NOBILES Days
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今年も、会社の親睦会の余興に参加することになった。
以前も述べた男が中心に企画をしていて、今回も彼の呼びかけで20人近くが集まった。しかも今回は内容のレベルがどっかり上がっている。そして、一部のパートについて、俺が主導してやることになった。なんだか気づくとどっぷりだな (^_^;。
でもなんだろうなぁ、こうやって「金にもならない『バカ』をガチでやる」っていうのは、実に気持ちが良い。失敗してもうまくいってもいい。楽しくみんなと『バカ』できればいいと思う。
Pioneer XPA-700, Apple iPhone6, ADL iD8-A and Focal Spirit Professional
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(45.0mm), 1.0sec, F9.0, ISO100)
前回、前職の製品であるヘッドフォンアンプを買ったことから、前職の入社時の思い出話をした。
さて翻って、そのヘッドフォンアンプXPA-700である。
2年前に、登場を伝えるWebニュースを見たときは、ポータブルが得意とは言えないP社の製品ということで、正直あまり期待していなかった。
ところがその記事を読み進めると、当時ヘッドフォンアンプに求められたフルスペック（DAC内蔵、オーバーサンプリング、バランス駆動、DSD再生、USB-DAC）と言って良い内容に加え、数多く接続することになるケーブルの負担を減らすバンパーの装備、端子の配置などの他社にない独自の特徴が、どう考えても「分かってる」「使い込んでる」人間によるものとしか思えなくて、驚かされた。大きさ重さこそかなり大きな部類だったが、意外にリーズナブルな価格も合わせ、高い完成度であったのだ。
そしてその記事に出て来た企画担当者の顔を見て、全て合点がいった。
そう。入社研修のときにSTAXを使っていた彼。あれから15年以上の歳月を隔てて登場したパイオニア初のポータブルヘッドフォンアンプXPA-700は、彼が企画した製品だったのだ。
だからXPA-700は、彼の執念が詰まった製品と言ってもいいだろう。彼は、この製品の企画を通すために膨大な量の資料を作成し経営層とも激しく戦い、理想の端子配置を実現するために設計ともえらく戦ったと聞く。その結果としてこの「分かってる」形態を製品として完成させたのだから凄いことだと思う。
ちなみに、基板の設計には別の同期の男が携わっている。
俺の先代アンプのADLは、無音部でかなり「サーー」というボトムノイズが聞こえたが、このXPA-700ではほとんど聞こえない。基板設計にもかなり注意が払われたことが想像される。
この製品を企画した彼とは配属がまったく違ったので、入社研修でSTAXの件含めて何度か話して以来、SNSでつながるまでの15年間、実はほとんどコンタクトはなかった。SNSで彼を見つけた頃俺は既に転職してたし。XPA-700の発表よりもだいぶ前から「知り合い？」として表示され、「STAXの彼」であることを認識はしていたが、何しろ直接話した時間が短かったので、友達申請はしていなかった。だが、この製品のことを知って、居ても立っても居られなくなった。その晩には俺は彼に友達申請を送った。彼は快く承諾してくれた。
折しも先代であるADLのアンプを買ってさほど経っていなかったので、XPA-700を買うわけにはいかなかったが、彼とはSNS上で日常を共有し、つながっていた。
それから約2年で、ようやく俺はXPA-700のオーナーになれた。その写真をSNS上にアップしたところ、彼は発売時のノベルティのストックをわざわざ送ってくれた。
そのXPA-700だが、登場から2年経ってもなお、ヘッドフォンアンプとしての実力は一線級であると言って良いだろう。また、俺にとってはこれが、初めての「バランス駆動可能なオーディオ」ということになる。DACこそ1機のみの搭載であるが、以降のアナログ系の回路は左右セパレートで設計されているそうで、かなりバランス駆動に力を入れていると言って良いだろう。
ちなみにバランス駆動とは、スピーカーやヘッドフォンの駆動方法のことである。
