NOBILES Days
Jump to navigationThe music are focused on the focal Pt.2 (1/2)
先日、就寝前に、長女とヨメさんが口喧嘩になったそうだ。
長女も小学4年生になり、口が達者になってきて母親に刃向かうことは儘（まま）あることだ。ヨメさんも割と感情的な人なので、子どもと同レベルまで下がって言い争いしてしまう。
結局、仲たがいのままその日は寝たそうだ。あ、念のため、その日俺はバンドのリハだったので午前サマだった（帰ってくるのに2時間かかる）。
ところが翌朝ヨメさんが起きると、一足先に起きていた長女のiPadからケータイにメールが来ていたそうだ。
その内容は、仲違いしたまま寝たその夜に長女が見た夢の話から始まる。若い頃のヨメさんと、まだ小さい頃の次女が、手を振って長女の前から消えてしまったのだという。なぜ2人が若い必要があるのかイマイチ分からんが、まあ夢なんてそんなもんか。
ともかく、長女はそれが大変悲しくて目が覚めてしまったそうだ。
そしてメールは、いかに自分にとって家族が大事で、一緒にいたいか、ということに触れている。そして、「ママから生まれて本当に私は幸せだよ」と結ばれていた。
それでヨメさんも起きて、リビングにいた長女のところに行って、「一体どうしたの？」と聞いたところ、長女は朝からさめざめと泣き始めてしまったようだ。それで、母と娘の仲違いも解消された。
なんだろうなあ、子どもの感性って。そのくせ、いつもは憎まれ口ばーっかなのにね。安心できる相手だからこそ憎まれ口叩くんだろうけど。
さあて。
Focal Listen Professional + iPhone6 + Pioneer XPA-700
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F7.1, ISO1600)
あはははは。一体何個めのヘッドフォンだ！
フランスFocal社のニューモデル、Focal Listen Professionalだ。
いえね、違うんです。
これはFocal Spirit Professionalの後継となる製品であるわけだが、俺はそのモデルを持っている。
Focalは高級オーディオの世界では知る人ぞ知る存在だが、ヘッドフォンでは割と新参である。しかしさすが名門、音質面では特徴を出しつつも、ハイレベルな製品にまとまっていて、大いに気に入っている。
ところが、新参であることは音質以外の面でやはり影響があった。買ってから1ヶ月でヘッドバンドにヒビが入ってしまったのだ。
幸い、販売店が対応してくれて新品に交換してもらえた。それ以降はかなり気をつけて使っていたのだが、2〜3年程度たったある日、他のヘッドフォンを店頭試聴するときに耳から外して首にかけたが最後、その時の捻れでまたヒビが入ってしまった。
それでもしばらくは普通に使えていたが、徐々にヒビも進行し、側圧が弱くなっていった。完全に折れたら困るので透明のテープも巻いた。もうこの時点で恥ずかしくて外では装着できなくなってしまった。まあ正直、外で使うにはバンドの強度がもとより不足していたと思う。
で、超頑丈で、豊富な低音を誇る（＝キャラが異なる）Master & Dynamicに浮気をしていたわけだ。
その後、Focalは10万〜50万円台の超高級ヘッドフォンの投入を経て、いわゆる量販ライン（「Professional」がつかない無印...ただ、筐体の設計の多くが共用）をSpiritからListenに移行した。その際、ヘッドバンドも大きく変わった。
「ああ、俺が送り返したSpirit Professionalが、ちゃんと設計に反映されたんだなー」
なんて他人事に思っていた。
しばらくして、Listenの「Professionalモデル」が登場することを知った。ワインレッドのイヤーパッドがセクシーだと思ったが、まだまだ他人事だった。
ところが、日本での正式発売にあたり、あるキャンペーンが始まった。「前モデル（Spirit Professional）オーナー買い増しキャンペーン」だ。曰く、前モデルのオーナーは、シリアル番号を申告すれば新モデルを10000円引きで買えるというのだ。しかも、下取りではない。
な、なんだって！？
...
