NOBILES Days
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結局、残念な結果に終わってしまった。もはやほとんど運と言えるPKを勝ち取れなかったのは、それこそ勝負師としての星がなかったということか。
でも、昨日のコメント欄でごちゃごちゃ書いたが、日本の現在のランキングから考えてもそれ以上の結果を出したんだから、サッカーに関して門外漢の俺から見れば「それで認めないで何を認めるの？」と思うのだ。
直前で主義を捨てて現実路線に走った？そんなんであっさり16強残れるくらい甘い世界なのか？実はずっと前からいろいろ検証してたんじゃないのか？
いや、ほんと、サッカー分からないんでほんとシロート考えで申し訳なさ過ぎなんだけど (^_^;。
2006年のあの日々（これはクロアチア戦ね）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/20sec, F2.8, ISO125)
W杯を観てるうちに、昨日書いた日韓大会の時のことや、前回ドイツ大会のことなどが次々と記憶に蘇ってきた。
思い返せば、前回大会の時はまだ前職だったし、そもそも事業所が移る前だった（移ることは決まってたけど）。このブログもまだ始めていなかった頃だな。
一次リーグの初戦のオーストラリア戦のことは、今でもよく覚えている。
まだ埼玉にあった会社近くの同期の家に10人近く集まり、彼が買ったばかりのバイオニアの42インチハイビジョンプラズマテレビでパブリックビューイングをしたのだった。
その時はまだパイオニアがテレビに力を入れていて、しかも高い評価を得たKUROではなく、PureVisionという商品名だった頃だ。それでも、42インチという平面に描き出される奥行きのあるスタジアムの映像は選手の表情すらハッキリ分かるくらい鮮明で衝撃的だった。
気の知れた仲間どうしだ。ユニフォームやタオルなど、皆思い思いの応援グッズなんか持ち込み、家主の彼が用意したビールサーバーでどんどん飲んで盛り上がった。中村俊輔がフリーキックを決めてリードして迎えたハーフタイムはこれ以上ない気持ち良さだった。
後半も、「このまま勝ったら、朝までここで二次会やっちゃう？」「おーい、集合住宅だから勘弁してくれよー」などとお互い軽口を叩いていた。
...それが、わずか10分足らずで暗転した。
ご存知の通り、ヒディンク監督率いるオーストラリアに立て続けに3点を奪われ、日本は惨めな敗戦に終わった。
二次会まっしぐらだった俺たちのテンションも一気に冷え切った。言葉が出なかった。そして程なく、誰ともなく「帰ろうか」と、何人かずつポツポツと流れ解散のようになってしまった。
俺もチャリで30分の当時の自宅への帰路についた。
着込んだ日本代表（18番小野・2002日韓仕様）のユニフォームも虚しく、夜道を進むと、途中の少し大きな駅に差しかかった。やはり同じように仲間でサッカーを観ていたらしい集団が何組か道に出てきていた。皆、衝撃的な敗戦でちっとも楽しそうじゃなかった。繁華街でかなり明るいはずなのに、もう深夜であるかのような暗さに感じられた。
あの敗戦の後のこの静けさ、寂しさは昨日書いた、2002年の成田の静まり返ったロビーなみにトラウマと言っていい。
あれから4年。たったの4年だ。
その間に俺は会社が移転し、自宅も合わせて引っ越した。
それから...ただでさえ大赤字を叩いていた会社は、それでも健全だったはずの財務体質まで急激に悪化させ、俺も初めて早期優遇退職の対象になった。
せっかく有能なボスの下についたのに、彼はその早期優遇で辞めた。そして俺も、それには応募しなかったが、結局職を転じた。
一方で、この間に大切な娘に恵まれた。父という重い重い、しかし嬉しい肩書きが加わったのだ。男の育休もとった。
当時友人の買った42インチに驚かされたテレビは、今やKUROの最終モデル、フルハイビジョンの50インチを所有するに至った。車も新しくなった。一眼レフを買ったのもこの4年だ。
そして様々な理由で、会社から遠く離れた現在の住まいに再び引っ越しをした。その直前には、右膝の腱を断裂して3ヶ月間社会生活から離脱した。
転職して2ヶ月でまた会社が移転したので、4年間で4つの職場、3つの住まいを転々としていることになる。本当に目まぐるしいとしか言いようがない4年間だった。その前の4年間だって、結婚だのなんだのいろいろあったけど、波乱万丈ぶりでは比にならない。
でも、この4年間で変わらなかった数少ないものがある。バンドだ。
4年前のちょうどこの時期に二人が加入してから、その後は一人が交代、一人が追加加入した以外、メンバーチェンジもなく順調に活動してきた。
多分、こうしてバンドが不動だったからこそ、気持ちの拠り所であり、様々な出来事を乗り越えて来れたのかな、とも思う。
そんなバンド、Loop on pooL。未だにその活動は衰えない。
さあ、今週末はライブだ！
LOP the 9th
Day=3rd.Jul.2010(Sat)
Open=18:30, Our Stage=19:30
