NOBILES Days
Jump to navigationThe trend of digital camera 2015 - vol.3
毎年恒例のイチゴ狩りに行った。子どもたちがイチゴ大好きというのはもちろん、大人も、空いた道で快調にドライブして、田舎の風景に癒されるのだ。
3連休の最終日なので混んでいるかどうかが心配だったし、2日でイチゴが取り尽くされていないかも懸念していた。だが、よく行くイチゴ園はかなり大規模で、ちゃんと3連休を計算して、開放するハウスをコントロールしている様子がブログで読み取れたので、開演時間のちょい前を狙って向かった。問題なく入れて、いろいろな種類のイチゴをみんな楽しめた。人はかなり多かったけど。
イチゴ狩りの後の昼メシは、これも恒例の「漁師メシ」の店へ行った。
開店直後から行っているこの店は、かなり評判も良く、混雑するようになってきていたので、11時半頃を狙って行った。着くと、まだ車もそう駐まっていない。これなら並ばず入れそうだ。
ところが店に入ると、座敷だったところが椅子に変わっていて驚いた。年末にオーナーが変わったらしく、一見綺麗で豪華になった。しかし、店の各所にあった生簀は減り、綺麗な印刷になったメニューも、中身は減った。最強と思われた「なめろう丼」も消えていた。どう見ても見た目だけ良くしてコストは抑える方向だ。
味は変わらず美味しいけど、良く言えば上品に、正直言えばこじんまりしてしまった印象だ。豪快さと繊細さの同居していたあの店はもうなくなってしまったようだ。極めて残念だ。
まあ、イチゴ狩り自体は楽しめたけどね。
Strawbelly
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/200sec, F7.1, ISO200)
さて、デジカメトーク2015の第3弾だ。
前回、あまりにも浮世離れしたゲテモノから入ってしまったので、次はこれ。
・Panasonic DMC-GM5
Panasonic DMC-GM5
うああああああ ((ﾟﾟддﾟﾟ ))！！
ヤバいDeath。今もっとも私の心を惑わす、ヤバいカメラこそ、このGM5なのDeath！
おちつけ！
...うむ。
では解説しよう。GM5はマイクロフォーサーズ規格の、いわゆるミラーレスカメラである。
一見あまりに「普通のカメラ」っぽい外見を持つこのGM5の何がヤバいのか。
ヤバいのだ！！
このGM5は、最近流行りの、いわゆる「高級コンパクト」のどの機種と比べても同等以下の小ささなのである。それでいて、フォーサーズ規格ということは、高級コンパクトで一般的になりつつある1インチと比べ、面積にして2倍近い撮像素子を積んでいることになるわけだ。それでいてレンズまで交換できる。ヤバい。ヤバいぜ！！！
GM5とSONY RX100mk2
おちつけ！
ふーー。
...うむ。そもそもこのGMシリーズは、先代のGM1からほぼこのサイズとなった。その時からヤバかった。
単に小さいからヤバかったのではない。徹底的に小型化したこと自体も高く評価したいがそれよりもだ。GMは明確に、ライトユーザーよりも、ある程度カメラが好きな人を指向して作られている。ここに価値がある。
いかにもカメラ然としたスタイルもそうだし、同じ小型化路線のGFシリーズのような、コンパクトカメラ的な操作感とは異なる、従来からの「カメラの作法」に則った、どちらかというと一眼レフの系統の操作性を採用していることもそうだ。
ただ、GM1はビューファインダー（EVF）を搭載していない事もあって、撮影スタイル自体はコンパクトカメラと同じにならざるを得なかった。また、十字キーと一体化したロータリーコントローラーがイマイチで、回してるつもりが十字キーを押してしまう誤動作が多かった。これには閉口した。
ところが、GM5はどうだ。僅かに高さ寸法を増しただけなのにEVFを内蔵し、ロータリーコントローラーも独立させてきた。
その代わりにフラッシュが廃止され、背面モニターも、同じ対角3インチながら、16:9と縦に縮んだものに変わってしまった。普通の一眼系の3:2より縦が長い4:3のフォーサーズにとってはますます無駄な画素が多くなり、画像表示域が狭くなる変更である。
だがファインダーの搭載は、これらのネガを補って余りあるポジである。決してその表示倍率は高くはないが、ファインダーで構えるだけで手ブレを大きく低減できる。コンパクトカメラの構え方は極めて手ぶれしやすいということを、もっと世間は知るべきである。いくら強力な手ぶれ補正機能入れても、それが徒花になるくらいブレるんだからね。
手ぶれ低減の意味からも、撮影に集中する意味からも、はっきり言って、どんなカメラにもファインダーは必需品だと個人的には思っているので、この極小ボディにEVFを搭載したPanasonicには、大いに拍手を送りたいのだ。えらい！！
おちつけってのっ！
ふーふー。
...うむ。
極小ボディながら、画質面では理論上、上位機種のGX7と同等である。
ただし、劇的に小型化したシャッターユニットの代償として、1/500秒より速いシャッタースピードでは電子シャッターに切り替わるため、動体相手ではローリングシャッター歪みが発生するし、場面によってはフレアやゴーストが発生する可能性はある（GM1も同様である）。
まあそもそもが万能カメラとは言えない。このカメラに望遠レンズ付けて、運動会などで動体を本格的に撮影しようというのは厳しい。軽すぎるのだ。
だからこそ逆に、さっと取り出してパチパチと撮るスナップ的な使い方においては、もはや最強だと言えるだろう。このサイズならではの気軽なスタイルで、フォーサーズの画質が手に入るとはいうのは事件的である。一眼レフユーザーのサブカメラとしてのすべての要件を満たしているんじゃなかろうか。
いやはや...
