NOBILES Days
Jump to navigationScare Infected - Loneliness At The Girl's Festival - Vol.1
最近某ケータイ会社のCMで盛んに「楽器になる」とか言って宣伝している。
アホか。
いや、まあまず「そんなに楽器なんてケータイでやる人いないから」という突っ込みもまあ一発入れてやりたいところではあるのだが、俺にはそれ以上にそこに隠された意図がミエミエで鬱陶しいのだ。
彼らにとっては、やらなくてはならなかったんだとは、思う。
なぜなら、「あのiPhoneなら、こんなことまでできちゃうんだぜ」と家電芸人らが盛んにテレビでiPhone楽器を実演してみたりしていたからだ。「話題のiPhoneなんかなくなって、わてらの端末でも同じことできるんでっせー」。そうアピールする必要があったんだと思う。
それは、テレビなどでのiPhoneの取り上げられ方も悪かったのだと思う。別に、iPhoneにしたって、楽器の真似事ができることは大したことではないのだ。だいたい、鍵盤だって一度に押せるのは1オクターブだか程度なんだから全然実用的ではないし、ちょろっと飲みの肴になっておしまい程度だ（本格的にやってる人はいるけど、メインストリームではないという意味だ）。
iPhoneの本質とは、こうした自由な発想によるソフトを、その気になれば割と簡単な知識で誰でも作成し、それをAppleに登録すれば世界中のiPhoneユーザーに使ってもらえることだ。そして、そうした様々なアイディアの詰まったソフトを、後からいろいろ追加してどんどん機能を拡張できることだ。
だから、何も知らない人があの、嵐がケータイで合奏してる宣伝を見れば「なーんだ、iPhoneと同じことができるんだ」と思ってしまうだろう。でも、あれは最初から携帯が装備しているオマケ機能を利用しているに過ぎない。iPhoneとはやっていることが根本的に違うのだ。
結局、あのケータイでもiPhoneの本質である無限と言っても良い拡張性は実現できていないし、単に、タッチパネルを積んで、話題になったアプリケーションを丸パクリしただけのことだ。
ほんと、騙されてはいけない。あ、俺もまだiPhone持ってないけどね (^_^;。
うつくしいおひな様のお顔
(PentaxK10D, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/25sec, F2.5, ISO250)
さて、今日は大安休日。絶好のひな祭りデー。我が家も娘が産まれて最初のひな祭り...の予定「だった」(′Д`;。
女の子のお祭りなので、母方の実家に親族かたがた集まって豪華な料理を食べてお祝いする予定「だった」。立派なひな人形も備え付け済み「だった」。
暗転したのは火曜日の深夜だ。
急に腹が痛く...なるというよりは、腹が膨れたような感覚に襲われ、トイレに駆け込む。
下痢だった。
その前後は折しも寒い日が続いていた。風邪でもひいたのかと思い、もう寝る直前だったのもあり、とっとと家族3人川の字の布団に入って寝た。
寝苦しい夜だった。多分会社の風景だったと思うが、何か、シュールなシチュエーションの夢を繰り返し繰り返し見ていたように記憶している。
翌日だ。
いつものように朝6時過ぎに赤ちゃん生体タイマー(!?)で目を覚ます。だるい。関節が痛い。熱を測れば38.3℃に達していた。
アウトー。
男の育休で有休を使い込んだ身だ。今期の残り有休は5＋公休1。だが、この体調では貴重な休みを使わざるを得ない。
今になってインフルエンザだろうか。あれだけしっかり手洗いうがいしていたし、昼飯前には必ずアルコール消毒までしていたし、花粉症対策もかねてずっとマスクもしていた。
というより、咳も鼻水も全然出ていないのだ（雨だから花粉症も出てなかったし）。...まさか？？
父親は不安でいっぱいですが、娘の満足そうな顔でお和み下さい
(PentaxK10D, PentaxDA21mmLimitedF3.2, ProgramMode, 1/30sec, F3.2, ISO250)
とりあえず病院が開く時間を逆算して布団で過ごし、気休めに、嫁さんの作ってくれた雑炊を少し食べた。だが、その雑炊も卵の味が気持ち悪く感じられ、食べるのが少し辛いくらいだった。
雨の中、重い身体を引きずって徒歩2分弱の個人医院へ向かった。
ちなみにこの医者はインフルエンザの予防接種で行ったことがある。
