NOBILES Days
Jump to navigationThe Elder Woman (1)
小欄で度々登場している、森広隆のライブへ行った。メジャーデビューから10周年の記念ライブだと言う。思えば、深夜の「サウンドニュース」で出会ってから10年経ったことになるわけだ。
サウンドニュースは、マイナーなアーティストのプロモーションビデオをバックに天気予報が流れる、メンテナンスのための放送中止直前に放映される番組だ。それだけに、いつも割とどーでもいいアーティストが多かったが、森ちゃんだけは違った。テレビのスイッチに伸ばした俺の腕をむんずと掴んで話さない腕力があった。ちょうど、俺が嫁さんと付き合い始めた頃だったな。
その後彼は残念ながらメジャー契約から転落したが、自主制作を経て、今はインディーズで活動している。根強いファンがいたし、彼自身音楽が好きで好きでたまらない人だったから苦労も厭わなかったんだろう。
その間、俺もいろいろあったけど、その節目節目に彼の音楽が横にあった気がする。同い年だしね。
そんな思いに耽りながらライブに参加した。気合十分なのかMCも少なめで曲をどんどん演奏していった。ゲストコーナー以外は4ピースのバンドスタイルに徹していたのが、またストイックに感じられた。音源化されていない新曲もかなり増えてきた。 このライブの後は制作期間に充てると言っていた。また俺の生活のお供になるアルバムが完成するのかもしれない。
ゲストとして初めて2人揃って登場したDepapepeのギターも圧巻だった。アンコールで2人も参加して演奏した「ゼロ地点」は、壮絶、とでも言っていい迫力だった。
そしてアンコールの最後は、弾き語りによる「いいんです」を歌い上げた。大きくお辞儀をしてステージから去って行く彼の背中を見たら、我慢ならなくなって俺は叫んでいた。
「アルバム待ってるよ！」
彼はにっこりと振り返って、手を振ってステージ袖に消えた。
今後も森広隆が楽しみだ。
次女は2週間ほど前から離乳食を始めた
嫌がることなく、もりもり食っている
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO800)
連日、愚痴みたいな駄長文ばかりで大変恐縮だが、せっかく素敵なトビラ文だった今日もだよ。
どこの会社にもオツボネさま的な人っているよね。
今の会社のオツボネは四捨五入で五十路に手が届きはじめたくらいの人だ。多分昔は美人だったのかなあ、今でも色白だし、顔も凛々しい系で、眼鏡をかけている。背もちょっと高めだ。
そして当初驚いたのは、この人、かなりの高比率でノースリーブを着てるのだ。そこから、丸太のような腕が露になっている。あれでラリアットされたら確実に死ぬと思う。
そんなオツボネさまのメインの業務は、原稿の校正だ。まあ、その点に関しては細かい点も気づくし、なくてはならない存在であるのは間違いない。
だが今回問題とするのはそこではない。
オツボネさまは、資産などの購入と管理も担当している。
実は、半年前に予算がなくてレンタルという形になった、俺と先輩のノートPCの返却期限が迫ってきた。もちろん、申請は出していた。先日、晴れて新しいPCを購入する予算がついた旨、オツボネさまからメールがきた。
よし来たと思い、会社の掲示板にあった「PC購入手順」を見ながら、先輩の分まで2台の電子申請書を作成して送信した。
その翌日だったろうか、部長席にオツボネさまと、事務処理係の女性が集まって部長と話しているのに気づいた。近くを通って自分の席に行こうとすると、その一団に呼び止められた。
事務処理担当の女性が説明してくれたことには、資産の購入は自分で行うのではなく、オツボネさまにスペックを伝えて発注してもらうのが手順だそうなのだ。
後ろに控えたオツボネさまは、まるで仁王立ちのような姿勢でこう言った。
「ねえ、私のメールに書いてあるわよね？メ ー ル 読 ん だ の ？」
...ひぃーー (′Д`;。
しかも悪いことに、部長がその申請書をさっくりと承認してしまったのだという。
横にいたお財布担当のグループリーダーは「それが一番問題です」なんて笑いながら部長に言っていたが、仁王立ちのままのオツボネさまの矛先は完全に俺に向いていた。明確に返事しなかった俺をさらに追い込むかのように繰り返した。
「ねえ、メ ー ル 読 ん だ の ？」
メールに書いてあったんなら、そら記憶にない俺が読んでないってことだな、俺が悪いわな、と思い、素直に謝った。
伝票は、事業部長のところで差し戻してもらう手筈になった。
多分、個人で伝票を書いても、社内手続きとしては問題ないはずだ。だって、PC購入の手順書は会社のボータルのトップの目立つところからすぐに辿れるんだから。ただ、部内の資産管理のために、資産係がまとめて発注しているようだ。
そんなわけで、オツボネさまにPCのスペックを送れば発注するというので、席に戻って先のメールを開いて返信しようとした。ついでに、改めてメールの内容を確認した。
んん？？どこに依頼方法とかが書いてあるんだ？？
...