一般的に見かける従来型のスピーカーやヘッドフォンは、バランス駆動とは対になる、「アンバランス駆動」されていると思ってまず間違いない。
アンバランス駆動は、L、R、GNDの3極で駆動する。つまり、ボトムの基準となるGNDに対し、左チャンネルと右チャンネルの電圧をそれぞれのアンプ計2台で出力し、スピーカーやヘッドフォンを駆動するのだ。ただ、LRでGNDを共用するため、各チャンネルの電圧に引っ張られてチャンネルセパレーションが悪化しやすい弱点がある。
これに対し、バランス駆動では、L+、L-、R+、R-の4極である。GNDをLとRで共用しないことでチャンネルセパレーションが向上する。また、片チャンネルだけで+（正相）と−（逆相）の2台、合計4台のアンプを用いてユニットをプッシュプルで駆動するので、同じ音量なら1台あたりの負担が減って、余裕を持った駆動が可能になる。ちなみに、アンプの数を減らすため単にLRのGNDを分けるセパレートGNDも少しずつ広まりつつある。
ほんの数年前までバランス出力といえば、超高級オーディオや、プロレベルの音響環境だけのものだった。それが、ヘッドフォンアンプがコンシューマーレベルで一般化してきたあたりから、ぼちぼち採用が見られるようになってきていた。ただ、各社で端子がバラバラで、極めてニッチな傾向に過ぎなかった。
一気にトレンド化するキッカケとなったのは（それでも「ハイレゾ」と比べるとニッチだが...ってか、ハード側がハイレゾハイレゾと騒いでいる割に、ハイレゾ音源の市場が盛り上がっているようには思えない）、韓国iRiverの高級ポータブルオーディオブランド、Astell&Keinがφ2.5mm4極端子を採用して、AK240でバランス駆動に対応したことである。
AK240は25万円近い超高級機だが、その後登場したAK100IIや120IIもバランス駆動対応して、10万円程度の価格で手が届くようになった。
φ2.5mmという貧弱な端子は、性能や強度の面で不安視する声も多くあるが、ある程度の地位を築いたAstell&Keinの積極的な展開に引きずられて、ケーブルメーカーも多く参入してきた。また、スペースを稼ぎたいポータブルオーディオでは都合が良く、後発メーカーでも追従が相次ぎ、バランス出力端子としてデファクトスタンダード化しつつある。
閑話休題。
一方、XPA-700はバランス駆動が可能であるが、その端子はφ2.5mm4極ではなく、RC5204という規格の4極アイリス角型を採用している。これはもともとは監視カメラの絞り（アイリス）をコントロールするための端子の規格だったそうだ。AKがφ2.5mmを持ち出すまでは、ALOオーディオなどのポータブルアンプでそれなりに採用されていた。
そんなわけで、SE530改カスタムをバランス接続できるように、アイリス端子を装備したケーブルも購入しちゃった！
Balanced Output of Pioneer XPA-700
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(45.0mm), 1/5sec, F8.0, ISO800)
ところで、本機の、練りに練られた端子配置では、トビラの写真に示したように、下側にケーブルがはみ出ずに直立することが特徴だ。しかしバランス出力のアイリス端子は本機の下側にある。このままではバランス接続すると本来直立しなくなるはずだ。
だが、ここからが本機の凄いところだ。
まず、一番負担がかかるアイリス端子部分は、重厚なバンパーの奥で接続されるので、しっかり守られている。また、バランスケーブルも、上側に導くケーブルガイドが本機の側面に設けられているので、絡まったり折れ曲がったりしないようになっているのだ。さらに、ケーブルが通る箇所の角が丸められていることも特筆すべきだろう。これはまさに、ポータブルヘッドフォンアンプを10数年に渡って使用してきた、彼ならではの配慮である。
音質面では、先述のボトムノイズの少なさがある。これにより、先代ADLと比べてかなりS/N比が良いように感じられる。音自体もしなやかで繊細に感じる。特に、バランス接続した時の音の立ち上がり、粒立ちがとても気持ち良い。