予防接種はだいたい3000円というイメージだが、実は値段は各医院が勝手に決めていいらしい。ある番組の報道では下は1000円、上は6000円くらいの格差があり、問題であると指摘していた。この医院は...なんと5000円だった (′Д`;。
そんなわけで、ぼったくり医院の疑いがあったが、背に腹は代えられないのである。
一応清潔ではあるが薄暗い待合室には、間の抜けたイージーリスニングのような音楽がうっすら流れていた。既に老婦人が二人と、雁首揃えて酷い咳をしている3人親子が待っていた。それぞれが荷物を横に置いているため、ソファに俺が座るスペースは無い。というか、それらの荷物をどかそうという意思の欠片さえ見せない。
世知辛いね。仕方なく、38.3℃の身体を、ソファとは離れた寒い寒い隅に置かれた小さな丸椅子に預ける。
まずは親子連れが代わる代わるに呼ばれる。何か注射でも打ってもらってるのだろうか。
こやつら、タチが悪い。それこそ、コートやら荷物やらでソファの一部に自分らの陣地を形成して、足なんか組んで寛いでいる。父親など、手にマスクを持ってフリーハンドで酷い咳をしている。...勘弁してくれよ。しかも、ガーゼマスクをした小学校中学年程度の娘がキャンキャンと何かを騒いで38℃で頭痛に苦しめられている俺の頭蓋骨にダイレクトに波動を押し込んでくるのである。
一人の老婦人はあとは会計だけだったらしく、上着を羽織って出て行ったが...俺が入るには微妙にスペースが狭い。しかも、親子連れともう一人の老婦人は詰めて俺を座らせてあげようという考えは毛頭なさそうだ。
で、その老婦人は割と軽い処置だったらしく、親子連れよりも前に会計となったのだが、会計までの待ち時間の間に、徐に肉まんを食い始めた。いや、老人会館のロビーに似てるかもしれませんが、ここは医院の待合室ですぜ。止めないスタッフもスタッフである。
食事が終わってその老婦人が席を立ってようやく俺もソファに腰掛けるスペースができて移ることが出来た。
...って思った途端に俺の番ですかそうですか。待ち時間は結局20分程度だったろうか。
筆者は被診察中ですが、イチゴの瑞々しさでお癒され下さい
(PentaxK10D, PentaxDAFisheye10-17mmF3.5-4.5, ProgramMode, 1/60sec, F5.6, ISO100)
診察は5分ほどで終わった。...この先生、診察自体は別に上からの態度でもなく、こちらの話はちゃんと聞いて応えてくれるし、別に嫌な感じではないのだ。やり易いと言ってしまっていいだろう。
ああ、閑話休題。結論としては、インフルエンザではない。そして、胃腸が全然動いていない。つまり胃腸炎、しかもウィルス性のモノだという。胃腸が動いていないから、その間は無理して食べると今度は気持ち悪くなるであろうということだった。
ただ、症状は2日もあれば回復するということを聞いて少し安心した。
が、次の会話で恐怖が襲ってくる。「お子さんはいらっしゃるんでしたっけ？」「はい、もうすぐ5ヶ月です」「ご、5ヶ月！？いや、この胃腸炎普通は小さいお子さんに出るものなんで伝染しますよ」。
.... (′Д`;。なんですと。
曰く、空気感染すら起こすくらい強力な感染力があるらしい。食器やタオルなんかも分けなければ一発で伝染るという。なんてこった。発症してから一晩ばっちり同じ部屋で家族3人寝てしまったではないか。
家に帰ったところで、驚く嫁さんに事情を話し、遅ればせとは思いながら、寝室を隔離する。
と、午前10時だ。そろそろ会社にボス達が出社した頃なので電話を入れる。朦朧とした中で携帯に入っていた電話番号にかけたら、以前俺が座っていて、今は他の課の派遣社員さんが座っている席にかけてしまった。その派遣さんの天空から見下ろすような態度に更にダメージを受けつつ（なぜあんなに上からなのだ）、改めて自分の今いる部屋に電話をして休む旨伝えた。
帰りに6リットルも買い込んだポカリをがぶ飲み、もらった胃腸薬も飲み、ひたすら寝ることにする。そして、半分意識があるような寝てるような状態で、この水曜の時間はあっという間に過ぎた。
熱がようやく37℃程度まで下がった夜。悲劇はここからだったのだ。
さらなる悲劇は目の前ですが、先週食した劇ウマなめろう丼をご賞味(視)ください
(PentaxK10D, PentaxFA77mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/25sec, F2.5, ISO640)
何度目かに様子を見に来た嫁さんが言った。
「なんか私も気持ち悪い...熱が7℃以上ある」...嘘だろ。
お世話も辛そうなので、翌日、うちの母親が来れないか頼んで欲しいという。こんなことは初めてだ。