あ...。
予算が確定した案件のリストがずらずらと10数行並んだその下の文の真ん中へんに、
「発注はこちらでしますので連絡してください」。
...うーーーん。
まあ、広めのモニターなら一応スクロールなしで表示される位置にあるので、読まなかったでは済まないのは間違いないだろう。
でもこの、一番下に大事なことがちょろっと書いてあるっていうのは、「通話料無料！！ただし...」っていう広告みたいなもんではないかい？？
まあ、んなこと言ってもしょうがないので、ムヤムヤを圧し殺してPCのスペックを送った。何しろ伝票を一度全部書いているので、伝票の欄に沿って項目を並べ、担当者はコピペで済むように気を使った。
しばらくして、またオツボネさまからメールが来た。なんだか説教めいた長文が並んでいてまた萎える。 いやー、さっき直接聞きましたんでお腹いっぱいですわー。
すると、またその一番下に、ある一文があった。もう一人の資産管理担当の男性（俺とタメ）に対する指示だった。
「標準PCの発注ですので、そちらでお願いできますか？」
...ああ？？↑↑
あまりにツッコミどころ満載なので箇条書きとさせていただこう。
・だからー、なんで一番大切な"Next Action"が一番下の分かりにくい場所に書いてあるんだ？
・いきなり振られた彼にとっては、最初のお説教文は完全に冗長だよね？っていうか、彼が怒られたのかと思うんじゃないか？
・って言うか、あんだけ偉そうに「私が発注しますから」って言ってたのに、実務は人に振るんか！
・そもそも、俺のメールの割と上の方に「標準外PC」って書いてあるのに、なんで勝手に標準PCになってんだよ。
言わせていただこう。
「ねえ、メ ー ル 読 ん だ の ？」
そうかあ。
きっかりしているように見え、「私がこの部を下支えしてるんですからね」的な態度さえ垣間見えるこの人だが、実際には、
・簡潔なメールが書けない
・自分の尺度でしかモノを考えられない
・人に厳しく自分に甘い
そんなタイプの人だったんだね。
それでも、もう一人の資産管理担当の彼が「あの人のメール、何したらいいのか良く分からないよね」と戸惑いながらも発注してくれたので、無事PC購入の伝票は承認された。
これでオツボネともしばらく絡まないで済むと思っていたが、そうはいかなかった。 ソフトのインストールディスクの管理もオツボネさまの担当だったからだ。
長くなったな (^_^;。まさかの「つづく！」
サウンドニュースは、マイナーなアーティストのプロモーションビデオをバックに天気予報が流れる、メンテナンスのための放送中止直前に放映される番組だ。それだけに、いつも割とどーでもいいアーティストが多かったが、森ちゃんだけは違った。テレビのスイッチに伸ばした俺の腕をむんずと掴んで話さない腕力があった。ちょうど、俺が嫁さんと付き合い始めた頃だったな。
その後彼は残念ながらメジャー契約から転落したが、自主制作を経て、今はインディーズで活動している。根強いファンがいたし、彼自身音楽が好きで好きでたまらない人だったから苦労も厭わなかったんだろう。
その間、俺もいろいろあったけど、その節目節目に彼の音楽が横にあった気がする。同い年だしね。
そんな思いに耽りながらライブに参加した。気合十分なのかMCも少なめで曲をどんどん演奏していった。ゲストコーナー以外は4ピースのバンドスタイルに徹していたのが、またストイックに感じられた。音源化されていない新曲もかなり増えてきた。 このライブの後は制作期間に充てると言っていた。また俺の生活のお供になるアルバムが完成するのかもしれない。
