう、今回はモナコGPツアーではあるが、宿泊するのはモナコではない。
ただでさえセレブな街で宿泊するにも高いモナコは、グランプリ期間中は更に10倍程度の料金に跳ね上がるのだ。なので、どのツアーも宿泊は電車で10分程度のニースか、反対方向のイタリア側に泊まるパターンばかりだった。
これが部屋の中（拡大なし）
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/15sec, F2.8, ISO100)
...うーん。高級感のかけらもない。日本のビジネスホテル以下な感じだ。
グランプリ中はニースに泊まる人が多いので、ここでも値段がきっと上がっているのだろう。そうすると、この程度のホテルにしか泊まれなくなってしまうのだと思う。モナコセレブツアーのはずが、早速暗雲漂う次第である。
気を取り直して、とりあえず夕食をとりに出かける。そう、時差が7時間あるので、14時間かけて到着したものの、まだ午後6時頃なのだ。
ところが、ホテルの周りは割と寂れた感じで、食事をできるところなどあまりなさそうだ。それにせっかくニースにきたのだからということで、歩いて15分程度の旧市街地に出かけることにした。
雨に煙るニース旧市街地
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/4sec, F2.8, ISO200)
なんとも趣のある、セクシーな街並みだ。「あー外国やってきたなー！！」なんて悠長に言っていたら一旦は収まっていた雨が再び土砂降りになってきた。
もう店を選ぶ余裕もなく、近くの店に駆け込む。...どうやら普通のチェーン店のようだった。
夕食として食べたピザ
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO100, Flashfired)
ピザとかサラダとかクリームブリュレとか頼んだのだが...まあ、日本とは違う感じで普通に美味しかった。まあ悪くないだろう。
ようやく腹も満たされて、店を出ると土砂降りは普通降りくらいに弱まってはいた。
旧市街は実は海のすぐそばだ。
海が見えるところまで出てみるが...雨降ってるわ暗いわで海なんぞ見えない。が、視線を地上側に移すと、丘の上に古城が見えた。
ニースの古城（ブレ過ぎなので拡大なし）
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ManualExposure, 1/3sec, F2.8, ISO100)
こちらは旧市街にあった裁判所。なかなかかっこいい建物だ。
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/13sec, F2.8, ISO200)
また雨の中を15分かけてホテルに帰る。翌日は自由行動日だが、嫁の希望で結構動き回る予定だ。早く寝よう...あ...？？
ハッキネンだ（拡大なし）
(PanasonicDMC-FZ10(16.6mm=equiv100mm), ProgramMode, 1/20sec, F2.8, ISO100)
フランスなのに、なぜかドイツのスポーツ専門チャンネルが映っていて、DTM（ドイツツーリングカー選手権）を放送していたのだ。
とにかく、長旅と時差で割とコトンと寝てしまった。
第三回へ続く。
というわけで、ネタも少ないのでモナコツアー旅行記の第二弾である。
ニース旧市街
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/8sec, F2.8, ISO200)
2005年5月。まだゴールデンウィークも明けて間もないというのに、おれは14日の土曜から25日水曜までの大型連休をとった（俺の会社は一年に一度、5日連続の休みをとれる制度だ。それをちょいと延長した (^_^;）。
そう、5/19〜22のモナコGPツアーのためだ。
出発日であるこの17日の集合は成田に午前7時半。幸い、嫁の実家は千葉なので、前日のうちに千葉に入っておいたが、もっと遠い地域からの人はさらに旅行が一日延びてしまう勢いだ。
集合場所に集まると...だいたい50人くらいの集団だ。半分は俺達と同じような新婚旅行組、4割がちょっと年配なセレブ夫婦、残り1割が女性一人旅、そして男性一人旅が1名だけ、といった具合だった。セレブ組は文字通り、いかにもお金持ってそうで、我々とは人種が違う雰囲気だった。
この日はニースまで移動する。14時間かかるので、完全に一日がかりだ。俺は過去の海外経験でもアジア圏内から出たことがないのだが、エコノミー症候群は大丈夫だろうか？？
航空会社はドイツのルフトハンザ
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/350sec, F2.8, ISO50)
これまで、海外の飛行機はスチュワーデスが怖い印象だったが(NWとか...)、ルフトハンザは日本と同じく綺麗で物腰の柔らかい人が多かった。
途中、シベリアの凍土地帯を超えていく
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/350sec, F7.5, ISO50)
経由空港であるドイツのフランクフルトまでは11時間半。本当に長い時間だが、こうして外の風景を見たり、音楽を聴いたりしていると、まあそんなに辛いものでもなかった。窓側だったのも幸運かもしれない。
それでも、一旦眠って大分時間が経ったという感覚だったのに、目を覚ましてみたらまだ半分も行っていなかったのは驚いた。
ところで実は俺は機内食が結構好きだ。非日常感というか、新幹線と同じように座っているだけなのに暖かい料理が出てくるというのが妙に嬉しく感じるのだ。
さあ、ようやくフランクフルトに到着だ。
ハブ空港というだけあって、かなり広い空港だ。乗り換えは、着いたターミナルとは反対側らしく、結構な距離を移動することになる（成田で言えば第一から第二に移るようなものか？）。
