NOBILES Days
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会社のバケーションも、あと1日になってしまった。
でも、遊んだなー。バンドリハに行ったし、アウトレットに買い物に行ったし、ブルーベリー狩ったし、船乗ったし、海水浴したし、泊まったし、美味いもんたくさん食ったし。
やっぱメリハリだよね。仕事だけが人生じゃない。
ブルーベリー園までの山道をしっかり一人で登った次女
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO250)
この休みの間に、一つの命が尽きた。
11匹の初期メンバーの中で生き残ったのはわずか3匹。その中で、オスは彼1匹だった。メダカのことだ。
「飼ってみたいなぁ」
生き物を飼うことに抵抗を持っていたはずの嫁さんのその言葉で、育休からの復帰祝いとしてメダカと飼育一式を購入したのは去年の6月だ。それから2ヶ月間で、バタバタと死んで瞬く間に3匹になってしまったのだ。
その中で、たったオスが1匹残ってくれたから、繁殖できた。
先日も3匹の稚魚を合流させた（結局1匹は消えてしまったが）話を書いたが、実はその1週間後にもさらに1匹合流させた。1cmをようやく超える程度のかなり小さい個体だったが、元気なうちに合流させた方が良いと思ったからだ。なにしろ、せっかく10匹以上も稚魚がいて、それなりに成長していた個体もいたのに、ぼやぼやしているうちに1匹しか合流させられなかった反省があったからだ。一応まだ元気に生きているが、あまり目立って大きくなってこないのが若干気になる。
そのチビを水槽に合流させる時に、水面に、そのチビの他に動くものがあるように感じた。ん？？？たった2mm程度の稚魚だった。水槽内の水草についていた卵からちょうど孵ったところなのか？？
急いで網でその稚魚を掬い、それまでチビが入っていて、ちょうどメイン水槽と水質を合わせていたバケツに移した。こちらも元気で、2週間経って7mm程度まで成長してきた。
閑話休題。
そんなこんなで、最悪時の3匹から7匹まで回復した水槽のメダカ達だが、その矢先、一番デカく、オスらしい威容を誇っていた初期メンバーの1匹が底の砂の上に着床していた。薄い茶色だった身体の色が妙に白くなっている。時々思い出したように泳いで浮かび上がっては場所を移動している。
それでも、（エサやり専門の）嫁さんがエサを投入すると、必死にヒレをばたつかせて泳ぎ上がってエサを食べるが、頭が上がり、胴体が沈む立ち泳ぎ状態でいかにも苦しそうだ。多分、本人の意識は自由に泳げるつもりなのに、身体の自由が利かないというような感じなのだろう。
これは長くないだろうと思ったが、さすがに4cmの身体は稚魚とは体力が違うのか、2日は同じような状態でなんとか生きていた。で、そこから泊まりの旅行で2日家を空けた。帰ってきたら、さすがに力つきて水槽の底に横たわっていた。旅行返りで娘は寝てしまっていたので、ちゃんと起きて、ずっといたお父さんメダカが死んでしまったことを認識してもらってから、恭しく庭に埋葬した。10秒くらい手を合わせて労った。
お疲れさま、ありがとう。さよなら。お前の命は、残した4匹の子ども達とともに生き続ける。
でも、遊んだなー。バンドリハに行ったし、アウトレットに買い物に行ったし、ブルーベリー狩ったし、船乗ったし、海水浴したし、泊まったし、美味いもんたくさん食ったし。
やっぱメリハリだよね。仕事だけが人生じゃない。
ブルーベリー園までの山道をしっかり一人で登った次女
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO250)
この休みの間に、一つの命が尽きた。
11匹の初期メンバーの中で生き残ったのはわずか3匹。その中で、オスは彼1匹だった。メダカのことだ。
「飼ってみたいなぁ」
生き物を飼うことに抵抗を持っていたはずの嫁さんのその言葉で、育休からの復帰祝いとしてメダカと飼育一式を購入したのは去年の6月だ。それから2ヶ月間で、バタバタと死んで瞬く間に3匹になってしまったのだ。
その中で、たったオスが1匹残ってくれたから、繁殖できた。
先日も3匹の稚魚を合流させた（結局1匹は消えてしまったが）話を書いたが、実はその1週間後にもさらに1匹合流させた。1cmをようやく超える程度のかなり小さい個体だったが、元気なうちに合流させた方が良いと思ったからだ。なにしろ、せっかく10匹以上も稚魚がいて、それなりに成長していた個体もいたのに、ぼやぼやしているうちに1匹しか合流させられなかった反省があったからだ。一応まだ元気に生きているが、あまり目立って大きくなってこないのが若干気になる。
そのチビを水槽に合流させる時に、水面に、そのチビの他に動くものがあるように感じた。ん？？？たった2mm程度の稚魚だった。水槽内の水草についていた卵からちょうど孵ったところなのか？？
急いで網でその稚魚を掬い、それまでチビが入っていて、ちょうどメイン水槽と水質を合わせていたバケツに移した。こちらも元気で、2週間経って7mm程度まで成長してきた。
閑話休題。
そんなこんなで、最悪時の3匹から7匹まで回復した水槽のメダカ達だが、その矢先、一番デカく、オスらしい威容を誇っていた初期メンバーの1匹が底の砂の上に着床していた。薄い茶色だった身体の色が妙に白くなっている。時々思い出したように泳いで浮かび上がっては場所を移動している。
それでも、（エサやり専門の）嫁さんがエサを投入すると、必死にヒレをばたつかせて泳ぎ上がってエサを食べるが、頭が上がり、胴体が沈む立ち泳ぎ状態でいかにも苦しそうだ。多分、本人の意識は自由に泳げるつもりなのに、身体の自由が利かないというような感じなのだろう。
これは長くないだろうと思ったが、さすがに4cmの身体は稚魚とは体力が違うのか、2日は同じような状態でなんとか生きていた。で、そこから泊まりの旅行で2日家を空けた。帰ってきたら、さすがに力つきて水槽の底に横たわっていた。旅行返りで娘は寝てしまっていたので、ちゃんと起きて、ずっといたお父さんメダカが死んでしまったことを認識してもらってから、恭しく庭に埋葬した。10秒くらい手を合わせて労った。
お疲れさま、ありがとう。さよなら。お前の命は、残した4匹の子ども達とともに生き続ける。
nobilesの投稿(23:40:51-2013-07-27) -
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