NOBILES Days
Jump to navigationShe picked sea shells by the seashore
何度も書いてる気がするが、去年の春に11匹買ったメダカのうち、8匹は最初の2ヶ月で死んだ。だが、残った3匹は逞しく1年以上にわたって新しい命を生み出しながら生きながらえてきた。だが、そのうちの最後のオスが先日亡くなった。
そして、残ったメス2匹のうちの1匹がついに死んだ。最近、水槽の端の方でボケーっとしていることが多かったので危ないな、と思っていた。だが、先日のオスは明らかにおかしくなって底で息をついたり、立ち泳ぎのようなのをしたりしても2日くらい生きたが、今度は結構サドンデスだった。前日ちょっと斜めになってない？とは思ってたけど。嫁さんの実家にしばらくいて戻ってきたら、縦になって浮いて動かなくなっていた。オスは沈んで死んでいたけど、何が違うんだろうね。
長くいただけに、結構寂しい。子ども達にも亡骸を見せて、お別れを言わせた。「悲しいねぇ」なんて2歳児も口にしていた。恭しく庭に葬った。
これで、初期メンバーはとうとうメス1匹になってしまった。
そのメスは、こんな30度を超える気温でも卵をぶら下げて泳いでるくらい、とにかくガンガン卵を産んできた「ビッグマザー」だ。死んだメスがほとんど卵をぶら下げた姿を見なかったことを考えると、今水槽にいるジュニア世代5匹は全部このビッグマザーの子どもじゃなかろうか。新しい世代達がまた子孫を増やしてくれるかどうか。期待して見守りたい。
...なんて書いてたら、今日また生まれたての稚魚が泳いでいるのを見つけた。親が食う前に救出してまたバケツで育てることにした。ビッグマザー、まだまだ子孫が増えそうだな！
さて、今さらながらの、7月のバカンス日記の続き。メインイベントの泊まり旅行についてだ。
The Ocean
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/320sec, F5.0, ISO100)
この7月バカンスで泊まりの旅行に行こうと決めたのは、意外にも直前だった。言い訳をすれば、結構直前まで仕事が忙しくてそれどころでなかったという事情はあるが、3週間前になって慌てて調べて予約をとった。
ハナから遠くへ行く気はなかった。子ども達のことを考えたら移動時間は最小にしたかったし、そもそも俺は渋滞とか人混みとかが大嫌いだ (^_^;。昨年訪れて、家族連れにはかなり満足度の高かった宿を再訪することも考えた。鴨川シーワールドに連れて行くのもいいと思ったし。だが、残念ながら空室がなかった。
そこで、同じ千葉でももっと先端の館山に行ってみようと思い立った。嫁さんの妹さんは、かつて旅行会社に勤務していたのだが、オススメの宿があるというので、調べてみたら空室があった。迷わず予約をとった。
泊まる場所を決めてから、遊びを決める。調べてみると、船の底に窓を備えていて、海の魚などを観察できる遊覧船があるようだ。また、宿の前は海水浴場になっているようだ。これらの海の遊びを中心に楽しむことにした。
前日の予報では芳しくなかった天気だが、まあ曇ってはいるがなんとか降らずにもっている。
さあ、家族揃って車に乗って出かける。昼飯を最初のターゲットにしたので、前日のブルーベリー狩りより余裕があった。館山は、特に高速道路を使えば意外と近いのだ。レジャーなのに、そこに行くまでに疲れるなんてバカげてる。
館山自動車道は君津を過ぎる頃までは複々線で相当快適だが、その先は片側1車線に減るので、遅い車がいると一発で詰まる。それでも、その車のスピードでは流れるので、スムースだ。気づくと、ナビによる予定到着時刻が、予想より20分も早くなっている。昼飯の店の前で待つのもなんなので、途中のインターで降りて下道で行くことにした。
早速海が見える。漁港を横に見ながら南下して行く。すると、なんだか見たことのある風景になってきた。そういや、高校の部活の春合宿で来ていた民宿がその辺りだった。ほとんど記憶どおりで変化がない風景にビックリした。
運転の後に調べてみたら、まだその民宿は現存した。「三兵衛」といういかにも民宿然とした名前なのだが、当て字で「Sun-Bay」なんて英語を併記していてなかなかアナーキーだ。ホームページに施設の写真が載っていたが、全然変わってない (^_^;。
