NOBILES Days
Jump to navigationDancing on the ship
まあ予想通りなんだけど、この盆休みは活動しなかったなぁ。まあ、暑いのも人が多いのも渋滞も嫌いなんで、これで正解ではあるのだが。
土曜は久々に代々木でバンドリハーサルだったが、近くで神宮花火大会とやらがあったそうで、スタジオ下の交差点が帰る人でうじゃうじゃしてて卒倒しそうになった。幸い、いつもより遅い22時までのリハだったので、俺が帰るまでにはハケてて助かった。代々木はもともと、ホームとも言えるスタジオがあったところだ。違うスタジオとは言え、やはり落ち着く感じがするな。
そんなわけで、ガンガン活動した7月のバカンス日記の今さらアップを継続しよう。館山旅行記のパート2だ。
On the ship
(PentaxK-7, PentaxDA21mmLimitedF3.2, 1/125sec, F5.6, ISO100)
遊覧船を待つ間、その発着所の近くの浜で遊んで、長女も次女もびしょ濡れ＋砂まみれになってしまった。特に次女だ。
発券所のおじさんには、桟橋の中ほどの発着所までは、歩くと意外に時間がかかるから、早めに向かうよう言われていた。しかし、砂を払ったり、サンダルを履かせたりしていたら、どんどん時間が過ぎていく。そんな時に限ってまさかの次女グズる→嫁放置するのコンボ発動。おーい！そこは親が大人の対応するところだろ！
結局、一旦長女と桟橋まで進んでいた俺が戻って次女を抱きかかえて行くことになる。うわっ、びしょ濡れだ。だから放置しやがったな！
遊覧船の発車時間の2〜3分前に、辛うじて船まで辿り着いた。最近人懐っこさが加速している長女が「こんにちはー！おじさん！」なんて元気良く言うもんだから、体格のいい海の男達も「おー、ほら、お嬢ちゃん乗りな」ってな感じで手を引いて乗せてくれた。
俺たちの一家が乗り込んですぐに、遊覧船は発車した。俺たち以外にも、親子連れが4〜5組が乗っていた。幼稚園児から小学生くらいの子が多く、抱っこ紐で抱かれた乳飲み子もいたように記憶している。船底の窓がウリのこの船だが、移動中は何も見えないという。だから最初は甲板上に座って沖までの風景を楽しむことになる。
左側の岸に、巨大な船が見えてきた。ドッグに水揚げされてメンテ中のようだが、遠洋船だろうか。なかなか迫力がある。それより子ども達は海の上を移動しているということ自体が楽しいらしく、巨大船とは反対側の手すりに掴まって「すごーい」なんて騒いでいる。確かに、長女は以前伊豆で船に乗ったことがあるが、今の次女より小さい時だったからもう忘れているだろう。
そんなうちに、他の家のもっと大きい子ども達は甲板上に座っているのが飽きたらしく、窓のある船底の方へ降りて行っていた。しばらくして、うちの子ども達もベンチの上でジャレ合いだして、一触即発な感じ (^_^;になってきた。これは場所を変えた方がいいな！
ブリッジに入ってすぐ、操縦席の脇の螺旋階段のようになっているところを下ると船底に出る。確かに、ずらっと窓が設置されていて、エメラルドグリーンに光っている。しかし、船員が言っていた通り移動中は海底までの距離があって何も見えない。
大きい子達はそれを見てまた甲板に戻ったりしていたが、うちはまた抱っこして上がらないといけないし、ヘタに動いて酔ったらイヤなので、停泊ポイントまでおとなしくしていることにした。
窓を備えた船底（拡大はなし）
(PentaxK-7, PentaxDA15mmLimitedF4, 1/20sec, F4.0, ISO800)
それから5分くらいは航行しただろうか。また子ども達が飽きてきて不穏な空気が漂い始めた頃、エンジン音がゆるくなって、うっすら海底が見えてきた。どうやら停泊ポイントに着いたらしい。
「あーほら見える見える！」
他の家のオトーサンが大げさに子ども達に言っている。
そこからユラユラするようにして浅瀬を移動するようだ。海底は見えても、なかなか魚は見えない。しかも、天気が芳しくないので、少々暗いようだ。しばらくユラユラしているとちらほら小さな魚が横切った。
「わーー！お魚だ！！！」「ねえパーパ！見える？見えるね？」
