NOBILES Days
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7月を迎えた。
1歳9ヶ月になった途端、娘は開眼したかのように突然我が家の階段を2階まで一人で登ってしまった。ボールペンでいたるところに落書きもするようになり、気が抜けないことこの上なくなってきた。
一方、4月に入社した俺は晴れて正式採用となった。やっと、有休もフレックスも1分単位の残業も可能となった。正直、3ヶ月間はキツかった。風邪ひいても休めないし、通勤は2時間だし。職場がキツくないのは救いだったけど。
最近はかなり仕事も入ってくるようになった。ここからが本番だ。
リゾナーレの夜は満月だった
(PentaxK-7, PentaxDA21mmLimitedF3.2, ProgramMode, 1/13sec, F3.2, ISO1000)
会社を移って1ヶ月余り経って、つくづく思う。前の会社はいい会社だった。...もとい、甘かったとも言えるのかもしれない。
今度の会社も、多分世間一般で見れば甘いと思う。それでも、前職の方が寛大で甘かった。
何度か小欄でも登場した特典（保養所、男の育休、グレートな食堂(会社負担付き)、1年に1度の5連休）を挙げるまでもなく、手当類だってとても厚かった。
そして...これは会社というより部署の体質という気がするが、サボろうと思えばいくらでもサボれた。もちろん、どちらかと言うと俺もそこに浸かっていた方だけど。
株とおしゃべりしかしていないオジサンの姿を見たし、◯◯を△△して、しまいにゃ□□で××した最悪な下衆オヤジの姿も見た。
...ああなったらいけない。
そんな思いも、前職を辞めようと思った大きな原因の一つだったのは間違いない。
今の会社に入って驚いたのは、工数や稼働率に対する意識が非常に高いことだ。どの仕事をどれくらいやっていたか、事細かに報告しなければならない。だから、ノーマークでサボるというのは難しいのだ。え？これフツーの会社なら当たり前？？
少なくとも前職にはなかった。何しろ、終業定時である18時になると、「さあ夕メシ食って本格的に仕事するか」という風潮すらあった。
もちろん、前の会社を悪くばかり言うつもりはない。働く人は本当に働いていた。というか、そういう人が数人分の獅子奮迅の働きをすることで回っていたんだと思う。
だがやっぱり、生産性という意味では、かなり違うよなあ、というのが正直な感想だ。
少なくとも、「週一回は課ミーティング、月一回は部ミーティング、基本的に全員出席」なんて考えで凝り固まっているのには辟易していた。
特に部会なんて、自分があんな扱いを受けたから言うわけじゃないけど、半数が意識を失っている（もとい、Sleepin'！）中で、ラインの不良率が何％だなんてボソボソと話をしたところで何の生産性も発揮しない。あんなもん、人件費をドブに捨ててるようなものだ。一人2500円/hで50人くらいを2時間拘束だから25万だね。
ミーティングは全員で決めなきゃいけないことがあるから集まる意味がある。一方的に伝えるだけならもっと違う方法があるはずだ。
必要ない者まで拘束するという点では俺の最終出勤日にもあったことだが、人件費というものに対しての意識が緩かった気がする。
メンバーの結束を固める？結束してサボってどうすんだよ。
...おっと、ついつい。
いや、今の会社に問題がないとも思っていない。
まあ、何もかも完璧な会社なんて存在しないだろう。今はこの中でどう生き、そしてどう改善に関わっていけるかを考えているところだ。
1歳9ヶ月になった途端、娘は開眼したかのように突然我が家の階段を2階まで一人で登ってしまった。ボールペンでいたるところに落書きもするようになり、気が抜けないことこの上なくなってきた。
一方、4月に入社した俺は晴れて正式採用となった。やっと、有休もフレックスも1分単位の残業も可能となった。正直、3ヶ月間はキツかった。風邪ひいても休めないし、通勤は2時間だし。職場がキツくないのは救いだったけど。
最近はかなり仕事も入ってくるようになった。ここからが本番だ。
リゾナーレの夜は満月だった
(PentaxK-7, PentaxDA21mmLimitedF3.2, ProgramMode, 1/13sec, F3.2, ISO1000)
会社を移って1ヶ月余り経って、つくづく思う。前の会社はいい会社だった。...もとい、甘かったとも言えるのかもしれない。
今度の会社も、多分世間一般で見れば甘いと思う。それでも、前職の方が寛大で甘かった。
何度か小欄でも登場した特典（保養所、男の育休、グレートな食堂(会社負担付き)、1年に1度の5連休）を挙げるまでもなく、手当類だってとても厚かった。
そして...これは会社というより部署の体質という気がするが、サボろうと思えばいくらでもサボれた。もちろん、どちらかと言うと俺もそこに浸かっていた方だけど。
株とおしゃべりしかしていないオジサンの姿を見たし、◯◯を△△して、しまいにゃ□□で××した最悪な下衆オヤジの姿も見た。
...ああなったらいけない。
そんな思いも、前職を辞めようと思った大きな原因の一つだったのは間違いない。
今の会社に入って驚いたのは、工数や稼働率に対する意識が非常に高いことだ。どの仕事をどれくらいやっていたか、事細かに報告しなければならない。だから、ノーマークでサボるというのは難しいのだ。え？これフツーの会社なら当たり前？？
少なくとも前職にはなかった。何しろ、終業定時である18時になると、「さあ夕メシ食って本格的に仕事するか」という風潮すらあった。
もちろん、前の会社を悪くばかり言うつもりはない。働く人は本当に働いていた。というか、そういう人が数人分の獅子奮迅の働きをすることで回っていたんだと思う。
だがやっぱり、生産性という意味では、かなり違うよなあ、というのが正直な感想だ。
少なくとも、「週一回は課ミーティング、月一回は部ミーティング、基本的に全員出席」なんて考えで凝り固まっているのには辟易していた。
特に部会なんて、自分があんな扱いを受けたから言うわけじゃないけど、半数が意識を失っている（もとい、Sleepin'！）中で、ラインの不良率が何％だなんてボソボソと話をしたところで何の生産性も発揮しない。あんなもん、人件費をドブに捨ててるようなものだ。一人2500円/hで50人くらいを2時間拘束だから25万だね。
ミーティングは全員で決めなきゃいけないことがあるから集まる意味がある。一方的に伝えるだけならもっと違う方法があるはずだ。
必要ない者まで拘束するという点では俺の最終出勤日にもあったことだが、人件費というものに対しての意識が緩かった気がする。
メンバーの結束を固める？結束してサボってどうすんだよ。
...おっと、ついつい。
いや、今の会社に問題がないとも思っていない。
まあ、何もかも完璧な会社なんて存在しないだろう。今はこの中でどう生き、そしてどう改善に関わっていけるかを考えているところだ。
nobilesの投稿(23:53:00-2010-07-02) -
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