...はい、もうアカンやつでした。まんまとキャンペーンに乗りました。
そんなわけで、半ば衝動買い状態で、最新ヘッドフォンFocal Listen Professionalがやってきた。
何しろここのところポータブルオーディオは中古ばっかりだった。久々の新品開封はテンションが上がった。
ケースから現れたFocal Listen Professional
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F2.5, ISO1600)
おお、ケースのグレードが上がっている。Spirit Proは巾着ポーチだったのに、セミハードケースになっている。
ただ、かなり嵩張るので、ポータブル利用を考えている俺にとっては微妙だ。
本体。真っ黒だったSpirit Proから一転、Listen Proではイヤーパッドがワインレッドになった。これはFocalの高級オーディオのカラーリングらしいが、なかなかインパクトがある。しかも、サラッとしているのに、しっとりも感じる不思議な肌触りで蒸れなさそうだ。
そして噂のヘッドバンドは、ちょっと捻っただけでヒビが入ったSpiritとは全く異なるものになった。柔軟性のある樹脂で、かなり捻っても問題ない。多分PioneerのSE-MX9なんかと同じような素材なんだろう。
頭に装着してみる。
...むう。
さすが、阿部寛ばりの面長フランス人達が開発しただけはある。我々「顔平たい族」のように顔の幅がある人種にとっては、かなり側圧が強い。実際、20〜30分ほど装着していたら、エラ、もとい横アゴが少々痛くなってきた。
また、ハウジングのDOF（自由度）が増えて、顔の側面に対する角度を微調整できるようになったのは良いのだが、なまじ動く分、かえって収まりを若干悪くしている気がした。右を動かしたら今度は左が足りない気がする、というように。
一方でもともとSpirit Proでも軽かったのが、さらに軽くなった気がする。いや、実はスペック上はわずかに重くなっているのだが、軽く感じる。側圧が強くなった分頭頂部と重量が分担されてるのかもしれないし、肌触りの良いパッドがそう感じさせるのかもしれない。
音については次回につづく…。
長女も小学4年生になり、口が達者になってきて母親に刃向かうことは儘（まま）あることだ。ヨメさんも割と感情的な人なので、子どもと同レベルまで下がって言い争いしてしまう。
結局、仲たがいのままその日は寝たそうだ。あ、念のため、その日俺はバンドのリハだったので午前サマだった（帰ってくるのに2時間かかる）。
ところが翌朝ヨメさんが起きると、一足先に起きていた長女のiPadからケータイにメールが来ていたそうだ。
その内容は、仲違いしたまま寝たその夜に長女が見た夢の話から始まる。若い頃のヨメさんと、まだ小さい頃の次女が、手を振って長女の前から消えてしまったのだという。なぜ2人が若い必要があるのかイマイチ分からんが、まあ夢なんてそんなもんか。
ともかく、長女はそれが大変悲しくて目が覚めてしまったそうだ。
そしてメールは、いかに自分にとって家族が大事で、一緒にいたいか、ということに触れている。そして、「ママから生まれて本当に私は幸せだよ」と結ばれていた。
それでヨメさんも起きて、リビングにいた長女のところに行って、「一体どうしたの？」と聞いたところ、長女は朝からさめざめと泣き始めてしまったようだ。それで、母と娘の仲違いも解消された。
なんだろうなあ、子どもの感性って。そのくせ、いつもは憎まれ口ばーっかなのにね。安心できる相手だからこそ憎まれ口叩くんだろうけど。
さあて。
Focal Listen Professional + iPhone6 + Pioneer XPA-700
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F7.1, ISO1600)
あはははは。一体何個めのヘッドフォンだ！
フランスFocal社のニューモデル、Focal Listen Professionalだ。
いえね、違うんです。
これはFocal Spirit Professionalの後継となる製品であるわけだが、俺はそのモデルを持っている。
Focalは高級オーディオの世界では知る人ぞ知る存在だが、ヘッドフォンでは割と新参である。しかしさすが名門、音質面では特徴を出しつつも、ハイレベルな製品にまとまっていて、大いに気に入っている。