Charge=2000yen+1drink
@Shibuya Crocodile
でも、昨日のコメント欄でごちゃごちゃ書いたが、日本の現在のランキングから考えてもそれ以上の結果を出したんだから、サッカーに関して門外漢の俺から見れば「それで認めないで何を認めるの？」と思うのだ。
直前で主義を捨てて現実路線に走った？そんなんであっさり16強残れるくらい甘い世界なのか？実はずっと前からいろいろ検証してたんじゃないのか？
いや、ほんと、サッカー分からないんでほんとシロート考えで申し訳なさ過ぎなんだけど (^_^;。
2006年のあの日々（これはクロアチア戦ね）
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm), ProgramMode, 1/20sec, F2.8, ISO125)
W杯を観てるうちに、昨日書いた日韓大会の時のことや、前回ドイツ大会のことなどが次々と記憶に蘇ってきた。
思い返せば、前回大会の時はまだ前職だったし、そもそも事業所が移る前だった（移ることは決まってたけど）。このブログもまだ始めていなかった頃だな。
一次リーグの初戦のオーストラリア戦のことは、今でもよく覚えている。
まだ埼玉にあった会社近くの同期の家に10人近く集まり、彼が買ったばかりのバイオニアの42インチハイビジョンプラズマテレビでパブリックビューイングをしたのだった。
その時はまだパイオニアがテレビに力を入れていて、しかも高い評価を得たKUROではなく、PureVisionという商品名だった頃だ。それでも、42インチという平面に描き出される奥行きのあるスタジアムの映像は選手の表情すらハッキリ分かるくらい鮮明で衝撃的だった。
気の知れた仲間どうしだ。ユニフォームやタオルなど、皆思い思いの応援グッズなんか持ち込み、家主の彼が用意したビールサーバーでどんどん飲んで盛り上がった。中村俊輔がフリーキックを決めてリードして迎えたハーフタイムはこれ以上ない気持ち良さだった。
後半も、「このまま勝ったら、朝までここで二次会やっちゃう？」「おーい、集合住宅だから勘弁してくれよー」などとお互い軽口を叩いていた。
...それが、わずか10分足らずで暗転した。
ご存知の通り、ヒディンク監督率いるオーストラリアに立て続けに3点を奪われ、日本は惨めな敗戦に終わった。
二次会まっしぐらだった俺たちのテンションも一気に冷え切った。言葉が出なかった。そして程なく、誰ともなく「帰ろうか」と、何人かずつポツポツと流れ解散のようになってしまった。
俺もチャリで30分の当時の自宅への帰路についた。
着込んだ日本代表（18番小野・2002日韓仕様）のユニフォームも虚しく、夜道を進むと、途中の少し大きな駅に差しかかった。やはり同じように仲間でサッカーを観ていたらしい集団が何組か道に出てきていた。皆、衝撃的な敗戦でちっとも楽しそうじゃなかった。繁華街でかなり明るいはずなのに、もう深夜であるかのような暗さに感じられた。
あの敗戦の後のこの静けさ、寂しさは昨日書いた、2002年の成田の静まり返ったロビーなみにトラウマと言っていい。
あれから4年。たったの4年だ。
その間に俺は会社が移転し、自宅も合わせて引っ越した。
それから...ただでさえ大赤字を叩いていた会社は、それでも健全だったはずの財務体質まで急激に悪化させ、俺も初めて早期優遇退職の対象になった。
せっかく有能なボスの下についたのに、彼はその早期優遇で辞めた。そして俺も、それには応募しなかったが、結局職を転じた。
一方で、この間に大切な娘に恵まれた。父という重い重い、しかし嬉しい肩書きが加わったのだ。男の育休もとった。
当時友人の買った42インチに驚かされたテレビは、今やKUROの最終モデル、フルハイビジョンの50インチを所有するに至った。車も新しくなった。一眼レフを買ったのもこの4年だ。
そして様々な理由で、会社から遠く離れた現在の住まいに再び引っ越しをした。その直前には、右膝の腱を断裂して3ヶ月間社会生活から離脱した。
転職して2ヶ月でまた会社が移転したので、4年間で4つの職場、3つの住まいを転々としていることになる。本当に目まぐるしいとしか言いようがない4年間だった。その前の4年間だって、結婚だのなんだのいろいろあったけど、波乱万丈ぶりでは比にならない。
でも、この4年間で変わらなかった数少ないものがある。バンドだ。
4年前のちょうどこの時期に二人が加入してから、その後は一人が交代、一人が追加加入した以外、メンバーチェンジもなく順調に活動してきた。
多分、こうしてバンドが不動だったからこそ、気持ちの拠り所であり、様々な出来事を乗り越えて来れたのかな、とも思う。
そんなバンド、Loop on pooL。未だにその活動は衰えない。
さあ、今週末はライブだ！
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nobilesの投稿(23:55:00-2010-06-30) -
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