NOBILES Days
Jump to navigationThe Road Where You Go Continues Shorelessly
あああ、ここのところblogが全然追いついていないのは、貴重なblog執筆時間だった通勤時間がほぼ丸ごとアレにとられてしまったからだろう。
そんなことはどーでもいいとして、いよいよ今週となったライブの告知をしておこう。
LOP the 8th
Day=11th.Feb.2010(Thu,Holiday)
Open=17:00, Our Stage=19:20(3rd part),
Charge=2000yen+1drink
@Nakano Benten
さてまあ、時系列で行こう。
1月最後の週末は、車で20分程度の自然公園に家族で行った。
君の往く道は果てしなく遠い
(PentaxK-7, PentaxDA55-300mmF4.5-5.8(55.0mm), ProgramMode, 1/200sec, F5.6, ISO100)
公園と言えば、前の家の近くの公園には本当に良く散歩をしに行った。
今度のはその公園のような自然そのまんまというよりは、もう少し管理されている感じだが、広さでは負けていない。いやむしろ、芝生の広場が延々と広がっていて1歳の子どもが遊ぶのには、より適しているかもしれない。
この日は割と気温も低くて肌寒かったのだが、公園に着いて娘を芝生に下ろした瞬間から、もの凄い勢いで歩き始めた。闇雲に歩く。ひたすら歩く。こけても歩く。起き上がって歩く。泣くこともなく歩く。
ただ、芝生の近くをサイクリングコースも通っているため、バカ一本小学生やらがバカ一本漕ぎで自転車で爆走していたりするので、好き勝手歩かせるわけにはいかない。それに、俺達も椅子とかに座ってちょっとは落ち着きたかった。しょうがないので手をひいてテーブルと椅子のある方へと導いていくのだが、すぐに反転して違う方向へと駆け出してしまう。
最初は単に逆らっているだけなのかと思い無理矢理連れて行こうとすると、大泣きしてしまう。
だからまあ危なくない程度に勝手に歩かせようと放置すると、どうも目標を持って歩いているようだ。
見ると、歩いて行く先にはピンク色をした野球帽が落ちていた。どうやらそのショッキングな色が気になるらしい。
落ちているとは言え、そこは人様の帽子だ。何度も近くまで行っては「ダメだよ」と寸でのところで止めてテーブルまで連れ戻した。
それでもあまりに何度もトライするものだから、「あれがあそこに落ちてるからいけないんだ」と嫁さんが言い出して、そのキャップを拾って端の方にあった他のテーブルの上に置いて遠ざけた。しかし、娘は程なくまた見つけてそのテーブルの方に突進し始めた。
ショッキングピンクのキャップはいつまで経っても誰も取りにこないことだし、これだけ気に入ってるならいいかと親が根負けした。ついに娘はキャップを手にして弄り始めた。
その刹那だった。
「あの...それ、私のなんです...。」
エンジ色のジャージを着た、高校生だろうか。二人組の女の子が近づいてきて、そのうちの一人が声をかけてきたのだ。
娘の念願の至福の時間は長くは続かなかった。「ほら、返さなきゃ！」。ママの手によってキャップは引きはがされ、高校生へと返却された。至福の顔からみるみる泣き顔へ変化する娘。「拾ってくれてありがとう」。高校生が頭をなでるが、そんなものは娘にはなんの慰めにもならなかったようだ。しばしの間、この日一番の大爆発号泣を続けたのだった。
号泣が収まったところで、今度はベビーカーに載せて一頻り公園を散歩し、帰路に着いた。
それにしても、娘にとってはこれだけ歩いたのは初めてだった。この日あたりから、家でもほとんどハイハイをしなくなった。また一つの成長のきっかけとなったのかもしれない。
そんなことはどーでもいいとして、いよいよ今週となったライブの告知をしておこう。
LOP the 8th
Day=11th.Feb.2010(Thu,Holiday)
Open=17:00, Our Stage=19:20(3rd part),
Charge=2000yen+1drink
@Nakano Benten
さてまあ、時系列で行こう。
1月最後の週末は、車で20分程度の自然公園に家族で行った。
君の往く道は果てしなく遠い
(PentaxK-7, PentaxDA55-300mmF4.5-5.8(55.0mm), ProgramMode, 1/200sec, F5.6, ISO100)
公園と言えば、前の家の近くの公園には本当に良く散歩をしに行った。
今度のはその公園のような自然そのまんまというよりは、もう少し管理されている感じだが、広さでは負けていない。いやむしろ、芝生の広場が延々と広がっていて1歳の子どもが遊ぶのには、より適しているかもしれない。
この日は割と気温も低くて肌寒かったのだが、公園に着いて娘を芝生に下ろした瞬間から、もの凄い勢いで歩き始めた。闇雲に歩く。ひたすら歩く。こけても歩く。起き上がって歩く。泣くこともなく歩く。
ただ、芝生の近くをサイクリングコースも通っているため、バカ一本小学生やらがバカ一本漕ぎで自転車で爆走していたりするので、好き勝手歩かせるわけにはいかない。それに、俺達も椅子とかに座ってちょっとは落ち着きたかった。しょうがないので手をひいてテーブルと椅子のある方へと導いていくのだが、すぐに反転して違う方向へと駆け出してしまう。
最初は単に逆らっているだけなのかと思い無理矢理連れて行こうとすると、大泣きしてしまう。
だからまあ危なくない程度に勝手に歩かせようと放置すると、どうも目標を持って歩いているようだ。
見ると、歩いて行く先にはピンク色をした野球帽が落ちていた。どうやらそのショッキングな色が気になるらしい。
落ちているとは言え、そこは人様の帽子だ。何度も近くまで行っては「ダメだよ」と寸でのところで止めてテーブルまで連れ戻した。
それでもあまりに何度もトライするものだから、「あれがあそこに落ちてるからいけないんだ」と嫁さんが言い出して、そのキャップを拾って端の方にあった他のテーブルの上に置いて遠ざけた。しかし、娘は程なくまた見つけてそのテーブルの方に突進し始めた。
ショッキングピンクのキャップはいつまで経っても誰も取りにこないことだし、これだけ気に入ってるならいいかと親が根負けした。ついに娘はキャップを手にして弄り始めた。
その刹那だった。
「あの...それ、私のなんです...。」
エンジ色のジャージを着た、高校生だろうか。二人組の女の子が近づいてきて、そのうちの一人が声をかけてきたのだ。
娘の念願の至福の時間は長くは続かなかった。「ほら、返さなきゃ！」。ママの手によってキャップは引きはがされ、高校生へと返却された。至福の顔からみるみる泣き顔へ変化する娘。「拾ってくれてありがとう」。高校生が頭をなでるが、そんなものは娘にはなんの慰めにもならなかったようだ。しばしの間、この日一番の大爆発号泣を続けたのだった。
号泣が収まったところで、今度はベビーカーに載せて一頻り公園を散歩し、帰路に着いた。
それにしても、娘にとってはこれだけ歩いたのは初めてだった。この日あたりから、家でもほとんどハイハイをしなくなった。また一つの成長のきっかけとなったのかもしれない。
nobilesの投稿(22:37:46-2010-02-09) -
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