大人にとってはフーン、って感じでも、子ども達は大興奮だ。そのうち、それなりの魚群もやってきて、窓の横を並走したりしていた。
まあそれでも、水族館に比べるとかなりショボくて、船内に飾られているような美しい写真は望めるものではなかった。オイ、写真、ほんとにこの船から撮ったもんか？ダイビングで撮ったんじゃあるまいな？晴れてたらもっといい色出たのかな。
それでもやっぱり子ども達にとっては、船に乗るという体験ができて、水族館のような「飾られた」空間ではなく、本物の海を泳ぐ魚を見せられたのは良かったかな。
見てー！
(PentaxK-7, PentaxDA15mmLimitedF4, 1/50sec, F5.6, ISO320)
「ユラユラモード」にも飽きて、子ども達と一緒に甲板に戻った。すると、すぐそばに島があった。そこから陸に続く橋のようなところが海水浴場になっていた。なるほど、どうやらここは館山でも最もポピュラーな海水浴場である沖ノ島公園であるようだ。
甲板に戻ってほどなく、エンジンが再始動した。戻るようだ。沖ノ島公園の陸側は自衛隊の基地になっている。その広大な敷地を右に見ながら、発着所である桟橋を目指して船がスピードを上げる。
だが、単に船が移動するだけではそろそろ子ども達も飽きてきたらしい。次女などは、甲板上の箱状の突起を舞台に見たてて保育園で習ったと思しき踊りを始めてしまった。こらっ、ジャンプは危ないって！
甲板上で踊り出しちゃった次女（ブレぎみなので拡大なし）
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/100sec, F4.5, ISO100)
また遠洋船のドッグの前を通り、15分程度の航海で桟橋まで戻ってきた。ウチはたまたま乗り降りステップの近くにいたのだが、桟橋に近づくにつれて、何組かの家族がワラワラとそこに近づいてきた。ええ？そんなに早く降りたいの？5組20人ちょいくらいしか乗ってないのに。
接舷する。目測を誤り、逆側の舷に群がっていた家族が慌てて寄ってくる。ああ、うちは子ども小さいから後でいいか、なんて思ってたら、一番近くにいた長女がスルスルとステップの方に歩き出てしまった。しかも愛想がいいから「おじさんお願いまーす！」なんて言って手助けしてもらってさっさと降りてしまった。しょうがないので俺も次女を抱きかかえて降りた。
降りたところにモニュメントみたいのがあったので、家族で記念撮影に興じていたら、ポツポツとまた降ってきた。ああ、それで早く降りたかったのかな。
ところがそんな時に限って、また次女がムスクれモードになってしまった。桟橋の歩道脇に座って、杭を太鼓のように叩いたり訳のわからん行動をして、呼びかけても動こうとしない。記念撮影時の何かが気に食わなかったのか。
...ああっ、また嫁さんは放置モードかよっ！
仕方がないので、俺が横について何とかなだめて連れて行こうと試みる。もう桟橋をずっと抱っこは勘弁です。
すると「アンパンマンがムニャムニャ」と、なんだかストーリー仕立ての独り言を言っているので、
「そうだ、りよこ、車戻ってアンパンマン見よっか！」
「アンパンマンっ！？」
急に踵を返して次女は先に歩いていた嫁さんと長女を追いかけて走り始めた。やれやれ。作戦成功か。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/250sec, F4.5, ISO100)
さて、車に乗ったら宿に向かう。え？次女のアンパンマンは「なあなあ」な感じで (^_^;。
土曜は久々に代々木でバンドリハーサルだったが、近くで神宮花火大会とやらがあったそうで、スタジオ下の交差点が帰る人でうじゃうじゃしてて卒倒しそうになった。幸い、いつもより遅い22時までのリハだったので、俺が帰るまでにはハケてて助かった。代々木はもともと、ホームとも言えるスタジオがあったところだ。違うスタジオとは言え、やはり落ち着く感じがするな。
そんなわけで、ガンガン活動した7月のバカンス日記の今さらアップを継続しよう。館山旅行記のパート2だ。
On the ship
(PentaxK-7, PentaxDA21mmLimitedF3.2, 1/125sec, F5.6, ISO100)