ほ し い ！ （爆）
つづく。
3連休の最終日なので混んでいるかどうかが心配だったし、2日でイチゴが取り尽くされていないかも懸念していた。だが、よく行くイチゴ園はかなり大規模で、ちゃんと3連休を計算して、開放するハウスをコントロールしている様子がブログで読み取れたので、開演時間のちょい前を狙って向かった。問題なく入れて、いろいろな種類のイチゴをみんな楽しめた。人はかなり多かったけど。
イチゴ狩りの後の昼メシは、これも恒例の「漁師メシ」の店へ行った。
開店直後から行っているこの店は、かなり評判も良く、混雑するようになってきていたので、11時半頃を狙って行った。着くと、まだ車もそう駐まっていない。これなら並ばず入れそうだ。
ところが店に入ると、座敷だったところが椅子に変わっていて驚いた。年末にオーナーが変わったらしく、一見綺麗で豪華になった。しかし、店の各所にあった生簀は減り、綺麗な印刷になったメニューも、中身は減った。最強と思われた「なめろう丼」も消えていた。どう見ても見た目だけ良くしてコストは抑える方向だ。
味は変わらず美味しいけど、良く言えば上品に、正直言えばこじんまりしてしまった印象だ。豪快さと繊細さの同居していたあの店はもうなくなってしまったようだ。極めて残念だ。
まあ、イチゴ狩り自体は楽しめたけどね。
Strawbelly
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/200sec, F7.1, ISO200)
さて、デジカメトーク2015の第3弾だ。
前回、あまりにも浮世離れしたゲテモノから入ってしまったので、次はこれ。
・Panasonic DMC-GM5
Panasonic DMC-GM5
うああああああ ((ﾟﾟддﾟﾟ ))！！
ヤバいDeath。今もっとも私の心を惑わす、ヤバいカメラこそ、このGM5なのDeath！
おちつけ！
...うむ。
では解説しよう。GM5はマイクロフォーサーズ規格の、いわゆるミラーレスカメラである。
一見あまりに「普通のカメラ」っぽい外見を持つこのGM5の何がヤバいのか。
ヤバいのだ！！
このGM5は、最近流行りの、いわゆる「高級コンパクト」のどの機種と比べても同等以下の小ささなのである。それでいて、フォーサーズ規格ということは、高級コンパクトで一般的になりつつある1インチと比べ、面積にして2倍近い撮像素子を積んでいることになるわけだ。それでいてレンズまで交換できる。ヤバい。ヤバいぜ！！！
GM5とSONY RX100mk2
おちつけ！
ふーー。
...うむ。そもそもこのGMシリーズは、先代のGM1からほぼこのサイズとなった。その時からヤバかった。
単に小さいからヤバかったのではない。徹底的に小型化したこと自体も高く評価したいがそれよりもだ。GMは明確に、ライトユーザーよりも、ある程度カメラが好きな人を指向して作られている。ここに価値がある。
いかにもカメラ然としたスタイルもそうだし、同じ小型化路線のGFシリーズのような、コンパクトカメラ的な操作感とは異なる、従来からの「カメラの作法」に則った、どちらかというと一眼レフの系統の操作性を採用していることもそうだ。
ただ、GM1はビューファインダー（EVF）を搭載していない事もあって、撮影スタイル自体はコンパクトカメラと同じにならざるを得なかった。また、十字キーと一体化したロータリーコントローラーがイマイチで、回してるつもりが十字キーを押してしまう誤動作が多かった。これには閉口した。
ところが、GM5はどうだ。僅かに高さ寸法を増しただけなのにEVFを内蔵し、ロータリーコントローラーも独立させてきた。
その代わりにフラッシュが廃止され、背面モニターも、同じ対角3インチながら、16:9と縦に縮んだものに変わってしまった。普通の一眼系の3:2より縦が長い4:3のフォーサーズにとってはますます無駄な画素が多くなり、画像表示域が狭くなる変更である。
だがファインダーの搭載は、これらのネガを補って余りあるポジである。決してその表示倍率は高くはないが、ファインダーで構えるだけで手ブレを大きく低減できる。コンパクトカメラの構え方は極めて手ぶれしやすいということを、もっと世間は知るべきである。いくら強力な手ぶれ補正機能入れても、それが徒花になるくらいブレるんだからね。
手ぶれ低減の意味からも、撮影に集中する意味からも、はっきり言って、どんなカメラにもファインダーは必需品だと個人的には思っているので、この極小ボディにEVFを搭載したPanasonicには、大いに拍手を送りたいのだ。えらい！！
おちつけってのっ！
ふーふー。
...うむ。
極小ボディながら、画質面では理論上、上位機種のGX7と同等である。
ただし、劇的に小型化したシャッターユニットの代償として、1/500秒より速いシャッタースピードでは電子シャッターに切り替わるため、動体相手ではローリングシャッター歪みが発生するし、場面によってはフレアやゴーストが発生する可能性はある（GM1も同様である）。
まあそもそもが万能カメラとは言えない。このカメラに望遠レンズ付けて、運動会などで動体を本格的に撮影しようというのは厳しい。軽すぎるのだ。
だからこそ逆に、さっと取り出してパチパチと撮るスナップ的な使い方においては、もはや最強だと言えるだろう。このサイズならではの気軽なスタイルで、フォーサーズの画質が手に入るとはいうのは事件的である。一眼レフユーザーのサブカメラとしてのすべての要件を満たしているんじゃなかろうか。
いやはや...
ほ し い ！ （爆）
つづく。
nobilesの投稿(23:17:56-2015-01-13) -
カテゴリ: Photo
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