NOBILES Days
Jump to navigation2005 F-1 Monaco Tour (3) - Day2(5/18) Musee Matisse
さて、F-1鈴鹿とブラジルも終わって一段落したところで、久々に2005年モナコGPツアー旅行記の続き。
カテゴリーMonacoを新設したので、興味があればバックナンバーもどうぞ。
ニースに到着した翌日、水曜日は自由行動日だ。多くの人は電車でモナコへ向かい、コースの下見をしたり、ドライバーを探してサインをもらったりしていたようだが、俺達は嫁の希望で、画家、アンリ・マティスゆかりの場所を巡ることにした。このモナコツアー自体、俺のわがままで決まったのだ。一日くらい彼女の希望通りにしてやるというのが、この新婚旅行後も夫婦円満にいくための秘訣になろう。
午前中はニースの丘の上にあるマティス美術館へ向かった。
ホテルから距離は2〜3km程度あったが、開館が10時、ホテルの朝飯は8時過ぎで時間もそこそこあったので、せっかくだからゆっくり歩いて行くことにした。
マティス美術館
(PeanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramAE, 1/640sec, F5.6, ISO100)
空は残念ながら曇りがちだった。まあ、逆に少し涼しいので、結構な距離を歩く分にはちょうど良いかもしれない。
ニースは、モナコほどではないにしても、南欧の高級リゾートとして名高い地域である。観光地として残されているであろう旧市街はもちろんとして、それ以外の街並も、「すごい綺麗」というわけではないが、色あいや造りが可愛らしい。ベランダなどに花なども飾ってある。...というか、日本の街が雑然としすぎなのだろうか。
ニースの街並
(PeanasonicDMC-FZ10(9.8mm=equiv59mm), ProgramAE, 1/250sec, F4.0, ISO100)
途中、大学の横も通ったのだが、建物に格式めいたものを感じるなど、やはり日本とは歴史が違うのだなと思わせた。
一方で、路上駐車の量が凄い。まあ、これも車が日本より文化として根付いているのかな、という感じだ。隣りの車と10cmくらいでギッチリだ。フランス人、みんな縦列駐車うますぎだ。
海に誓い側で平坦な道だった市街を抜けると、グッと登り勾配へと差し掛かる。まさに「山の手」という感じだ。建物も明るい色となり、いかにも高級住宅街という趣のエリアへと入っていく。
上り坂を登って行く。ここも凄い路駐である
(PeanasonicDMC-FZ10(19.5mm=equiv117mm), ProgramAE, 1/100sec, F2.8, ISO100)
てくてくとホテルから40分ほど歩いていくと、坂の上に一際趣のある建物が見えてきた。マティスが晩年を過ごしたというオテルレッジーナだ。
ホテルの前に赤いバラが。すごく絵になる
(PeanasonicDMC-FZ10(8.3mm=equiv25.8mm), ProgramAE, 1/250sec, F4.0, ISO100)
かなり大きなホテルで、そこそこ歴史を感じさせるものがあった。だが、平日だからなのか分からないが、シーンと静まり返っていて、営業してるのかもどうか良く分からない状況だった。中に入るのもなんだかはばかられる感じだったので、建物の前で記念撮影だけして、当初の目的地、美術館へと向かう。
そんなわけで、そのすぐ先に目的地であるマティス美術館がある。
開館の15分ほど前に着いてしまったので、しばらく建物の前で待っていた。すると、建物1階正面の扉から入ると思いきや、右側の方が騒がしくなった。右側にある階段を下った地下がエントランスになっていたのだ。
マティス美術館のエントランス
(PeanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), ProgramAE, 1/500sec, F5.2, ISO100)
マティスの絵は、切り絵のような素朴で力強いタッチが特徴的で、ポスターなども多く手がけていたようだ。すごくパワーを感じた。
さすがに館内は撮影禁止なので写真はなし。...でも、学校の遠足の一団は先生がせっせと絵を見ている子供達を撮影していて、警備員もそれを咎める様子もなかった。なんだかユル〜いなぁ (^_^;。
建物は、地上3階地下1階だった。あまり堅苦しい雰囲気ではなく、のんびりと回れるのが良かった。美術館の外もマティスらしく窓が騙し絵になっているのだそうだ。
2時間近くゆっくりと見て回って外へ出る頃には、青空も出て結構いい天気になっていた。
美術館の周りは公園になっていた。日比谷野外音楽堂に比べれば全然小さいが、円形劇場みたいのもあって、近くパット・メセニーも来るようだった。マティスがジャズミュージシャンと交流あったからなのか知らないが、マイルス・デイビス、ルイ・アームストロングら伝説のジャズプレイヤー達の胸像なんかもいくつか置いてあった。
その一角に小さなオープンカフェがあったので、そこでランチとすることにした。
パニーニとニースサラダ
(PeanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), ProgramAE, 1/640sec, F5.4, ISO100)
天気も良くなって気温も上がり、開放的な雰囲気でビールも美味しくすすむ。ああそうだ、真っ昼間からね！
さあ次回、午後はこれもマティスゆかりの地、ヴァンスという街に路線バスで向かう。