遊覧船を待つ間、その発着所の近くの浜で遊んで、長女も次女もびしょ濡れ＋砂まみれになってしまった。特に次女だ。
発券所のおじさんには、桟橋の中ほどの発着所までは、歩くと意外に時間がかかるから、早めに向かうよう言われていた。しかし、砂を払ったり、サンダルを履かせたりしていたら、どんどん時間が過ぎていく。そんな時に限ってまさかの次女グズる→嫁放置するのコンボ発動。おーい！そこは親が大人の対応するところだろ！
結局、一旦長女と桟橋まで進んでいた俺が戻って次女を抱きかかえて行くことになる。うわっ、びしょ濡れだ。だから放置しやがったな！
遊覧船の発車時間の2〜3分前に、辛うじて船まで辿り着いた。最近人懐っこさが加速している長女が「こんにちはー！おじさん！」なんて元気良く言うもんだから、体格のいい海の男達も「おー、ほら、お嬢ちゃん乗りな」ってな感じで手を引いて乗せてくれた。
俺たちの一家が乗り込んですぐに、遊覧船は発車した。俺たち以外にも、親子連れが4〜5組が乗っていた。幼稚園児から小学生くらいの子が多く、抱っこ紐で抱かれた乳飲み子もいたように記憶している。船底の窓がウリのこの船だが、移動中は何も見えないという。だから最初は甲板上に座って沖までの風景を楽しむことになる。
左側の岸に、巨大な船が見えてきた。ドッグに水揚げされてメンテ中のようだが、遠洋船だろうか。なかなか迫力がある。それより子ども達は海の上を移動しているということ自体が楽しいらしく、巨大船とは反対側の手すりに掴まって「すごーい」なんて騒いでいる。確かに、長女は以前伊豆で船に乗ったことがあるが、今の次女より小さい時だったからもう忘れているだろう。
そんなうちに、他の家のもっと大きい子ども達は甲板上に座っているのが飽きたらしく、窓のある船底の方へ降りて行っていた。しばらくして、うちの子ども達もベンチの上でジャレ合いだして、一触即発な感じ (^_^;になってきた。これは場所を変えた方がいいな！
ブリッジに入ってすぐ、操縦席の脇の螺旋階段のようになっているところを下ると船底に出る。確かに、ずらっと窓が設置されていて、エメラルドグリーンに光っている。しかし、船員が言っていた通り移動中は海底までの距離があって何も見えない。
大きい子達はそれを見てまた甲板に戻ったりしていたが、うちはまた抱っこして上がらないといけないし、ヘタに動いて酔ったらイヤなので、停泊ポイントまでおとなしくしていることにした。
窓を備えた船底（拡大はなし）
(PentaxK-7, PentaxDA15mmLimitedF4, 1/20sec, F4.0, ISO800)
それから5分くらいは航行しただろうか。また子ども達が飽きてきて不穏な空気が漂い始めた頃、エンジン音がゆるくなって、うっすら海底が見えてきた。どうやら停泊ポイントに着いたらしい。
「あーほら見える見える！」
他の家のオトーサンが大げさに子ども達に言っている。
そこからユラユラするようにして浅瀬を移動するようだ。海底は見えても、なかなか魚は見えない。しかも、天気が芳しくないので、少々暗いようだ。しばらくユラユラしているとちらほら小さな魚が横切った。
「わーー！お魚だ！！！」「ねえパーパ！見える？見えるね？」
大人にとってはフーン、って感じでも、子ども達は大興奮だ。そのうち、それなりの魚群もやってきて、窓の横を並走したりしていた。
まあそれでも、水族館に比べるとかなりショボくて、船内に飾られているような美しい写真は望めるものではなかった。オイ、写真、ほんとにこの船から撮ったもんか？ダイビングで撮ったんじゃあるまいな？晴れてたらもっといい色出たのかな。
それでもやっぱり子ども達にとっては、船に乗るという体験ができて、水族館のような「飾られた」空間ではなく、本物の海を泳ぐ魚を見せられたのは良かったかな。
見てー！
(PentaxK-7, PentaxDA15mmLimitedF4, 1/50sec, F5.6, ISO320)
「ユラユラモード」にも飽きて、子ども達と一緒に甲板に戻った。すると、すぐそばに島があった。そこから陸に続く橋のようなところが海水浴場になっていた。なるほど、どうやらここは館山でも最もポピュラーな海水浴場である沖ノ島公園であるようだ。
