NOBILES Days
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気がつくとこの9月の全ての通勤で、ターミナル駅と家とをチャリで往復した。
延べ10年ばかりチャリ通しているが、月間コンプリートは初めてかもしれない。何しろターミナル駅まで出る手段ときたら、バスは路線長過ぎ・道混み過ぎで時間読めねーし、鉄道のローカル線は本数少な過ぎ・人混み過ぎってな状態で、どちらも極力使いたく無いのだ。
それで多少の雨でも行けるようカッパまで買った。それでも今月2回しか使ってないけどね。
今月の走行距離283.2kmか。当然ながら、今のタイヤに替えてから最長だね！
ハーレーチャリ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/160sec, F4.0, ISO100)
こうやって見ると、サビサビだよね。もう10年を超えたコイツ、いつまでもつかな。
ここのところ、このblogや某SNSで仕事の愚痴を書かなかったのは、言うべきそれが収まったからではない。むしろ重大な局面に立たされたからだ。
これまであのダメリーダーに対して共闘してきた先輩が他のグループに移ることになったのだ。先輩は俺も連れて行くつもりだったが、多分バランスだとか、まあ様々な政治的都合で叶わなかった。
そりゃそれを知った時は落ち込んだよ。どれだけ先輩が俺の前で矢を受けていてくれたことか。
だが、俺がこうした局面に立たされるのは今回が初めてではない。前職を辞めるキッカケは、やはり自分のボスが辞めたからだ。
その時は、最終的には自分が本当にやりたいことに正直になって、その職種に転職したわけだが、見方を変えれば、前職の環境で「一人になること」から逃げたとも言える。
今回は、自分のやりたい仕事がここにある。ここで独り立ちを拒否することは、本当に全てから逃げ出すことになる。俺は、自分の身は自分で守る決意をした。
いや、大げさと思うかもしれないが、この1ヶ月ばかりのリーダーの行動が本当に酷かったのだ。
大きなプロジェクトの統括でありながら何もできないことへの焦りからか、俺に無意味な仕事を振る。先輩が主催したある特定分野の小ミーティングに、ろくに理解もしてないくせに乱入して、トンチンカンな方針を半ば怒鳴り声で押し付ける。自分は瑣末な仕事に没頭し、統括として決めるべきことを何ひとつ決めようとすらしない。多分、決める力がないのだ。
...このままこいつの元で仕事していたらプロジェクトとともに自分まで潰れる。
だから、俺は声を上げた。部長が話を聞いてくれた。リーダーの指示に一貫性がない上に、聞く耳を持たない、感情的になる、と訴えた。ここにおいては、淡々と伝えた。そうでないと、俺の方が感情的になっているだけと思われるからだ。
部長は、改善のためリーダーに何らかの話をすると約束してくれた。
その直後に、リーダーは自分の担当業務が回らないので、君の業務を止めてでも手伝って欲しい、と仕事をぶち込んできた。「あんなの」でも、上司の指示は絶対というのは弁（わきま）えているので、釈然としなくても淡々とこなして渡した。余裕が無いとか言って泣きついたくせに、奴は横柄な態度で受け取ると、さらにミスを見つけて少し厳し目の口調で指摘してきた。淡々と謝って修正した。
それなのに奴はその日、テニスのラケットを抱えて定時で平然と帰って行った。
これにはブチぎれた。うがった見方をすれば（正しい使い方でね）、自分がテニス行きたいために、あぶれた仕事を俺にやらせたようなものだ。
多分、部長がリーダーに話をする前のタイミングだったと思われるが、あえて少し感情も混ぜてその事実を再び部長に訴えた。
部長は、リーダーに、
・部下の気持ちを考えたことがあるか
・上司の指示は絶対だがそれを当たり前と思うな
などを話した上で、3者による会談をセットしてくれた。
いずれは直接ぶつからなくてはならないと思っていたから、冷静な上長の立ち会いのもとというのはかえって好都合だった。
会談の最初にリーダーは、感情的になって済まなかったと平謝りした。「以前から自分でも気にしていて、最近では抑えていると思っていたんだけど...」どこがだよ。この2年で10回くらい見たぞ。
俺は淡々とここ最近に感じたことを述べた。だが、後から端的にまとめると、実はかなりすごい事を言っていたことに気づいた。
・指揮系統ぐちゃくちゃです
・決まってるべきことが何も決まってません
・報告や質問をしたくても、内容分かってないんだから、しようがありません
しかも、これに対するリーダーの返答がすごい。
「あ、そ、そ、それはこのプロジェクトがあまりに巨大過ぎてこなしきれないと言うか、その、何と言うか」
いやいや巨大だからこそどんどん最初に決めるべきこと早く決めなきゃダメでしょ。そんなの、自分が統括として不向きであることを認めたようなものだ。
と言うか、俺はそのしどろもどろの言い訳を聞いて、瞬間的にあるシーンを思い出して呆れを通り越して失笑しそうになった。
