NOBILES Days
Jump to navigationThe 10years Story
生まれてから一度も大きく体調を崩したことのなかった娘が、初めて風邪をひいた。
少し前、引っ越しの時期からぐずぐずと鼻をならしていたのだが、おとといの夜寝ていたはずが、急に39度の熱を出してギャーと泣き出した。1時間くらい泣いた挙げ句、なぜか機嫌を取り戻して寝た。だが、寝ている間は本当に辛そうで、こちらまで胸が締め付けられるようだった。
翌日病院へ連れて行く頃には熱は下がっていたが、一応処方された薬をあげているが、昨日の夜は熱も上がらずぐっすり寝ていた。復活してくれたのだろうか。
明日は俺が病院へ行く番だ。やっと右足に少しずつ体重をかけ始める。少しでも、この不便な松葉杖への依存度を下げていければ社会復帰も近づく。
さて、先日のブラジルGPで今年のF-1のタイトルも決した。
2009 Formula-One Champion : Jenson Button
参戦10年目となるジェンソン・バトンと、（登録上とは言え）初参戦のブラウンGPが、同じく新興系と言えるレッドブル勢とのタイトル争いを制して戴冠した。
シーズン序盤の圧倒的な強さと、後半の失速はとても対照的で、特にバトンは前半8戦で64ポイントも稼いだのに後半は25ポイントしか取れていない。それでも、ノーポイントレースがベルギーGPでのリタイヤただ一回しかないというのは白眉だと言うべきであろう。
ジェンソン・バトンは、父親がラリークロスのドライバーだったことからかは分からないが、かなり若い頃から優秀なマネージャー陣に恵まれたようで、F-3に乗る前からメディアへの露出が多く、俺の読んでいたF-1雑誌にも「セナの再来」というような趣旨で2ページほどカラーで取り上げられていた。
そして1999年に、伝統のイギリスF-3に参戦。ワークスとはいえ無限エンジンに対し出力で劣るルノーエンジンながら、新人とは思えない鮮烈な活躍でルーキー・オブ・ザ・イヤーとランキング3位を獲得した。プロマテクメのカラフルなマシンと、ユニオンジャックをあしらったブルーの鮮やかなヘルメットの組み合わせが活躍するサマは、ある意味ではブラックのJPSロータスに蛍光イエローのヘルメットのセナを思い起こさせた。
さらに、年末のF-3世界一決定戦二戦、マカオとコリアでは両レースとも2位に入る活躍を見せた（ちなみに、両レースとも優勝したのは全日本F-3チャンピオンのダレン・マニングだ）。だが、当時はまだF-3参戦一年目でタイトルも持っていなかったこと、20歳と極めて若かったこともあり、もう一年F-3に残ると噂されていたものだ。
ところが、ブルーノ・ファンケイラが本命と思われた2000年のウィリアムズ・BMWのシートにバトンは座ることになった。発表会の数時間前に、フランク・ウィリアムズからの電話によって
本人も驚きの抜擢だったと言う。
そしてデビューしたF-1でも、バトンは新人らしからぬ活躍を見せ、時にはチームメートのラルフ・シューマッハを上回る結果を残した。それは、彼が心からレースを楽しむタイプのドライバーだったからであろうと思う。
それだけ新人としては目覚ましい結果を残しながら、超大物と言われたファン・パブロ・モントーヤのウィリアムズ加入で1年でチームを追われることとなる。そこから、超広角エンジンに失敗したルノー、マシン開発に迷走していたBARと、結果を残せないチームを渡り歩くことになる。
しかし、オールホンダとなった2006年、雨のハンガリーでようやく初優勝を遂げる。
が、ホンダはその後二年で再びマシン開発の迷路にはまり込み、ついには2008年いっぱいでの撤退へと至り、バトンはF-1シートすら失う危機に見舞われることになるのである。
その後のストーリーは以前に触れた通りだし、今年の戦績の通りだ。鮮烈なデビューに胸を躍らせた俺にとっても、このタイトルは喜ばしいものだと言える。
とは言え、後半の守りに徹した走りに対する批判も多いし、俺も残念に思っている。やはりこのドライバーはレースを楽しんでいる時にこそ比類なき強さを発揮するタイプなのだ。ポイント計算をするドライバーではないのだろう。
来シーズン、ゼッケン1をつけた彼が、再びレースを楽しんで素晴らしい戦いをしてくれるかどうか、今から楽しみでもあり、不安でもあるのだ。
少し前、引っ越しの時期からぐずぐずと鼻をならしていたのだが、おとといの夜寝ていたはずが、急に39度の熱を出してギャーと泣き出した。1時間くらい泣いた挙げ句、なぜか機嫌を取り戻して寝た。だが、寝ている間は本当に辛そうで、こちらまで胸が締め付けられるようだった。
翌日病院へ連れて行く頃には熱は下がっていたが、一応処方された薬をあげているが、昨日の夜は熱も上がらずぐっすり寝ていた。復活してくれたのだろうか。
明日は俺が病院へ行く番だ。やっと右足に少しずつ体重をかけ始める。少しでも、この不便な松葉杖への依存度を下げていければ社会復帰も近づく。
さて、先日のブラジルGPで今年のF-1のタイトルも決した。
2009 Formula-One Champion : Jenson Button
参戦10年目となるジェンソン・バトンと、（登録上とは言え）初参戦のブラウンGPが、同じく新興系と言えるレッドブル勢とのタイトル争いを制して戴冠した。
