NOBILES Days
Jump to navigationThe trend of digital camera 2013 (5)
長女は「トマトスパゲッティ」が大好きだ。
ウチから車で10分ほどのところにあるイタリアンのものが特にお気に入りで、ただ通過するだけなのに「あーっ！キーちゃんの大好きなトマトスパゲッチのレストラン屋さん！」と騒ぐほどだ。
だが...そのイタリアンがある日突然...
更地になってた。
確かに、7月ごろまでは「今週のワンコインランチ」なんて小まめに写真をアップしていたFacebookページが、更新されなくなっていた。
9月ごろ、俺たちが最後に行った時には、「Facebookページをいいね！してあるケータイを見せると5%引き」というサービスが終了していたばかりか、壁にかかっていた50インチと思しきテレビがなくなっていた。
でも、いつ行ってもお客さんは何組か入っていたし、それは最後の日も変わらなかった。味もいつも通り美味しかった。それが、秋に入るとともに急に更地。長女も「スパゲッチのレストラン屋さん、壊れちゃった」なんて、少なからずショックだったようだ。
かつてのお気に入りのラーメン屋といい、美味いだけじゃこのギョーカイはやっていけないのかな。店主がパン作りに情熱燃やし過ぎて、体壊して閉店した天然酵母パン屋もあったな。
あーあ、「ちょい贅沢昼メシ」の店が減っちまったな。
さて、デジカメトーク2013。第5回はNikonのミラーレスだ。
Nikon1 AW1
●Nikon AW1
野心的なコンセプトながら、撮像素子が小さいというネガティブばかりがクローズアップされて、イマイチブレーク出来ないNikon1。いやまあ、かく言う俺も、このシリーズを買わない理由のトップはそれだけど (^_^;。だが、1シリーズはどの製品も非常に丁寧な造りでNikonとしては「とりあえずのミラーレス」ではなく、結構マジなんだと思う。
そして今回は、かなり尖った特徴のモデルを投入してきた。レンズ交換式カメラでありながら、防水性能を備え、防水カバーなしの単体で潜水を可能としたAW1だ。
これは結構画期的だ。これまで潜水できるカメラと言えば、防水性能を持つコンパクトカメラか、巨大な防水カバーを装着した一眼レフか、という二択だった。水中で手軽に撮影したいけど、コンパクトカメラの画質では満足できないダイバー達にとっては、1インチの撮像素子のカメラをハダカで運用できるのはとても喜ばしいことであろう。
ただ、潜水するには専用レンズでなくてはならない、というのは足かせになりそうだ。そのレンズラインナップは、まだ標準ズームと単焦点が1本ずつしかない。これに魚眼なんかが加わるとかなり面白くなると思うのだが。これからは通常の1マウントのレンズに加えて、要望が強いものは防水レンズもラインナップしていかねばならず、意外とコストはバカにならないのではないか。
しかしこのAW1、ベースはエントリー機のJ3ということだが、防水だけでなく、高さ2mの対衝撃性能も与えられるため、J3と比べるとガッチリとしたステンレス製のボディとなっている。これはかなり高級感がある。
このようにNikonは、1シリーズについてはますます、いわゆる「メインストリーム」としてのカメラというより、同シリーズにしか出来ない価値の想像に邁進している感がある。
実はこの姿勢はシリーズ当初から変わっていないし、ミラーレスカメラの1ジャンルとして高い評価を与えていいものだと思っている。だって、誰しもが「とりあえずよく写るヤツ」を望んでるわけじゃなくて、「とにかく動きモノに強いヤツ」とか「潜水できるヤツ」とか、もう少し具体的な目的を持ってカメラを欲しがる人だって相当数ずついるはずなのだ。
しかしながら、選んだ撮像素子が1インチだったがばかりに、1シリーズが、世間的にはあまり高い評価ではないのは、返す返すも残念だ。
つづく。
ウチから車で10分ほどのところにあるイタリアンのものが特にお気に入りで、ただ通過するだけなのに「あーっ！キーちゃんの大好きなトマトスパゲッチのレストラン屋さん！」と騒ぐほどだ。
だが...そのイタリアンがある日突然...
更地になってた。
確かに、7月ごろまでは「今週のワンコインランチ」なんて小まめに写真をアップしていたFacebookページが、更新されなくなっていた。
9月ごろ、俺たちが最後に行った時には、「Facebookページをいいね！してあるケータイを見せると5%引き」というサービスが終了していたばかりか、壁にかかっていた50インチと思しきテレビがなくなっていた。
でも、いつ行ってもお客さんは何組か入っていたし、それは最後の日も変わらなかった。味もいつも通り美味しかった。それが、秋に入るとともに急に更地。長女も「スパゲッチのレストラン屋さん、壊れちゃった」なんて、少なからずショックだったようだ。
かつてのお気に入りのラーメン屋といい、美味いだけじゃこのギョーカイはやっていけないのかな。店主がパン作りに情熱燃やし過ぎて、体壊して閉店した天然酵母パン屋もあったな。
あーあ、「ちょい贅沢昼メシ」の店が減っちまったな。
さて、デジカメトーク2013。第5回はNikonのミラーレスだ。
Nikon1 AW1
●Nikon AW1
野心的なコンセプトながら、撮像素子が小さいというネガティブばかりがクローズアップされて、イマイチブレーク出来ないNikon1。いやまあ、かく言う俺も、このシリーズを買わない理由のトップはそれだけど (^_^;。だが、1シリーズはどの製品も非常に丁寧な造りでNikonとしては「とりあえずのミラーレス」ではなく、結構マジなんだと思う。
そして今回は、かなり尖った特徴のモデルを投入してきた。レンズ交換式カメラでありながら、防水性能を備え、防水カバーなしの単体で潜水を可能としたAW1だ。
これは結構画期的だ。これまで潜水できるカメラと言えば、防水性能を持つコンパクトカメラか、巨大な防水カバーを装着した一眼レフか、という二択だった。水中で手軽に撮影したいけど、コンパクトカメラの画質では満足できないダイバー達にとっては、1インチの撮像素子のカメラをハダカで運用できるのはとても喜ばしいことであろう。
ただ、潜水するには専用レンズでなくてはならない、というのは足かせになりそうだ。そのレンズラインナップは、まだ標準ズームと単焦点が1本ずつしかない。これに魚眼なんかが加わるとかなり面白くなると思うのだが。これからは通常の1マウントのレンズに加えて、要望が強いものは防水レンズもラインナップしていかねばならず、意外とコストはバカにならないのではないか。
しかしこのAW1、ベースはエントリー機のJ3ということだが、防水だけでなく、高さ2mの対衝撃性能も与えられるため、J3と比べるとガッチリとしたステンレス製のボディとなっている。これはかなり高級感がある。
このようにNikonは、1シリーズについてはますます、いわゆる「メインストリーム」としてのカメラというより、同シリーズにしか出来ない価値の想像に邁進している感がある。
実はこの姿勢はシリーズ当初から変わっていないし、ミラーレスカメラの1ジャンルとして高い評価を与えていいものだと思っている。だって、誰しもが「とりあえずよく写るヤツ」を望んでるわけじゃなくて、「とにかく動きモノに強いヤツ」とか「潜水できるヤツ」とか、もう少し具体的な目的を持ってカメラを欲しがる人だって相当数ずついるはずなのだ。
しかしながら、選んだ撮像素子が1インチだったがばかりに、1シリーズが、世間的にはあまり高い評価ではないのは、返す返すも残念だ。
つづく。
nobilesの投稿(23:58:24-2013-11-20) -
カテゴリ: Photo
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