NOBILES Days
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中学時代の同級生たちと、餃子を食いに行った。同窓会の時に話していた会に誘われた。社交辞令じゃなくてちゃんと実行されたことが嬉しかった。
今の勤め先から5.4kmだったので、運動がてら、がっつり歩いていった。ちょうど、震災の時に友人宅へ行った時の道と途中まで一緒だったし。
途中、前の会社の建物だった場所を通った。俺自身は配属されたことはなかったが、創業の地だったそうだし、何度か仕事で行ったこともあった。水色だった建物は綺麗に黄色に塗り直され、立派なリハビリ病院に変貌していた。俺がいた別の事業所はパチンコ屋と宗教団体の施設に変わったらしいので、それと比べると、建物も建て直してないし有効活用だと思った。
会はとても楽しかった。餃子会のはずだが、餃子はほどほどにして、ずっと喋っていた気がする。同窓会だと人数が多くて発散してしまう感があるが、今回は7人という合コン的人数だったのもあり (^_^;、話すのにちょうど良かったのかもしれない。
めだかさん...
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO500)
生き物なんて飼わない、という前言をあっさり翻して、嫁さんがメダカを飼いたいと言い出した。娘のピアノの先生が飼っていて、全然手間がかからないと言っていたかららしい。職場復帰して癒しも必要だろうし、幸い俺にもいくばくかの賞与が出たし、一式買ってあげることにした。
前日のうちにバケツに水張ってカルキ抜きをしておき、ホームセンターへ向かった。長女が水族館と勘違いして大はしゃぎしているのを尻目にせっせと必要なものを揃えていく。
メダカ飼育セットには水槽、濾過装置はついていたが、砂やら水草やら、掃除用具やら、いろいろ載せていくとカートが一杯になってしまった。
最後に、それらの主となるメダカを10匹、店員に言ってお迎えする。580円。今回買ったものの中で一番安い部類のたった580円だが、他の道具とは意味が違うよね。
自宅に帰り、玄関入って正面の出窓に小さい水槽をセットアップすることにした。が、たかがメダカ、ちゃんと飼おうとすると結構大変なんだね。底に敷く砂の処理が結構骨で、水を入れたバケツで研ぐようにして、濁らなくなるまで何度も水を替えながら洗った。
こちらも水洗いした水槽に砂を敷いて、いよいよカルキ抜きした水を入れる。えっ！？あんなに洗ったのにまだ水が濁ってんじゃん (′Д`;！
ついでに...み、水、足りねえじゃん！
幸い、セットに即効性のカルキ抜きが入っていたので、足りない分はそれを使って補った。水草や、空気の供給を兼ねる濾過装置もセットした。しばらくすると、砂による濁りも落ち着いてきたように感じられる。
次に、メダカの入った袋ごと水槽の水に沈め、水温を合わせる。しばらくしたら、メダカの袋に水槽の水を少しずつ混ぜてならしていく。この「水合わせ」に1時間以上かけた。
最後に、メダカを別の器に開け、古い水が水槽に極力入らないように、一匹ずつ水槽の中に移した。
やっとできたー！
水合わせに時間をかけたのが奏功して、投入直後から10匹とも元気に泳ぎ始めた。
別売りで買った照明を点けると、メダカの表面がキラキラ反射して綺麗だ。
すると、セットアップ中もちょいちょいちょっかいを出してきていた長女が目ざとくやってきた。
「パーパー、見ーせーて！」
自分用のステップを持って来て水槽を眺め始めた。
「ねーねー、メダカさん泳いでるよー。キレイねー」
興味津々で、出窓の棚部分の淵に腕を組んで顎を載せてじーーっと眺めている。その姿がとても可愛い。
娘ならずとも、眺め始めると止まらない。元気ない奴はいないかとか、餌は余ってないかとか。
ああ、俺の場合心配の方が多いな。心配より楽しく眺めようとは意識してるんだけどね。
せっかくやってきた命だから、少しでも長く10匹体制を維持できるようにしたい。って、結局俺が管理してるな (^_^;。
なんて書いてたら、すぐ1匹死んだ。家に帰ったら長女が大騒ぎしていた。
「パーパー！メダカさん死んでるよ！ねーねー、可哀想だよ！」
前日、端の方でじっとしてエサも食いにこないやつがいたから、そいつかもしれない。「一体どうして」なんて思ったが、よく見ると下に敷いた砂の上に澱みのようなものがある。明らかに水質が良くなさそうだ。エサのやり過ぎ？単にフンが溜まった？
とりあえず網で亡骸を回収し、庭に穴掘って、長女と一緒に埋めてナムーと手を合わせた。それから、ポンプで澱みみたいのを回収した。その間長女は「死んだメダカさんが好きだった」なんて繰り返し言っていた。金魚の時よりも、死の意味をちゃんと理解しつつあるのかな。
それにしても、俺のせいで何かが死ぬのって、すっげー苦痛だ。てきとー管理だった金魚の時でさえあんな思いになったのだから、今回なおさらそんな気分になるのは分かりきっていた。なのに、なんで飼い始めちゃったんだろう、とまで思った。
だけど、長女の変化を見ると、やっぱり飼うべきなのかなと思う。まだまだ水質も管理できず、被害者が出るかもしれないけど、最善を尽くそう。
P.S.