シーズン序盤の圧倒的な強さと、後半の失速はとても対照的で、特にバトンは前半8戦で64ポイントも稼いだのに後半は25ポイントしか取れていない。それでも、ノーポイントレースがベルギーGPでのリタイヤただ一回しかないというのは白眉だと言うべきであろう。
ジェンソン・バトンは、父親がラリークロスのドライバーだったことからかは分からないが、かなり若い頃から優秀なマネージャー陣に恵まれたようで、F-3に乗る前からメディアへの露出が多く、俺の読んでいたF-1雑誌にも「セナの再来」というような趣旨で2ページほどカラーで取り上げられていた。
そして1999年に、伝統のイギリスF-3に参戦。ワークスとはいえ無限エンジンに対し出力で劣るルノーエンジンながら、新人とは思えない鮮烈な活躍でルーキー・オブ・ザ・イヤーとランキング3位を獲得した。プロマテクメのカラフルなマシンと、ユニオンジャックをあしらったブルーの鮮やかなヘルメットの組み合わせが活躍するサマは、ある意味ではブラックのJPSロータスに蛍光イエローのヘルメットのセナを思い起こさせた。
さらに、年末のF-3世界一決定戦二戦、マカオとコリアでは両レースとも2位に入る活躍を見せた（ちなみに、両レースとも優勝したのは全日本F-3チャンピオンのダレン・マニングだ）。だが、当時はまだF-3参戦一年目でタイトルも持っていなかったこと、20歳と極めて若かったこともあり、もう一年F-3に残ると噂されていたものだ。
ところが、ブルーノ・ファンケイラが本命と思われた2000年のウィリアムズ・BMWのシートにバトンは座ることになった。発表会の数時間前に、フランク・ウィリアムズからの電話によって
本人も驚きの抜擢だったと言う。
そしてデビューしたF-1でも、バトンは新人らしからぬ活躍を見せ、時にはチームメートのラルフ・シューマッハを上回る結果を残した。それは、彼が心からレースを楽しむタイプのドライバーだったからであろうと思う。
それだけ新人としては目覚ましい結果を残しながら、超大物と言われたファン・パブロ・モントーヤのウィリアムズ加入で1年でチームを追われることとなる。そこから、超広角エンジンに失敗したルノー、マシン開発に迷走していたBARと、結果を残せないチームを渡り歩くことになる。
しかし、オールホンダとなった2006年、雨のハンガリーでようやく初優勝を遂げる。
が、ホンダはその後二年で再びマシン開発の迷路にはまり込み、ついには2008年いっぱいでの撤退へと至り、バトンはF-1シートすら失う危機に見舞われることになるのである。
その後のストーリーは以前に触れた通りだし、今年の戦績の通りだ。鮮烈なデビューに胸を躍らせた俺にとっても、このタイトルは喜ばしいものだと言える。
とは言え、後半の守りに徹した走りに対する批判も多いし、俺も残念に思っている。やはりこのドライバーはレースを楽しんでいる時にこそ比類なき強さを発揮するタイプなのだ。ポイント計算をするドライバーではないのだろう。
来シーズン、ゼッケン1をつけた彼が、再びレースを楽しんで素晴らしい戦いをしてくれるかどうか、今から楽しみでもあり、不安でもあるのだ。
nobilesの投稿(20:06:12-2009-10-21) -
カテゴリ: Formula-One
コメント
カジ wrote:
2009-10-21 23:02:22
nobiles wrote:
発疹か。それはますますびっくりしちゃうよね。
うちはもうピンピンして早速俺のポケムヒをぶんぶん振り回している (^_^;。
うちはもうピンピンして早速俺のポケムヒをぶんぶん振り回している (^_^;。
2009-10-22 21:20:50
コメントを追加
トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)TrackBack URL
DISALLOWED (TrackBack)
メインページ
Calendar
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
NewEntries
最新COMMENTS
■20-07-11 21:47>ああ、あのeh
■20-07-10 01:07>そうです、予
■20-07-09 22:36>あっ、ショー
■20-07-06 07:27>50-34のチェ�
■18-01-05 00:53>おやこれはぱ
■18-01-04 23:56>手出しちゃっ
■15-07-27 23:21>おっと、今か
■15-07-22 11:40>良質な小説読
■15-02-21 09:29>おや、どなた
■15-02-20 08:05>ほー、勉強に
カテゴリ
- All
- Bicycle
- Breast Cancer
- Change Job
- Formula-One
- Gourmet
- Injury
- Mac
- Main
- Monaco
- Music
- Peugeot
- Photo
- Travel
Archives
My Links
NOBILES Web検索
プロフィール
RSS対応
RSS v2.0
RSS v0.91
RSS v1.0
管理
管理室へ携帯用ブログ
携帯用URL
うちの子供も突然39度の熱が出たんだけど、突発性発疹という子供によくある
病気でした。数日高熱の後、体中に発疹が出て、その後その発疹もなくなります。