そんな懐かし気分も味わいながら、海沿いを進むと、歩道を水着を着た若者達が大挙して歩いているのを見かけた。この日は7月の平日だ。そうか、中学だか高校だかの授業で海水浴をしたんだな？すげぇな。
そうして、館山に着く。海水浴場付近は結構車の出入りが激しく、渋滞状態になる。お祭りが近いらしく、練習していたと思しきお祭り的服装の人も見える。渋滞が嫌いな俺でも、なんかこういう風景を見てると楽しくなってくる。
館山駅の横を過ぎ小さな川を渡ったところで左折し、少し行くと、結構年代物の建物が見えてきた。ひとまずの目的地であるイタリアンの店だ。
オステリア・ベッカフィーコという。
どうせ夕食は、宿が「和・海鮮」で大量に攻めてくるだろうから、ランチはパスタとかがいいかな、と思って探していた中で、店長がプジョー306に乗っているのが決め手になり (^_^;、ここにした。
建物は古いが、店自体はオープン10年くらいだそうで、内装は結構綺麗だった。壁には絵なんか飾られて、落ち着いた雰囲気だ。
パスタ2つを大盛りにして、家族で分けることにした。片方がトマトソース、片方がオリーブオイルにした。
オリーブオイルのパスタ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO400)
トマトソースのパスタ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO640)
トマトソースの方は、地魚のパスタということで、サワラが入っていた。さすが新鮮でイキの良さが感じられた。オリーブオイルの方のキャベツも甘くて弾力があった。千葉なら魚も野菜もばっちりだ。子ども達は、少し香草の匂いでクセのあるトマトソースより、甘いキャベツのオリーブオイルの方をガンガン食べていた。
あー、ワイン飲みてぇ。でも、まだ運転がある。やむなく、熱いコーヒーでごまかして昼食を〆ると、次の目的地へ向かうことにする。
次は、海中遊覧船だ。実は、この店からすぐのところが発着所なのだが、荒天の場合はもう少し離れたところから発着だというので、少し時間に余裕を持って昼食を摂ったのだ。降ってはいないが天気がいいとは言えなかったので、一応電話してみた。通常の発着所からということだった。むぅ、そうすると時間が余っちゃうな。
とは言え、いつまでも店の駐車場に留まるのも申し訳ないので、とりあえず発着所に向かった。先ほど「左折」したところまで出てくると、海に桟橋がある。ここが発着所だ。車で1分足らずで着いてしまった。
この遊覧船はインターネットで事前予約しておくと、結構割引になる。プレハブの発券所で予約名を言って発行してもらう。
「ちなみに…子ども料金は小学生以上だけですよね？」
「え…あー、ホントは未就学児料金ってのもあるんですけどね」
あれ？サイトにはそんなこと書いてなかったんだけどな。
「あれ、そうなんですか？おいくらになるんですか？」
「いや、いいです。それはサイトの不備なんで、サービスさせてもらってます」
えええ？そんなんでいいの (^_^;？まあ、いいと言うのでお言葉に甘えさせてもらった。
それでもまだ時間があるが、ちょうど発着所の駐車場の目の前は浜辺になっていた。俺が発券所に行っている間に、子ども達が勝手に遊び始めていた。
実は次女はこれが初めての海だ。裸足になって入って行った長女の後をついて、次女もズンズン入って行った。が、姉妹でお揃いワンピースの裾を上げて濡れないようにしている長女に対し、次女は何も気にせずバシャバシャ歩いているのでどんどん服が濡れていく。
「ママー、貝殻があるよー！」
長女が貝殻を拾うと、次女もかがんで手を海に手を突っ込んで探し始める。あーーー、スカートとおしめが濡れてるよ！
「カイガラだよー」
...石、じゃないかな？
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/1250sec, F1.8, ISO100)
しかしこの場所、相当遠浅らしく、20mくらい先に立っていたおじさんが、膝までしか浸かっていなかった。結構透明度も高く、晴れていたらさぞかし綺麗だったろうなぁ、という感じだ。
貝殻を拾った長女が大事そう〜にそれらを握りしめている。そこに嫁さんが「きーちゃん、貝殻を乾かしてから耳当てると、海の音が聞こえるんだよ」なんて言ったものだから、「えー、楽しみー」なんて言ってますますプレミアム度が上がってしまったようだ。