そんなわけで、実家の母に電話するが...実は俺の母親はパートとは言え、職業的にそうした病気にセンシティブな仕事をしている。また、翌日もシフトであるため、行くのは若干厳しいと言う。その代わり、ちょうど父親が休みだというので、とにかく翌日駆けつけてくれることになった。いやはや、親の有り難みをひしひしと感じるのがこんな時にだけというのは、実に都合がいい話である。
それより、そうした職業ゆえに結構詳しくウィルス性胃腸炎について調べていた母から聞いた話はさらにショッキングだった。
ウィルスは、ハンドソープどころか、アルコールなどでも死滅しないのだという。熱消毒か、塩素消毒でなくてはならない。また、下痢や嘔吐物には大量のウィルスが含まれている上、その効果は1週間程度保たれるのだという。だから、もしトイレなどで嘔吐および下痢をしてしまったら、すぐにハイターなどを2%程度に薄めた液で消毒しなければならないのだという。
...ガンガン加湿してればなんとか伝染させずに済むインフルエンザなんかより、よっぽど厄介ではないか！当然、そんな対策は1日近くとってこなかった。伝染って当然だったのだ。
そこでそれ以上の恐怖が襲ってくる。もはや、娘にも伝染ってしまったのではないか、ということだ。まだ5kgに届くかどうかというこの子にまで伝染してしまったら、大変な辛い思いをさせてしまうことになる。無邪気に指を吸ってコロコロ足を左右に振ってる娘を見ながら、どうしようもない絶望的な気分に襲われたのであった。
続く。
アホか。
いや、まあまず「そんなに楽器なんてケータイでやる人いないから」という突っ込みもまあ一発入れてやりたいところではあるのだが、俺にはそれ以上にそこに隠された意図がミエミエで鬱陶しいのだ。
彼らにとっては、やらなくてはならなかったんだとは、思う。
なぜなら、「あのiPhoneなら、こんなことまでできちゃうんだぜ」と家電芸人らが盛んにテレビでiPhone楽器を実演してみたりしていたからだ。「話題のiPhoneなんかなくなって、わてらの端末でも同じことできるんでっせー」。そうアピールする必要があったんだと思う。
それは、テレビなどでのiPhoneの取り上げられ方も悪かったのだと思う。別に、iPhoneにしたって、楽器の真似事ができることは大したことではないのだ。だいたい、鍵盤だって一度に押せるのは1オクターブだか程度なんだから全然実用的ではないし、ちょろっと飲みの肴になっておしまい程度だ（本格的にやってる人はいるけど、メインストリームではないという意味だ）。
iPhoneの本質とは、こうした自由な発想によるソフトを、その気になれば割と簡単な知識で誰でも作成し、それをAppleに登録すれば世界中のiPhoneユーザーに使ってもらえることだ。そして、そうした様々なアイディアの詰まったソフトを、後からいろいろ追加してどんどん機能を拡張できることだ。
だから、何も知らない人があの、嵐がケータイで合奏してる宣伝を見れば「なーんだ、iPhoneと同じことができるんだ」と思ってしまうだろう。でも、あれは最初から携帯が装備しているオマケ機能を利用しているに過ぎない。iPhoneとはやっていることが根本的に違うのだ。
結局、あのケータイでもiPhoneの本質である無限と言っても良い拡張性は実現できていないし、単に、タッチパネルを積んで、話題になったアプリケーションを丸パクリしただけのことだ。
ほんと、騙されてはいけない。あ、俺もまだiPhone持ってないけどね (^_^;。
うつくしいおひな様のお顔
(PentaxK10D, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/25sec, F2.5, ISO250)
さて、今日は大安休日。絶好のひな祭りデー。我が家も娘が産まれて最初のひな祭り...の予定「だった」(′Д`;。
女の子のお祭りなので、母方の実家に親族かたがた集まって豪華な料理を食べてお祝いする予定「だった」。立派なひな人形も備え付け済み「だった」。
暗転したのは火曜日の深夜だ。
急に腹が痛く...なるというよりは、腹が膨れたような感覚に襲われ、トイレに駆け込む。
下痢だった。
その前後は折しも寒い日が続いていた。風邪でもひいたのかと思い、もう寝る直前だったのもあり、とっとと家族3人川の字の布団に入って寝た。
寝苦しい夜だった。多分会社の風景だったと思うが、何か、シュールなシチュエーションの夢を繰り返し繰り返し見ていたように記憶している。
翌日だ。
いつものように朝6時過ぎに赤ちゃん生体タイマー(!?)で目を覚ます。だるい。関節が痛い。熱を測れば38.3℃に達していた。
