NOBILES Days
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先日、チャリのタイヤを交換した。前回換えた時からちょうど1年半で4800km走った。これまで4回換えたが、どれも無計画で、うち3回は走行中に穴が空いて走行不能になるまで酷使したので、今回は距離の記録をつけつつ、表面も注視してタイミングを計った。既にタイヤ表面の繊維のほころびが始まっていたので、いつ穴が空いてもおかしくない状態と判断した。
しかし、良く走ったもんだ。いやもう、ローカル線の本数の少なさと混雑ぶりがイヤで、多少の雨でもチャリ強行したからな。
今度のタイヤは何kmくらい走れるかな。
さて、1ヶ月前のバカンス日記、とっとと終らせに行こう！
伊勢エビ！
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/50sec, F2.5, ISO800)
さて、夕食である。食事処に入るとすぐに、かなり大きな生簀がある。50cmクラスの大きな魚も泳いでいる。
「わー！でっかいねー！」「でっかいネー」
娘達も口々に驚いている。
席に向かう途中、嫁さんが「あれっ？」という感じで、客の1人である、若い女性に挨拶をしていた。知り合いかと思ったら、大浴場で子ども達が遊んでしまって自分の身体を洗えなくて困っていたら、その女性が子ども達と遊んでくれたのだそうだ。長女も「おねえさん、こんばんはー！」なんて調子がいい。
さて、通されたのは一番奥の方の席で、残念ながら海側ではなかった。他の家族とは、一応低い柵で区切ってあり、廊下にあたるところとの境には簾も下りているが、個室ではない。
ちょうど日が沈む時間で、段々暗くなっていくのは良かったが、何より天気があまり良くないので夕日は見えない。まあどうせ窓側じゃないんだけど。
給仕担当は、部屋まで案内してくれた女性だった。また満面の笑顔で恭しく4つ指を立てて挨拶してくれた。
お品書きは料理長が筆で書いたという。ちゃんと俺の苗字が書いてあるからちゃんと書いてるんだろう。こういうのってテンション上がるよね。
食前酒として前菜と一緒に置かれた梅酒で嫁さんと乾杯した。そうしたらもちろん子ども達も水の入ったコップで乾杯参戦した。前菜は、野菜がいかにも活きがいい。そしてさすが館山、「ながらみ」もプリプリと肉厚だ。
前菜
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO320)
子ども達には、お子様ランチ的なものが用意されていた。エビフライやらハンバーグやら、なかなか豪華だったのだが、やっぱり甘い果物類からもりもり食ってしまうのだった。
で、親が前菜を食べ終わるかどうかあたりでもう飽きてしまうんである。それで「パーパ、大きなお魚さん見に行きたい」なんて始まるわけだ。
しょうがないので自分のメシを中断して生簀まで連れて行く。すると、その途中に座っている「お風呂のお姉さん」にわざわざ長女がちょっかいを出す。
コラー、とか言いながら生簀まで来ると、今度は抱っこしないと見えない、となる。重いが2人抱えて魚を見せる。巨大なカレイが「何事？」って感じでこちらを一瞥する。
しばらく見てから席に戻るが、もう娘達は食う気がないので遊びたくてしょうがないようだ。しまった、暇つぶしを持ってこなかったのは超ミスジャッジだった。
そのうち、他の席との境の柵に乗っかったり、簾をいじったりしはじめた。
コラーーー！（拡大なし）
(iPhone5, 1/15sec, F2.4, ISO500)
すると、女将さんが来て、「あらあら、危ないから、これ結ぼうねー」なんて言って簾を結んで触れないようにした。
ここで終わったらちょっと冷たい感じだが、女将さん、それから横の棚のところに行ったと思ったら、落書き帳と色鉛筆を持って来てくれた。
これはありがたい。2人ともすぐにお絵描きに夢中になり、俺たちも食事に集中できるようになった。
食事の方は、さすが海鮮がウリだけあって、お造りはこんもりと豪華に盛り付けられたものがやってきた。先ほどの手書きメニューの他に、お造り専用のメニューもついていた。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO400)