彼は1週間ほど前に「例の人」を説教していた。ダメリーダーと例の人が初のコラボをしたというのもスゴイが、案の定、仕事丸投げで例の人は失敗した。
個人的にはどっちもどっちだと思うのだが、リーダーはなぜか「失敗の原因を探って報告してください」と、全て彼が悪いかのような対応をした。
例の人も例の人で、こんな報告をした。
「私はこの仕事は初めてで経験がなかったし、細かいやり方を全部教えてもらえなかったからです」
...「私にはこのプロジェクトがでか過ぎて手が回りません」とほぼ同義である。
しかもその時のリーダーの反応がコレである。
・君はプロなんだから『初めてやった仕事だから』なんて理由にならない
→そうだね、プロなんだから「プロジェクトがでか過ぎるから」なんてのも理由にならないよね。
・一から十まで教わらないと仕事もできないのか
→とっとと担当者割り当てろと部下や派遣社員にまで言われ続けて2ヶ月経ってもできなかった管理職もいますよね？
・仕事に対する意識が甘過ぎる。社会人としてどうかと思う
→思いっっっきり天にツバ吐いたね。
分かってたことだけど、他人に厳しく自分にメチャ甘な管理職だということが良く分かった。
話は部長によって結局玉虫色に向かう。
・仕事なんだから感情的にならない
・よくコミュニケーションとろう
・上司は自分の出した命令の責任を最後まで持つ
・部下にとって上司の命令は絶対
「でも、○○さんは重々分かってるよな」と部長は俺に言った。そりゃもう、筋通すために、この辺の倫理を述べた上で「されど、あれはひどい」と声を上げたんでね。
かくして面談ではリーダーのダメさばかりが浮き彫りになり、俺は何ひとつ取りこぼさず終わったと思う。
しかも俺は最後に深々とお辞儀をしてこうも言ってみた。
「お二方ともお忙しい中、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」
それにしても、話が完全に感情論の方に矮小化していったのは残念だ。もともと声を上げたのも「これじゃプロジェクトが倒れる」という趣旨だったはずなのに。しかも、俺は彼の言い訳やら主張やらを聞きながら、心の中ではその8割方にツッコミを入れていた。まったく納得がいっていないということだ。
まあでも、あれ以来リーダーは借りてきた猫のように大人しくなっている。少なくとも下らん仕事を俺に強要したり、逆ギレしたりすることは大いに減ることだろう。
しかも、プロジェクトの統括は部長が引き取り、他の部分も別のグループリーダーが担当することになり、俺のリーダーはほとんど一担当状態になった。大分仕事が回るようになったんじゃないかな。
延べ10年ばかりチャリ通しているが、月間コンプリートは初めてかもしれない。何しろターミナル駅まで出る手段ときたら、バスは路線長過ぎ・道混み過ぎで時間読めねーし、鉄道のローカル線は本数少な過ぎ・人混み過ぎってな状態で、どちらも極力使いたく無いのだ。
それで多少の雨でも行けるようカッパまで買った。それでも今月2回しか使ってないけどね。
今月の走行距離283.2kmか。当然ながら、今のタイヤに替えてから最長だね！
ハーレーチャリ
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/160sec, F4.0, ISO100)
こうやって見ると、サビサビだよね。もう10年を超えたコイツ、いつまでもつかな。
ここのところ、このblogや某SNSで仕事の愚痴を書かなかったのは、言うべきそれが収まったからではない。むしろ重大な局面に立たされたからだ。
これまであのダメリーダーに対して共闘してきた先輩が他のグループに移ることになったのだ。先輩は俺も連れて行くつもりだったが、多分バランスだとか、まあ様々な政治的都合で叶わなかった。
そりゃそれを知った時は落ち込んだよ。どれだけ先輩が俺の前で矢を受けていてくれたことか。
だが、俺がこうした局面に立たされるのは今回が初めてではない。前職を辞めるキッカケは、やはり自分のボスが辞めたからだ。
その時は、最終的には自分が本当にやりたいことに正直になって、その職種に転職したわけだが、見方を変えれば、前職の環境で「一人になること」から逃げたとも言える。
今回は、自分のやりたい仕事がここにある。ここで独り立ちを拒否することは、本当に全てから逃げ出すことになる。俺は、自分の身は自分で守る決意をした。
いや、大げさと思うかもしれないが、この1ヶ月ばかりのリーダーの行動が本当に酷かったのだ。
大きなプロジェクトの統括でありながら何もできないことへの焦りからか、俺に無意味な仕事を振る。先輩が主催したある特定分野の小ミーティングに、ろくに理解もしてないくせに乱入して、トンチンカンな方針を半ば怒鳴り声で押し付ける。自分は瑣末な仕事に没頭し、統括として決めるべきことを何ひとつ決めようとすらしない。多分、決める力がないのだ。
...このままこいつの元で仕事していたらプロジェクトとともに自分まで潰れる。
だから、俺は声を上げた。部長が話を聞いてくれた。リーダーの指示に一貫性がない上に、聞く耳を持たない、感情的になる、と訴えた。ここにおいては、淡々と伝えた。そうでないと、俺の方が感情的になっているだけと思われるからだ。