ゲストとして初めて2人揃って登場したDepapepeのギターも圧巻だった。アンコールで2人も参加して演奏した「ゼロ地点」は、壮絶、とでも言っていい迫力だった。
そしてアンコールの最後は、弾き語りによる「いいんです」を歌い上げた。大きくお辞儀をしてステージから去って行く彼の背中を見たら、我慢ならなくなって俺は叫んでいた。
「アルバム待ってるよ！」
彼はにっこりと振り返って、手を振ってステージ袖に消えた。
今後も森広隆が楽しみだ。
次女は2週間ほど前から離乳食を始めた
嫌がることなく、もりもり食っている
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/80sec, F2.5, ISO800)
連日、愚痴みたいな駄長文ばかりで大変恐縮だが、せっかく素敵なトビラ文だった今日もだよ。
どこの会社にもオツボネさま的な人っているよね。
今の会社のオツボネは四捨五入で五十路に手が届きはじめたくらいの人だ。多分昔は美人だったのかなあ、今でも色白だし、顔も凛々しい系で、眼鏡をかけている。背もちょっと高めだ。
そして当初驚いたのは、この人、かなりの高比率でノースリーブを着てるのだ。そこから、丸太のような腕が露になっている。あれでラリアットされたら確実に死ぬと思う。
そんなオツボネさまのメインの業務は、原稿の校正だ。まあ、その点に関しては細かい点も気づくし、なくてはならない存在であるのは間違いない。
だが今回問題とするのはそこではない。
オツボネさまは、資産などの購入と管理も担当している。
実は、半年前に予算がなくてレンタルという形になった、俺と先輩のノートPCの返却期限が迫ってきた。もちろん、申請は出していた。先日、晴れて新しいPCを購入する予算がついた旨、オツボネさまからメールがきた。
よし来たと思い、会社の掲示板にあった「PC購入手順」を見ながら、先輩の分まで2台の電子申請書を作成して送信した。
その翌日だったろうか、部長席にオツボネさまと、事務処理係の女性が集まって部長と話しているのに気づいた。近くを通って自分の席に行こうとすると、その一団に呼び止められた。
事務処理担当の女性が説明してくれたことには、資産の購入は自分で行うのではなく、オツボネさまにスペックを伝えて発注してもらうのが手順だそうなのだ。
後ろに控えたオツボネさまは、まるで仁王立ちのような姿勢でこう言った。
「ねえ、私のメールに書いてあるわよね？メ ー ル 読 ん だ の ？」
...ひぃーー (′Д`;。
しかも悪いことに、部長がその申請書をさっくりと承認してしまったのだという。
横にいたお財布担当のグループリーダーは「それが一番問題です」なんて笑いながら部長に言っていたが、仁王立ちのままのオツボネさまの矛先は完全に俺に向いていた。明確に返事しなかった俺をさらに追い込むかのように繰り返した。
「ねえ、メ ー ル 読 ん だ の ？」
メールに書いてあったんなら、そら記憶にない俺が読んでないってことだな、俺が悪いわな、と思い、素直に謝った。
伝票は、事業部長のところで差し戻してもらう手筈になった。
多分、個人で伝票を書いても、社内手続きとしては問題ないはずだ。だって、PC購入の手順書は会社のボータルのトップの目立つところからすぐに辿れるんだから。ただ、部内の資産管理のために、資産係がまとめて発注しているようだ。
そんなわけで、オツボネさまにPCのスペックを送れば発注するというので、席に戻って先のメールを開いて返信しようとした。ついでに、改めてメールの内容を確認した。
んん？？どこに依頼方法とかが書いてあるんだ？？
...
