NOBILES Days
Jump to navigationTrip on weekday Vol.4
今、会社でやっている「チョイネタ」の仕事は、既に完成し、リリースされたものの一部だけを換えれば良い、と聞いていた。全体でも、書類にすればA4用紙2枚に過ぎない程度の、まさに「チョイネタ」である。
ところが、言ってみれば検収のような手続きで、ある方から、今回俺がいじっていない部分を指摘された。
「これ、ハロゲンランプで本当に良いんですか？原案にはHgランプって書いてありますが」
いやいや、そんなバカな。
...本当だ、Hgランプって書いてある。Hg...言わずもがな、水銀の元素記号である。原案で示されたのは「水銀灯」のことだった。
この部分は、例の派遣さんの仕事だった。まさかまさか、Hgランプを「ハロゲンランプ」と読み替えてしまっていた。嘘だろーーーー、なんだそのレベルの低い間違い。
幸いにして、この工程はハロゲンランプや水銀灯を直接触るものではないので、実質的な被害は恐らくないだろう。しかし、彼は気を利かせたつもりで間違った情報を誇張した形で入れてしまったようだ。
だからこそ致命的なのだ。
彼はテキトーな態度で臨んでこの結果を招いたのではない。大真面目に仕事をしてこんなミスをしたのだ。もはや能力の問題だ。上司衆には、客観的な事実を伝えているので、もう彼に同様の仕事が回ることはないだろう。
そして、またしても俺は彼の尻拭いをする羽目になった。まあ、こういうのを一つ一つ拾っていけば自分の評価になるだろうけどね。ちょっと精神力が必要である。
GW前の平日に行った鴨川旅行。
俺は豪華な料理に満足し、ワインで気持ち良くなって、夕食から帰ってすぐに寝てしまった。
宿から出発前、窓辺でアンニュイな感じの長女
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/100sec, F1.8, ISO100)
寝具にもちゃんと宿の気配りがあった。子ども用の小さな布団も準備してあったのだ。例の最悪の稲取のホテルなんかは、無駄に高いベッドだったから、子ども達が落ちないか緊張しながらの睡眠だったが、こちらでは床に敷いた布団で4人川の字でゆっくり休めた。
義妹一家の部屋は一応ベッドだったが、せいぜい10cm程度高いだけで、そもそも布団エリアはすごくゆったりとしていたから、1歳児とも安心して添い寝できたようだ。
そうそう、トイレにはちゃんと幼児用の便器も用意してあった。これはかなり気の利いた宿でもなかなかない装備だ。もっとも、うちの長女はまだ使えなかったけどね (′Д`;。
朝食を前に、前の晩に行けなかった大浴場にも行った。すると義弟も来ていた。直前の仕事が忙しかったため、彼も夕食の後すぐ寝てしまったのだという。
大浴場と言っても、もともと小さな宿だから、湯船を合わせてもまあせいぜい15畳程度の広さだと思う。内装は和風の落ち着いたもので、床は耐水性の畳が敷かれていて、なかなか変わっていた。しかし、もう一方の風呂は水槽があって魚が泳ぐのを見ることができて、長女がはしゃいでいたらしい。そちらは前日の晩が男湯で、その朝には女湯になっていた。
しまった。やっぱり晩にも行っておくべきだった。まあ、残念ながら温泉ではないようだが、ゆっくりできる雰囲気のある風呂だった。
朝食ももちろん素晴らしい。
一番の目玉は、前日活き造りで供された伊勢エビがアラ汁として出てきたことだ。前日食べきれなかった金目鯛の煮付けも加わり、朝食としてはかなりの量になっていた。
宿の朝食
(PentaxK-7, PentaxDA15mmLimitedF4.0, 1/13sec, F5.6, ISO800)
干物はもちろんその場で焼く。ジューシーな魚の脂が美味い。伊勢エビのアラ汁も、見た目は豪勢だが味は優しい。さすがに前日の残りは全部食えなかったが、朝食分は俺は完食した。
また、デザートとして自由にとることのできた「牧場ヨーグルト」を子どものために注いだのだが、甘いのかどうか一口舐めてみて驚いた。爽快な酸味と、優しい甘みが口の中に広がった。長女に与えたら、夢中になって食った。俺もついつい1杯いただいてしまった。
ちなみに、食堂のスタッフは若い男性と女性1人ずつだったが、とても礼儀良くて、ちゃんと教育されているのが分かった。
朝食も大満足で終わった。
朝食もかなり時間をかけて食したので、部屋に戻ると準備してチェックアウトしなければならない時間になっていた。名残惜しくも荷物をまとめ、宿を後にした。