甲板に戻ってほどなく、エンジンが再始動した。戻るようだ。沖ノ島公園の陸側は自衛隊の基地になっている。その広大な敷地を右に見ながら、発着所である桟橋を目指して船がスピードを上げる。
だが、単に船が移動するだけではそろそろ子ども達も飽きてきたらしい。次女などは、甲板上の箱状の突起を舞台に見たてて保育園で習ったと思しき踊りを始めてしまった。こらっ、ジャンプは危ないって！
甲板上で踊り出しちゃった次女（ブレぎみなので拡大なし）
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/100sec, F4.5, ISO100)
また遠洋船のドッグの前を通り、15分程度の航海で桟橋まで戻ってきた。ウチはたまたま乗り降りステップの近くにいたのだが、桟橋に近づくにつれて、何組かの家族がワラワラとそこに近づいてきた。ええ？そんなに早く降りたいの？5組20人ちょいくらいしか乗ってないのに。
接舷する。目測を誤り、逆側の舷に群がっていた家族が慌てて寄ってくる。ああ、うちは子ども小さいから後でいいか、なんて思ってたら、一番近くにいた長女がスルスルとステップの方に歩き出てしまった。しかも愛想がいいから「おじさんお願いまーす！」なんて言って手助けしてもらってさっさと降りてしまった。しょうがないので俺も次女を抱きかかえて降りた。
降りたところにモニュメントみたいのがあったので、家族で記念撮影に興じていたら、ポツポツとまた降ってきた。ああ、それで早く降りたかったのかな。
ところがそんな時に限って、また次女がムスクれモードになってしまった。桟橋の歩道脇に座って、杭を太鼓のように叩いたり訳のわからん行動をして、呼びかけても動こうとしない。記念撮影時の何かが気に食わなかったのか。
...ああっ、また嫁さんは放置モードかよっ！
仕方がないので、俺が横について何とかなだめて連れて行こうと試みる。もう桟橋をずっと抱っこは勘弁です。
すると「アンパンマンがムニャムニャ」と、なんだかストーリー仕立ての独り言を言っているので、
「そうだ、りよこ、車戻ってアンパンマン見よっか！」
「アンパンマンっ！？」
急に踵を返して次女は先に歩いていた嫁さんと長女を追いかけて走り始めた。やれやれ。作戦成功か。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/250sec, F4.5, ISO100)
さて、車に乗ったら宿に向かう。え？次女のアンパンマンは「なあなあ」な感じで (^_^;。
nobilesの投稿(17:15:28-2013-08-18) -
カテゴリ: Travel
コメント
No comments yet
コメントを追加
トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)TrackBack URL
DISALLOWED (TrackBack)
メインページ
Calendar
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
NewEntries
最新COMMENTS
■20-07-11 21:47>ああ、あのeh
■20-07-10 01:07>そうです、予
■20-07-09 22:36>あっ、ショー
■20-07-06 07:27>50-34のチェ�
■18-01-05 00:53>おやこれはぱ
■18-01-04 23:56>手出しちゃっ
■15-07-27 23:21>おっと、今か
■15-07-22 11:40>良質な小説読
■15-02-21 09:29>おや、どなた
■15-02-20 08:05>ほー、勉強に
カテゴリ
- All
- Bicycle
- Breast Cancer
- Change Job
- Formula-One
- Gourmet
- Injury
- Mac
- Main
- Monaco
- Music
- Peugeot
- Photo
- Travel
Archives
My Links
NOBILES Web検索
プロフィール
RSS対応
RSS v2.0
RSS v0.91
RSS v1.0
管理
管理室へ携帯用ブログ
携帯用URL