アウトー。
男の育休で有休を使い込んだ身だ。今期の残り有休は5＋公休1。だが、この体調では貴重な休みを使わざるを得ない。
今になってインフルエンザだろうか。あれだけしっかり手洗いうがいしていたし、昼飯前には必ずアルコール消毒までしていたし、花粉症対策もかねてずっとマスクもしていた。
というより、咳も鼻水も全然出ていないのだ（雨だから花粉症も出てなかったし）。...まさか？？
父親は不安でいっぱいですが、娘の満足そうな顔でお和み下さい
(PentaxK10D, PentaxDA21mmLimitedF3.2, ProgramMode, 1/30sec, F3.2, ISO250)
とりあえず病院が開く時間を逆算して布団で過ごし、気休めに、嫁さんの作ってくれた雑炊を少し食べた。だが、その雑炊も卵の味が気持ち悪く感じられ、食べるのが少し辛いくらいだった。
雨の中、重い身体を引きずって徒歩2分弱の個人医院へ向かった。
ちなみにこの医者はインフルエンザの予防接種で行ったことがある。
予防接種はだいたい3000円というイメージだが、実は値段は各医院が勝手に決めていいらしい。ある番組の報道では下は1000円、上は6000円くらいの格差があり、問題であると指摘していた。この医院は...なんと5000円だった (′Д`;。
そんなわけで、ぼったくり医院の疑いがあったが、背に腹は代えられないのである。
一応清潔ではあるが薄暗い待合室には、間の抜けたイージーリスニングのような音楽がうっすら流れていた。既に老婦人が二人と、雁首揃えて酷い咳をしている3人親子が待っていた。それぞれが荷物を横に置いているため、ソファに俺が座るスペースは無い。というか、それらの荷物をどかそうという意思の欠片さえ見せない。
世知辛いね。仕方なく、38.3℃の身体を、ソファとは離れた寒い寒い隅に置かれた小さな丸椅子に預ける。
まずは親子連れが代わる代わるに呼ばれる。何か注射でも打ってもらってるのだろうか。
こやつら、タチが悪い。それこそ、コートやら荷物やらでソファの一部に自分らの陣地を形成して、足なんか組んで寛いでいる。父親など、手にマスクを持ってフリーハンドで酷い咳をしている。...勘弁してくれよ。しかも、ガーゼマスクをした小学校中学年程度の娘がキャンキャンと何かを騒いで38℃で頭痛に苦しめられている俺の頭蓋骨にダイレクトに波動を押し込んでくるのである。
一人の老婦人はあとは会計だけだったらしく、上着を羽織って出て行ったが...俺が入るには微妙にスペースが狭い。しかも、親子連れともう一人の老婦人は詰めて俺を座らせてあげようという考えは毛頭なさそうだ。
で、その老婦人は割と軽い処置だったらしく、親子連れよりも前に会計となったのだが、会計までの待ち時間の間に、徐に肉まんを食い始めた。いや、老人会館のロビーに似てるかもしれませんが、ここは医院の待合室ですぜ。止めないスタッフもスタッフである。
食事が終わってその老婦人が席を立ってようやく俺もソファに腰掛けるスペースができて移ることが出来た。
...って思った途端に俺の番ですかそうですか。待ち時間は結局20分程度だったろうか。
筆者は被診察中ですが、イチゴの瑞々しさでお癒され下さい
(PentaxK10D, PentaxDAFisheye10-17mmF3.5-4.5, ProgramMode, 1/60sec, F5.6, ISO100)
診察は5分ほどで終わった。...この先生、診察自体は別に上からの態度でもなく、こちらの話はちゃんと聞いて応えてくれるし、別に嫌な感じではないのだ。やり易いと言ってしまっていいだろう。
ああ、閑話休題。結論としては、インフルエンザではない。そして、胃腸が全然動いていない。つまり胃腸炎、しかもウィルス性のモノだという。胃腸が動いていないから、その間は無理して食べると今度は気持ち悪くなるであろうということだった。
ただ、症状は2日もあれば回復するということを聞いて少し安心した。
が、次の会話で恐怖が襲ってくる。「お子さんはいらっしゃるんでしたっけ？」「はい、もうすぐ5ヶ月です」「ご、5ヶ月！？いや、この胃腸炎普通は小さいお子さんに出るものなんで伝染しますよ」。
.... (′Д`;。なんですと。
曰く、空気感染すら起こすくらい強力な感染力があるらしい。食器やタオルなんかも分けなければ一発で伝染るという。なんてこった。発症してから一晩ばっちり同じ部屋で家族3人寝てしまったではないか。
家に帰ったところで、驚く嫁さんに事情を話し、遅ればせとは思いながら、寝室を隔離する。