つづく。
ところが、言ってみれば検収のような手続きで、ある方から、今回俺がいじっていない部分を指摘された。
「これ、ハロゲンランプで本当に良いんですか？原案にはHgランプって書いてありますが」
いやいや、そんなバカな。
...本当だ、Hgランプって書いてある。Hg...言わずもがな、水銀の元素記号である。原案で示されたのは「水銀灯」のことだった。
この部分は、例の派遣さんの仕事だった。まさかまさか、Hgランプを「ハロゲンランプ」と読み替えてしまっていた。嘘だろーーーー、なんだそのレベルの低い間違い。
幸いにして、この工程はハロゲンランプや水銀灯を直接触るものではないので、実質的な被害は恐らくないだろう。しかし、彼は気を利かせたつもりで間違った情報を誇張した形で入れてしまったようだ。
だからこそ致命的なのだ。
彼はテキトーな態度で臨んでこの結果を招いたのではない。大真面目に仕事をしてこんなミスをしたのだ。もはや能力の問題だ。上司衆には、客観的な事実を伝えているので、もう彼に同様の仕事が回ることはないだろう。
そして、またしても俺は彼の尻拭いをする羽目になった。まあ、こういうのを一つ一つ拾っていけば自分の評価になるだろうけどね。ちょっと精神力が必要である。
GW前の平日に行った鴨川旅行。
俺は豪華な料理に満足し、ワインで気持ち良くなって、夕食から帰ってすぐに寝てしまった。
宿から出発前、窓辺でアンニュイな感じの長女
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/100sec, F1.8, ISO100)
寝具にもちゃんと宿の気配りがあった。子ども用の小さな布団も準備してあったのだ。例の最悪の稲取のホテルなんかは、無駄に高いベッドだったから、子ども達が落ちないか緊張しながらの睡眠だったが、こちらでは床に敷いた布団で4人川の字でゆっくり休めた。
義妹一家の部屋は一応ベッドだったが、せいぜい10cm程度高いだけで、そもそも布団エリアはすごくゆったりとしていたから、1歳児とも安心して添い寝できたようだ。
そうそう、トイレにはちゃんと幼児用の便器も用意してあった。これはかなり気の利いた宿でもなかなかない装備だ。もっとも、うちの長女はまだ使えなかったけどね (′Д`;。
朝食を前に、前の晩に行けなかった大浴場にも行った。すると義弟も来ていた。直前の仕事が忙しかったため、彼も夕食の後すぐ寝てしまったのだという。
大浴場と言っても、もともと小さな宿だから、湯船を合わせてもまあせいぜい15畳程度の広さだと思う。内装は和風の落ち着いたもので、床は耐水性の畳が敷かれていて、なかなか変わっていた。しかし、もう一方の風呂は水槽があって魚が泳ぐのを見ることができて、長女がはしゃいでいたらしい。そちらは前日の晩が男湯で、その朝には女湯になっていた。
しまった。やっぱり晩にも行っておくべきだった。まあ、残念ながら温泉ではないようだが、ゆっくりできる雰囲気のある風呂だった。
朝食ももちろん素晴らしい。
一番の目玉は、前日活き造りで供された伊勢エビがアラ汁として出てきたことだ。前日食べきれなかった金目鯛の煮付けも加わり、朝食としてはかなりの量になっていた。
宿の朝食
(PentaxK-7, PentaxDA15mmLimitedF4.0, 1/13sec, F5.6, ISO800)
干物はもちろんその場で焼く。ジューシーな魚の脂が美味い。伊勢エビのアラ汁も、見た目は豪勢だが味は優しい。さすがに前日の残りは全部食えなかったが、朝食分は俺は完食した。
また、デザートとして自由にとることのできた「牧場ヨーグルト」を子どものために注いだのだが、甘いのかどうか一口舐めてみて驚いた。爽快な酸味と、優しい甘みが口の中に広がった。長女に与えたら、夢中になって食った。俺もついつい1杯いただいてしまった。
ちなみに、食堂のスタッフは若い男性と女性1人ずつだったが、とても礼儀良くて、ちゃんと教育されているのが分かった。
朝食も大満足で終わった。
朝食もかなり時間をかけて食したので、部屋に戻ると準備してチェックアウトしなければならない時間になっていた。名残惜しくも荷物をまとめ、宿を後にした。
つづく。
nobilesの投稿(23:54:00-2012-05-07) -
カテゴリ: Travel
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