カテゴリーMonacoを新設したので、興味があればバックナンバーもどうぞ。
ニースに到着した翌日、水曜日は自由行動日だ。多くの人は電車でモナコへ向かい、コースの下見をしたり、ドライバーを探してサインをもらったりしていたようだが、俺達は嫁の希望で、画家、アンリ・マティスゆかりの場所を巡ることにした。このモナコツアー自体、俺のわがままで決まったのだ。一日くらい彼女の希望通りにしてやるというのが、この新婚旅行後も夫婦円満にいくための秘訣になろう。
午前中はニースの丘の上にあるマティス美術館へ向かった。
ホテルから距離は2〜3km程度あったが、開館が10時、ホテルの朝飯は8時過ぎで時間もそこそこあったので、せっかくだからゆっくり歩いて行くことにした。
マティス美術館
(PeanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm), ProgramAE, 1/640sec, F5.6, ISO100)
空は残念ながら曇りがちだった。まあ、逆に少し涼しいので、結構な距離を歩く分にはちょうど良いかもしれない。
ニースは、モナコほどではないにしても、南欧の高級リゾートとして名高い地域である。観光地として残されているであろう旧市街はもちろんとして、それ以外の街並も、「すごい綺麗」というわけではないが、色あいや造りが可愛らしい。ベランダなどに花なども飾ってある。...というか、日本の街が雑然としすぎなのだろうか。
ニースの街並
(PeanasonicDMC-FZ10(9.8mm=equiv59mm), ProgramAE, 1/250sec, F4.0, ISO100)
途中、大学の横も通ったのだが、建物に格式めいたものを感じるなど、やはり日本とは歴史が違うのだなと思わせた。
一方で、路上駐車の量が凄い。まあ、これも車が日本より文化として根付いているのかな、という感じだ。隣りの車と10cmくらいでギッチリだ。フランス人、みんな縦列駐車うますぎだ。
海に誓い側で平坦な道だった市街を抜けると、グッと登り勾配へと差し掛かる。まさに「山の手」という感じだ。建物も明るい色となり、いかにも高級住宅街という趣のエリアへと入っていく。
上り坂を登って行く。ここも凄い路駐である
(PeanasonicDMC-FZ10(19.5mm=equiv117mm), ProgramAE, 1/100sec, F2.8, ISO100)
てくてくとホテルから40分ほど歩いていくと、坂の上に一際趣のある建物が見えてきた。マティスが晩年を過ごしたというオテルレッジーナだ。
ホテルの前に赤いバラが。すごく絵になる
(PeanasonicDMC-FZ10(8.3mm=equiv25.8mm), ProgramAE, 1/250sec, F4.0, ISO100)
かなり大きなホテルで、そこそこ歴史を感じさせるものがあった。だが、平日だからなのか分からないが、シーンと静まり返っていて、営業してるのかもどうか良く分からない状況だった。中に入るのもなんだかはばかられる感じだったので、建物の前で記念撮影だけして、当初の目的地、美術館へと向かう。
そんなわけで、そのすぐ先に目的地であるマティス美術館がある。
開館の15分ほど前に着いてしまったので、しばらく建物の前で待っていた。すると、建物1階正面の扉から入ると思いきや、右側の方が騒がしくなった。右側にある階段を下った地下がエントランスになっていたのだ。
マティス美術館のエントランス
(PeanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), ProgramAE, 1/500sec, F5.2, ISO100)
マティスの絵は、切り絵のような素朴で力強いタッチが特徴的で、ポスターなども多く手がけていたようだ。すごくパワーを感じた。
さすがに館内は撮影禁止なので写真はなし。...でも、学校の遠足の一団は先生がせっせと絵を見ている子供達を撮影していて、警備員もそれを咎める様子もなかった。なんだかユル〜いなぁ (^_^;。
建物は、地上3階地下1階だった。あまり堅苦しい雰囲気ではなく、のんびりと回れるのが良かった。美術館の外もマティスらしく窓が騙し絵になっているのだそうだ。
2時間近くゆっくりと見て回って外へ出る頃には、青空も出て結構いい天気になっていた。
美術館の周りは公園になっていた。日比谷野外音楽堂に比べれば全然小さいが、円形劇場みたいのもあって、近くパット・メセニーも来るようだった。マティスがジャズミュージシャンと交流あったからなのか知らないが、マイルス・デイビス、ルイ・アームストロングら伝説のジャズプレイヤー達の胸像なんかもいくつか置いてあった。
その一角に小さなオープンカフェがあったので、そこでランチとすることにした。
パニーニとニースサラダ
(PeanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), ProgramAE, 1/640sec, F5.4, ISO100)
天気も良くなって気温も上がり、開放的な雰囲気でビールも美味しくすすむ。ああそうだ、真っ昼間からね！
さあ次回、午後はこれもマティスゆかりの地、ヴァンスという街に路線バスで向かう。
nobilesの投稿(00:39:21-2006-10-25) -
カテゴリ: Monaco
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