と、午前10時だ。そろそろ会社にボス達が出社した頃なので電話を入れる。朦朧とした中で携帯に入っていた電話番号にかけたら、以前俺が座っていて、今は他の課の派遣社員さんが座っている席にかけてしまった。その派遣さんの天空から見下ろすような態度に更にダメージを受けつつ（なぜあんなに上からなのだ）、改めて自分の今いる部屋に電話をして休む旨伝えた。
帰りに6リットルも買い込んだポカリをがぶ飲み、もらった胃腸薬も飲み、ひたすら寝ることにする。そして、半分意識があるような寝てるような状態で、この水曜の時間はあっという間に過ぎた。
熱がようやく37℃程度まで下がった夜。悲劇はここからだったのだ。
さらなる悲劇は目の前ですが、先週食した劇ウマなめろう丼をご賞味(視)ください
(PentaxK10D, PentaxFA77mmLimitedF1.8, ProgramMode, 1/25sec, F2.5, ISO640)
何度目かに様子を見に来た嫁さんが言った。
「なんか私も気持ち悪い...熱が7℃以上ある」...嘘だろ。
お世話も辛そうなので、翌日、うちの母親が来れないか頼んで欲しいという。こんなことは初めてだ。
そんなわけで、実家の母に電話するが...実は俺の母親はパートとは言え、職業的にそうした病気にセンシティブな仕事をしている。また、翌日もシフトであるため、行くのは若干厳しいと言う。その代わり、ちょうど父親が休みだというので、とにかく翌日駆けつけてくれることになった。いやはや、親の有り難みをひしひしと感じるのがこんな時にだけというのは、実に都合がいい話である。
それより、そうした職業ゆえに結構詳しくウィルス性胃腸炎について調べていた母から聞いた話はさらにショッキングだった。
ウィルスは、ハンドソープどころか、アルコールなどでも死滅しないのだという。熱消毒か、塩素消毒でなくてはならない。また、下痢や嘔吐物には大量のウィルスが含まれている上、その効果は1週間程度保たれるのだという。だから、もしトイレなどで嘔吐および下痢をしてしまったら、すぐにハイターなどを2%程度に薄めた液で消毒しなければならないのだという。
...ガンガン加湿してればなんとか伝染させずに済むインフルエンザなんかより、よっぽど厄介ではないか！当然、そんな対策は1日近くとってこなかった。伝染って当然だったのだ。
そこでそれ以上の恐怖が襲ってくる。もはや、娘にも伝染ってしまったのではないか、ということだ。まだ5kgに届くかどうかというこの子にまで伝染してしまったら、大変な辛い思いをさせてしまうことになる。無邪気に指を吸ってコロコロ足を左右に振ってる娘を見ながら、どうしようもない絶望的な気分に襲われたのであった。
続く。
nobilesの投稿(23:55:06-2009-02-28) -
カテゴリ: Main
コメント
果汁３％ wrote:
2009-03-01 13:04:05
nobiles wrote:
おかげさんで夫婦とも回復したよ。子供は今のところセーフ。
嫁さんは一度も吐きもしなけりゃ出しもしないで終了したよ。
熱は40℃近くまで行ったけどなー。ひどかった。
嫁さんは一度も吐きもしなけりゃ出しもしないで終了したよ。
熱は40℃近くまで行ったけどなー。ひどかった。
2009-03-02 00:46:21
くまお wrote:
うちの子が親戚の子からもらってきましたよ。
うちはノロじゃなくてロタでしたが。
上からも下からもで大変なことになって、リビングのじゅうたんを
買いなおす羽目になっただす。(^_^;)
いやー、うつらなくてよかったですね。
うちはノロじゃなくてロタでしたが。
上からも下からもで大変なことになって、リビングのじゅうたんを
買いなおす羽目になっただす。(^_^;)
いやー、うつらなくてよかったですね。
2009-03-03 00:15:02
nobiles wrote:
検査してないから結局なにウィルスだったのか良く分からん。
モノ的な被害はなかったし、2,3日で済んだからヨシとしないといかんのかな。
モノ的な被害はなかったし、2,3日で済んだからヨシとしないといかんのかな。
2009-03-03 00:50:48
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確かにそれはアルコールとかで死なないから、汚物触るときはゴム手で。
人によっては上から(嘔吐)と下から(下痢)と分かれます。両方くる人もいるけど。
子供は感染しやすいんで、くれぐれも気をつけてくださいね･･･。
熱出ないときもありますから。
でもまぁ早いと１日で治るんで大丈夫ですよ。