つづく。
そして、残ったメス2匹のうちの1匹がついに死んだ。最近、水槽の端の方でボケーっとしていることが多かったので危ないな、と思っていた。だが、先日のオスは明らかにおかしくなって底で息をついたり、立ち泳ぎのようなのをしたりしても2日くらい生きたが、今度は結構サドンデスだった。前日ちょっと斜めになってない？とは思ってたけど。嫁さんの実家にしばらくいて戻ってきたら、縦になって浮いて動かなくなっていた。オスは沈んで死んでいたけど、何が違うんだろうね。
長くいただけに、結構寂しい。子ども達にも亡骸を見せて、お別れを言わせた。「悲しいねぇ」なんて2歳児も口にしていた。恭しく庭に葬った。
これで、初期メンバーはとうとうメス1匹になってしまった。
そのメスは、こんな30度を超える気温でも卵をぶら下げて泳いでるくらい、とにかくガンガン卵を産んできた「ビッグマザー」だ。死んだメスがほとんど卵をぶら下げた姿を見なかったことを考えると、今水槽にいるジュニア世代5匹は全部このビッグマザーの子どもじゃなかろうか。新しい世代達がまた子孫を増やしてくれるかどうか。期待して見守りたい。
...なんて書いてたら、今日また生まれたての稚魚が泳いでいるのを見つけた。親が食う前に救出してまたバケツで育てることにした。ビッグマザー、まだまだ子孫が増えそうだな！
さて、今さらながらの、7月のバカンス日記の続き。メインイベントの泊まり旅行についてだ。
The Ocean
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/320sec, F5.0, ISO100)
この7月バカンスで泊まりの旅行に行こうと決めたのは、意外にも直前だった。言い訳をすれば、結構直前まで仕事が忙しくてそれどころでなかったという事情はあるが、3週間前になって慌てて調べて予約をとった。
ハナから遠くへ行く気はなかった。子ども達のことを考えたら移動時間は最小にしたかったし、そもそも俺は渋滞とか人混みとかが大嫌いだ (^_^;。昨年訪れて、家族連れにはかなり満足度の高かった宿を再訪することも考えた。鴨川シーワールドに連れて行くのもいいと思ったし。だが、残念ながら空室がなかった。
そこで、同じ千葉でももっと先端の館山に行ってみようと思い立った。嫁さんの妹さんは、かつて旅行会社に勤務していたのだが、オススメの宿があるというので、調べてみたら空室があった。迷わず予約をとった。
泊まる場所を決めてから、遊びを決める。調べてみると、船の底に窓を備えていて、海の魚などを観察できる遊覧船があるようだ。また、宿の前は海水浴場になっているようだ。これらの海の遊びを中心に楽しむことにした。
前日の予報では芳しくなかった天気だが、まあ曇ってはいるがなんとか降らずにもっている。
さあ、家族揃って車に乗って出かける。昼飯を最初のターゲットにしたので、前日のブルーベリー狩りより余裕があった。館山は、特に高速道路を使えば意外と近いのだ。レジャーなのに、そこに行くまでに疲れるなんてバカげてる。
館山自動車道は君津を過ぎる頃までは複々線で相当快適だが、その先は片側1車線に減るので、遅い車がいると一発で詰まる。それでも、その車のスピードでは流れるので、スムースだ。気づくと、ナビによる予定到着時刻が、予想より20分も早くなっている。昼飯の店の前で待つのもなんなので、途中のインターで降りて下道で行くことにした。
早速海が見える。漁港を横に見ながら南下して行く。すると、なんだか見たことのある風景になってきた。そういや、高校の部活の春合宿で来ていた民宿がその辺りだった。ほとんど記憶どおりで変化がない風景にビックリした。
運転の後に調べてみたら、まだその民宿は現存した。「三兵衛」といういかにも民宿然とした名前なのだが、当て字で「Sun-Bay」なんて英語を併記していてなかなかアナーキーだ。ホームページに施設の写真が載っていたが、全然変わってない (^_^;。
そんな懐かし気分も味わいながら、海沿いを進むと、歩道を水着を着た若者達が大挙して歩いているのを見かけた。この日は7月の平日だ。そうか、中学だか高校だかの授業で海水浴をしたんだな？すげぇな。