...今日数えたら、めだかが10匹いた。なんで！？
多分、店員も、俺も、嫁さんも、みんなずっと10匹だと思ってたけど、最初買った時に1匹余分に入っていたようだ。
図らずも、10匹体制に戻ったようだ（精神的に、ね）。
今の勤め先から5.4kmだったので、運動がてら、がっつり歩いていった。ちょうど、震災の時に友人宅へ行った時の道と途中まで一緒だったし。
途中、前の会社の建物だった場所を通った。俺自身は配属されたことはなかったが、創業の地だったそうだし、何度か仕事で行ったこともあった。水色だった建物は綺麗に黄色に塗り直され、立派なリハビリ病院に変貌していた。俺がいた別の事業所はパチンコ屋と宗教団体の施設に変わったらしいので、それと比べると、建物も建て直してないし有効活用だと思った。
会はとても楽しかった。餃子会のはずだが、餃子はほどほどにして、ずっと喋っていた気がする。同窓会だと人数が多くて発散してしまう感があるが、今回は7人という合コン的人数だったのもあり (^_^;、話すのにちょうど良かったのかもしれない。
めだかさん...
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO500)
生き物なんて飼わない、という前言をあっさり翻して、嫁さんがメダカを飼いたいと言い出した。娘のピアノの先生が飼っていて、全然手間がかからないと言っていたかららしい。職場復帰して癒しも必要だろうし、幸い俺にもいくばくかの賞与が出たし、一式買ってあげることにした。
前日のうちにバケツに水張ってカルキ抜きをしておき、ホームセンターへ向かった。長女が水族館と勘違いして大はしゃぎしているのを尻目にせっせと必要なものを揃えていく。
メダカ飼育セットには水槽、濾過装置はついていたが、砂やら水草やら、掃除用具やら、いろいろ載せていくとカートが一杯になってしまった。
最後に、それらの主となるメダカを10匹、店員に言ってお迎えする。580円。今回買ったものの中で一番安い部類のたった580円だが、他の道具とは意味が違うよね。
自宅に帰り、玄関入って正面の出窓に小さい水槽をセットアップすることにした。が、たかがメダカ、ちゃんと飼おうとすると結構大変なんだね。底に敷く砂の処理が結構骨で、水を入れたバケツで研ぐようにして、濁らなくなるまで何度も水を替えながら洗った。
こちらも水洗いした水槽に砂を敷いて、いよいよカルキ抜きした水を入れる。えっ！？あんなに洗ったのにまだ水が濁ってんじゃん (′Д`;！
ついでに...み、水、足りねえじゃん！
幸い、セットに即効性のカルキ抜きが入っていたので、足りない分はそれを使って補った。水草や、空気の供給を兼ねる濾過装置もセットした。しばらくすると、砂による濁りも落ち着いてきたように感じられる。
次に、メダカの入った袋ごと水槽の水に沈め、水温を合わせる。しばらくしたら、メダカの袋に水槽の水を少しずつ混ぜてならしていく。この「水合わせ」に1時間以上かけた。
最後に、メダカを別の器に開け、古い水が水槽に極力入らないように、一匹ずつ水槽の中に移した。
やっとできたー！
水合わせに時間をかけたのが奏功して、投入直後から10匹とも元気に泳ぎ始めた。
別売りで買った照明を点けると、メダカの表面がキラキラ反射して綺麗だ。
すると、セットアップ中もちょいちょいちょっかいを出してきていた長女が目ざとくやってきた。
「パーパー、見ーせーて！」
自分用のステップを持って来て水槽を眺め始めた。
「ねーねー、メダカさん泳いでるよー。キレイねー」
興味津々で、出窓の棚部分の淵に腕を組んで顎を載せてじーーっと眺めている。その姿がとても可愛い。
娘ならずとも、眺め始めると止まらない。元気ない奴はいないかとか、餌は余ってないかとか。
ああ、俺の場合心配の方が多いな。心配より楽しく眺めようとは意識してるんだけどね。
せっかくやってきた命だから、少しでも長く10匹体制を維持できるようにしたい。って、結局俺が管理してるな (^_^;。
なんて書いてたら、すぐ1匹死んだ。家に帰ったら長女が大騒ぎしていた。
「パーパー！メダカさん死んでるよ！ねーねー、可哀想だよ！」
前日、端の方でじっとしてエサも食いにこないやつがいたから、そいつかもしれない。「一体どうして」なんて思ったが、よく見ると下に敷いた砂の上に澱みのようなものがある。明らかに水質が良くなさそうだ。エサのやり過ぎ？単にフンが溜まった？
とりあえず網で亡骸を回収し、庭に穴掘って、長女と一緒に埋めてナムーと手を合わせた。それから、ポンプで澱みみたいのを回収した。その間長女は「死んだメダカさんが好きだった」なんて繰り返し言っていた。金魚の時よりも、死の意味をちゃんと理解しつつあるのかな。
それにしても、俺のせいで何かが死ぬのって、すっげー苦痛だ。てきとー管理だった金魚の時でさえあんな思いになったのだから、今回なおさらそんな気分になるのは分かりきっていた。なのに、なんで飼い始めちゃったんだろう、とまで思った。
だけど、長女の変化を見ると、やっぱり飼うべきなのかなと思う。まだまだ水質も管理できず、被害者が出るかもしれないけど、最善を尽くそう。
P.S.
...今日数えたら、めだかが10匹いた。なんで！？
多分、店員も、俺も、嫁さんも、みんなずっと10匹だと思ってたけど、最初買った時に1匹余分に入っていたようだ。
図らずも、10匹体制に戻ったようだ（精神的に、ね）。
nobilesの投稿(23:34:00-2012-06-24) -
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