そしてメインは伊勢エビの鍋だ。大きな伊勢エビ1匹をばっつりと縦に2分し、2人で食べる。「夏のトマト鍋」とのことで、ちょっと酸味が利いていてモダンな感じだった。また、鍋としてお約束で、最後にご飯を入れて、カレー風味にして雑炊にしてくれた。
デザートにはドラゴンフルーツが出てきた。酸味が涼しげに感じた。
それでも、前半子どもに気をとられたので、食事としては「あれっ、もう終わっちゃった？」という感じだった。こういう時は子どもの暇つぶしを忘れちゃいかん、という教訓である。
食事を終えて部屋に戻ると、布団が敷いてあった。また子ども達のテンションが上がっちゃってバタバタ騒ぐ。また汗をかく。それで、さっきは大浴場に行かなかった俺が長女を連れて行くことにした。男風呂だからちょっと心配だが、まあ、安くはない宿だから大丈夫だろうと。
大浴場は、洗い場が6つくらいあったかな。さほど広くはない。中風呂は檜と思われる浴槽で、ベランダのように露天になっている方はゴツゴツした岩場風になっていた。
俺達が入った時には、小学生3年生くらいの親子連れと、おじさん1人がいた。
もう先ほど家族風呂で身体は洗ったので、シャワーでさっと流してすぐに中風呂に浸かる。だが、ちょっと湯は熱めだったので、長女はすぐにザバッと上がると、浴槽の縁に立って、なんだかメルヘンチックな即興のお話を始めた。勝手にやらせることにして、俺はのんびり浸からせてもらうことにした。
すると、長女は同じく湯船にいた親子連れに近づいて行くと、年上と思われるその男の子にちょっかいを出し始めた。こらこら、ここは男湯なんだからおとなしくしてなさい！むしろ男の子の方が戸惑ってしまっている。
そのうち、親子連れは上がって、露天のおじさんだけになった。そうしたら、長女は今度はおじさんの方へ行くと「おじさん、こんにちはー！」なんて始めた。こらこらーー！
あがると、脱衣所に先ほどの親子がまだいた。
「明日は海水浴しようねー」なんて長女に話していたら、そのオトーサンが「あの、海水浴ってできるんですか？」なんて話しかけてきた。
あー、男湯に女の子連れて来ることに目くじら立てる神経質な人だったらどうしよう、と思ったけど、全然大丈夫だったようで、少し安心した。
風呂から上がって、嫁さんと少し晩酌していると、子ども達は布団に突っ伏して寝始めた。俺達もほろ酔いのうちに早めに就寝した。
つづく。
しかし、良く走ったもんだ。いやもう、ローカル線の本数の少なさと混雑ぶりがイヤで、多少の雨でもチャリ強行したからな。
今度のタイヤは何kmくらい走れるかな。
さて、1ヶ月前のバカンス日記、とっとと終らせに行こう！
伊勢エビ！
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/50sec, F2.5, ISO800)
さて、夕食である。食事処に入るとすぐに、かなり大きな生簀がある。50cmクラスの大きな魚も泳いでいる。
「わー！でっかいねー！」「でっかいネー」
娘達も口々に驚いている。
席に向かう途中、嫁さんが「あれっ？」という感じで、客の1人である、若い女性に挨拶をしていた。知り合いかと思ったら、大浴場で子ども達が遊んでしまって自分の身体を洗えなくて困っていたら、その女性が子ども達と遊んでくれたのだそうだ。長女も「おねえさん、こんばんはー！」なんて調子がいい。
さて、通されたのは一番奥の方の席で、残念ながら海側ではなかった。他の家族とは、一応低い柵で区切ってあり、廊下にあたるところとの境には簾も下りているが、個室ではない。
ちょうど日が沈む時間で、段々暗くなっていくのは良かったが、何より天気があまり良くないので夕日は見えない。まあどうせ窓側じゃないんだけど。
給仕担当は、部屋まで案内してくれた女性だった。また満面の笑顔で恭しく4つ指を立てて挨拶してくれた。
お品書きは料理長が筆で書いたという。ちゃんと俺の苗字が書いてあるからちゃんと書いてるんだろう。こういうのってテンション上がるよね。
食前酒として前菜と一緒に置かれた梅酒で嫁さんと乾杯した。そうしたらもちろん子ども達も水の入ったコップで乾杯参戦した。前菜は、野菜がいかにも活きがいい。そしてさすが館山、「ながらみ」もプリプリと肉厚だ。
前菜
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO320)
