NOBILES Days
Jump to navigationWe enjoyed the open bath, and they drank our blood
某SNSで呟き済みだが、先週金曜は久々に会社の人達と飲みに行き、広島焼きを食った。広島出身の先輩が美味い、と言っていただけあって、本当に美味かった。酒が進むと、普段は話さない本音が出てくる。やっぱりたまにはこういう機会を作らないとダメだな。
二次会でこれも久々にカラオケに行った。歌うのは大好きなんでね。いつものように大声出して、大いにストレスを発散した。
今週はセミナー的なものばかりで、様子の違う1週間になりそうだ。
おや？なんか普通のブログみたいなこと書いてるな (^_^;。
さて、もう1ヶ月前のことになっちゃったけど、ちゃんと完結しておこう。7月のバカンス日記。
宿のエントランス
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F2.5, ISO200)
遊覧船で海底散歩した後は、宿に向かうのみだ。
宿は遊覧船乗り場から車で15分弱のところだ。館山の西側にせり出した半島の北側海沿いにある。
さっき海側から見た自衛隊の基地の脇を通り、西に向かうと、ますます「海沿いの田舎」感が増す。信号もない小さな横道に入っていき、狭い住宅街の間を抜けると、正面の建物の間に海が見えた。そしてその建物こそ宿泊する宿だった。
「花しぶき」という。
建物は真新しいとは言えないが、いつぞやの宿のように崩れていたりはしない。...当たり前か。
15時チェックインにほぼ時刻通り到着した。
花しぶき外観
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/100sec, F9.0, ISO100)
駐車場まで行くとすぐに、ほうきを持ったおじさんが出てきて誘導してくれた。
「こんにちはー、おじさん！」
またまた愛想良く長女が挨拶する。
建物の海側にはオープンテラスになっていて、リラックスチェアが並んでいる。荷物を下ろしている間に、娘達が早速そこに登って飛び跳ねたりしはじめた。
「ほらー、行くぞー」
なんて言っていたら、案内係のおじさんが我が家の大量の荷物を持って玄関まで案内してくれた。これが普通だよねえ、エメラ○ド稲取さんよ。
エントランスにはのれんがかかり、緑に囲まれている。落ち着いているが、中へと人を誘う雰囲気がある。エントランスをくぐり、10mほど入ると、玄関に着く。その奥には海水浴の後に着替えたりシャワーを浴びたりするスペースがあった。
ロビーは広くはないが、寛げるソファが置かれ、海側にはさっき子ども達が登ったデッキがあった。窓が大きいから室内でも明るい。既に2〜3組ほどがチェックインの手続きをしていた。
チェックインを待つ間にも、居心地がいいから子ども達がはしゃいでロビー内を闊歩しはじめた。こらこら。幸い、地元産の柑橘系（柚子だったかな?）のジュースが出てきてお座りしたけど。
チェックインの間にも、スタッフがせっせと荷物を部屋に運んでくれた。某ホテルなんてこちらから言わなきゃ台車さえ出てこなかった。
オプションの家族風呂を使いたかったので尋ねると、直近の16時台の枠は既に埋まったという。到着から1時間、メシまで1時間の間隔が空く16時が風呂にはベストだと思ったが、考えることは皆同じらしい。仕方ないので17時からの1時間で予約した。
嫁さんと長女は可愛い浴衣をロビーで選んだ。男性もないのかなあ？ちょっと寂しい。ちなみに次女もまだ小さいからサイズがない。
さて、部屋に向かう。2階の部屋だ。オーシャンビュー！普通の部屋ではあるがまあまあ広いし、明るい。ビミョーにカビくさい気はしたが、掃除は行き届いていそうだ。案内してくれた女性も良く教育されて、恭しく指を立てて挨拶をし、言葉遣いもとても丁寧で、それでいて満面の笑顔（営業とは言え）なので好感が持てた。
さて、部屋で落ち着こうとするが、子ども達は散々浜辺で遊んで海水と砂にまみれている。特に次女が。
しかし、家族風呂の時間には依然2時間近くある。たまりかねて嫁さんは娘達を連れて大浴場にひとっ風呂浴びに行くことにした。
幸い大浴場は同じ階だった。俺は運転の疲れを癒すべく部屋で留守番することにした。
しばらくして、嫁さんが一人で戻ってきた。あ、あれ？どうしたの？
すると、娘2人はテンション上がっちゃって更衣室で遊び始めたらしく、放置してきたという。だーかーらー、そうなると俺が迎えに行くしかなくなるでしょ！慌てて部屋を出て風呂の方に行こうとすると、どうやら次女は嫁さんの後をついてきていたらしく、扉の近くまで来ていて「アレー、パパー？」なんて呑気に言うので、部屋に入れて長女の方へ行こうとしたら、今度は俺について来てしまった。こらこらーー。