ところが、新参であることは音質以外の面でやはり影響があった。買ってから1ヶ月でヘッドバンドにヒビが入ってしまったのだ。
幸い、販売店が対応してくれて新品に交換してもらえた。それ以降はかなり気をつけて使っていたのだが、2〜3年程度たったある日、他のヘッドフォンを店頭試聴するときに耳から外して首にかけたが最後、その時の捻れでまたヒビが入ってしまった。
それでもしばらくは普通に使えていたが、徐々にヒビも進行し、側圧が弱くなっていった。完全に折れたら困るので透明のテープも巻いた。もうこの時点で恥ずかしくて外では装着できなくなってしまった。まあ正直、外で使うにはバンドの強度がもとより不足していたと思う。
で、超頑丈で、豊富な低音を誇る（＝キャラが異なる）Master & Dynamicに浮気をしていたわけだ。
その後、Focalは10万〜50万円台の超高級ヘッドフォンの投入を経て、いわゆる量販ライン（「Professional」がつかない無印...ただ、筐体の設計の多くが共用）をSpiritからListenに移行した。その際、ヘッドバンドも大きく変わった。
「ああ、俺が送り返したSpirit Professionalが、ちゃんと設計に反映されたんだなー」
なんて他人事に思っていた。
しばらくして、Listenの「Professionalモデル」が登場することを知った。ワインレッドのイヤーパッドがセクシーだと思ったが、まだまだ他人事だった。
ところが、日本での正式発売にあたり、あるキャンペーンが始まった。「前モデル（Spirit Professional）オーナー買い増しキャンペーン」だ。曰く、前モデルのオーナーは、シリアル番号を申告すれば新モデルを10000円引きで買えるというのだ。しかも、下取りではない。
な、なんだって！？
...
...はい、もうアカンやつでした。まんまとキャンペーンに乗りました。
そんなわけで、半ば衝動買い状態で、最新ヘッドフォンFocal Listen Professionalがやってきた。
何しろここのところポータブルオーディオは中古ばっかりだった。久々の新品開封はテンションが上がった。
ケースから現れたFocal Listen Professional
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F2.5, ISO1600)
おお、ケースのグレードが上がっている。Spirit Proは巾着ポーチだったのに、セミハードケースになっている。
ただ、かなり嵩張るので、ポータブル利用を考えている俺にとっては微妙だ。
本体。真っ黒だったSpirit Proから一転、Listen Proではイヤーパッドがワインレッドになった。これはFocalの高級オーディオのカラーリングらしいが、なかなかインパクトがある。しかも、サラッとしているのに、しっとりも感じる不思議な肌触りで蒸れなさそうだ。
そして噂のヘッドバンドは、ちょっと捻っただけでヒビが入ったSpiritとは全く異なるものになった。柔軟性のある樹脂で、かなり捻っても問題ない。多分PioneerのSE-MX9なんかと同じような素材なんだろう。
頭に装着してみる。
...むう。
さすが、阿部寛ばりの面長フランス人達が開発しただけはある。我々「顔平たい族」のように顔の幅がある人種にとっては、かなり側圧が強い。実際、20〜30分ほど装着していたら、エラ、もとい横アゴが少々痛くなってきた。
また、ハウジングのDOF（自由度）が増えて、顔の側面に対する角度を微調整できるようになったのは良いのだが、なまじ動く分、かえって収まりを若干悪くしている気がした。右を動かしたら今度は左が足りない気がする、というように。
一方でもともとSpirit Proでも軽かったのが、さらに軽くなった気がする。いや、実はスペック上はわずかに重くなっているのだが、軽く感じる。側圧が強くなった分頭頂部と重量が分担されてるのかもしれないし、肌触りの良いパッドがそう感じさせるのかもしれない。
音については次回につづく…。
nobilesの投稿(13:37:57-2018-04-29) -
カテゴリ: Music
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