先代ADLが、割と荒削りというか、元気なタイプだったのと比較すると本機は、実にゴツい外観に似合わず、割と優等生的でオールマイティーなキャラクターを有しているように感じた。
さらに、本機にはDAコンバーターにおけるディジタルフィルターを切り替える機能もある。
これは、低音をあげるだとか、イコライザーをいじるといったものではなく、DA変換時の演算を切り替えるものだ（と、俺は理解した）。だから、これを切り替えると音の立ち上がりや、空間表現が「微妙に」変化する。また、詳しい説明は割愛するが、オーバーサンプリングや、ロックレンジリミッターという機能もフル活用すると、「ディジタルならでは」の音の変化を楽しむことができる。かなりマニアックな追い込みができると言えるだろう。
とにかく、様々な特徴のある本機だが、この面白い特徴は欠点の裏返しともなる。
まず、重い、デカい。だがこれは俺は許容できる。それに、このゴツいボディであるがゆえ、軍事規格並みの耐衝撃性能を誇るそうだ。アーミーマニアだという彼のこだわりだ。
それから、面白い機能を提供してくれるDACを比較的高めの電圧で駆動するために、電池のもちが悪い。これは、小型で電池容量が元より小さい先代ADLよりも、さらにもたない。「え、もう？」ってくらいもたない (^_^;。だから、少し遠出するならUSBバッテリーは必須だ。ま、元より持ち歩いてますけれども。
Pioneer XPA-700 and ADL-X1
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimited, 1/5sec, F4.0, ISO100)
そんなXPA-700だが、欠点はあっても、基本的には満足している。多分、モノが良ければ多少サイズや重さにこだわらないとか、主義や好みの音の傾向が彼と似通ったところがあるんだろう。
ひとまず、しばらくポータブルの再生環境は、iPhone6→XPA-700→SE530改カスタム（バランス）またはFocal Spirit Professional（アンバランス）というセットに落ち着きそうだ。その中心に、元同期たちの汗が詰まった製品があることを、嬉しく思う。
以前も述べた男が中心に企画をしていて、今回も彼の呼びかけで20人近くが集まった。しかも今回は内容のレベルがどっかり上がっている。そして、一部のパートについて、俺が主導してやることになった。なんだか気づくとどっぷりだな (^_^;。
でもなんだろうなぁ、こうやって「金にもならない『バカ』をガチでやる」っていうのは、実に気持ちが良い。失敗してもうまくいってもいい。楽しくみんなと『バカ』できればいいと思う。
Pioneer XPA-700, Apple iPhone6, ADL iD8-A and Focal Spirit Professional
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(45.0mm), 1.0sec, F9.0, ISO100)
前回、前職の製品であるヘッドフォンアンプを買ったことから、前職の入社時の思い出話をした。
さて翻って、そのヘッドフォンアンプXPA-700である。
2年前に、登場を伝えるWebニュースを見たときは、ポータブルが得意とは言えないP社の製品ということで、正直あまり期待していなかった。
ところがその記事を読み進めると、当時ヘッドフォンアンプに求められたフルスペック（DAC内蔵、オーバーサンプリング、バランス駆動、DSD再生、USB-DAC）と言って良い内容に加え、数多く接続することになるケーブルの負担を減らすバンパーの装備、端子の配置などの他社にない独自の特徴が、どう考えても「分かってる」「使い込んでる」人間によるものとしか思えなくて、驚かされた。大きさ重さこそかなり大きな部類だったが、意外にリーズナブルな価格も合わせ、高い完成度であったのだ。
そしてその記事に出て来た企画担当者の顔を見て、全て合点がいった。
そう。入社研修のときにSTAXを使っていた彼。あれから15年以上の歳月を隔てて登場したパイオニア初のポータブルヘッドフォンアンプXPA-700は、彼が企画した製品だったのだ。