風呂に向かう通路は、一旦建物の外を出て、1階の玄関の上あたりを通るのだが、もちろん屋根はあるし、下も板張りかなんかになっている。外側は緑豊かな庭園風にあしらってあってなかなか雰囲気がある。大風呂の自動扉のところまで来ると、長女もさすがに1人はまずいと思ったのか、スリッパを履いているところだった。先ほど選んだ黄色い浴衣に着替えていた。長女と次女を片手ずつ手をつないで部屋まで戻った。やれやれ。
それでもなお家族風呂までは1時間近くある。小雨がパラついていたので、俺1人で海の方まで撮影しに行った。まあ、子どもがいない分撮影に集中はできるが、天気が悪くて光がないので、海の方は全然絵にならなかった。そのかわり、宿周辺を撮った。
30分ほど撮影した後、部屋に戻ると、ようやく18時が近くなってきた。予約していた家族風呂の時間だ。
着替えを準備してロビーに行った。そこから係の人が案内してくれるのだが、何やら電話で話した後「すみません、少々お待ちください」と言う。前が長引いたんだろうな。
家族風呂は建物を出て、狭い市道の向かい側にある小さな建物だ。壁を隔てて2家族分あるようだ。
そこでまた次女のイヤイヤ病の発動だ。エントランス周辺のモニュメントなんかにいちいち反応して一向に歩きやしない。え？当然嫁さんは放置ですよ。
やっとこさ次女を連れて扉を開けて中に入ると、おお、風呂の上の屋根はガラスでかなり開放感がある。しかもちゃぶ台みたいのが置かれたリラックススペースもある。
係の人が出て行って、早速みんなで服を脱いでお湯に浸かる。うっ、蚊が多いっ！でも、お湯は心地良い。何より、曇っているとは言え、自然の光の中で寛げるのがいい。
家族風呂
(iPhone5, 1/24sec, F2.4, ISO50)
だが、蚊禍（かか？）は確実に我々を蝕んでいく。半身浴をしたいが、刺されるので肩まで浸かると熱い。うーむ。そんなうち、出たり入ったりして遊んでいた娘達は何箇所も刺されて大きな痕ができてしまった。
次女はそのうち飽きて、俺たちと一緒にちゃぶ台の方でゆっくりしていたが、長女はずっと風呂の周りで遊んでいた。そのうち、終了時間が来たので慌ただしく浴衣を着せて宿の建物に戻った。
部屋に戻ったらすぐに夕食の予約時間だ。ああ慌ただしい。まあ、エレベーターでフロアを1つ降りた目の前だけどね。
つづく。
二次会でこれも久々にカラオケに行った。歌うのは大好きなんでね。いつものように大声出して、大いにストレスを発散した。
今週はセミナー的なものばかりで、様子の違う1週間になりそうだ。
おや？なんか普通のブログみたいなこと書いてるな (^_^;。
さて、もう1ヶ月前のことになっちゃったけど、ちゃんと完結しておこう。7月のバカンス日記。
宿のエントランス
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F2.5, ISO200)
遊覧船で海底散歩した後は、宿に向かうのみだ。
宿は遊覧船乗り場から車で15分弱のところだ。館山の西側にせり出した半島の北側海沿いにある。
さっき海側から見た自衛隊の基地の脇を通り、西に向かうと、ますます「海沿いの田舎」感が増す。信号もない小さな横道に入っていき、狭い住宅街の間を抜けると、正面の建物の間に海が見えた。そしてその建物こそ宿泊する宿だった。
「花しぶき」という。
建物は真新しいとは言えないが、いつぞやの宿のように崩れていたりはしない。...当たり前か。
15時チェックインにほぼ時刻通り到着した。
花しぶき外観
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/100sec, F9.0, ISO100)
駐車場まで行くとすぐに、ほうきを持ったおじさんが出てきて誘導してくれた。
「こんにちはー、おじさん！」
またまた愛想良く長女が挨拶する。
建物の海側にはオープンテラスになっていて、リラックスチェアが並んでいる。荷物を下ろしている間に、娘達が早速そこに登って飛び跳ねたりしはじめた。
「ほらー、行くぞー」
なんて言っていたら、案内係のおじさんが我が家の大量の荷物を持って玄関まで案内してくれた。これが普通だよねえ、エメラ○ド稲取さんよ。
エントランスにはのれんがかかり、緑に囲まれている。落ち着いているが、中へと人を誘う雰囲気がある。エントランスをくぐり、10mほど入ると、玄関に着く。その奥には海水浴の後に着替えたりシャワーを浴びたりするスペースがあった。