子ども達には、お子様ランチ的なものが用意されていた。エビフライやらハンバーグやら、なかなか豪華だったのだが、やっぱり甘い果物類からもりもり食ってしまうのだった。
で、親が前菜を食べ終わるかどうかあたりでもう飽きてしまうんである。それで「パーパ、大きなお魚さん見に行きたい」なんて始まるわけだ。
しょうがないので自分のメシを中断して生簀まで連れて行く。すると、その途中に座っている「お風呂のお姉さん」にわざわざ長女がちょっかいを出す。
コラー、とか言いながら生簀まで来ると、今度は抱っこしないと見えない、となる。重いが2人抱えて魚を見せる。巨大なカレイが「何事？」って感じでこちらを一瞥する。
しばらく見てから席に戻るが、もう娘達は食う気がないので遊びたくてしょうがないようだ。しまった、暇つぶしを持ってこなかったのは超ミスジャッジだった。
そのうち、他の席との境の柵に乗っかったり、簾をいじったりしはじめた。
コラーーー！（拡大なし）
(iPhone5, 1/15sec, F2.4, ISO500)
すると、女将さんが来て、「あらあら、危ないから、これ結ぼうねー」なんて言って簾を結んで触れないようにした。
ここで終わったらちょっと冷たい感じだが、女将さん、それから横の棚のところに行ったと思ったら、落書き帳と色鉛筆を持って来てくれた。
これはありがたい。2人ともすぐにお絵描きに夢中になり、俺たちも食事に集中できるようになった。
食事の方は、さすが海鮮がウリだけあって、お造りはこんもりと豪華に盛り付けられたものがやってきた。先ほどの手書きメニューの他に、お造り専用のメニューもついていた。
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO400)
そしてメインは伊勢エビの鍋だ。大きな伊勢エビ1匹をばっつりと縦に2分し、2人で食べる。「夏のトマト鍋」とのことで、ちょっと酸味が利いていてモダンな感じだった。また、鍋としてお約束で、最後にご飯を入れて、カレー風味にして雑炊にしてくれた。
デザートにはドラゴンフルーツが出てきた。酸味が涼しげに感じた。
それでも、前半子どもに気をとられたので、食事としては「あれっ、もう終わっちゃった？」という感じだった。こういう時は子どもの暇つぶしを忘れちゃいかん、という教訓である。
食事を終えて部屋に戻ると、布団が敷いてあった。また子ども達のテンションが上がっちゃってバタバタ騒ぐ。また汗をかく。それで、さっきは大浴場に行かなかった俺が長女を連れて行くことにした。男風呂だからちょっと心配だが、まあ、安くはない宿だから大丈夫だろうと。
大浴場は、洗い場が6つくらいあったかな。さほど広くはない。中風呂は檜と思われる浴槽で、ベランダのように露天になっている方はゴツゴツした岩場風になっていた。
俺達が入った時には、小学生3年生くらいの親子連れと、おじさん1人がいた。
もう先ほど家族風呂で身体は洗ったので、シャワーでさっと流してすぐに中風呂に浸かる。だが、ちょっと湯は熱めだったので、長女はすぐにザバッと上がると、浴槽の縁に立って、なんだかメルヘンチックな即興のお話を始めた。勝手にやらせることにして、俺はのんびり浸からせてもらうことにした。
すると、長女は同じく湯船にいた親子連れに近づいて行くと、年上と思われるその男の子にちょっかいを出し始めた。こらこら、ここは男湯なんだからおとなしくしてなさい！むしろ男の子の方が戸惑ってしまっている。
そのうち、親子連れは上がって、露天のおじさんだけになった。そうしたら、長女は今度はおじさんの方へ行くと「おじさん、こんにちはー！」なんて始めた。こらこらーー！
あがると、脱衣所に先ほどの親子がまだいた。
「明日は海水浴しようねー」なんて長女に話していたら、そのオトーサンが「あの、海水浴ってできるんですか？」なんて話しかけてきた。
あー、男湯に女の子連れて来ることに目くじら立てる神経質な人だったらどうしよう、と思ったけど、全然大丈夫だったようで、少し安心した。
風呂から上がって、嫁さんと少し晩酌していると、子ども達は布団に突っ伏して寝始めた。俺達もほろ酔いのうちに早めに就寝した。
つづく。
nobilesの投稿(23:44:28-2013-08-28) -
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