そうして、館山に着く。海水浴場付近は結構車の出入りが激しく、渋滞状態になる。お祭りが近いらしく、練習していたと思しきお祭り的服装の人も見える。渋滞が嫌いな俺でも、なんかこういう風景を見てると楽しくなってくる。
館山駅の横を過ぎ小さな川を渡ったところで左折し、少し行くと、結構年代物の建物が見えてきた。ひとまずの目的地であるイタリアンの店だ。
オステリア・ベッカフィーコという。
どうせ夕食は、宿が「和・海鮮」で大量に攻めてくるだろうから、ランチはパスタとかがいいかな、と思って探していた中で、店長がプジョー306に乗っているのが決め手になり (^_^;、ここにした。
建物は古いが、店自体はオープン10年くらいだそうで、内装は結構綺麗だった。壁には絵なんか飾られて、落ち着いた雰囲気だ。
パスタ2つを大盛りにして、家族で分けることにした。片方がトマトソース、片方がオリーブオイルにした。
オリーブオイルのパスタ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO400)
トマトソースのパスタ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO640)
トマトソースの方は、地魚のパスタということで、サワラが入っていた。さすが新鮮でイキの良さが感じられた。オリーブオイルの方のキャベツも甘くて弾力があった。千葉なら魚も野菜もばっちりだ。子ども達は、少し香草の匂いでクセのあるトマトソースより、甘いキャベツのオリーブオイルの方をガンガン食べていた。
あー、ワイン飲みてぇ。でも、まだ運転がある。やむなく、熱いコーヒーでごまかして昼食を〆ると、次の目的地へ向かうことにする。
次は、海中遊覧船だ。実は、この店からすぐのところが発着所なのだが、荒天の場合はもう少し離れたところから発着だというので、少し時間に余裕を持って昼食を摂ったのだ。降ってはいないが天気がいいとは言えなかったので、一応電話してみた。通常の発着所からということだった。むぅ、そうすると時間が余っちゃうな。
とは言え、いつまでも店の駐車場に留まるのも申し訳ないので、とりあえず発着所に向かった。先ほど「左折」したところまで出てくると、海に桟橋がある。ここが発着所だ。車で1分足らずで着いてしまった。
この遊覧船はインターネットで事前予約しておくと、結構割引になる。プレハブの発券所で予約名を言って発行してもらう。
「ちなみに…子ども料金は小学生以上だけですよね？」
「え…あー、ホントは未就学児料金ってのもあるんですけどね」
あれ？サイトにはそんなこと書いてなかったんだけどな。
「あれ、そうなんですか？おいくらになるんですか？」
「いや、いいです。それはサイトの不備なんで、サービスさせてもらってます」
えええ？そんなんでいいの (^_^;？まあ、いいと言うのでお言葉に甘えさせてもらった。
それでもまだ時間があるが、ちょうど発着所の駐車場の目の前は浜辺になっていた。俺が発券所に行っている間に、子ども達が勝手に遊び始めていた。
実は次女はこれが初めての海だ。裸足になって入って行った長女の後をついて、次女もズンズン入って行った。が、姉妹でお揃いワンピースの裾を上げて濡れないようにしている長女に対し、次女は何も気にせずバシャバシャ歩いているのでどんどん服が濡れていく。
「ママー、貝殻があるよー！」
長女が貝殻を拾うと、次女もかがんで手を海に手を突っ込んで探し始める。あーーー、スカートとおしめが濡れてるよ！
「カイガラだよー」
...石、じゃないかな？
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/1250sec, F1.8, ISO100)
しかしこの場所、相当遠浅らしく、20mくらい先に立っていたおじさんが、膝までしか浸かっていなかった。結構透明度も高く、晴れていたらさぞかし綺麗だったろうなぁ、という感じだ。
貝殻を拾った長女が大事そう〜にそれらを握りしめている。そこに嫁さんが「きーちゃん、貝殻を乾かしてから耳当てると、海の音が聞こえるんだよ」なんて言ったものだから、「えー、楽しみー」なんて言ってますますプレミアム度が上がってしまったようだ。
つづく。
nobilesの投稿(23:39:15-2013-08-16) -
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