ロビーは広くはないが、寛げるソファが置かれ、海側にはさっき子ども達が登ったデッキがあった。窓が大きいから室内でも明るい。既に2〜3組ほどがチェックインの手続きをしていた。
チェックインを待つ間にも、居心地がいいから子ども達がはしゃいでロビー内を闊歩しはじめた。こらこら。幸い、地元産の柑橘系（柚子だったかな?）のジュースが出てきてお座りしたけど。
チェックインの間にも、スタッフがせっせと荷物を部屋に運んでくれた。某ホテルなんてこちらから言わなきゃ台車さえ出てこなかった。
オプションの家族風呂を使いたかったので尋ねると、直近の16時台の枠は既に埋まったという。到着から1時間、メシまで1時間の間隔が空く16時が風呂にはベストだと思ったが、考えることは皆同じらしい。仕方ないので17時からの1時間で予約した。
嫁さんと長女は可愛い浴衣をロビーで選んだ。男性もないのかなあ？ちょっと寂しい。ちなみに次女もまだ小さいからサイズがない。
さて、部屋に向かう。2階の部屋だ。オーシャンビュー！普通の部屋ではあるがまあまあ広いし、明るい。ビミョーにカビくさい気はしたが、掃除は行き届いていそうだ。案内してくれた女性も良く教育されて、恭しく指を立てて挨拶をし、言葉遣いもとても丁寧で、それでいて満面の笑顔（営業とは言え）なので好感が持てた。
さて、部屋で落ち着こうとするが、子ども達は散々浜辺で遊んで海水と砂にまみれている。特に次女が。
しかし、家族風呂の時間には依然2時間近くある。たまりかねて嫁さんは娘達を連れて大浴場にひとっ風呂浴びに行くことにした。
幸い大浴場は同じ階だった。俺は運転の疲れを癒すべく部屋で留守番することにした。
しばらくして、嫁さんが一人で戻ってきた。あ、あれ？どうしたの？
すると、娘2人はテンション上がっちゃって更衣室で遊び始めたらしく、放置してきたという。だーかーらー、そうなると俺が迎えに行くしかなくなるでしょ！慌てて部屋を出て風呂の方に行こうとすると、どうやら次女は嫁さんの後をついてきていたらしく、扉の近くまで来ていて「アレー、パパー？」なんて呑気に言うので、部屋に入れて長女の方へ行こうとしたら、今度は俺について来てしまった。こらこらーー。
風呂に向かう通路は、一旦建物の外を出て、1階の玄関の上あたりを通るのだが、もちろん屋根はあるし、下も板張りかなんかになっている。外側は緑豊かな庭園風にあしらってあってなかなか雰囲気がある。大風呂の自動扉のところまで来ると、長女もさすがに1人はまずいと思ったのか、スリッパを履いているところだった。先ほど選んだ黄色い浴衣に着替えていた。長女と次女を片手ずつ手をつないで部屋まで戻った。やれやれ。
それでもなお家族風呂までは1時間近くある。小雨がパラついていたので、俺1人で海の方まで撮影しに行った。まあ、子どもがいない分撮影に集中はできるが、天気が悪くて光がないので、海の方は全然絵にならなかった。そのかわり、宿周辺を撮った。
30分ほど撮影した後、部屋に戻ると、ようやく18時が近くなってきた。予約していた家族風呂の時間だ。
着替えを準備してロビーに行った。そこから係の人が案内してくれるのだが、何やら電話で話した後「すみません、少々お待ちください」と言う。前が長引いたんだろうな。
家族風呂は建物を出て、狭い市道の向かい側にある小さな建物だ。壁を隔てて2家族分あるようだ。
そこでまた次女のイヤイヤ病の発動だ。エントランス周辺のモニュメントなんかにいちいち反応して一向に歩きやしない。え？当然嫁さんは放置ですよ。
やっとこさ次女を連れて扉を開けて中に入ると、おお、風呂の上の屋根はガラスでかなり開放感がある。しかもちゃぶ台みたいのが置かれたリラックススペースもある。
係の人が出て行って、早速みんなで服を脱いでお湯に浸かる。うっ、蚊が多いっ！でも、お湯は心地良い。何より、曇っているとは言え、自然の光の中で寛げるのがいい。
家族風呂
(iPhone5, 1/24sec, F2.4, ISO50)
だが、蚊禍（かか？）は確実に我々を蝕んでいく。半身浴をしたいが、刺されるので肩まで浸かると熱い。うーむ。そんなうち、出たり入ったりして遊んでいた娘達は何箇所も刺されて大きな痕ができてしまった。
次女はそのうち飽きて、俺たちと一緒にちゃぶ台の方でゆっくりしていたが、長女はずっと風呂の周りで遊んでいた。そのうち、終了時間が来たので慌ただしく浴衣を着せて宿の建物に戻った。
部屋に戻ったらすぐに夕食の予約時間だ。ああ慌ただしい。まあ、エレベーターでフロアを1つ降りた目の前だけどね。
つづく。
nobilesの投稿(23:28:00-2013-08-26) -
カテゴリ: Travel
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