あ...。
予算が確定した案件のリストがずらずらと10数行並んだその下の文の真ん中へんに、
「発注はこちらでしますので連絡してください」。
...うーーーん。
まあ、広めのモニターなら一応スクロールなしで表示される位置にあるので、読まなかったでは済まないのは間違いないだろう。
でもこの、一番下に大事なことがちょろっと書いてあるっていうのは、「通話料無料！！ただし...」っていう広告みたいなもんではないかい？？
まあ、んなこと言ってもしょうがないので、ムヤムヤを圧し殺してPCのスペックを送った。何しろ伝票を一度全部書いているので、伝票の欄に沿って項目を並べ、担当者はコピペで済むように気を使った。
しばらくして、またオツボネさまからメールが来た。なんだか説教めいた長文が並んでいてまた萎える。 いやー、さっき直接聞きましたんでお腹いっぱいですわー。
すると、またその一番下に、ある一文があった。もう一人の資産管理担当の男性（俺とタメ）に対する指示だった。
「標準PCの発注ですので、そちらでお願いできますか？」
...ああ？？↑↑
あまりにツッコミどころ満載なので箇条書きとさせていただこう。
・だからー、なんで一番大切な"Next Action"が一番下の分かりにくい場所に書いてあるんだ？
・いきなり振られた彼にとっては、最初のお説教文は完全に冗長だよね？っていうか、彼が怒られたのかと思うんじゃないか？
・って言うか、あんだけ偉そうに「私が発注しますから」って言ってたのに、実務は人に振るんか！
・そもそも、俺のメールの割と上の方に「標準外PC」って書いてあるのに、なんで勝手に標準PCになってんだよ。
言わせていただこう。
「ねえ、メ ー ル 読 ん だ の ？」
そうかあ。
きっかりしているように見え、「私がこの部を下支えしてるんですからね」的な態度さえ垣間見えるこの人だが、実際には、
・簡潔なメールが書けない
・自分の尺度でしかモノを考えられない
・人に厳しく自分に甘い
そんなタイプの人だったんだね。
それでも、もう一人の資産管理担当の彼が「あの人のメール、何したらいいのか良く分からないよね」と戸惑いながらも発注してくれたので、無事PC購入の伝票は承認された。
これでオツボネともしばらく絡まないで済むと思っていたが、そうはいかなかった。 ソフトのインストールディスクの管理もオツボネさまの担当だったからだ。
長くなったな (^_^;。まさかの「つづく！」
nobilesの投稿(23:56:01-2011-11-01) -
カテゴリ: Main
コメント
No comments yet
コメントを追加
トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)TrackBack URL
DISALLOWED (TrackBack)
メインページ
Calendar
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 |
NewEntries
最新COMMENTS
■20-07-11 21:47>ああ、あのeh
■20-07-10 01:07>そうです、予
■20-07-09 22:36>あっ、ショー
■20-07-06 07:27>50-34のチェ�
■18-01-05 00:53>おやこれはぱ
■18-01-04 23:56>手出しちゃっ
■15-07-27 23:21>おっと、今か
■15-07-22 11:40>良質な小説読
■15-02-21 09:29>おや、どなた
■15-02-20 08:05>ほー、勉強に
カテゴリ
- All
- Bicycle
- Breast Cancer
- Change Job
- Formula-One
- Gourmet
- Injury
- Mac
- Main
- Monaco
- Music
- Peugeot
- Photo
- Travel
Archives
My Links
NOBILES Web検索
プロフィール
RSS対応
RSS v2.0
RSS v0.91
RSS v1.0
管理
管理室へ携帯用ブログ
携帯用URL