だからXPA-700は、彼の執念が詰まった製品と言ってもいいだろう。彼は、この製品の企画を通すために膨大な量の資料を作成し経営層とも激しく戦い、理想の端子配置を実現するために設計ともえらく戦ったと聞く。その結果としてこの「分かってる」形態を製品として完成させたのだから凄いことだと思う。
ちなみに、基板の設計には別の同期の男が携わっている。
俺の先代アンプのADLは、無音部でかなり「サーー」というボトムノイズが聞こえたが、このXPA-700ではほとんど聞こえない。基板設計にもかなり注意が払われたことが想像される。
この製品を企画した彼とは配属がまったく違ったので、入社研修でSTAXの件含めて何度か話して以来、SNSでつながるまでの15年間、実はほとんどコンタクトはなかった。SNSで彼を見つけた頃俺は既に転職してたし。XPA-700の発表よりもだいぶ前から「知り合い？」として表示され、「STAXの彼」であることを認識はしていたが、何しろ直接話した時間が短かったので、友達申請はしていなかった。だが、この製品のことを知って、居ても立っても居られなくなった。その晩には俺は彼に友達申請を送った。彼は快く承諾してくれた。
折しも先代であるADLのアンプを買ってさほど経っていなかったので、XPA-700を買うわけにはいかなかったが、彼とはSNS上で日常を共有し、つながっていた。
それから約2年で、ようやく俺はXPA-700のオーナーになれた。その写真をSNS上にアップしたところ、彼は発売時のノベルティのストックをわざわざ送ってくれた。
そのXPA-700だが、登場から2年経ってもなお、ヘッドフォンアンプとしての実力は一線級であると言って良いだろう。また、俺にとってはこれが、初めての「バランス駆動可能なオーディオ」ということになる。DACこそ1機のみの搭載であるが、以降のアナログ系の回路は左右セパレートで設計されているそうで、かなりバランス駆動に力を入れていると言って良いだろう。
ちなみにバランス駆動とは、スピーカーやヘッドフォンの駆動方法のことである。
一般的に見かける従来型のスピーカーやヘッドフォンは、バランス駆動とは対になる、「アンバランス駆動」されていると思ってまず間違いない。
アンバランス駆動は、L、R、GNDの3極で駆動する。つまり、ボトムの基準となるGNDに対し、左チャンネルと右チャンネルの電圧をそれぞれのアンプ計2台で出力し、スピーカーやヘッドフォンを駆動するのだ。ただ、LRでGNDを共用するため、各チャンネルの電圧に引っ張られてチャンネルセパレーションが悪化しやすい弱点がある。
これに対し、バランス駆動では、L+、L-、R+、R-の4極である。GNDをLとRで共用しないことでチャンネルセパレーションが向上する。また、片チャンネルだけで+（正相）と−（逆相）の2台、合計4台のアンプを用いてユニットをプッシュプルで駆動するので、同じ音量なら1台あたりの負担が減って、余裕を持った駆動が可能になる。ちなみに、アンプの数を減らすため単にLRのGNDを分けるセパレートGNDも少しずつ広まりつつある。
ほんの数年前までバランス出力といえば、超高級オーディオや、プロレベルの音響環境だけのものだった。それが、ヘッドフォンアンプがコンシューマーレベルで一般化してきたあたりから、ぼちぼち採用が見られるようになってきていた。ただ、各社で端子がバラバラで、極めてニッチな傾向に過ぎなかった。
一気にトレンド化するキッカケとなったのは（それでも「ハイレゾ」と比べるとニッチだが...ってか、ハード側がハイレゾハイレゾと騒いでいる割に、ハイレゾ音源の市場が盛り上がっているようには思えない）、韓国iRiverの高級ポータブルオーディオブランド、Astell&Keinがφ2.5mm4極端子を採用して、AK240でバランス駆動に対応したことである。
AK240は25万円近い超高級機だが、その後登場したAK100IIや120IIもバランス駆動対応して、10万円程度の価格で手が届くようになった。
φ2.5mmという貧弱な端子は、性能や強度の面で不安視する声も多くあるが、ある程度の地位を築いたAstell&Keinの積極的な展開に引きずられて、ケーブルメーカーも多く参入してきた。また、スペースを稼ぎたいポータブルオーディオでは都合が良く、後発メーカーでも追従が相次ぎ、バランス出力端子としてデファクトスタンダード化しつつある。