部長は、改善のためリーダーに何らかの話をすると約束してくれた。
その直後に、リーダーは自分の担当業務が回らないので、君の業務を止めてでも手伝って欲しい、と仕事をぶち込んできた。「あんなの」でも、上司の指示は絶対というのは弁（わきま）えているので、釈然としなくても淡々とこなして渡した。余裕が無いとか言って泣きついたくせに、奴は横柄な態度で受け取ると、さらにミスを見つけて少し厳し目の口調で指摘してきた。淡々と謝って修正した。
それなのに奴はその日、テニスのラケットを抱えて定時で平然と帰って行った。
これにはブチぎれた。うがった見方をすれば（正しい使い方でね）、自分がテニス行きたいために、あぶれた仕事を俺にやらせたようなものだ。
多分、部長がリーダーに話をする前のタイミングだったと思われるが、あえて少し感情も混ぜてその事実を再び部長に訴えた。
部長は、リーダーに、
・部下の気持ちを考えたことがあるか
・上司の指示は絶対だがそれを当たり前と思うな
などを話した上で、3者による会談をセットしてくれた。
いずれは直接ぶつからなくてはならないと思っていたから、冷静な上長の立ち会いのもとというのはかえって好都合だった。
会談の最初にリーダーは、感情的になって済まなかったと平謝りした。「以前から自分でも気にしていて、最近では抑えていると思っていたんだけど...」どこがだよ。この2年で10回くらい見たぞ。
俺は淡々とここ最近に感じたことを述べた。だが、後から端的にまとめると、実はかなりすごい事を言っていたことに気づいた。
・指揮系統ぐちゃくちゃです
・決まってるべきことが何も決まってません
・報告や質問をしたくても、内容分かってないんだから、しようがありません
しかも、これに対するリーダーの返答がすごい。
「あ、そ、そ、それはこのプロジェクトがあまりに巨大過ぎてこなしきれないと言うか、その、何と言うか」
いやいや巨大だからこそどんどん最初に決めるべきこと早く決めなきゃダメでしょ。そんなの、自分が統括として不向きであることを認めたようなものだ。
と言うか、俺はそのしどろもどろの言い訳を聞いて、瞬間的にあるシーンを思い出して呆れを通り越して失笑しそうになった。
彼は1週間ほど前に「例の人」を説教していた。ダメリーダーと例の人が初のコラボをしたというのもスゴイが、案の定、仕事丸投げで例の人は失敗した。
個人的にはどっちもどっちだと思うのだが、リーダーはなぜか「失敗の原因を探って報告してください」と、全て彼が悪いかのような対応をした。
例の人も例の人で、こんな報告をした。
「私はこの仕事は初めてで経験がなかったし、細かいやり方を全部教えてもらえなかったからです」
...「私にはこのプロジェクトがでか過ぎて手が回りません」とほぼ同義である。
しかもその時のリーダーの反応がコレである。
・君はプロなんだから『初めてやった仕事だから』なんて理由にならない
→そうだね、プロなんだから「プロジェクトがでか過ぎるから」なんてのも理由にならないよね。
・一から十まで教わらないと仕事もできないのか
→とっとと担当者割り当てろと部下や派遣社員にまで言われ続けて2ヶ月経ってもできなかった管理職もいますよね？
・仕事に対する意識が甘過ぎる。社会人としてどうかと思う
→思いっっっきり天にツバ吐いたね。
分かってたことだけど、他人に厳しく自分にメチャ甘な管理職だということが良く分かった。
話は部長によって結局玉虫色に向かう。
・仕事なんだから感情的にならない
・よくコミュニケーションとろう
・上司は自分の出した命令の責任を最後まで持つ
・部下にとって上司の命令は絶対
「でも、○○さんは重々分かってるよな」と部長は俺に言った。そりゃもう、筋通すために、この辺の倫理を述べた上で「されど、あれはひどい」と声を上げたんでね。
かくして面談ではリーダーのダメさばかりが浮き彫りになり、俺は何ひとつ取りこぼさず終わったと思う。
しかも俺は最後に深々とお辞儀をしてこうも言ってみた。
「お二方ともお忙しい中、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」
それにしても、話が完全に感情論の方に矮小化していったのは残念だ。もともと声を上げたのも「これじゃプロジェクトが倒れる」という趣旨だったはずなのに。しかも、俺は彼の言い訳やら主張やらを聞きながら、心の中ではその8割方にツッコミを入れていた。まったく納得がいっていないということだ。
まあでも、あれ以来リーダーは借りてきた猫のように大人しくなっている。少なくとも下らん仕事を俺に強要したり、逆ギレしたりすることは大いに減ることだろう。
しかも、プロジェクトの統括は部長が引き取り、他の部分も別のグループリーダーが担当することになり、俺のリーダーはほとんど一担当状態になった。大分仕事が回るようになったんじゃないかな。
nobilesの投稿(23:25:23-2012-09-29) -
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