フランクフルト空港の2つのターミナルをつなぐ通路
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/15sec, F2.8, ISO125)
この通路はイルミネーションの色がどんどん変わっていく不思議なものだった。割と乗り換えの時間が少なく、添乗員さんが焦っていた。
それでも、わずかな時間ながら立ち寄った本屋で、現地のF-1の雑誌などを買ってみた。
ここからニースまでは小さめの飛行機（150〜200人クラス？）に乗り換えて向かう。これがだいたい1時間半といったところだ。成田→フランクフルトと比べればなんてことはない。先ほど買った雑誌などを見ながら過ごす。’82年のジル・ヴィルニューブとディディエ・ピローニの逸話の漫画が載っていたりして、ドイツ語なんか全然分からないはずなのに、妙に熱くなってみたりした。
さあ、ニースに近づくが、空はかなりの荒れ模様だ。真っ黒な雲を抜けて高度を下げると、凄い雨が降っていた。
ようやく着いたニースは酷い雨模様（ブレ過ぎなので拡大なし）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/45sec, F2.8, ISO100)
ニース空港は思ったよりもかなり小さいところだった。まあ、日本の地方空港と同じような感覚だ。
ここから、バスで20分ほどのニース中心街に宿がある。
あちらのバスはなんだかアヒルのような風貌。ちょっと可愛い（拡大なし）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/45sec, F2.8, ISO100)
バスの中から見るニースの街は、地中海沿いだけあって、大雨でもなにか開放的な雰囲気を感じる。ああ、ヨーロッパにやってきたのだという感慨が満ちてくる。
ん？
なんだ、この顔みたいなビルは...？（拡大なし）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/15sec, F2.8, ISO160)
こんな摩訶不思議なビルや、ニース旧市街などを通り過ぎ、いよいよ宿に到着する。
オテル・アクロポール
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/40sec, F2.8, ISO200)
ああ、そうそう、今回はモナコGPツアーではあるが、宿泊するのはモナコではない。
ただでさえセレブな街で宿泊するにも高いモナコは、グランプリ期間中は更に10倍程度の料金に跳ね上がるのだ。なので、どのツアーも宿泊は電車で10分程度のニースか、反対方向のイタリア側に泊まるパターンばかりだった。
これが部屋の中（拡大なし）
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/15sec, F2.8, ISO100)
...うーん。高級感のかけらもない。日本のビジネスホテル以下な感じだ。
グランプリ中はニースに泊まる人が多いので、ここでも値段がきっと上がっているのだろう。そうすると、この程度のホテルにしか泊まれなくなってしまうのだと思う。モナコセレブツアーのはずが、早速暗雲漂う次第である。
気を取り直して、とりあえず夕食をとりに出かける。そう、時差が7時間あるので、14時間かけて到着したものの、まだ午後6時頃なのだ。
ところが、ホテルの周りは割と寂れた感じで、食事をできるところなどあまりなさそうだ。それにせっかくニースにきたのだからということで、歩いて15分程度の旧市街地に出かけることにした。
雨に煙るニース旧市街地
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/4sec, F2.8, ISO200)
なんとも趣のある、セクシーな街並みだ。「あー外国やってきたなー！！」なんて悠長に言っていたら一旦は収まっていた雨が再び土砂降りになってきた。
もう店を選ぶ余裕もなく、近くの店に駆け込む。...どうやら普通のチェーン店のようだった。
夕食として食べたピザ
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO100, Flashfired)
ピザとかサラダとかクリームブリュレとか頼んだのだが...まあ、日本とは違う感じで普通に美味しかった。まあ悪くないだろう。
ようやく腹も満たされて、店を出ると土砂降りは普通降りくらいに弱まってはいた。
旧市街は実は海のすぐそばだ。
海が見えるところまで出てみるが...雨降ってるわ暗いわで海なんぞ見えない。が、視線を地上側に移すと、丘の上に古城が見えた。
ニースの古城（ブレ過ぎなので拡大なし）
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ManualExposure, 1/3sec, F2.8, ISO100)
こちらは旧市街にあった裁判所。なかなかかっこいい建物だ。
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramMode, 1/13sec, F2.8, ISO200)
また雨の中を15分かけてホテルに帰る。翌日は自由行動日だが、嫁の希望で結構動き回る予定だ。早く寝よう...あ...？？
ハッキネンだ（拡大なし）
(PanasonicDMC-FZ10(16.6mm=equiv100mm), ProgramMode, 1/20sec, F2.8, ISO100)
フランスなのに、なぜかドイツのスポーツ専門チャンネルが映っていて、DTM（ドイツツーリングカー選手権）を放送していたのだ。
とにかく、長旅と時差で割とコトンと寝てしまった。
第三回へ続く。
nobilesの投稿(00:56:21-2006-10-03) -
カテゴリ: Monaco
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