閑話休題。
一方、XPA-700はバランス駆動が可能であるが、その端子はφ2.5mm4極ではなく、RC5204という規格の4極アイリス角型を採用している。これはもともとは監視カメラの絞り（アイリス）をコントロールするための端子の規格だったそうだ。AKがφ2.5mmを持ち出すまでは、ALOオーディオなどのポータブルアンプでそれなりに採用されていた。
そんなわけで、SE530改カスタムをバランス接続できるように、アイリス端子を装備したケーブルも購入しちゃった！
Balanced Output of Pioneer XPA-700
(PentaxK-3, PentaxDA16-45mmF4(45.0mm), 1/5sec, F8.0, ISO800)
ところで、本機の、練りに練られた端子配置では、トビラの写真に示したように、下側にケーブルがはみ出ずに直立することが特徴だ。しかしバランス出力のアイリス端子は本機の下側にある。このままではバランス接続すると本来直立しなくなるはずだ。
だが、ここからが本機の凄いところだ。
まず、一番負担がかかるアイリス端子部分は、重厚なバンパーの奥で接続されるので、しっかり守られている。また、バランスケーブルも、上側に導くケーブルガイドが本機の側面に設けられているので、絡まったり折れ曲がったりしないようになっているのだ。さらに、ケーブルが通る箇所の角が丸められていることも特筆すべきだろう。これはまさに、ポータブルヘッドフォンアンプを10数年に渡って使用してきた、彼ならではの配慮である。
音質面では、先述のボトムノイズの少なさがある。これにより、先代ADLと比べてかなりS/N比が良いように感じられる。音自体もしなやかで繊細に感じる。特に、バランス接続した時の音の立ち上がり、粒立ちがとても気持ち良い。
先代ADLが、割と荒削りというか、元気なタイプだったのと比較すると本機は、実にゴツい外観に似合わず、割と優等生的でオールマイティーなキャラクターを有しているように感じた。
さらに、本機にはDAコンバーターにおけるディジタルフィルターを切り替える機能もある。
これは、低音をあげるだとか、イコライザーをいじるといったものではなく、DA変換時の演算を切り替えるものだ（と、俺は理解した）。だから、これを切り替えると音の立ち上がりや、空間表現が「微妙に」変化する。また、詳しい説明は割愛するが、オーバーサンプリングや、ロックレンジリミッターという機能もフル活用すると、「ディジタルならでは」の音の変化を楽しむことができる。かなりマニアックな追い込みができると言えるだろう。
とにかく、様々な特徴のある本機だが、この面白い特徴は欠点の裏返しともなる。
まず、重い、デカい。だがこれは俺は許容できる。それに、このゴツいボディであるがゆえ、軍事規格並みの耐衝撃性能を誇るそうだ。アーミーマニアだという彼のこだわりだ。
それから、面白い機能を提供してくれるDACを比較的高めの電圧で駆動するために、電池のもちが悪い。これは、小型で電池容量が元より小さい先代ADLよりも、さらにもたない。「え、もう？」ってくらいもたない (^_^;。だから、少し遠出するならUSBバッテリーは必須だ。ま、元より持ち歩いてますけれども。
Pioneer XPA-700 and ADL-X1
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimited, 1/5sec, F4.0, ISO100)
そんなXPA-700だが、欠点はあっても、基本的には満足している。多分、モノが良ければ多少サイズや重さにこだわらないとか、主義や好みの音の傾向が彼と似通ったところがあるんだろう。
ひとまず、しばらくポータブルの再生環境は、iPhone6→XPA-700→SE530改カスタム（バランス）またはFocal Spirit Professional（アンバランス）というセットに落ち着きそうだ。その中心に、元同期たちの汗が詰まった製品があることを、嬉しく思う。
nobilesの投稿(00:41:23-2017-01-23) -
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